二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- あるクイズ特番の撮影風景
- 日時: 2017/02/13 22:44
- 名前: 二木ナベ (ID: h4JF6PUo)
皆さん、こんにちわ。自称クイズバカ、二木ナベです。
まさか2作品並行して書くことになるとは思いませんでしたが、クイズ物を久々に書きます。
2人が協力してクイズに答え、一筋縄では勝てないルールに8人が挑みます。
ただクイズに答えるだけではありませんよ!そして、あの方たちも出演します。
皆さん、ぜひ読んでください。
参加者
μ’sチーム
東條希
矢澤にこ
new generationチーム
本田未央
島村卯月
古典部チーム
折木奉太郎
福部里志
Fクラスチーム
吉井明久
姫路瑞希
スペシャルアシスタント
シャル
ゆうやん
七尾百合子
- Re: あるクイズ特番の撮影風景 ( No.6 )
- 日時: 2017/02/07 01:16
- 名前: 二木ナベ (ID: PUqaVzEI)
スタッフ「はい、オッケーでーす!!」
二木「はぁーーーっ、緊張したー」
明久「……ちょっと確認したいんだけどいいかな?」
二木「ん?僕に?」
明久「うん、確かにさ、『口調変わる』って言われたからある程度心構えはしてたけどさ……」
明久「普段タメ口で話している人にさん付けされてすごく体がむず痒いんだけど、この状態でクイズするの!!?」
二木「そうだけど……ダメ?」
明久「かなりやりづらいんだけど!!」
二木「そうは言ってもさ……全員呼び方はさん付けで統一したいんだよ。誰か1人呼び方が違うとか統一感が無いし、それを勘ぐって周りからいろいろ言われるのもこっちとしては避けたいし」
明久「ぐっ……まともっぽいことを言ってるから反論できない……!」
未央「まあまあ、ここは一回落ち着こうよ!」
明久「本田さん……」
未央「明久君だって慣れないとは思うけどさ、ここはぐっと堪えて収録進めようよ!多分ここで揉めても収録始まらないしさ、誰だってそのうちさん付けで呼ばれるよ!」
明久「だ、誰か味方は……っ!」
奉太郎(諦めた方が賢明だろうに。このままじゃ埒が明かないぞ)
二木「明久、このまま駄々こねるなら主催者権限でこのまま進めるから諦めよ?」
明久「わかったよ……」
二木(スマン、明久。言われるとは思ったけど、少しでも収録時間を抑えたいんだ……!)
二木「さて、シャルさーん、ゆうやんさーん、七尾ちゃーん、こっち来てくださーい!」
シャル「はーい」
ゆうやん「ようやくですね……!」
百合子「ちょっとドキドキします」
二木「さて、この3人なんですけど……」
- Re: あるクイズ特番の撮影風景 ( No.7 )
- 日時: 2017/04/03 00:12
- 名前: 二木ナベ (ID: h4JF6PUo)
二木「1stラウンド、慣れるクイズ」
1stラウンド 慣れるクイズ
二木「最初ですからね、クイズに慣れてもらうために○×クイズを用意しました」
ゆうやん(二木さん、慣れてもらうためって……)
シャル(かなりエグい問題ばっかだった気がするんスけど)
二木「さて、2組に分かれていただきましたね?」
○解答者
μ’sチーム 東條希
NGチーム 本田未央
古典部チーム 折木奉太郎
Fクラスチーム 吉井明久
×解答者
μ’sチーム 矢澤にこ
NGチーム 島村卯月
古典部チーム 福部里志
Fクラスチーム 姫路瑞希
里志「でも、分かれただけでこれからどうするんですか?」
二木「さて、ここから先はアシスタントに協力していただきます。では、どうぞこちらにお願いします」
ゆうやん「よろしくお願いします」
シャル「お願いしまーす」
二木「螺旋階段シリーズでおなじみのシャルさん、ゆうやんさんです!!今日は当番組に出演していただきありがとうございます!!」
シャル「いえいえ、とんでもないッスよ。ナベさんの作品に出させてもらって俺嬉しいです」
ゆうやん「今回、シャルさんと一緒にアシスタントスタッフとして、番組進行のお手伝いをします。よろしくお願いします!」
二木「こちらこそよろしくお願いします。以前、ゆうやんさんの作品にも参加させていただきましたし、シャルさんの作品に関しましては先日も参加させてもらいました」
シャル「完結しましたが、『第10回螺旋階段クイズ王決定戦!』も読んでください!」
二木「この2人に説明を協力してもらいます。プレイヤーの方は2人の行動をよく見てくださいね」
プレイヤー8人「はーい」
二木「っとっと、もう1人紹介を忘れていました。本日、当番組で問題文を読んで頂きますのは人気上昇中のアイドル、七尾百合子さんです」
百合子「はい!765プロ所属の七尾百合子です!いろいろなクイズ番組に出演してきましたけれど、今日は初めて問題を読むお仕事をします。解答者に理解してもらえるように精一杯読みますので、今日一日よろしくお願いいたします!」
二木「こちらこそお願いします。では、説明に戻りまして……1stラウンドの説明をしましょう。まず、それぞれのチームに10Pt配ります」
μ’sチーム 10Pt <+10Pt
NGチーム 10Pt <+10Pt
古典部チーム 10Pt <+10Pt
Fクラスチーム 10Pt <+10Pt
二木「これから皆さんには先ほど申しましたとおり、○×クイズに挑戦してもらいます」
二木「ただし、答えられる選択肢は○解答者は○のみ、×解答者は×のみです。また、チーム内で相談することも禁止します」
明久(……?)
にこ(ただの○×問題じゃないってことね)
二木「たとえば……シャルさん、ゆうやんさん、○と×の解答席に移動してもらえますか?」
ゆうやん「わかりました」
シャル「俺が○の席でいいっすか?」
二木「はい。ゆうやんさんが○の席、シャルさんが×の席です」
二木「この場合、ゆうやんさんは○のみ、シャルさんは×のみ答えることが出来ます。そして、クイズの得点配分は以下のとおりです」
慣れるクイズ 得点表
正答者のみ解答する +10Pt
2人共に解答する + 2Pt
2人共に解答しない ± 0Pt
誤答者のみ解答 − 5Pt
未央「2人とも答えるって事ができるの?」
二木「はい。ただし、正解者のみ答えた方が多く得点が入りますので、高得点を狙うのであれば答えないということも選択肢にあります」
希(でも、元々どちらか一方しか答えはないから、自分の選択肢じゃなければ自ずと答えんね)
二木「このラウンドの全部で6問。獲得したポイントは次のラウンドに持ち越されます。なお、この持越しされるルールは全ラウンド同じです」
二木「それと、もう1つ全ラウンド共通のルールがありまして……チームの持ち点が0Ptになったらそのチームは自動的に失格になりますのでご注意ください」
- Re: あるクイズ特番の撮影風景 ( No.8 )
- 日時: 2017/03/01 00:00
- 名前: 二木ナベ (ID: h4JF6PUo)
二木「さて、口だけの説明も難しいですからデモンストレーションを行いましょう。皆さん、着席していますね?」
にこ「誰も立ったりしてないわよ」
二木「横一列に座っていただいた上、つい立もありますから、隣の状況もわからなければ、カンニングもチームメイトとの相談もできないはずです。では、このラウンドのお手本をアシスタントのお二方にしていただきましょう。2人共準備は大丈夫ですね?」
シャル「大丈夫です」
ゆうやん「いいですよ」
二木「では、デモンストレーション問題です。七尾さん出題お願いします」
百合子「はい」
【1年の最初にくる国民の祝日は「成人の日」である。○か?×か?】」
ゆうやん(まあ、これくらいなら……)
シャル(多分これで……いや、不安だな……)
二木「問題出題後の20秒後にこちらが解答を促します。その時に『解答をお願いします』と言いますので、『自分の選択肢が答えだ!』と思ったら、○だったら『○です!』って言いながら立ってください。選択肢が×の方も同じですからね」
里志「つまり『×です』って言いながら立つって事ですね?」
二木「そうですね。……そろそろ時間ですね、解答をお願いします」
ゆうやん「○です」(ガタッ)
シャル「…」
二木「この場合はチームとしての解答は○ということになります」
瑞希(デモンストレーションとはいえ、問題とかは本物ですよね……?)
明久(なるほどなるほど)
奉太郎(……)
二木「さて、少し質問しましょうか。ゆうやんさんも、シャルさんも、成人の日が1年で最も早い祝日であると?」
シャル「いや……俺ちょっと迷ったんですよ。でも、それより前に祝日があるかなって……」
二木「で、考えたところ無かった、と」
シャル「そうっスね」
ゆうやん「俺もだいたい同じです」
二木「では、答えを発表しましょう。正解は……
×です」
ゆうやん「やっべ」
シャル「あったのかぁ〜……」
二木「成人の日は2番目に早い国民の祝日ですね。1番は元日です」
シャル「あったなー、そんなの」
ゆうやん「思いつきもしなかった……」
二木「似た言葉に『元旦』がありますが、元旦は元日の朝のことを言いますので、そちらも合わせて覚えるいいですよ」
二木「このような形式で進めていきます。皆さん、最初のうちは慣らしていきましょう」
- Re: あるクイズ特番の撮影風景 ( No.9 )
- 日時: 2017/03/06 00:15
- 名前: 二木ナベ (ID: h4JF6PUo)
スタッフ「カーット、確認しまーす」
二木「……やっぱり慣れないですわ、この締め付けられる感覚」
シャル「でもナベさん、色々な人の逃走中に参加したことあるじゃないですか」
二木「いや、あれとは別の緊張感ですよ、ホント」
スタッフ「OKでーす」
二木「じゃあ1stのリハやりますね」
百合子「あ、あの二木さん、ちょっといいですか?」
二木「はい、何です?」
百合子「私まだ1stラウンドで読み上げる問題貰ってないんですけど……」
二木「あれ??用意してないですよ?別の人に出してもらうつもりなので」
百合子「えっ?」
二木「……もしかして1stラウンドはゲストの方に出してもらうこと、聞いてない?」
百合子「初耳です」
二木「ちょっとゴメン……スイマセン、765プロのプロデューサーさんいます?」
—5分後
二木「えー……他のスタッフに確認したところ、こちらの伝達ミスでした。本当に申し訳ない!」
百合子「い、いえ!解決したのなら大丈夫ですよ」
二木「解決したとはいえ、こちらの不手際です。プロデューサーさんにも了承は頂きましたので、今日はこのまま進めさせてください。収録が終わり次第、こちら側で対応を協議します」
百合子「……わかりました。出番が少ないのは少し残念ですけど、お仕事ですから!」
二木「本当にすいませんでした!」
ゆうやん「二木さん、大丈夫ですか?」
二木「大丈夫ですよ?まだ序盤じゃないですか」
ゆうやん「とはいっても、さっきそこでトラぶってたようですし」
二木「ハハハ……やってしまったものは仕方ないので、全力で謝るだけですよ。それに、こんなことで遅れたら他の人にも怒られます」
明久「あ、終わった?」
里志「次、僕らのリハですよね?」
二木「うん、そうですね。次は君たちプレイヤーへのリハーサル用問題を1問出します。本番に近いレベルの問題を出すので、心してかかってください」
百合子「では、練習問題です。
【ズバリ、虫歯は感染症である。○か?×か?】」
二木「練習問題なので、外しても本番で何か有利になるわけではないですよ」
瑞希(とは言っても……)
未央(このレベルが本番で出るって事!?)
奉太郎(リスクの取り方をどうするか、だな)
二木「さて、そろそろ解答していただきましょう!解答お願いします!」
希「○や」(ガタッ)
未央「○っ!」(ガタッ)
他6人「…」
二木「μ’sチーム、ニュージェネチームが○の解答、古典部チームとFクラスチームが解答無しとなりました。この要領はわかってくれたかな?」
明久「うん、わかったよ」
里志「○×だから簡単にしてくれるかな、とは思ったんですけど……やっぱり難しいですね」
にこ「これでクイズにどう慣れろっていうのよ!難し過ぎて勘でしか答えられないじゃない!」
奉太郎(……!なるほど、そういうことか)
二木(やっぱ里志は○×が普通の知識問題じゃないって気づいてるね……さすがデータベース)
二木「それぐらいのものも普通に問題として出すよってことさ。まあ、大丈夫大丈夫」
明久「本当かな……?」
二木「では、皆さんいろいろ思うところがあるとは思いますが、正解発表をしましょう。
正解は……
○です」
卯月「やりましたね!未央ちゃん!」
未央「ノンノン、しまむー。だってこれ、まだリハだよ?」
卯月「あっ……エヘヘ、忘れてました」
ゆうやん(かわいい)
シャル(……っ)
二木「虫歯は唾液を介して人から人へ移る感染症なんですよね、実は。赤ちゃんが虫歯になるのも、親から虫歯菌を移されたからなんですよ」
明久「へー、そうなんだ」
二木「という訳で、リハーサルは終了です。何か質問等ありますか?」
8人「……」
二木「……では、無いということで、次に作戦タイムを兼ねた休憩を15分取ります」
- Re: あるクイズ特番の撮影風景 ( No.10 )
- 日時: 2017/03/18 00:00
- 名前: 二木ナベ (ID: h4JF6PUo)
シャル「作戦ねぇ……」
ゆうやん「どうかしました?」
シャル「いやぁ、いまいちクイズに作戦っていうのがピンと来なくて」
ゆうやん「そこは二木さんなりの考えがあるんじゃないかと」
シャル「ナベさんに考えですか……私に考えがある、的な感じに」
ゆうやん「それは単にシャルさんがネットの知識に冒されているだけでは?」
未央「作戦って言ってもねぇ……」
卯月「何を考えればいいんでしょう?」
未央「まあ、そこらへんはやりながらでいいんじゃないかな!相談できないのは厳しいけど、臨機応変にやれば問題ないって!」
卯月「うーん……ちょっぴり不安ですけど、それ以外思いつかないですもんね」
未央「じゃあ、決まりだねっ!私たちは、出たとこ勝負でいくぞっ!」
卯月「はいっ!」
にこ「クイズに作戦タイムなんて……聴いたことないわよ」
希「にこっちが言うんやから、普通はないんやろうね。でも、こういう時間があるってことは何か意味があるんよ、きっと」
にこ「知らないわよそんなの……ここは様子見をせざるを得ないわね」
希「そうやね。その分、他のチームの様子でも観察すればええんかな?」
にこ「そうね。このラウンドは落とすつもりで行きましょ」
奉太郎「……里志、このレベルの問題って普通なのか?」
里志「○×としては普通だと思うよ。なんせ、50%の確率で正解するんだから」
奉太郎「となると、やはり勘に頼ることも多くなるって事だな」
里志「……もしかしてさっき閃き枠って言われて燃えてる?」
奉太郎「引き受けたくはないが、俺にしかできないんだろ?この役割は。そしたらやらざるを得ないだろ」
里志(多分、二木さんが言ったのはクイズを出題中の閃きのことを言っているんだろうけど、面白そうだから黙っておこう)
奉太郎「それで話を戻すと、俺なりに作戦を考えた」
里志「へぇ。ま、作戦タイムって言われているから別におかしいことをしているわけじゃないよね。それで、その作戦っていうのは?」
奉太郎「俺としては動きたくないが、お前に託す方が無難だと思う。だから、里志は普通に答えてくれ」
里志「ホータローはどうするのさ?」
奉太郎「俺は……」
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