二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 密告中1 〜あるデパートの密告戦〜 完結
- 日時: 2017/06/10 20:20
- 名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)
密告中。
それは、プレイヤーが相手の背中の番号を密告し、退場させる戦い。
賞金は固定の50万、最後の一人が勝ち取れる。
スリリングな密告戦、今開幕ーー。
プレイヤー(☆はレギュラー枠)
☆安倍菜々
片桐早苗
クーフーリン
東風谷早苗
佐藤心
☆スターサファイア
セシリア
大妖精
玉藻の前
長森瑞佳
フレデリク
水瀬名雪
リリーナ
ロイ
見所?
▽デパートで14人が密告中!
▽年齢のことを気にしてはいけない
▽作為のある通報番号があるかもしれない
▽瑞佳「だよもん」発言録
▽幼馴染でも同じユニットでも同族でも容赦してはいけない
▽最後に残るプレイヤーは誰だ!?
- Re: 密告中1 〜あるデパートの密告戦〜 募集もあるよ ( No.9 )
- 日時: 2017/06/04 18:43
- 名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)
40:00
心「…一向にだれも来ないんだけど…ってかこい☆」
菜々「ここまでくると、宝箱を諦めたプレイヤーも増えてきますね…」
ちなみに、この時点でのプレイヤーの位置関係だが、
四階:大妖精・スターサファイア・フレデリク・セシリア・名雪
三階:菜々・心
二階:ロイ
一階:リリーナ
…これでは、だれも来るはずがない。
菜々「もうこの作戦は無理ですね、開けてしまいましょう」
心「それなら先輩が開けたらどうだ?」
菜々「ですよね〜」
その宝箱の中身は…
菜々「これは…「絆の護符」?「ペアを組みたい誰かに渡すとペアとなり、どちらかが賞金を獲得すればペアの両方が賞金を獲得できる」…図ったかのようにこんなアイテムを…」
心「先輩と組むしかないか☆」
安倍菜々 佐藤心 ペア結成
明らかにご都合的展開だが、気にしたら負けである。
リリーナ「ここに宝箱がまだあったんだ…」
リリーナ、ようやく一階の宝箱を発見。
リリーナ「今度こそ!」
リリーナ「これは…「遊園地アトラクション一日無料ペアチケット」…うれしい、うれしいけど…うん、今は役に立たないよね」
外れを自分ひとりで消化してしまった…
で、4人でのじゃんけんの結果は…
大妖精「えっ」
三人「えっ」
大妖精、一人勝ちだ…
大妖精「みなさんには悪いんですけど…」
その、宝箱は…
大妖精「これは「セカンドナンバー」効果は「一度だけ密告されてもこのナンバーでゲームを続行できる」…強い!!」
三人「ああ〜〜…」
まさしく、エクステンドである。
スター「とりあえずみんな離れて、密告狙うとかなしだからね?」
セシリア「さすがにそれは無粋極まるわね」
ここは何もせず、離れる…
大妖精「少しは、安心できるよね…」
スター「まあ、残機一つでしょ?」
明らかなシューティング用語であるが、そこに…
心「お?」
心がいる…
大妖精「階段で三階に向かう?」
スター「そうね…いままでここ探してないし」
心(こいこい…)
そして、二人が階段を降りきったとき!
心(見えた!!!
スターサファイア「238」
大妖精「774」
大妖精、絶対いじられてるだろ☆)
大妖精「えっ、メール…『セシリアによりフレデリク密告、佐藤心によりスターサファイア、大妖精密告 なお大妖精はセカンドナンバーがあるため退場にはならない 残り7人』うわあああ!?」
スター「あー、階段で待ち伏せか。この形だと下の踊り場から見えるのよね…」
心「計画通り☆」
一寸先は、密告だ…
フレデリク「ずっと前から見ていたってことですか…」
セシリア「ごめんなさいね、よけいな相手がいたから即時密告にいけなくて…」
さきほど、フレデリクと会った時だ。
セシリア「張り込んでるようだけど、隙だらけよ。
フレデリク「096」
ほんと、何突っ立ってるのかしら?」
油断したら、いきなり密告される…
ロイ「セシリアさんがもう二人目仕留めたか…」
菜々「はぁとさんも頑張ってますね!」
まさかの形で、プレイヤーは半分になった。
35:00 残り7人
- Re: 密告中1 〜あるデパートの密告戦〜 募集もあるよ ( No.10 )
- 日時: 2017/06/05 22:51
- 名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)
メルト「…密告中だからって、ミッションがないわけじゃないのよ?」
ゲームマスターメルトリリスの手により、ミッションが発令された…
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
名雪「メール…『ミッション 各階に1つずつ指紋認証装置を設置した』」
大妖精「『残り20分までに指紋を認証しないと強制失格となる』うわあ、動かないといけないやつだ…」
心「『なお指紋認証する装置は一つでよく、認証できる人数に制限はない』まあ、そこは親切だな☆」
ミッション 強制失格を回避せよ!
各階に一つずつ、指紋認証装置を設置した。
残り20分までに指紋を認証しないと、強制失格となってしまう。
認証する装置はどれか一つでよく、一つに何人でも認証できる。
菜々「動かないといけなくなりましたね。正直、いやなんですけど…」
本当に動きたくない菜々。ただし、面倒くさがるといえば杏がいるが、その彼女は本当に面倒臭がっているのに対し、こちらは体力的な不安からの行動だ。
心「先回りして密告はぁとアタックだ☆」
シュガミンの相方は、先に認証装置で待ち伏せする構えだ。
リリーナ「どうしよう、探したほうがいいのかな…」
当然、探さないといけないが、それはほかのプレイヤーとの遭遇の確率を上げる事になる。
名雪「あー、こういうことか。多少無茶しても認証に向かうかな。バックシールドの使いどころはここだろうね」
3分間密告を交わせるバックシールドの威力を試せる状況だ。
ロイ「ここにあったのか」
2階の認証装置にロイが到着。
ロイ「ここに指を載せて…」
ピーッ
ロイ 認証完了 残り6人
ロイ「でも、ここは待ち伏せには向いてないな…」
認証装置の位置は階によってまちまちで、待ち伏せを狙うのに適しているかはわからない。2階は近くに隠れる場所がなく、待ち伏せは難しいようだ。
いちばん待ち伏せに適した位置にあるのは、3階の装置。ただし、待ち伏せがありうるということが露骨になりやすいので、かえって待ちにくいかもしれない。
大妖精「一難さってまた一難だよ…」
名雪「ここにはないかな…」
1階にて、この二人が接近。大妖精が先に気づいている。
大妖精「あれ、バックシールドだね…でも、気づかれる前に密告しちゃえば…」
名雪「あれが装置かな…」
名雪は大妖精に気づいていないが、装置を発見した。
名雪「待ち伏せもありそうだし、ここで使おう!」
名雪は待ち伏せを警戒し、バックシールドを使用!
※名雪の密告無効時間は31:22から3分間
大妖精「こっちには気づいてないみたいだけど、これは逆に待たれそうだね…別の階を探そう」
大妖精は密告を諦め、別の階へ探しに行く。
30:00
その後、セシリア、名雪が認証完了、未認証はあと4人。
残り20分までに認証しないと、強制失格となる。
菜々「…ナナ、電波を受信しました!」
突然、電波を受信した菜々。
菜々「4階に向かいます!!」
スタッフ「はあ…」
振り回される、スタッフ…
心「誰か…ってあれ、先輩か」
4階の装置に陣取る心。認証はまだだが、安全を確認したいようだ。
リリーナ「ここならまだだれもいないかな…」
なぜか、今回主戦場になるのは4階のようだ。
リリーナが接近中で、菜々が向かっていて、心が待ち伏せを試みている…
2対1の戦いだ!
- Re: 密告中1 〜あるデパートの密告戦〜 募集もあるよ ( No.11 )
- 日時: 2017/06/07 22:56
- 名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)
敗者の部屋…
クーフーリン「およそ30分ここにいるわけだが…」
スター「最初に密告されるのが悪い」
片桐早苗「二人がかりのあなたが言う筋合いはないわよ」
東風谷早苗「早苗っていう名前の人は結構いるんですか?」
瑞佳「けっこういるって言われてるんだよ」
フレデリク「それにしても、逃走中1の優秀枠が成績不良ですね…」
スター「私も半分行けなかったんだけどね…封印の剣メンバー強すぎない?」
瑞佳「たしかに三人残ってるし、このままだれかが優勝しそうな勢いだよ!」
片桐早苗「こっちも心と菜々ちゃんが残ってるし、わからないわよ?」
フレデリク「とはいえ、こちらとしてはロイ様を応援したいところです」
スター「他人に様付とは珍しいわね」
フレデリク「国が違えど王子であることは同じなので、様付も不思議じゃないですよ」
瑞佳「名雪が頑張ってくれたらいいもん」
スター「だよとかもんとか多くない?」
瑞佳「そんなことないんだよ!そんなに言ってないもん」
スター(言ってる言ってる)
東風谷早苗「ところで…」
タマモ「」
東風谷早苗「なんでタマモさんが倒れているんでしょう…??」
クーフーリン「ここに入ってくる段階で脱ごうとしたからゲイボルグぶち込んだ」
スター「自業自得よ(…普通、防がれそうなんだけど)」
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28:22
名雪「…バックシールド効果切れか」
ここからは、名雪も丸腰だ。
28:00
心「リリーナ来てるな…」
リリーナ「早く認証したほうが気分的に楽だね…」
リリーナは認証で頭がいっぱいで、心に気づいていない。
菜々「装置はあそこにある気がします!」
心のペアである菜々は心から密告されることはない。
菜々「リリーナさん!」
リリーナ「!!」
菜々とリリーナが出会った!
菜々「どいてくれません?」
リリーナ「どかない!私も認証したいけど、したところで密告される!」
さすがに、動くわけにも行かない…
心「先輩、ここはそのまま進ませるほうがよかったんだけど…まあいいや、裏に回り込むぞ☆」
リリーナ密告へ、心が動く…
大妖精「あった、これだ」
二階の装置に大妖精が到着。
大妖精「あとは、ここに指をおいて…」
ピーッ
大妖精 認証完了 残り3人
大妖精「一旦隠れよう」
大妖精は隠れて待ち伏せる場所を探す…
心「う、これ行き止まりか。回り込めないな…」
リリーナを裏から密告したかった心だが、残念ながら行き止まりに突き当たった。
菜々「ですから…ここでそろって強制失格は情けないですよ!?」
リリーナ「だからって密告されるのがいちばん嫌でしょ!?」
言い争いは止まらない…
26:00
セシリア「まだミッションは終了してないのね」
全員が指紋認証しないかぎりは、ミッションは終了宣言されない。
セシリア「強制失格ほど情けないものはないわね…」
はたして、回避なるのか?
心「三階から行くか?でも遠すぎて待ってくれるか怪しいし…どうすりゃいいんだ☆」
リリーナの裏周りができず、焦る心
大妖精「心さんだ…!!」
そこに、大妖精が接近!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大→ ←心
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しかも、一本道だ…
大妖精「だめだ!ここで逃げたらむしろ背中見られる!」
心「ん?…大ちゃんか☆」
不可避の接触…
大妖精「心さん…」
心「はぁとって呼べよ☆」
大妖精は後ろへ下がる。無論、心に背中は見せられない。
リリーナ「ここはちょっと下がって…」
菜々「!逃がしませんよ!」
リリーナは後ろへ下がるが、菜々はそれを追いかける!
大妖精「まだ安心できない…」
首だけ後ろを見たりして、後ろの安全を確認している大妖精。
大妖精「えっ…」
心「逃がさねぇよ☆」
心も、大妖精を追い詰める…
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| |
|心 |
|↓ |
| |
| |
| |
ーーー ーーーーーーー
大
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菜→ ←リ
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大妖精(菜々さんも…!!)
菜々は大妖精には気づいていないが…
大妖精(心さんが邪魔…!!隙を見せたらやられる!!)
動けない…!!
リリーナ「ここなら…!!」
菜々「しまった!!ガラス…!!」
ガラスの近くまで菜々を引き寄せたリリーナ!!
逆転密告なるか…!!
ウィーン
ピーンポーン
二人「…?」
リリーナ「まずっ…!!エレベーター!?」
果たして…!?
- Re: 密告中1 〜あるデパートの密告戦〜 募集もあるよ ( No.12 )
- 日時: 2017/06/07 23:42
- 名前: TX ◆RYFIZ2CGCg (ID: jBxFHKzX)
どうも、TXです!
1)TX(ティックス)
2)性別男・一人称僕・二人称〇〇さん
3)容姿 眼鏡はしていない。
4)性格冷静・口調丁寧
5)60万円
6)走力A・体力B・知力B・行動力B・運B・直感A
7)基本隠れる・ハンター放出阻止のミッションはやる・残り半分切ったら自首
8)コマさん(妖怪ウォッチ)
9)「どうも、TXです!」
「ハンター放出は避けたいですね・・・」
「自首すること自体が目的なので賞金ミッションは行きません。」
「やばい、ハンター!」
「あぁ・・・捕まった・・・」
10)コマさんと一緒に頑張ります!
11)僕はコマさんファンです
- Re: 密告中1 〜あるデパートの密告戦〜 募集もあるよ ( No.13 )
- 日時: 2017/06/08 21:54
- 名前: ロクター (ID: .WGhLPV.)
>TXさん
応募ありがとうございます。作者本人で承りました。
コマさんといえば確保通知の『悲報』が印象に残っています。
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リリーナ「まずっ…!!エレベーター!?」
エレベーターには間違いなく誰か乗っている。下手したら、エレベーターの中から密告される!
リリーナ(それに、逆にガラス密告しようにも今後ろを向いたら…)
菜々を引きつけたことが、ここでアダとなってしまった!
リリーナ(ここしかない…!!)
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|
|
| リ→
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|
菜→ |エレベーター扉
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リリーナ、凌げる場所を見つけた!
菜々「くっ、見えそうで見えなかった…!!」
エレベーターが開くタイミングで菜々は逃げ出す。
リリーナ「ここで…!!」
リリーナ(見えた!!
安倍菜々「027」)
セシリア「あら、リリーナ」
リリーナ「邪魔しないでください、今密告するんです」
エレベーターに載っていたのはセシリア。リリーナのガラス密告を警戒しているようだが…
リリーナ「安倍菜々さん、…メール?」
セシリア「ここで…!?」
密告直前で、メールだ…
果たして、誰が餌食になったのか…!?
ロイ「…」
名雪「…」
リリーナ「『密告情報 安倍菜々によりリリーナ密告 大妖精により佐藤心密告 残り5人』〜〜〜っ!!?」
セシリア「あら、残念ね…直接対決かと思ったけど」
密告する前に、自分が密告されてしまった…
菜々「かろうじて「652」で見えました…」
時は、遡る…
菜々「リリーナさん…!?」
リリーナが身を隠した瞬間…
菜々「リリーナ「652」今見えました…!!」
一瞬の隙を、見逃さなかった!
そして、逃げた先で…
菜々「リリーナ「652」です…ふう、絶対見られましたから、先に密告しておかないと」
先手を打った密告で、自分の番号を知った相手を退場させた。
菜々「しかし、はぁとさんもやられましたか…っていけない、認証しないと!!」
これで、認証をしていないのは菜々ただひとりだ!
また、時を遡ろう…
大妖精「もう拉致があかないですね…」
心「…観念したらどうだ☆」
2分間のにらみ合いで、大妖精が痺れを切らし始める。
大妖精「逃げてダメなら、行くしかない!!」
心「向かってきた!?」
逃げるのは無理だと判断し、心の密告を狙う!
大妖精「あとは素早く回り込むだけ!」
心「簡単に行くかよ☆」
しかし、心もサイドステップで応戦。なかなか隙を見せない。
大妖精「焦るな…」
心「こっちも回り込んで…」
お互い、息つまる攻防を見せる…!!
大妖精「!!」
心「かかった!!」
心、フェイントで大妖精の態勢を崩した!!
心「あっ!?」
大妖精「え!?」
しかし、心もよろめいてしまった!
大妖精(見えるっ…!?)
心「この…!!」
態勢を崩しながらも心の後ろを狙う!!
心「こっちだって負けられない…!!」
すでに素が出ている心。それだけ、必死だ!
大妖精「でも、こっちも…!!」
その思いは、大妖精も同じ!!
心・大妖精「「ここだ…っ!!」」
大妖精(佐藤心「264」間違いない!!)
心「…くそが☆」
大妖精「もしもし、佐藤心「264」です…私の、勝ちです!」
大妖精が、勝負を制した…!!
23:00 強制失格まであと3分
菜々「急がないと…!!」
4階の認証装置の位置はちゃんと覚えている。密告されないように、急ぐ!!
大妖精「下に降りておこう…」
大妖精は4階を非常階段で3階に降りているところ。セシリアもエレベーターで2階に行ったので、もうだれもいない…!!
菜々「これです!!」
ピーッ
ミッションクリア
ロイ「『ミッション結果 全員が認証を完了した』まあ、これで失格になられてもね」
菜々「はあ…はあ…ちょっと休もう…」
強制失格は、出なかった。
21:33
密告中は、いよいよ後半戦…
菜々「体力持つのは一時間…」
認証のため慌てて走って、体力を使い切った菜々…
セシリア「せめてあとひとりは密告したいわね」
ここまで2人密告を決めた魔導将軍、セシリア…
大妖精「よく考えたらこれで二人密告してるんだ…」
同じく2人密告した名無しの妖精、大妖精…
名雪「あと5人か…なんとしても生き残ろう」
うまい立ち回りで密告を避けてきた、名雪…
ロイ「セシリアさんは僕が密告したいな…」
そして、静かな闘志を燃やす、ロイ…
最後に生き残るのは、ただひとり…
勝者は、誰だ!?