二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【黒バス】誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました
日時: 2017/03/10 17:48
名前: 眠り姫 (ID: CXVRcwYu)

はじめまして。眠り姫と申します。
今回は、黒子のバスケで、日向部長の妹さんのお話です。
オリキャラです。苦手な方はUターンなさってください。
許せる!と言う方のみご覧ください。
火神くんオチです。
私自身、更新がものすごく遅いです。
コメント等くれると、やる気が出て更新スピードが上がります。(恐らく)
最後に、私は黒子のバスケをアニメで一回しか見たことがありません。
矛盾等あるかと思いますが、生温かい目で見ていただければ幸いです。
それでは、どうか御ゆるりご覧くださいませ。

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Re: 【黒バス】誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました ( No.2 )
日時: 2017/03/10 18:10
名前: 眠り姫 (ID: CXVRcwYu)

「…って、あれ?」

私は自分の席につこうとしたんだけど、黒子くんもこっちに来る。

「黒子くん?流石にもう迷子にはならないよ?」

「?いえ、僕は自分の席につこうと…。」

あれ?どうゆうこと?

「あ…黒子くん、席そこなんだ…。」

黒子くんの席は、私の隣の席だった。

「偶然ですね。これからよろしくお願いします。」

そう言って、ニコッと笑う黒子くんは、本当にかっこいいと思う。

「…よろしくねっ!」

…正直、黒子くんが隣の席なのは嬉しい。けど、黒子くんはかっこいいんだ。
一緒にいたら目立っちゃう。どうしよう…。

「…正直、日向さんに話しかけられた時、すごく驚いたんです。」

「へ?なんで?」

「僕、ものすごく陰が薄いんですよ。だから、誰かにああやって話しかけられるのは初めてで…嬉しかったです。」

陰が薄いの?見つけられないほど?

「じゃあ、なんで私には見えたんだろうね?」

「わかりません。僕もそれが不思議なんです…。」

んー、なんでだろうなぁ。こんなにかっこいいのに…。
あ、でも、陰が薄いってことはさ…

「黒子くんと一緒にいても、他の人にはわからないってこと?」

「んー…わからないことはないだろうけど、多分、目立たないんじゃないでしょうか?」

それは!ありがたいなぁ。これで黒子くんと仲良くしても平気だねっ!

「気味悪いですか?」

「え、いや、そんなことないよ!私、目立つの嫌いだから逆に嬉しいっていうか…。あ、ごめん!不謹慎だったかな?」

「いえ…嬉しいです。僕、日向さんとは仲良くできる気がします。」

「ふふ、私もそう思う!」

そう言ったところで、HRの始まりを告げるチャイムがなった。
それと同時に、荒々しく開かれた扉の音がした。
そこに立っていたのは、赤い髪をした、大きな男子生徒だった。

(…変な眉毛…。)

真冬はそう思いながら、彼と同時に入ってきた教師のいる教卓へ体を向けた。

Re: 【黒バス】誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました ( No.3 )
日時: 2017/03/15 15:08
名前: 眠り姫 (ID: CXVRcwYu)

すみません。私としたことが、登場人物の説明をするのを忘れていました。
本当に、申し訳ありませんでした。m(_ _)m
それでは気を取りなおして。

日向真冬ひゅうがまふゆ

誠凛高校1年B組。日向順平の妹。
引っ込み思案で人見知り。しかし、心を許している人にだけはフレンドリーに接する。
容姿は黒髪でセミロング。それ以外はみなさまのご想像にお任せいたします。
中学の頃は、一時期だけバスケ部のマネージャーをやっていた。
が、ある事をきっかけに辞めてしまった。
兄である順平のことが大好き。高校生になった今でも、『お兄ちゃん』と呼び慕っている。
相田リコ、木吉鉄平とらとは知り合いで、『リコねぇ』『てっぺー』といい、かなり懐いている。


日向順平

大体原作通り。真冬のことが大好き。
真冬の恋の話などになると、すぐにクラッチタイムが発動してしまう。


その他登場人物は、原作通りです。
火神くんがまだセリフがない…。
黒子くんの方が出番が多い…。どゆこと。
火神くんは、これからバンバン出していく予定です。

最後に。誹謗中傷はやめてください。
誤字脱字等ございましたら、コメントにて教えてくれれば幸いです。
感想等も、コメントいただければ、私がものすごく喜びます。←
お気軽にどうぞ。
それでは、これからも《誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました》
をよろしくお願いします。

Re: 【黒バス】誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました ( No.4 )
日時: 2017/03/15 15:38
名前: 眠り姫 (ID: CXVRcwYu)

「…〜だから〜〜で〜」

先生の話、長いなぁ。
さっきの変な眉毛の人、私の斜め前でした。
てゆうか、おっき〜。
お兄ちゃんよりもおっきいよ。てっぺーといい勝負かなぁ?
…バスケ、したりするのかなぁ。
あの体でバスケやったら、きっと強いだろうなぁ。
体格いいし、手足も長いし。あ、でも馬鹿そう。まぁそれはいっか。
黒子くんも、バスケしたりするのかな?
黒子くんがバスケか。う〜ん、体格がなぁ。黒子くんのバスケか。
ん?黒子…バスケ…。どっかで…?

「あ!キセキの世代の!」

シーン

あ、しまった…。

「日向…どうした?キセキの世代がどうかしたか?」

「あ、いや…あの、その…。」

こんなところで、目立っちゃったよ。どうしよう…。

「あ、すみません。僕がキセキの世代の黄瀬くんと友達だって言ったら、彼女、驚いてしまって…。」

『えー。黄瀬くんって、あのモデルの?』
『キセリョだよね〜。え、やばくね?』

「あー静かに。今はHR中だぞ。」

そうして先生は、黄瀬くんファンの人を静めるのに精一杯だった。

「あ、ありがとう。黒子くん。」

「いえ。それよりも、どうしたんですか?急にキセキの世代って…。」

「あっ、そう。そうなの。ねぇ、黒子くんってさ、帝光中だったよね?」

「はい。そうですが。」

「そこでさ、幻のシックスマン…とか言われたりしてる人だったりしない?」

「…!よく気づきましたね。正解です。」

「やっぱり!前月バスで見た気がしたんだよ〜。ってことはさ、高校でもバスケ続けるの?」

「はい。そのつもりでいます。」

「そっか〜。あのね、ここのバスケ部にはね、私のお兄ちゃんがいるんだぁ。」

「へぇ、お兄さんがいたんですね。どんな人ですか?」

「ふふ、えっとね、キャプテンやってて。」

「キャプテンですか。すごいですね。」

「なんだっけ?クラッチシューターっていうので。」

「ほう。それはすごいです。」

「で、ヘタレなの!」

「…最後の1つで分からなくなってしまいました。」

「ふふ、でもね、すっごくかっこいいんだよ。」

「日向さんは、お兄さんのことが好きなんですか?」

「うん!大好きだよ!」

我が自慢の兄ですから!

Re: 【黒バス】誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました ( No.5 )
日時: 2017/03/21 21:03
名前: 眠り姫 (ID: CXVRcwYu)

HR終了後__

「日向さんは、何か部活に入るんですか?」

黒子くんがそんなことを聞いてきた。

「部活?うーん…入る気はないかな…。」

「そうなんですか?…バスケ部のマネージャーとか。」

「マネージャーね…。」

マネージャー…。中学の時やってた。楽しいし、すごくやり甲斐があった。
またやりたいな…。
………でも。

「うん。今はいっかなって。」

あんな思いは、もうしたくない。

「そうですか…。僕はこの後、バスケ部の体験入部に行きます。日向さんは帰りますか?」

「うん。バスケ、頑張ってね!リコねぇの練習はハードらしいから、バテちゃはないようにね。」

「体力には自信がありません…。」

うん、正直でよろしい!でも心配だなー。一番にバテちゃいそう(笑)

その後、一緒に下駄箱まで行った。
たくさんお喋りして、すごく楽しかった。

「こっちまできてくれてありがとう、黒子くん。
でも、体験入部遅れちゃわない?大丈夫?」

「はい。まだ時間には余裕がありますので。それに、日向さんを放っておいたら、また迷子になってしまいそうです。」

「なっ、失礼なっ!今度は平気ですー。」

黒子くんとは会ってまだあんまり時間は経ってないけど、すごく仲良くなれた気がする。一緒にいてすごく楽しい。

「じゃー、私は帰ろうかな。」

「ん、そうですね。それじゃあ僕も行きますね。」

「じゃあ…頑張ってね、バスケ。」

「はい。…それでは、また明日。」

「うん。バイバイ。」

私は黒子くんと別れて、家に帰っていた。

(黒子くんと話すのは楽しいな。もっと早くに知り合いたかった。)

いや、でもそれは…。

黒子くんに"あれ"を知られちゃうのか。
それは…やだなぁ。
はぁ。なんだかこれからの高校生活、不安になってきた。

そんなことを思いながら、校門に差し掛かった時、私はある人を見つけた。

(あれは…確か、斜め前の変な眉毛の人…?)

何してるんだろう?まぁでも、私には関係ないことか。
そう思い通り過ぎようとした時…

「おい、悪りぃ。そこのお前っ。」

グイッ

「ぐえぇ。」

誰かが私の襟を掴んで後ろに引っ張った。く、首が。

「悪りぃ、バスケ部の体験入部ってどこでやってるかわかるか?」

変な眉毛人…。この人が…。
でも、怖そうだから文句は言わない。
けど、そろそろ手を離してほしい…。

「あの…取り敢えず手を…。」

「ん?あっ、sorry!I didn't mean to!」

ミ、ミーントゥ?わざとじゃないって意味だっけ?
ていうかなんで英語?

「あ…悪りぃ。わざとじゃねーんだ。」

「あ、いえ、大丈夫です。」

「ぷっ。なんで敬語なんだよ。同じクラスだろ?」

あ…知ってたんだ。

「あ、やべぇ、時間!バスケ部の体験入部っ!知ってるか?」

「へ?あ、あぁ。それなら体育館だよ。」

「thank you.」

そう言って走っていってしまった。英語の発音、うまいなー。
あの人…名前、なんだっけ?
変な眉毛の人。あんまりわるい人じゃなさそうだな。

Re: 【黒バス】誠凛バスケ部部長の妹は火神くんに恋をしました ( No.6 )
日時: 2017/03/27 18:49
名前: 眠り姫 (ID: CXVRcwYu)

そのあと私はそのまま家に帰った。
黒子くん、バテちゃってないかなぁ?
流石に初日からバテちゃダメか。
なぁーんて考えながら。

「ただいまぁっと。」

「お、帰ってきたか、真冬。」

「おかえりー。真冬ちゃん。」

「あ、まぁた来たんですか。田所さん。」

「いやぁ。嫁さんがおっかなくてなぁ。」

「そんなんじゃ愛想つかされちゃいますよー。」

「ははっ。言うようになったな。」

田所さんはうちの常連さんです。
あ、うちは床屋さんをやっております。
お兄ちゃんは髪切るのうまいんだけど、私はどうも才能がないようで…。

「真冬。順平と帰ってこなかったのか?」

「うん。て言うかお兄ちゃんは部活あるじゃん。」

「そうだったなぁ。真冬は何かやらねぇのか?」

中学校であったことは、誰にも話してない。
お兄ちゃんやリコねぇたちはなんでか知ってたけど…。

「うん。なんかいっかなぁって。私、部屋いるね。」

「おうっ。」



「…さて、と。」

特に何かやるべきことがあるわけでもないし。何しよう。
11時45分。そろそろお昼か。
お父さんと、ついでに田所さんのぶんも作ってあげよ。
それから…可愛い弟くんにも作ってあげますか。
いるよね?家に。
……部屋に行ってみよう。

コンコン

「順也ー?いるー?真冬だけど。お昼ご飯作るけど、食べるー?」

はい。私にはお兄ちゃんの他に、弟の順也が居ます。
いまは中2で、今日は午前中だけだったと思うんだけど…。
まだ帰ってきてないかな?

「順也ー!」

ガチャ

「うっせーな、ねぇちゃん。いるよ。」

「あ、居たなら返事してよね。」

「ん?あぁ悪りー悪りー。」

「お昼食べる?」

「…何?」

「んー。分かんない。」

「はぁ。食うとき呼んで。」

「はいはい。」

ガチャ

戻っていかれました。
口は悪いけど、優しくていい子なんだよねー。順也は。
さぁ、さっさと作っちゃいますか。


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