二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- (ダンガンロンパ)希望の象徴は絶望に成り果てるか?
- 日時: 2016/09/10 12:55
- 名前: ゼラチン (ID: 9rKDLQ3d)
どうもゼラチンです。神父が幻想入りも番外編も終わってないけど新作です。
※これはダンガンロンパの二次創作です。
※しかもオリキャラです。
※苗木や日向達は出てきません
※主は左右田が一番好きです。
主人公
勇気 拓夢(ゆうき たくむ)
男
「超高校級の幸運」
希望ヶ峰学園にずっと憧れてきた男、今回超高校級の幸運に選ばれたが嬉しいのと同時にやっていけるのか、という不安もある。
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- Re: (ダンガンロンパ)希望の象徴は絶望に成り果てるか? ( No.3 )
- 日時: 2016/09/10 19:28
- 名前: ゼラチン (ID: 9rKDLQ3d)
入学式当日、僕は校門の前で立ちつくしていた。
「ひっひっふー、ひっひっふー、夢じゃないよ、本当に希望ヶ峰学園に来ちゃったよ」
ああ、どうしよう、どうしよう、と思っていたら突然肩を叩かれた。
「よっ、大丈夫か?」
「えっと・・・・・・君は?」
「俺か?俺は松崎譲(まつざき ゆずる)『超高校級のピッチャー』だ」
「ピッチャー?野球選手じゃなくて?」
「俺はピッチャー以外はからっきしダメなんだ。ま、人並みには打てるけどな、でも俺の球の速さは時速175㎞を超える!バットなんか振らなくてもやっていけるんだよ!」
「へぇー、僕は勇気拓夢、『超高校級の幸運』松崎君よろしく」
「ああ、よろしく頼むわ」
なんだ。僕達とあまり変わらないじゃないか、早速一人友達ができたし、幸先いいぞ!
「なあ拓夢、さっきから後ろにいるあいつは誰だろうな、すごく怪しいし」
松崎君にそういわれて後ろを振り返るとスーツを着てメガネをかけている男の人がこちらを見ている。僕ら二人が見たら男の人は近づいてきた。
「すいません、ここが希望ヶ峰学園ですか?」
「は、はい」
「ありがとうございます。あ、申し遅れました。私の名前は戸部正太郎(とべ、しょうたろう)と申します。才能は『超高校級のプロデューサー』です。よろしくお願いします」
そう戸部君は名刺を差し出しそう言ってきた。
「よろしく、俺は松崎譲、こいつは勇気拓夢、俺が超高校級のピッチャーでこいつが幸運だ」
「よろしく!」
この人も僕が幸運って聞いて何も言わなかったし、もしかしたら誰も気にしないのかもしれない。
「みんなー!まだ時間やないよなー!」
また向こうから走ってきたのは、金髪の外国人だろうか?でも日本語が上手でなんだか親しみやすい雰囲気を身にまとっている。
「なんやまだ3人か、ワイは譲二(じょうじ)、ジョージちゃうで!譲二や!一応『超高校級の書道家』やぞ、決してスタンド使いやエヴァパイロットじゃないのでよろしく!」
・・・何この微妙な方言、外国人ですよね?
「お前外国人だろ、なんだその喋り方」
松崎君はとてもデリカシーがないようです。
「ちゃうちゃう!ワイは関西生まれの関西育ちや!外国人なんかじゃあらへんぞ!」
「まぁまず入りましょう、全員中で待ってるかもしれません」
こうして僕ら4人は希望ヶ峰学園に入っていった。
- Re: (ダンガンロンパ)希望の象徴は絶望に成り果てるか? ( No.4 )
- 日時: 2016/09/10 20:18
- 名前: ゼラチン (ID: 9rKDLQ3d)
これから台詞の前に名前を入れます。
希望ヶ峰学園に入り教室へと向かう途中に僕達の名前が書かれた部屋があった。どうやらここを寮代わりににするらしい。
教室へ行くと案の定大人数が僕らを一斉に見た。9人ぐらいいるだろうか?
?「これで・・・全員揃いましたね」
?「ちょっと!まだ分からないでしょ?」
?「みんな!まずは自己紹介をしよう!そこの4人!頼む!」
松崎「ああ、俺は松崎譲——」
4人の自己紹介が終わると、先に自己紹介を持ち掛けた男が立ち上がった。
?「僕の名前は熱海湯河原(あたみ ゆがわら)!『超高校級の医者』だ!みんなけがをしたら遠慮なくいってくれ!」
熱い人だなぁ、僕はああいう人はちょっと苦手だ・・・
?「私は・・・眠美子(ねむり みこ)です。『超高校級の作曲家』です。よろしくお願いします」
?「あたしは佐藤公子(さとう きみこ)『超高校級のモデル』をやらしてもらってまーす。よろしく」
?「俺は田上守(たがみ まもる)『超高校級の弁護士』だ」
田上君はよろしくの一言もなしにさっさと座ってしまった。
「私は十神ツグミ(とがみ)です。よろしくお願いします。『超高校級のピアニスト』です」
何だか戸部君の女版って感じの人だなぁ
?「木原(きはら)、『超高校級の小説家』」
短っ!田上君の上を行ったよ!しかも名字しかいってないし!多分男子だよね?
?「あらあら、皆さん個性的で、私は塚沢聖子(つかざわ せいこ)と言います。『超高校級の保育士』です。よろしくお願いします」
?「ヤッホー!田辺花蓮(たなべかれん)でーす!数えてみたけど男子の方が女子より一人多いって花蓮ちゃん的には超ショック!ちなみに花蓮ちゃんは『超高校級の画家』っす!よーろしーくねー!」
塚沢さんの後だからかもしれないけど凄くハイテンションだ・・・
?「渡辺朱志香(わたなべ じぇしか)だぜ、あたしの事は女だからって甘く見んじゃねぇぞ、何故ならあたしは『超高校級の騎手』誰もあたしに勝てないぜ・・・」
眠「朱志香ちゃんはずっと自己紹介を考えていたんだよね?どうせならインパクトを強くしてやるーって」
渡辺「ちょっ、眠!何言ってやがるんだ!」
みんな個性的だけど・・・きっとこの学園生活は、絶対に飽きない生活になるだろう。それだけは、僕にも分かる。
1章1話 終わり
- Re: (ダンガンロンパ)希望の象徴は絶望に成り果てるか? ( No.5 )
- 日時: 2016/09/11 10:54
- 名前: ゼラチン (ID: 9rKDLQ3d)
眠「そういえばまだ先生達は来ないね」
塚沢「そういえば他の教室を見ましたけど誰も居ませんでした」
田辺「じゃあじゃあ、みんな入学式の日を間違えちゃったとかー?」
松崎「アホか、間違えるわけねーだろ」
熱海「とりあえず今は待とう!」
うーん、誰も居ないのも気になるし・・・クラスの人に聞いてみよう
勇気「熱海君、どう思う?」
一番近かった熱海君に言ってみたけどどうかな?
熱海「君は確か勇気拓夢君だね!?僕はもしかしたら体育館などで、大掛かりな準備をしていると思うよ!」
大掛かりな準備?うーん、
コトダマゲット![熱海の予想)
言弾(コトダマ)はある時に手に入る『証言』のような物です。もしかしたら後で使うかもしれませんよ?
勇気「ありがとう!じゃあね」
次は誰に聞いてみよう・・・
勇気「譲二君!君はどう思う?」
譲二「きっと大掛かりなパーティーの準備をしてるんや!希望の高校なんて言われてるくらいやからそうに違いないで!」
譲二君も熱海君とあまり変わらない予想か
譲二「あ、あと松崎と戸部もワイと同じ考えやで、このままじゃお前は全員に聞くやろ」
勇気「そうなんだ。ありがとう」
これで4人の考えが聞けた。次は眠さんとかどうかな?
勇気「眠さんはこのことについてどう思う?」
眠「私は・・・考えすぎかもしれませんけど、なんか嫌な予感がするんです。私の予感は、何故か嫌な時に限って当たるので・・・・・・心配です」
ふむ・・・嫌な予感か・・・頭に入れておこう
コトダマゲット!
[眠の予想)
勇気「渡辺さんはどう思う?」
渡辺「どーでもいいー」
勇気「へ?」
渡辺「どうだろうとあたしの知ったこっちゃねえし、用が済んだらさっさとあっちいけ」
勇気「なんか釈然としないなあ、まあいいや、佐藤さんはどう思う?」
佐藤「・・・それよりもスマホが圏外で使えないんだけど!?まじ最悪!」
勇気「え?なんで圏外なの?」
佐藤「わからねーし、まじ最悪・・・」
コトダマゲット!
[圏外)
これはちょっと眠さんの予想が当たるかもしれないぞ。
熱海「みんな!聞いてくれ!」
次の人に聞こうと思ったら熱海君が声を上げた。
熱海「机の中を見たら紙があったんだ!見てくれ」
その紙には『部屋に行っててくれ』と書かれていた。
塚沢「部屋って、教室に来る途中にあった場所のことですよね?」
眠「多分それ・・・」
田辺「うっひゃー!おしゃれな部屋だと花蓮ちゃん的にはバッチグー!っす!」
十神「ではそこに行きましょう」
他の人がぞろぞろと教室を出ていき僕もついていこうとしたがふと一人木原君が座っているのが目に入った。
勇気「どうしたの?木原君」
木原「・・・・・・勇気よ、どうかしてるとは思わないか?」
勇気「え?あ、うん。確かにおかしいね」
木原「なんでもいい。気づいたことを話してくれ」
意外と木原君って喋るんだね
コトダマ提示!
[熱海の予想)大掛かりなパーティーの準備をしてるんだろうか?
[眠の予想)嫌な予感がするらしい。僕も同じだ。
[圏外)携帯が圏外らしい。なんで電波が通ってないんだ?
⇒[圏外)
勇気「そういえば、佐藤さんの携帯が圏外だったらしいんだ」
木原「なんだと?だとするとやはりモノクマの仕業か・・・・・・」
勇気「どうしたの?ブツブツ言って」
木原「何でもない。我らも部屋に行こう」
勇気「うん」
1章2話 何かがおかしい
- Re: (ダンガンロンパ)希望の象徴は絶望に成り果てるか? ( No.6 )
- 日時: 2016/09/12 20:07
- 名前: ゼラチン (ID: 9rKDLQ3d)
僕の部屋に行ってみるとその部屋は、一通りの家具が揃った、8畳位のカーペット敷きの部屋だ。ベッドにコロコロクリーナーが置かれ机の引き出しには工具セットが入っている。シャワールームとトイレもついている。
勇気「ん?なんだこのメダルみたいなの・・・」
ベッドの近くに落ちていたのは、趣味の悪いクマが描かれているメダル。一応何かに使うかもしれないので取っておく
持ち物ゲット
????メダル
しばらく部屋でゆっくりしてるとアナウンスが流れた。
?「オマエら、挨拶は済んだかな?とりあえず、ボクからも話したいので至急体育館に来てください!」
部屋を出ると他のみんなも出てきて体育館に向かっていた。その中で木原君が真っ青になりながら震えていた。
勇気「木原君、どうしたの?」
木原「バカな・・・何で・・・・・・あいつが」
勇気「木原君?」
木原「勇気・・・これから、何が起こっても、俺だけは信じろ、分かったか?」
勇気「急にどうしたの?」
木原君は黙って体育館に行ってしまった。僕も続いて体育館に行くと13、人数分のパイプ椅子があった。
松崎「ここに座れってことか?」
田上「ふん、さっさと座れ」
全員が座るとステージからクマ?のぬいぐるみが飛び出てきた。そのクマは縦半分で白と黒に分かれていて、そして僕が部屋で拾ったあのメダルに描かれていたクマだった。
譲二「なんやあの変てこなクマは?」
戸部「あの、貴方は誰でしょうか?」
佐藤「いや、ぬいぐるみに話しても答えるわけないでしょ!」
?「ボクはこの学園の学園長、モノクマです!」
あろうことかそのぬいぐるみが喋り戸部の質問に答えた。
戸部「希望ヶ峰学園の学園長は霧切響子さんだと聞いたのですが?」
朱志香「おい!もっと気にするところあるだろ!」
渡辺「ぬいぐるみが喋ってるっす!摩訶不思議アドベンチャーっす!」
モノクマ「もう!勝手にしゃべらないでよ!あと今年からボクになったからね!」
松崎「おいおいしかも動いてるぞ!ロボットか?」
モノクマ「ボクはロボットじゃないよ!モノクマだよ!」
木原「おい!貴様何が目的だ!」
熱海「みんな!まずはモノクマ学園長の話を聞こう!」
モノクマ「ボクの目的?んーとまずはホイッと!」
モノクマがスイッチを押すと窓が鉄で頑丈に封鎖された。あくまで体育館の、だが
塚沢「モノクマさん、何をしたんです?」
モノクマ「説明するけど他の場所の窓や玄関も封鎖されました!これでオマエらは絶対外に出れません!」
眠「え?何でそんなこと・・・」
モノクマ「決まってんじゃん!オマエらをここから出さないことだよ!」
譲二「えぇ!じゃあ他の人が居ないのも・・・」
モノクマ「他の人は別なところでオマエらがこれからやることをやっています!」
勇気「他の学年がやっていること?」
モノクマ「説明はあとでするんだけどね、まぁオマエらにやってもらうのは」
モノクマ「コロシアイです!」
全員「は?」
コロシアイって、殺し合いだよな・・・このぬいぐるみは何を言ってるんだ?周りを見ると他の人は僕と同じく状況を呑み込めてないみたいだ。ただ二人、覚悟を決めた顔をしている田上君と、先程よりも真っ青になっている木原君だけが、『コロシアイ』の意味を把握しているようだった。
1章3話「ボクはド・・・モノクマです!」
- Re: (ダンガンロンパ)希望の象徴は絶望に成り果てるか? ( No.7 )
- 日時: 2017/01/16 17:04
- 名前: ゼラチン ◆SvRsgTHFT2 (ID: fnyLTl/6)
ほとんどの人が状況を飲み込めていなかった。
僕だって、いきなりコロシアイと言われて何がなんだかわからない。
田上「コロシアイとは何をすればいいのだ?武器でも渡されるのか?」
松崎「ちょっ!何聞いてんだ!」
モノクマ「武器なんて怖いなぁ、オマエらはそんな野蛮なことはしないよ」
田上「ではどうするのだ?」
モノクマ「オマエらは殺人が起きたあと『学級裁判』をしてもらいます」
勇気「学級・・・」
譲二「裁判?」
モノクマ「色々面倒だから先に渡しちゃうね!」
モノクマは・・・僕達一人一人にタブレットのようなものを渡した。
佐藤「これ!ゲームできる!?」
モノクマ「そんなわけないでしょ、それは『モノパッド』生徒のプロフィールや死体の状況とか見れるモノなんです。校則も見れるから見てみて!」
僕達は言われた通りに校則と書かれた場所をタッチする。
すると
希望々峰学園での共同生活に期限はありません。
学園内で殺人が起きた場合、全員参加による学級裁判が行われます。
学級裁判で正しいクロが指摘できれば、殺人を犯したクロだけがおしおきされます。
学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロ以外の生徒であるシロが全員おしおきされます。
クロが勝利した場合は才囚学園から卒業し、外の世界に出ることができます。
シロが勝ち続けた場合は、最後の2人になった時点でコロシアイは終了です。
夜10時から朝7時までの「夜時間」は、食堂と体育館が封鎖されます。
希望ヶ峰学園の学園長であるモノクマへの暴力は固く禁じられています。
モノクマが殺人に関与する事はありません。
モノパッドは貴重品なので壊さないでください。
希望ヶ峰学園について調べるのは自由です。行動に制限は課せられません。
なお、学園長の都合により校則は順次増えていく場合があります。
そう・・・書かれていた。
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