二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》
- 日時: 2017/02/21 16:31
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
どうも、ピコパです!
ポケモンナイト2もいよいよクライマックス!ということで新たに作品を作ってみようと思いまして………どこまで続くんでしょうね、見当もつかないです。
結構大事な時期なんで更新は不定期になりますがそれでもよければよろしくお願いいたします。
ではあらすじ
天空にあるという王国大陸『イスルガンド』は自然に包まれた平和な世界。まさに天国と呼ぶに相応しいこの大陸に、ある日機械化によりすっかり汚れた下界『ベルパス』が襲撃してきました。イスルガンドはなんとかして撃退したものの、いつ戦争になってもいいように学校を創立しました。
そこに通う一人の青年は至って普通の青年ですが、後に彼は大きな運命の渦に巻き込まれていくのです………
今回のテーマは『失くした物を取り戻す』です。
キャラシート >>01
キャラ一覧
イスルガンド勢
クラスメイト
・アテム >>05
・ミコー >>07
・クラウド >>08
・デルティス >>14
・バアル >>15
・ミラ >>18
モブ(何人でも)
ベルパス勢
・ギルガ >>10
・メイシュ >>10
兵器生産担当
・
・
進軍指揮担当
・
・
モブ(何人でも)
プロローグ 空と大地の狭間にて
>>11
第1章 その少年、普通なり
>>12 >>13 >>17 >>20 >>21
第2章 ポケモンナイトの本領
>>22 >>23 >>24
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.21 )
- 日時: 2017/02/06 22:37
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
パーティーの翌朝、僕達は学校の中心に立つセントラルタワーに呼ばれた。セントラルタワーとはポケモンナイトの仕事を統括している場所でそこから仕事の詳細を聞き仕事に臨む。内部の装飾を見回していると奥からスーツを着て飄々とした男の人とメガネをかけたいかにも秘書っぽい女の人が出てきた。
「やあ初心者諸君、僕はマカタ。君達と同じく今年からここに転属したんだ。よろしくね。」
「同じく転属しました、秘書のセシナです、よろしくお願いいたします。」
どうやら別の学校から転属してきたらしい。その学校でもマネジメントの仕事をしていたらしく存分に辣腕を振るっていたという。すると早速マカタ司令官が書類を配り始めた。
「荷物運び…………ですか?」
「そうだよ。まずは軽ーい仕事である程度君達の活躍ぶりを見てみたい、それ次第で今後の仕事の内容が決まるから頑張って!………まあ最初だから失敗することもあるかもしれないけど、そこで諦めないのが上達するコツさ。」
「へえ………この仕事はあたしに向いてるね!」
「………さっさと終わらせて、早く寝よ………」
こうして初めてのミッションが始まった。
荷物運びの依頼を出したのはとある小さな村だった。採れた野菜を町に運ぶのを手伝ってほしいのだという。量が多く道によっては野生のポケモンが襲ってくることもあるので荷物運び以外にも仕事が多い。
「じゃあ俺とアテムとバアルは箱を持つから、残りの3人は護衛を頼もうか。」
「了解。確かに男の子とかに任せたほうがいいわね。」
「う………結構重い…………」
「なんだー?だらしないぞアテム!」
「バアルさんが力強いんだよ………」
クラウド君達は木箱を2つ持てるのに対し僕は1個で限界だ。しかもちょっと距離があり道が悪く荷車は使えない。なるほどこれは確かに助けがいるな。
「悪いねぇ、今年は豊作でたくさん採れたんだよ。辛いかもしんないけど頑張っておくれ。」
「は、はい!頑張ります!」
しばらく歩いていると山道に入った。木々が目立ち少しずつ野生のポケモンが確認できる。少しでも傾斜があるだけで負荷が倍近くかかる気がするけど、そんなこと知ったことかとクラウド君達は平然と運んでいる。
「……………気をつけてね。石とかあるから転ばないようにね。」
「アテム君辛そうだけど大丈夫………?僕が持とうか?」
「だ、大丈夫だよミラさん………ハァ………ハァ………」
なんとか山頂までたどり着き僕達はいったん休憩をとることにした。依頼したお婆さんが作ってくれたお茶やお弁当を食べながら疲れを取る。これで半分近くは越えたらしいけどものすごく大変だ………小さい仕事だけど人の役に立てるのならやりがいがある。なんてったって個性の無い僕でも人の役に立てるんだ、これほど嬉しいことはない。
「うっし!腹ごしらえもしたし、行くか!」
「………………待って、敵がいる。」
「お腹を空かせてご機嫌ななめってところかしらね。」
目の前にコラッタを引き連れたラッタが現れた。畑の作物を食べてしまう困り者なのだという。各自武器を取り出してコラッタを追い払う。
「あっちいけ!しっしっ!」
「おらっ!俺の拳はいてえぞ!」
「………これくらいなら簡単かな。」
皆が武器で戦っている中
「うりゃっ!くらえ水鉄砲!」
コラッタにヌメヌメ水鉄砲を浴びせかける。するとコラッタは必死に毛繕いをしてヌメヌメを取ろうとしている、そこをヌメラがどついて倒す、というのを繰り返していた。無論効率が悪く、だんだん数で圧倒されてきた。
「やっぱヌメヌメじゃダメかぁ…………」
「そこ、勝手に諦めないの。」
ミコーさんが剣でコラッタを倒してくれた。いよいよ残りわずかになったけどまだまだ数が多い。
「これはあれだな、ラッタを倒せば残りのやつらも引き返すってやつだな。」
「ならさっさと終わりにするよクラウド!」
「おうよ!」
クラウド君とバアルさんがラッタに攻撃しようとするもすばしっこくてなかなか捕まらない。
「なら…………こうだ!」
僕はラッタが進むであろう場所にヌメヌメ水鉄砲を打った。するとラッタは見事に滑り切り株に頭をぶつけてしまった。痛みに耐えかねたラッタはコラッタ達を引き連れて森へ帰っていった。
「終わったみたいですね………」
「やっと落ち着いたか………よし、行こう。」
そして夕暮れ時、僕達はお店に野菜を届けた。
「ありがとうね、これはお礼だよ。」
「ありがとうございます!」
「やったー!」
僕達はたくさんのクッキーを貰った。どうやらお婆さんはいつもポケモンナイトを頼りにしているらしく、運んでいる時も前のポケモンナイトの仕事ぶりを話していた。この時期になるといつも頼んでいるらしく、今回が特に助かったという。達成感に浸っているとスカイビークルに乗ってマカタ司令官が迎えに来てくれた。
「お疲れ皆!さあ、帰ろうか。」
「はーい。」
のんびり進むスカイビークルの中、疲れのせいか僕達は熟睡していたらしい。マカタ司令官は僕達の寝顔を見ながらこう呟いた。
「こんなんで疲れてるようじゃ、この先やってられないぞー。」
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.22 )
- 日時: 2017/02/10 23:20
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
僕達はたくさんのボランティア活動を繰り返す毎日を送っていた。そんな日々でもクラウド君達は体を鍛え、デルティスさんは寝ていた。今日も僕達はボランティア活動を行う。今日は牧場の仕事の手伝いのようで、依頼人の女の子がやってきた。
女の子「あなた達がポケモンナイトさん?ごめんね、父さんも母さんも出掛けてて……」
アテム「いえいえ……しかし、こんなに広い牧場の管理を3人で?」
女の子「ううん、本当は雇った人達もいるんだけど……病気になっちゃったみたいでさ。しばらくこれないらしくて。……タマゴを盗む悪い人達もいるからどうしても1人じゃ心細くて。」
クラウド「そうなのか………任せてくれ!」
こうして僕達は牧場の仕事の手伝いをすることにした。クラウド君とバアルさんは力を生かして牧草ロールの運搬、デルティスさんとミコーさんは頭と足の速さを生かしてポケモンを追いかける仕事、僕とミラさんはタマゴや赤ちゃんの世話をする。
クラウド「これはけっこうなトレーニングになりそうだ。」
バアル「あたしもこんなにたくさんの草は食べられないなー……さすがはケンタロスだ!」
クラウド「草食動物と張り合ってどうするのさ。」
デルティス「………ミコー、そっち行ったよ!」
ミコー「了解、ほら、戻って戻って!」
デルティス「…………はぁ、眠い………」
アテム「あいててて……噛まないで噛まないで!」
ミラ「よしよし、いい子だからねー。」
赤ちゃんの世話はとっても難しい………これからは乳製品は感謝して食べることにしよう。
女の子「ポケモンのタマゴはとっても大事なの。温かくて、動いてて、命っていうものを実感できるから。………だから私はタマゴを守らなくちゃいけないの。」
アテム「そうだね……それが大事!」
クラウド「うーすアテム、終わったぞ!けっこういいトレーニングになった気がするよ。」
ミコー「こっちも終わったわ、けっこうてこずったけど………」
全員が仕事を終わらせ休もうとしていた時、敵はいきなりやってきた。
男1「おい!いるのはわかってんだ!タマゴをよこせ!」
男2「抵抗はするなよ!さあ、おとなしく……」
バアル「おいこら!あんたらがタマゴを盗むっつー悪いやつらか!」
バアルさんが2人組の男に食ってかかる。いきなりの行動に男達はポカンとしていた。
男1「な、なんだテメェは!傷つけられたくなけりゃそこをどけ!」
ミコー「女の子にどけ、なんて言うのは失礼よ。」
デルティス「………頭悪そう。」
男2「なんだと!こいつ!」
激昂した男がデルティスさんに掴みかかろうとした途端、クラウドが手を掴んだ。
クラウド「ダメだよ、そんなことしちゃ……ほら、さっさと謝って帰ってくれないかい?」
男2「いってぇ!………ちぃっ!なんだこいつら!」
男1「俺達を怒らせたらどうなるか教えてやる!行け、ヤトウモリ!」
男2「お前もだポチエナ!」
ヤトウモリ「シュルル……」
ポチエナ「ガウ!」
ミラ「タマゴは僕が守ります!やるよヒトツキ!」
ミコー「やるわよバニプッチ。」
ヒトツキ「ヒト………」
バニプッチ「プッチャ!」
男2「ポチエナ、たいあたり!」
ミラ「ヒトツキ、かげうち!」
ヒトツキは姿をくらましたいあたりをかわすと、影から姿を表しポチエナを切りつけた。
ポチエナ「キャン!」
男1「ヤトウモリ、ひのこ!」
ミコー「バニプッチ、こごえるかぜ。」
火の粉と冷気が相討ち水蒸気が発生、あたりが見えなくなってしまった。
ミコー「いまよ、アイスボール!」
バニプッチ「プッチ!」
バニプッチの放った氷の塊がヤトウモリを押し潰した。
ヤトウモリ「フキャ!」
男2「な、なんだこいつら!」
男1「覚えてろ!」
男達は逃げ出した!
女の子「ありがとう………追い返してくれて………」
女の子はへなへなと座り込んでしまった。
アテム「ごめんね、心配かけたね。ゆっくり休んで。」
バアル「ふーんだ!おとといきやがれ!」
女の子「じゃあね、ポケモンナイトさん!今日は本当にありがとう!」
アテム「また何かあったらよろしくね。」
デルティス「………さよなら。」
僕達は牧場を後にした。見えなくなった後も女の子は頭を下げ続けたという。
メイシュ「………そうですか、わかりました。……………タマゴの奪取は失敗したようです。」
ギルガ「そうか………」
メイシュ「ポケモンナイトの仕業のようです、いかがいたしましょう?」
ギルガ「やつらはまだ我らに気づいていないはずだ、このまま泳がせておけ。」
メイシュ「かしこまりました。」
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.23 )
- 日時: 2017/02/17 22:50
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
第2章 ポケモンナイトの本領
天空大陸イスルガンド エスピナ城
ここは天空大陸の中でも大きな王国エスピナ。資源の活用により古代から栄えてきたこの王国の城の一室では重要な会議が行われていた。
国王「近ごろ増えている正体不明の機械の情報については?」
重役1「ダメですね………どうやら特殊な合金でできているらしく研究分解することができません。それに膨大な量の有害物質を出すので体の不調を訴える研究員や国民が増える一方です。」
重役2「このままでは自然豊かなイスルガンドが汚染されてしまう!なんとかして有害物質の放出の阻止でもしなければベルパスの二の舞だ!」
重役3「それはどうしても避けなければなるまい……エリダ様の為にもな………」
重苦しい会議室の空気を押し揺るがすように扉が開いた。驚いた重役達の目線の先には4人の人物がいた。その内の1人の男がずかずかと国王の前に歩む。
国王「ヘグゼル!よくぞ戻ってきてくれた!」
ヘグゼルと呼ばれた男は飄々とした雰囲気の中に冷たいオーラをまとっていた。
ヘグゼル「ただいま国王様、我ら王国調査隊、ベルパスよりただいま帰還致しました!」
重役1「何!ベルパスにたどり着いただと!?」
重役2「い、今すぐ出ていけ!汚らわしきその身を国王様に近づかせるな!」
ヘグゼル「………………」
狼狽える重役達を一睨みですくませた。
国王「よいのだ…………さて、調査の結果を聞かせてくれるかな。」
ヘグゼル「もちろん。」
ヘグゼルはモニターを重役達の前に表示させ資料を写した。そこには荒廃しきったベルパスがあった。
ヘグゼル「まず、この機械は空気中の成分を解析するものだと考えられます。恐らくは帝国が資源回収の為に置いたものでしょう。」
国王「帝国が!?またなぜ…………」
ヘグゼル「推測されるのはベルパスの資源の枯渇、反乱派による工場の爆破です。それによりイスルガンドに目をつけたのでしょう。」
国王「帝国め………一度ならず二度までも……しかしもう苦戦していた我らではない。ポケモンナイトがいる、十分に戦えるはずだ。」
ヘグゼル「しかしあの特殊合金は今現在のイスルガンドの技術では分解不可能な代物。帝国だってずっと足踏みしていたわけじゃないはずですよ。」
重役2「いつまでも黙って見ている訳にはいかないというわけですな…………」
重役3「それで、薬のほうは?」
ヘグゼル「ニーナによれば試薬の段階でなら投与可能だそうです。最も材料が希少なので薬が完了しても量産するのは難しいとのことですが………もしかしてエリダ様の病状が?」
国王「そうだ………エリダは昔から体が弱い。窓を開けただけで病気にかかってしまった。」
重役1「エリダ様はこの国の希望となる身、早く治していただけなければ………」
ヘグゼル「一応、進行を遅らせる薬は調合済みです。すぐにでも………」
するとドタドタと慌ただしく兵士が現れる。顔を青ざめすごく緊迫しているようだ。
兵士「た、大変です国王様!!」
国王「どうしたというのだ!!」
兵士「お、王女様が………行方不明になりました!」
国王「なんだと!?なぜだ!?」
兵士「窓から脱走したようです!てっきり衰弱しきっていたものと思い……油断していました!」
国王「愚か者!すぐに探せ!」
ヘグゼル「国王様、私めも協力させていただきます。」
国王「………すまぬな。」
ヘグゼル「いえいえ、エリダ様は我々の希望ですから。」
城の外
ヘグゼルが外に出ると途中退出した残りのメンバーが待っていた。長身で獣耳を生やした少女ニーナ、ゴツい鎧を着る大男シュトルム、フワフワ浮いている玉に乗っている小さな少女ウラル、この4人は王国直属のポケモンナイトだ。
ヘグゼル「ふー、やっと終わったー!俺もうあそこの空気ホントに嫌いだわ。」
ニーナ「あなたにしてはよく耐えたほうだと思いますよ?」
シュトルム「しかしどうする?姫は体が弱いのだろう?」
ヘグゼル「こんな時に限って兵士が頼りないからなあ……仕方ない、あそこに行くか。」
ウラル「……………学校?」
ヘグゼル「そ、学校。もう新人も慣れてきたころだろうしね。丁度いいんじゃないかな。」
こうして僕達の元に王女探索の依頼がきた。
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《キャラ募集》 ( No.24 )
- 日時: 2017/02/21 16:28
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: wXGYBxg0)
マカタ「と、いうわけで君達には王女の探索に行ってもらうよ。」
その一言から1日が始まった。まさかこうも早くからこんな大事なミッションが出されるとは思わなかったから皆愕然としていた。確かに功績に応じてミッションの難易度は高くなるとは聞いたけど………やっぱりそこの判断基準がわからない。回数に問題なのだろうか。
アテム「王女って…………え?僕達まだ新人なんですよ?大丈夫なんですか?」
マカタ「大丈夫だって、君達の評判は僕の耳にも届いてる。それに君達だけで行かせるとは言ってないさ、ちゃんと先輩方が引っ張ってくれるよ。さ、入って入って!」
というと4人のポケモンナイトが入ってきた。全員似たようなエムブレムをつけている。
ミラ「ま、まさかこの人達って………」
マカタ「そう、王国直属の仕事を受け持つポケモンナイトだよ。」
バアル「す、すげぇ!あたし本物始めて見たよ!」
マカタ「んじゃ、かるーく自己紹介といこう。」
まずは飄々とした若者が前に出た。気さくな雰囲気の中でもリーダーの威厳は絶えていない。
ヘグゼル「やあ後輩諸君、僕はヘグゼル。このメンバーのリーダーさ。よろしくね!」
続いて獣耳の女性が出てくる。優しい雰囲気を醸し出しており母性すら感じた。
ニーナ「私はニーナ、薬剤関係や語学関係の仕事を担当しています。わからないことがあったら何でも言ってね。」
そして大男が前に出る。仮面で顔が隠れて見えず、大きな威圧感を放っていた。
シュトルム「俺はシュトルム、主に軍事関係、力仕事を受け持っている。だいたいの攻撃なら生身で受けれる、安心してくれ。」
最後に小さな少女が出てきた。浮いたボールに乗っている少女は虚ろな目をしていた。
ウラル「私はウラル………魔法関係や歴史関係を受け持つよ。足の病気で自分じゃ歩けなくて……よろしく。」
4人からは誇り高きオーラがにじみ出ていて、正直見るのが辛かった。僕達にこの仕事が本当に務まるのだろうか?
マカタ「そんじゃ、よろしくね。」
ヘグゼル「まずは概要から説明しよう。……エリダ王女は知ってるね?この国の王女様、その王女様が3日前からいなくなっちゃったんだ。」
クラウド「いなくなった、って……王女様は体が弱いって聞きましたけども………」
ニーナ「そう、近年の空気汚染によって病状は深刻で、動くことすらできないみたいなの。」
デルティス「…………それって危なくない?」
ヘグゼル「そうなんだよ……窓を開けただけで病気になる空気だ、外なんかに出たら…………」
ウラル「女の子に閉めきった部屋は耐えられないだろうからね………」
アテム「わかりました、僕達も頑張ります!」
こうして僕達は城の近くの森を捜索することにした。先輩達がいるとはいえ、森はけっこう広い。とりあえず二手に別れて探すことになった。
ヘグゼル「じゃあ、行こっか。」
ニーナ「そうですね、行きましょう!」
ヘグゼルチーム
ヘグゼル ウラル クラウド ミラ デルティス
ニーナチーム
ニーナ シュトルム アテム ミコー バアル
ヘグゼルチームは森の深部を担当する。病弱の王女様が奥まで行けるとは考えづらいが、いちおう念を入れての捜査らしい。
クラウド「おーい!王女様ー!いたら返事してくださーい!」
ミラ「うわっ!?イトマルの巣……?うぅ、気持ち悪い…………」
デルティス「………いない。」
ヘグゼル「うーん………やっぱまだそんな遠くまでは行けないかなぁ………しかし怪しい……」
ウラル「この辺りは野盗もいるって聞いたから、早く見つけないとね…………」
ヘグゼル「野盗?兵士がいるのに?」
ウラル「そうなの、何やってんだろーね。」
クラウド「王女様ー?」
デルティス「虫じゃないんだからそんなとこ探したって見つかんないよ。」
その後1日を費やして森の深部を捜索するも、王女の痕跡は見つからなかった。皆が疲れ、帰ろうとしたとたん、遠くで爆発音が響く。
デルティス「…………何?」
ヘグゼル「ニーナの方か!?」
ウラル「…………急ごう!!」
- Re: ポケモンナイト3天機戦争《敵キャラ募集》 ( No.25 )
- 日時: 2018/07/01 23:07
- 名前: ピコパ ◆aIf9C.jTkU (ID: aFJ0KTw3)
約1年放置してしまった……ピコパです。
皆様にお願いがございます。敵役のキャラクターを募集します。いないとお話が進みませんで……
せっかく皆様から頂いたアイデアをそのまま放置したくはないので………お願い致します!
モブでも兵器開発役でも出番はちゃんとありますので、よろしくお願いします!
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