二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

女の子と密室にいたら〇〇しちゃうかもしれない。
日時: 2016/06/22 20:43
名前: 葉月 (ID: z2eVRrJA)

どうも、初めまして!!
葉月と申します!
えー、この小説は、タイトルのまんまかな………。
『女の子と密室にいたら〇〇しちゃうかもしれない。』の、二次元創作です!
ストーリを似せるつもりなのですが、登場人物とかは、多分まるっきり変わりますね。
御理解宜しく御願い致します。
と、こんな堅い挨拶は止しておいて!
小説書くのは初めてなのですが、何かご指摘ありましたらよろしくお願いしますっ!

あ、あと、荒らし等の悪コメは御遠慮御願い申します。
そう言った場合は、大抵スルーさせていただきます。


【目次】

〜プロローグ編〜

第一話 夢の中の女の子 >>1-8
第二話 ちょっと不思議な委員長 >>9-
第三話 御料理大作戦?!
第四話 大和撫子な学園スター
第五話 夢の中の出口

〜分岐点編〜

第?話 オリ会!誰を誘う!?


〜宮見未来をオリ会に誘ったら編〜

第一話 委員長、大ピンチ?!
第二話 トイレハプニング
第三話 二人っきりのシャワールーム
第四話 揺らぎ始める気持ち
第五話 素直になって

──白奈凛・END──

〜白奈凛をオリ会に誘ったら編〜

第一話 御夕飯はハンバーグ
第二話 謎の西園寺家
第三話 メイドパニック
第四話 茜は小鳥
第五話 自由に鳥籠を抜け出して

──西園寺茜・END──

Page:1 2 3



Re: 女の子と密室にいたら〇〇しちゃうかもしれない。 ( No.1 )
日時: 2016/06/20 07:01
名前: 葉月 (ID: jtELVqQb)

【第一話 夢の中の女の子】

ん…………、ここ、どこだ…………。
俺が目覚めたのは見知らぬ場所。
静かで、さっきから聞こえてくる噴水の音以外は何の音も聞こえない。
そのくらい静かな場所。
気のせいか、何時もより少し目線が高い気がする………気のせいだよな。
と、辺りを見渡してみる。
此処、変な場所だな。
誰かの庭みたいな感じの場所だ。
遠くの方にある小さな池、噴水、それから林檎の木。
林檎の木には、林檎が数個成っている。
と、あともうひとつ。
そんな、噴水やらなんやらがある場所の真反対に俺はあるものを見つけた。
コテージ。
小さな木で出来た壁、窓は二つくらい小さな小窓がある。
それから、屋根も木で出来ている。
そんな、昔ながらのコテージ。
そんなものが、どうしてここにあるんだ。
ていうかそもそも、ここどこなんだよ。
俺がそう思っていると、何処かから声が聞こえる。
「んー………よく寝たぁ」
女の子の声だ。
この声、どっかで聞いたこと、あるような気がするな………。
って、そんなわけないか。
で、この声は、どうやらコテージから聞こえたようだ。
コテージの小窓には、少し茶っ気のある髪が姿を見せている。
多分、その子が声を出したんだろう。
取り合えず、此処が何処なのかを聞こう。
俺はそう思ってコテージの方に向かって歩き出した。
いや、歩き出したつもりなんだけど…………。
おかしいな、歩いた感覚がない。
いやいや、動いてないって訳じゃない。
前に進んではいるんだけど。
何だか何時もと違って、体が妙に軽い。
軽すぎる。
足を動かした感覚も無い。
まぁ、そんなわけないか。
足が無けりゃ、前に進めるわけ無いもんな。
と、そんなことを考えているとコテージに着く。
コテージの入り口の扉は開いていたようで、そこから恐る恐る中へ入る。
女の子の部屋?なのかは知らないが、とにかくその、女の子が一人でいる場所に勝手に知らない男子が無言で入るのもどうかと思うけど、まぁ中に入ってから「こんにちは、初めまして」とか言いたいし。
何でかって?
何となくだよ、何となく。
と、俺がこんにちは、と言おうとしたとき、女の子が此方を振り返ってくる。
きれいな茶髪の長髪。
白い肌。
綺麗なピンク色の唇。
少し赤く染まっている頬。
そして、さらにそんな彼女を際立たせている白いキャミソールのワンピース。
そんな彼女と、思わず目があってしまう。
俺はとっさに言い訳をする。
「これには事情があるんです!」
と。
俺は言った………つもりだった。
いや、自分でも言ったはずなんだけど………。
声が出ない。
出ていない。
喉の辺りを触ってみる。
でも、触ったつもりなんだけど、触った感覚がない。
すると、彼女がぱぁっと明るい笑顔を見せて言った。
「妖精さん!」
と。
へ?俺のこと?
妖精さんって、俺?


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。