二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【東方】— 幻想郷のメモリーズ —
日時: 2016/07/03 23:56
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

初めまして、栞永稀という者です。
この小説を読む前に下の注意書きに目を通して下さい。

*これは東方Projectの二次創作小説でございます。
*どこか可笑しい部分があると思います。
*不定期更新です。話が中々思いつかない時は更新が遅くなります。
*オリジナルキャラクターを出す予定です。もし出したら載せます。
*オリジナル設定有り。
*なりすまし、荒らし、チェーンメールは辞めて下さい。
*後、この小説に関係無い話も辞めて下さい。

この注意書きを全て読んだ皆様方、それでは、幻想郷の物語が始まります……

【—東方霊妖変 巫女の変異—】
>>3 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>14 >>17

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Re: —東方霊妖変 巫女の変異— ( No.2 )
日時: 2016/06/05 11:17
名前: 栞永稀 (ID: rplIjWJE)

【初めまして、SHNAさん。コメントありがとうございます!
巫女、霊夢の体に『変異』がある日突然起き、それを皆で何とかしよう!っていう内容ですかね。
それではまたいつか!】

—東方霊妖変 巫女の変異— ( No.3 )
日時: 2016/07/03 20:35
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

【みたらし団子を賭けた弾幕ごっこ】

「早苗がくれたみたらし団子、ほんと美味しいわね」

「そうだな。みたらし団子の中でもとびっきり高いやつだそうだからなぁ」

霊夢と魔理沙が博麗神社の縁側に座って、早苗から貰ったみたらし団子を頬張っている。
そのみたらし団子は幻想郷の中でもナンバーワンを誇る物であり、それを食べていられる事だけでも二人は大満足である。
やがて、それを食べ終わった二人。

「……さあってと、残りを食べようかしら」

霊夢は皿に乗っている後一つのみたらし団子に手を伸ばす。
それを見た魔理沙は瞬時に相手の腕を掴む。

「おおっと、それを食べるのは私だぜ?」

「あら?これを貰ったのは私よ。それをあんたが頂いているの。食べる資格があるのは私よ」

霊夢が何故か自身ありげにそう言って余裕の笑みを浮かべる。

「ぐぬぬ……。じゃあ、弾幕ごっこで決めるぞ!」

魔理沙は相手の腕を掴んでいた手を放して立ち上がり、スカートの中から自分のスペルカードを取り出す。

「上等よ!博麗の巫女である私に勝てるかしら?」

霊夢も立ち上がり、自身ありげな顔をして、スカートの中からスペルカードを取り出す。

「じゃあ……準備はいいかしら?」

「ああ、構わないぜ」

親指と人差し指で丸を作って笑みを見せ、了承すると、置いていた箒を持ってそれに跨って空中に浮く。
それに合わせて、霊夢も何処からかお祓い棒と御札を取り出して空中に浮く。

「……それじゃあ、みたらし団子を賭けた弾幕ごっこ……開始よ!」

—————————————————————————————————

「……霊夢、まだ気付いて無いのかしら……」

スキマから体を乗り出し、それの縁に両腕を乗せて、何処からか遠くに居る霊夢を見て紫はそう呟く。

「あの子の『人間と妖怪の境界』がおかしくなっている。今なら遅くない。早速分けないと……」

そして霊夢の居る方向に右腕を伸ばす。すると、細くて白い指先に光が灯る。

「これできっといけるはず……。——!?」

光が粒子へと突然変わって散り、紫の指に痛みが走る。これは、霊夢の『人間と妖怪の境界』を分けることに失敗したという事である……。

「……どういう事かしら……? 私の能力じゃ霊夢の境界を分ける事が出来ない……?」

細目で霊夢を見つめてそう呟く。そして、スキマの中に入る。
……それを見た者、気付いた者は誰も居ない。

Re: —東方霊妖変 巫女の変異— ( No.4 )
日時: 2016/06/05 12:03
名前: SHNA2221 (ID: bgExnRux)

1行ずつ開けた方が見やすいですよ。

人間と妖怪の境界がごっちゃになるということですか。

Re: —東方霊妖変 巫女の変異— ( No.5 )
日時: 2016/06/05 13:53
名前: 栞永稀 (ID: rplIjWJE)

【一行ずつ空ける、ですか……。うーん……考えときますね。アドバイスありがとうございます。】

【そうですよ。霊夢が人間で有れる為、人間と妖怪の境界が分けられていましたが、それがおかしくなって妖怪になってしまう……という事です。】

Re: —東方霊妖変 巫女の変異— ( No.6 )
日時: 2016/07/03 22:53
名前: 栞永稀 (ID: l/9ga28M)

【巫女と魔法使いの弾幕ごっこ】

霊夢は赤と青の御札弾を放ちながら魔理沙の放つマジックミサイルをひらりと避けている。
魔理沙側は相手の攻撃を避けながら攻撃を放ち、接近している。

「じゃあ、いくぜ!」

そう叫ぶと、スペルカード【恋符「ノンディレクショナルレーザー」】の弾幕を撃つ。

「あら、吸血鬼の住む館にいる魔女の技に似ているわね」

「う、煩い!気のせいだ」

そう呟くと、魔理沙はレーザーを撃ちながら両腕を上下に振り、慌てた様子で言い返す。

「次は私。大きな弾幕よ。びっくりして腰を抜かさないようにね」

ウインクした後、少し上に移動して【宝具「陰陽飛鳥井」 】を放つ。その弾幕は言葉通り、大きい。

「本当にでっかい弾幕だなぁー。でも私を倒すにはまだまだだし、腰を抜かす事は難しいぜ?」

顔に手をかざしてそれを見ると、魔理沙は余裕な笑みを浮かべてそう言い、陰陽玉の来る場所から離れる。
そして再び霊夢の近くへ迫る。
すると、霊夢が透明になって消える。そして暫くすると霊夢が魔理沙の近くに移動して斜め下に蹴り落とそうとする。
それを魔理沙は後ろに下がって避けるとスカートの中からミニ八卦炉を取り出してニヤリと笑う。

「隙ありっ!!」

嬉しそうに叫ぶと、ミニ八卦炉を瞬間的に取り出し、【邪恋「実りやすいマスタースパーク」】を霊夢に撃つ。虹色のレーザーは霊夢を呑み込む。

「よし、どうだ……!……くそっ——」

魔理沙は目を見開いて舌打ちをする。
何故なら霊夢がいたはずの場所には赤の御札が散っていた。つまり、魔理沙が攻撃したのは霊夢のダミーだったのだ。

「あんたこそ隙あり、ね」

その声は魔理沙の背後で聞こえた。振り返って反射的腕を横に振って霊夢を攻撃しようとする。
だが、それは魔理沙にとって仇になったのだ。霊夢は魔理沙の攻撃を受け止めていた。

「これで終わりよ、みたらし団子は私の物。」

笑みを浮かべると、魔理沙が名前を付けたラストワード、【「夢想天生」】を使う。
それをもろに魔理沙は受けた。

「ぐっ……! 降参だ降参」

攻撃を受けた魔理沙がフラフラと地上に立つと同時に箒から降りて両手を上げた。

「よし、私の勝ちね」

満足そうに言うと縁側に降りて残りのみたらし団子の串を手を伸ばして、食べる。

「ぐうぅ……次こそは勝つ!」

悔しそうにして、相手を指さして言う。

「へぇ、勝てるといいわね。……う〜ん、美味しい!」

霊夢が食べている様子を見て魔理沙は羨ましそうに見ている。
暫くすると霊夢は団子を全て食べ終わっていた。


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