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逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜
日時: 2017/08/02 00:13
名前: ユレト ◆V8CuwRHVrk (ID: eetvNq3l)

初めまして、ユレトと申します。今回、逃走中にはあまり見なかった傾向である「チーム対抗戦」を書きたいと思い、書き始めることにしました。

色々不安な点もありますが、当たって砕けろ俺得上等!の心意気で何とか完結まで書き続けられたらと思います。



今回の舞台はとある村。一見何の変哲もない平和な村だが、この村には奇妙な伝説が伝わっている。
逃走者たちは、伝説に立ち向かいながら逃走成功を目指す!

そして、今回の逃走中はチーム戦。逃走者全員が仲間というわけではない……。これがゲームにどう影響してくるか、注目だ!

幾多の困難を乗り越え、逃走成功を果たす者は果たして、現れるのか!





逃走者紹介(8作品28名 五十音順)


青(人間チーム)

十六夜咲夜(東方Project)
上条当麻(とある魔術の禁書目録)
希月心音(逆転裁判)
霧雨魔理沙(東方Project)
剛田武(ドラえもん)※作中ではジャイアンと表記
成歩堂龍一(逆転裁判)
野比のび太(ドラえもん)
博麗霊夢(東方Project)
日向夏美(ケロロ軍曹)
日向冬樹(ケロロ軍曹)
マリオ(スーパーマリオブラザーズ)
御剣怜侍(逆転裁判)
御坂美琴(とある魔術の禁書目録)
ルイージ(スーパーマリオブラザーズ)



赤(妖怪チーム)

鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎)
ギロロ(ケロロ軍曹)
クー子(這い寄れ!ニャル子さん)
クッパ(スーパーマリオブラザーズ)
ケロロ(ケロロ軍曹)
古明地さとり(東方Project)
射命丸文(東方Project)
砂かけばばあ(ゲゲゲの鬼太郎)
ドンキーコング(スーパーマリオブラザーズ)
ニャル子(這い寄れ!ニャル子さん)
ネコ娘(ゲゲゲの鬼太郎)
ねずみ男(ゲゲゲの鬼太郎)
鈴仙・優曇華院・イナバ(東方Project)
レミリア・スカーレット(東方Project)




見どころ

▽奇妙な伝説が伝わる村で逃走中!
▽逃走中稀に見るチーム戦!
▽天才VS天才!逃走者同士の対決が熱い!
▽凡人のび太、台風の目となれるか!
▽逃げるだけが逃走中じゃない!高度な頭脳戦心理戦も展開!?
▽その伝説に異議あり!謎を解き明かせ!
▽人間と妖怪、対立する存在の進む先は……?





それでは、お楽しみください。

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Re: 逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜 ( No.3 )
日時: 2017/08/05 00:24
名前: ユレト ◆V8CuwRHVrk (ID: eetvNq3l)

〜自己紹介タイム〜




スタッフ「自己紹介は五十音順でお願い致します。チーム戦ですので、アピールポイントなどを添えていただくと今後のためになるかと思われます。ではまず、青チームから」

今回の逃走中、稀に見るチーム戦。他の逃走者のとの連携が大切になってくることは、言うまでもない……!

文「(フム……一応、皆さんのデータをまとめたメモを作ってみましょうかね)」




咲夜「十六夜咲夜です。お屋敷のメイドをやっておりますわ。あまりアピールすることはないのですが……まぁ、大抵のことはできると思います」

魔理沙「咲夜は能力使えないからきつそうだよなー」

普段は時間停止というとんでも能力を持っている咲夜。しかし、今回の逃走中でそれを使うことはできない。能力を失ったパーフェクトメイドは、どのような活躍を見せるのか。



レミリアさんのメイド、咲夜さん。能力が使えなくとも判断力と運動能力は目を見張るものがあり、人間の最高峰といったところでしょうか。敵チームの私としては要警戒ですね(射命丸文の手記より抜粋)




上条「2番目は俺か。上条当麻、高校生です。俺のアピールポイントっつったら不幸なことくらいで……でも、役に立つよう努力はするつもりです」

ココネ「大丈夫ですよ!不幸ってことはすなわち、選択を迫られたときにそれが悪いほうに出やすいってことですもんね。それなら、私たちはそれを前提に動けるじゃないですか!」

マリオ「ん?ああ、そう言われてみりゃそうだな。言うなら確率を捻じ曲げる能力だ!」

上条「そう捉えるのか……発想の逆転だな。んじゃ、そんな感じでよろしく頼むわ」



不幸体質ねぇ……逃走者に選ばれたくらいだから本当なんでしょうけど。こういう人の本質はピンチになった時に現れると相場が決まっています。その機会を待ちましょうか(射命丸文の手記より抜粋)




ココネ「私ですね。希月心音、弁護士やってます!カウンセリングが得意なので、何か困ったことがあったら相談しに来てください!」

鬼太郎「へえ、心理学でもやっていたのかい?」

ココネ「アメリカで心理学を学びました。そして私、耳が良いので声のトーンで他人の感情がわかったりしちゃいます。チーム戦では役に立つと思いますよ!」

上条「マジかそれ!?」

ルイージ「それは凄いなぁ。心理戦のスペシャリストになれそうだね、味方でよかったよ」



なんかすごい人が出てきました。彼女は『感情』に対してとても優れた能力を持っているみたいです。私も職業柄他人の感情には気を遣うほうですが、彼女にはかないそうにありませんね(射命丸文の手記より抜粋)




魔理沙「霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ!」

ミツルギ「異議あり!魔法などという非科学的なものは存在しない!」

魔理沙「ん〜そう言われてもなぁ……」

咲夜「諦めなさい、御剣。ここには魔法使い以前に数多くの妖怪がいる。あなたの世界で語られてきた幻想が、ここには存在するのよ」

ミツルギ「ぐぬぬ……」

世界観の不和にまだ慣れない御剣。こればかりは生きてきた環境が違うため仕方がない。

魔理沙「ま、ここじゃ魔法は使えないから、私も普通の人間だな。ミッションとかは積極的に動くようにするが考えるのは苦手だから、みんな指示くれな!」



魔理沙さんはあんまり脅威感はありませんね。魔法が使えないのは彼女にとってかなり痛手となるでしょう。ただ、向こう見ずなところがあるのでそれがうまくはまった時に注意といったところでしょうか(射命丸文の手記より抜粋)




ジャイアン「剛田武、通称ジャイアン様だ!俺の特技は歌でみんなを元気にすること!ここで一曲歌ってやるからよぉ〜く聞いとけー!」

のび太「わわっ!」

大きく息を吸うジャイアン。その時、咲夜がありったけの殺気を纏いジャイアンの前に飛び出した!

咲夜「あんまり迷惑なことすると○すわよ」

ジャイアン「ヒィッ!?すんませんでしたー!」

ジャイアンがいくらガキ大将とはいえ、咲夜が出てくれば蛇に睨まれた蛙のよう。

ミツルギ「(どうやら格付けが済んだようだな)」



危ないところでしたねぇ……のび太さんの反応を見ればロクな歌じゃないことは分かりますが、それを見てすぐさま止めた咲夜さんはさすがですね。しかしあの方、人間の子供にしては強そうですね。この中にいると霞みますが(射命丸文の手記より抜粋)




ナルホド「成歩堂龍一、弁護士やってます。なんか凄い人がたくさんいてついていけるか不安ですが、やれる事をしっかりやろうと思います」

今回のそうそうたるメンバーが織りなすオーラに、既に冷や汗ダラダラの成歩堂。

魔理沙「まあまあ、楽しくやってこうぜ!」

ルイージ「それに、ここに呼ばれたって事は君も何かあるんじゃないの?難事件を解決してたりさ」

ナルホド「普通の弁護士なんだけどなぁ……」



確かに見た目は普通の男性ですね。ただ、こういう人ほどいざという時に活躍したりするものです。主人公格とでも言いましょうか……とにかく、目を離すのは危険ですね。(射命丸文の手記より抜粋)



のび太「野比のび太、小学5年生です。あのぅ……なんで僕こんな所に呼ばれたんでしょうか……」

今回の逃走者は、頭脳面機動力面共に優秀な者が抜擢される傾向にある。しかし、その中でも数人は凡人が混じっている。そしてのび太は、その象徴とも言える存在である。

不安がるのび太の前にミツルギが立った。

ミツルギ「フッ……君がなぜここにいるのか、それは私の知ったところではない。が、今回のゲームに選ばれたのには何かしらの意味があるはずだ」

上条「確かに、ここまで個性的な奴らがいるんだ。『普通の人間』がなんの理由も無く選ばれるってのは考えづらいよな……」

ミツルギ「ゲームが進めば明らかになるかもしれぬ。君がここにいる意味というものが。それまで、自分にできる事をしたまえ」

のび太「うん、頑張るよ!」



う〜ん……そうはいってもやはり普通の小学生ですよねぇ。今のところは警戒する必要もなさそうですね。何かあったら考えましょう(射命丸文の手記より抜粋)

Re: 逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜 ( No.4 )
日時: 2017/08/05 02:20
名前: ユレト ◆V8CuwRHVrk (ID: eetvNq3l)

霊夢「博麗霊夢よ。巫女やってるわ。一応職業柄妖怪連中には詳しいから、そっち方面で何かわからないことがあったら遠慮なく。答えられる範囲で答えるわ。後はそうね……運とか直感とかそういうのには自信あるから、そういうのが必要になったら頼ってちょうだい」

ねずみ男「シッシッシ。巫女さんかぁ、いいよなぁ」

霊夢「そこ、変なこと考えてると退治するわよ」

ねずみ男「ゲェ!(やべぇ、この巫女本物だ……!)」

レミリア「相変わらず妖怪には手厳しいわねぇ」



要警戒対象の霊夢さんです。この人だけは本当に敵に回したくなかった……しかし、チーム戦なので色んな事やって霊夢さんに対応しましょう。まだどのあたりがチーム戦なのかも知らされてませんしね(射命丸文の手記より抜粋))




夏美「日向夏美です。そこの……緑色とか赤色の生物を居候させたりしているわ」

ケロロとギロロが座っている席を指さす夏美。これだけでなんとなく力関係が伝わってきそうである。

ケロロ「夏美殿!緑色のとは心外でありますな!」

夏美「あんたは別チームなんだから、事があったら容赦しないわよ……」

ケロロ「ゲーロゲロゲロ!どんなゲームになるか楽しみでありますな!」



ここはまだ対等関係っぽさがありますが、それにしても人間チームはアクの強い人が多いですね……ま、それくらいでないと妖怪チームとは渡り合えないでしょうけど(射命丸文の手記より抜粋)




冬樹「日向冬樹です。夏美姉ちゃんの弟です。オカルトが好きなので、今日はたくさんの妖怪と会えて感激してます!」

鬼太郎「そう言ってもらえると、僕たちとしてもありがたいよ」

レミリア「しかし、ここでは妖怪の存在は当たり前……こうなるともうオカルトでも何でもないわね」

冬樹「う〜ん。そうなんだけど、どうも見た目で何の妖怪かわからない人もいて。後で詳しく話を聞かせてよ!」

文「…………!そういうことでしたら、この私めが事細かに説明しましょう!後で聞きに来てくださいね〜」



好奇心旺盛な方ですね。ですが、妖怪に対する好奇心は時に身を滅ぼすこともあります。ま、私が間に入ってうまいことやりますか(射命丸文の手記より抜粋)




マリオ「名前はマリオ。職業はスーパースターだ!みんな、頼ってくれよな!」

ココネ「うへぇ……本気で言ってるよこの人……」

魔理沙「いいじゃないか、そういうの好きだぜ!」

マリオ「まあ、身体能力にはかなりの自信があるから、動く系のミッションとかで活躍できるかもな。よろしく!」



もう言動が主人公ですね。人間チームには主人公格の人が多いようです。マリオさんは機動力高めの主人公のようなので、動きの良さに警戒といったところでしょうか(射命丸文の手記より抜粋)




ミツルギ「御剣怜侍と申す。検事局長を務めている」

上条「ん?検事ってなんだっけ?」

文「裁判で、被告人を追い詰める人のことですよ」

ミツルギ「フッ……確かに検事は被告人を有罪にするもの。だが、私はそれが全てだとは思っていない。検事とは、真実を追求するものだ」

のび太「カッコいいな〜。考えることは、御剣さんに任せておけば問題なさそうだね!」



随分と奇抜な方ですね。女性受けが良さそうです。人間チームのブレイン的存在となりそうですね。妖怪チームは頭脳派が少ないので少し不安です(射命丸文の手記より抜粋)




美琴「御坂美琴よ。もちろん目標は逃走成功だけど、それ以前に私は負けず嫌いだから、妖怪相手だろうと全力で勝ちに行くわ。とはいえ、逃走中だからね。『チーム戦』がどんな感じになるのかまだわからないけど」

ネコ娘「人間勢血の気が多い人が多いわねぇ」

クッパ「がっはっは!いい事ではないか!初めから腰が引けた態度で来られてもつまらんわ!」



一部では逃走成功候補との声もあると噂を聞いています。しかし体格的にまだ10代半ばでしょうか……そこまで過剰な評価は逆に危ないかもしれません(射命丸文の手記より抜粋)




ルイージ「最後が僕だね。最後が僕で、なんかごめん。マリオ兄さんの弟で、一緒にスーパースターとして活動してる、ルイージです。いつもは兄さんの行動を補佐しながら活動してるよ」

ナルホド「兄が熱血行動派なら、弟はそれを正しい方向に導く役割という事か。いいコンビなんじゃないかな」

冬樹「信頼関係がありそうだよね〜ゲームでは期待してるよ!」



マリオさんの陰に隠れていますが、体格を見る限りこの方もなかなかの身体能力を持っているようです。ですが、兄と比較されることが多かったのでしょうか、少し弱気なところがありそうですね。(射命丸文の手記より抜粋)




・・・・・・




文「(フム……大体わかりましたね。人間チームは行動型と頭脳型が見事なまでに分かれているといっていいでしょう。少しまとめてみますか)」

〜青チーム全体について、射命丸文の考察〜

行動型:魔理沙、ジャイアン、マリオ、美琴、夏美

頭脳型:成歩堂、御剣、冬樹、ルイージ

万能型:霊夢、咲夜、心音

不明:上条、のび太

まとめ:バランスの取れた良いチームであることが推測されます。ものの見事に能力の高い人間を集めてきましたね。不明の2人が謎すぎますね。特徴がなさすぎます。この2人に関しては展開によって対応していくしかありませんね。逃走中ですので、案外あっさり確保されて終わるかもしれません。

Re: 逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜 ( No.5 )
日時: 2017/08/18 15:39
名前: ユレト ◆V8CuwRHVrk (ID: eetvNq3l)

スタッフ「それでは続きまして、赤チームの自己紹介の時間となります。こちらも五十音順でお願いします」

ミツルギ「(いよいよ私の知らない世界、妖怪勢の紹介か。なに、問題はない。1人1人を記録し、怪異に立ち向かうのだ……!)」

ココネ「うー……やっぱり少し怖いなぁ」

ミツルギ「ココネ君、心配はいらない。人間は、未知の怪異に遭遇すれば少なからず恐怖を感じてしまうものだ。問題はその後、怪異に正面から立ち向かうことだ。幸い今回は、見かけが恐ろしい者は少ない」

ナルホド「それに今回は、物理的被害を加える行為はすべて禁止されている。どんなに怖い妖怪でも、手の出しようがないさ!」

ココネ「そうですね。私、妖怪と向き合ってみます!」

未知の存在を前にし、心を落ち着けた逆転裁判勢。

文「(うーん……)」




1番手は、妖怪勢本家本元、最古参妖怪鬼太郎……!その実力は、オーラからでもはっきりと感じ取れるほどに強大……!

鬼太郎「鬼太郎と言います。皆さん、妖怪と聞くと敬遠される方もいるかもしれませんが、普通にゲームをする分にはそんなに怖いものではないので、仲良くしてくれるとありがたいです」

霊夢「いいの?そんなこと言って。人間に恐怖を与えるのが、妖怪の本分でしょう?」

鬼太郎「まあそうなんだけどね。そういうのはまた別のところで。僕たちがここで争いを起こすのを、望まない人もいるだろうしね」

魔理沙「霊夢と鬼太郎が戦ったらどうなるか、私的にはちょっと気になるぜ?」

霊夢「あんたは黙ってなさい。じゃ、私もゲーム中はおとなしくしてるわ」

実力トップクラスの人間と妖怪の間に生まれた不可侵条約。これにより、今すぐに事が起こるようなことはなそうである。



やけに友好的な妖怪がいたものだ。ここにいるものは大概がそのような妖怪のような気もするが。しかし、実力は確かだろう。その実力、人間をどれほど凌駕しているか……(御剣怜侍の手記より抜粋)




ギロロ「ギロロという。誤解のないように言っておくが、俺は妖怪ではなく宇宙から来た軍人だ。それ故、動くことには自信がある。特に俺とケロロはお前らと違いこの二頭身の体だ。役に立つことがあるかもしれん。そして、何としても賞金を持って帰る所存だ」

ジャイアン「えーっ!ってことは宇宙人かよ。とんでもねぇのが出てきちまったなぁ」

砂かけばばあ「よく見ると結構かわいいのぅ〜」

ネコ娘「そう……?」



やれやれ、今度は宇宙人とは。そろそろ驚かなくなってくるものだ。さて、ギロロという男だがやはり注目すべきはあの体か。逃走には有利そうだが……(御剣怜侍の手記より抜粋)




そして3番手、ここまで発言のなかったとんでもない逃走者が現れる……!

クー子「……クー子……よろしく」

ミツルギ「ム……終わりだろうか?」

クー子「何か知りたかったら、聞いて」

マリオ「無口系女子めっちゃ可愛いな!」ヒソヒソ
ルイージ「何言ってんだよ兄さん!年を考えてよ!」ヒソヒソ

レミリア「それじゃ、私から質問するわね。単直に、あなた何の妖怪なのよ?頭からなんか出てるみたいだけど」

クー子「……妖怪、というもんじゃない。私はクトゥグアの一個体。ニャル子を追って宇宙から来た」

ニャル子「だーっ!変なこと言わないでください!誤解されるでしょうが!」

レミリア「はいはい、いちゃつくなら外でね。それにしてもクトゥグアって何かしら……誰か知ってる?」

レミリアの言葉に、文の眉が動いた。

文「(昔何かの文献で読んだことがある。すべてを焼き尽くし、辺り一帯を焦土と変える生ける炎。その力は妖怪なんてものじゃない……!邪神……!生物に一切の抵抗を許さず、見ただけで正気を奪う神格の者……!しかし、目の前の少女がそんなものには到底見えない。というより、もしも本物のクトゥグアを目にしているなら、私たちはもう終わっている。ここは何も言わないでおきましょう)」

霊夢「なーんか普通じゃなさそうな感じはあるけど。私の勘が危険を告げていないわ。問題なさそうね」



謎の多い少女であるが、取り立てて危険ではないようだ。しかし、ここにきて聞いたことのない種族。私も機会があれば調べてみるとしよう。(御剣怜侍の手記より抜粋)




クッパ「吾輩はクッパ、大魔王だ!ガハハハ!今回はクッパ軍団の資金を稼ぎにやってきたのだ!とにかく賞金は多いほど良い!貪欲に稼ぎにいくぞ!!」

今回の逃走者の中で、ひときわ目立つ外見をしているクッパ。それも相まってか強い迫力を感じる。

マリオ「クッパ!悪いことをしたら許さないぞ!」

クッパ「ガッハッハ!マリオ、今日はお前に目に物を見せてやるわい!」

ゲーム開始前から火花を散らすマリオとクッパ。因縁の強さがうかがえる。

スタッフ「念のため言っておきますが、例え能力を使わなくとも暴力行為は禁止されておりますのでご了承ください」

それを感じ取ったスタッフがすかさず忠告を促す。

クッパ「フン、わかっておるわい。今日はチームとして、ゲームの中での勝利に全力を尽くす所存だ」

ケロロ「クッパ殿は行動力はありそうでありますが、体がでかい分ハンターに見つかりやすいのが心配でありますな」



野心の強い妖怪だ。物理的な意味で、相当な力を持っている事が外見から安易に伺える。クッパと腕力勝負で勝てるものはこちらのチームにはいない。そういった展開はできるだけ避けるようにしなくてはな。(御剣怜侍の手記より抜粋)




ケロロ「ケロロ軍曹であります!今回の目的は何といっても賞金!賞金を手に入れて、何としても最新作のガンプラを購入するであります!」

ガンプラのことしか頭にないケロロ、逃走中での賞金獲得を目指す。

上条「宇宙人なのに地球の文化にハマってるのか?」

ケロロ「な、何か問題でありますか!?しょうがないであります!この星には宇宙にはなかった素晴らしいものがたくさんあるであります。せっかく来たのにそれを享受せずに生活するというのは何とも酷な話でありますよ」

ねずみ男「ま、足引っ張らなきゃ俺は何でもいいけどよ」

ケロロ「ワガハイの力、見せつけてやるでありますよ!」



宇宙人第二弾。見た感じ知能はあまり高くなさそうだが、欲望に素直なところがありそうで、状況に合わせた柔軟な行動をしてきそうだな。(御剣怜侍の手記より抜粋)




さとり「古明地さとりです。仕事はデスクワークがメインなので体を動かすのは苦手なんですが、その分考えることでカバーしていきたいと思います」

ミツルギ「ム……失礼だが、君は本当に妖怪なのだろうか?見た目はその……普通の少女のように見えるが」

さとり「ええ、妖怪ですよ。……では少し、私の特技をお見せしましょう。これを持ってください」

さとりはポケットから赤、青、黄の三色のボールを取り出すと御剣に手渡した。

さとり「私は後ろを向いていますから、その3つのボールから1つ選んで上に掲げてください。貴方がどのボールを選んだのかを当てましょう」

ミツルギ「ほう、デモンストレーションという事か。いいだろう」

さとり「別に何色を選んでも構いませんよ。御剣さんのスーツが紅色をしているので赤を選んでもよいですし、人間チームの色が青なので青を選んでも構いません。もちろん敢えて黄色を選ぶのもありです。では、後ろを向きます」

さとりが後ろを向いたのを確認した御剣は、少し考え……

ミツルギ「(では、これにしよう)」

『青』色のボールを掲げた。それをさとり以外の逃走者全員が確認する。

ミツルギ「選んだが」

さとり「選びましたか?では当てます。その三種類のボールだと御剣さんが選びそうなのは……『青』ですかね」

ミツルギ「!」

会場にどよめきがはしる。

さとり「どよめいたということは正解ですね。ご協力ありがとうございました」

マリオ「スッゲー!なにあれ!魔法?魔法?」

上条「読心術ってやつか……?」

会場のどよめきはさらに大きくなっていく。

ココネ「異議あり!さとりさん、それはだめですねぇ」

しかし、この空気に心音が待ったをかける!

さとり「何のことでしょう?」

ココネ「これは魔法でも何でもありません。ただの心理誘導です」

ミツルギ「となると、私は青を選ばされていたという事だろうか?」

ココネ「その通りです。それは赤、青、黄という色が持つ意味を考えてみればおのずとわかります。先ほどさとりさんは、選んだボールを掲げて皆に見せるよう指示しました。となると、青チームの御剣さんは敵チームの色である赤だけは絶対に選べません。この部屋には各逃走者ごとに配られているベストがそこら中に置いてあります。チームの色を強く意識させる要因があるということです。」

ミツルギ「確かに、敵チームの色の球を掲げるのは抵抗があるが……」

ココネ「そして逆もあるんです。この部屋には黄色がほとんどありません。唯一黄色なのは私の服ぐらいですが、私の席は御剣さんの2つ後ろ。視界には入りません。となるとここで突然提示された黄色を選ぶのもギャンブル感があって選びづらくなります。結局、御剣さんは消去法的に青を選ぶ。これがトリックです」

ネコ娘「すごーい!そんなことが起こってたなんて!」

心音の説明に、皆が納得した表情を見せる。不思議な力だと思われていたさとりのデモンストレーションを打ち砕いた心音の見事な一手。

ココネ「心理学に疎い人は騙せても、専門家には通用しませんよ……さとりさん」

さとり「……フム、ではゲームを楽しみに待つとしましょう、心音さん」

さとりVSココネ、心理戦に長けた者同士の熱い因縁が形成された……!



やれやれ、私もつい自然に青の球を選んでしまった。妖怪サイドには心理戦に長けた者もいるという事か。何も力が強いだけが妖怪ではないということだ。(御剣怜侍の手記より抜粋)

Re: 逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜 ( No.6 )
日時: 2017/08/18 15:39
名前: ユレト ◆V8CuwRHVrk (ID: eetvNq3l)

文「天狗で新聞記者をやっております、射命丸文です!今回の逃走中のことは事細かに記事にして新聞を発行したいと思ってますので、みなさん楽しみにしていて下さい!」

ケロロ「ということは、ワガハイの活躍がついに世間に知られる時が来るでありますか!?」

文「活躍すれば、ですけどね。後、私はスピードがあるので動く系のミッションが出た時はお任せください!」

幻想郷最速の称号を持つ射命丸文。今回の逃走中では飛行は禁止されているが、走るスピードはどうか。

ギロロ「新聞記者なら情報収集も得意そうだな。ゲームでは積極的に動いてもらおうか」

冬樹「うわぁ……となると射命丸さん結構万能プレイヤーじゃないか……敵に回っちゃったのは厄介だなぁ」



行動型でありながら頭もよく回りそうな少女だ。彼女の存在は要注意と言えるだろう。明るい性格を活かし赤チームのムードメーカーとなりそうだな。(御剣怜侍の手記より抜粋)




砂かけばばあ「砂かけばばあじゃ。見ての通りばばぁじゃが、これでも意外と動けたりするぞ。今日は若い者に付いていけるよう頑張ろうと思っておる」

今回の逃走者の中で唯一ご老体を引きずっての参戦。しかし、妖怪チームには数百年単位で年を重ねた逃走者も多いので、見た目はあまり気にするところではないだろう。

マリオ「ただのばあさんってわけじゃなさそうだな」

ニャル子「とはいえ砂かけが披露する機会ってありますかね……」



見た目はただの老婆だが、さすがは妖怪といったところか、体の衰えを感じさせない。砂かけということは投擲能力に優れている可能性がある。(御剣怜侍の手記より抜粋)




ドンキーコング「ウホッ!ウッホッホ!(みんな、今日はよろしく!)」

マリオ「わかるか!」



この逃走者は……ウム、筋肉の発達が著しいことから、パワー系の逃走者だな。他の逃走者とコミュニケーションをとることはできないようだが、人並みの知能はあるようだ。(御剣怜侍の手記より抜粋)




ニャル子「こんにちは!いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌、ニャルラトホテプです!ニャル子と呼んでください!」

のび太「かわいいなぁ〜」

文「(しかし、ニャルラトホテプ……これも何かの文献で読んだことがある……人間と友好性を築くこともある変わった神格。千の顔を持ち、狂気と混乱をもたらす。彼女のあの姿は、おそらく……)」

冬樹「文さん大丈夫?顔色悪いよ?」

文「ええ、大丈夫です」

クトゥルフ神話の神格は、通常の人間には冒涜的過ぎて理解する事が出来ない。理解してしまえばその狂気にのまれてしまう。故に、それを記した文献もなかなか見ることができない。冬樹のようなオカルトマニアでさえ、知らない存在だ。

射命丸文のような、長く多くの文献を見てきたものがかろうじて知っている程度の種族である。

ニャル子「文さん、私やクー子は今回普通にゲームを楽しみに来ただけです。他意はありません。まさかクトゥルフ神話に詳しい方がいるとは思いませんでしたが、それは切り離してもらって問題ありません」

文「フム……そうですか。まあ、あなた方に本気を出されたら絶対に敵いませんし、そんな者をゲームマスターが招待するとは思えません。素直にゲームを楽しむことにしましょう」

さとり「(文さん……とはいえ半信半疑ですね。ですが、今回は問題ないようですよ?)」



私にはまったく理解できない話が展開されているが、どうやら気にする必要はなさそうだ。しかし、彼女が強力な妖怪という事実は頭に入れておく必要があるだろう。(御剣怜侍の手記より抜粋)




ネコ娘「ニャーッ!ネコ娘です!ネコの妖怪だけど、人間の世界でもアルバイトとかやって楽しくやってるわ。ところで今日のゲームは夜の開催なのね。夜目が効くから行動はしやすいかも」

霊夢「わかりやすい妖怪ね〜知り合いにも似たようなのがいるけど」

クッパ「ワガハイと違って足が速そうだから、きびきび動いてもらうぞい」



足が速く夜目が効くネコの妖怪か。力は低そうだが、全体的な能力が高そうだ。妖怪化した動物ということで、考える力に関してはどうか(御剣怜侍の手記より抜粋)




ねずみ男「シッシッシ、ねずみ男様だぜ〜。今回俺は賞金のためだけに貪欲に動く予定だ。チームプレイってのが苦手なんだがよ、賞金のために動くから結果的にチームの得になることが多くなるだろうな」

鬼太郎「ねずみ男、モラルのある行動を心掛けろよ」

ねずみ男「そりゃ〜状況次第だな〜」

妖怪の中でも力の弱い妖怪であるねずみ男であるが、金に対する貪欲さでは逃走者一である。それが今回のチーム戦にどう影響するか。



何とも汚い妖怪だ。私は苦手だな。見た目通りの卑しい行動には警戒といったところか。(御剣怜侍の手記より抜粋)




鈴仙「えっと……鈴仙、優曇華院・イナバです。鈴仙と呼んでください……」

大妖怪に囲まれ、緊張気味の鈴仙。

ケロロ「頭の耳はなんでありますかな?」

鈴仙「あっ、私ウサギの妖怪なんです。でもウサギみたいに跳ねたりできないんですが、代わりに少しだけ医学の知識があります。けがとかした時は呼んでもらえれば診察します」

ナルホド「へ〜頭いいんだね」



どうやら彼女は、考えるタイプの妖怪のようだ。医学というのは並大抵の努力で身に付くようなものではない。しかし、このゲームでは彼女にお世話にならないようにしたいものだ。(御剣怜侍の手記より抜粋)




レミリア「私が最後ね。レミリア・スカーレットよ。高貴なる吸血鬼の妖怪、今夜のような満月の晩にこそ私の存在はふさわしい。クックック、私のカリスマにひれ伏すが良いわ」

強大なるカリスマ性を放ちながら話すレミリア。その姿に、人間は怯み怯えるしかない。

が……それは通常の人間とぶつかった時の話……!

美琴「でも、あんた幼女じゃない」

レミリア「ンナァッ!?」

マリオ「幼女にそんなこと言われてもな〜」

今回の人間チームは、歴戦の戦いを乗り越えてきた猛者共。レミリアのような存在も、珍しいものではない。

レミリア「なによ!絶対活躍してやるわ!」

レミリア、見事にカリスマからかりちゅまへと降格。しかし、吸血鬼の力は本物である。甘く見ていると、当然痛い目を見るだろう。



フム……体つきは普通の少女という気もするが……彼女が本当に吸血鬼なのだというなら、かなりの警戒が必要だ。まあ、この辺りはゲーム中に判断するしかあるまい。(御剣怜侍の手記より抜粋)




・・・・・・




ミツルギ「(フム……大体把握したが、妖怪というものが未知の存在ということもあり、まだ不明の部分も多い。とりあえず、まとめてみよう)」

〜赤チーム全体について、御剣怜侍の考察〜

行動型:レミリア、ネコ娘、砂かけばばあ、ニャル子、クッパ、ドンキーコング

頭脳型:さとり、鈴仙、ねずみ男

万能型:文、鬼太郎、クー子、ケロロ、ギロロ

まとめ:少し分けてみたが、個人的に決めた勝手な暫定でしかない。行動型が若干多めだろうか。人間とどれほど能力の差があるのか、ゲームを進める上で見極めるとしよう……!

Re: 逃走中チーム戦〜人妖決戦!村の伝説を解き明かせ〜 ( No.7 )
日時: 2017/08/25 00:15
名前: ユレト ◆3bWDf7mx4s (ID: eetvNq3l)

両チーム自己紹介を終え、今回はかなりハイレベルな逃走者が招待されていることを全員が確認したところで、進行役のスタッフがマイクをとった。

スタッフ「皆様、自己紹介お疲れさまでした。それではこれより、本ゲームのルール説明、もといチーム戦とは何なのかについて説明させていただきたいと思います」

霊夢「正直一人のほうが気が楽なんだけどね〜」

ジャイアン「俺は心の友とのチームなら大歓迎だぜ!」

逃走者の中にも、チーム戦が得意なタイプとそうでないタイプとに分かれているようだ。

スタッフ「まず今回の逃走中は、制限時間90分で行われます。これを逃げ切った者は162万円の賞金を獲得できます。この点に関しては普通の逃走中。チーム戦は関係ありません」

逃走中の大原則である逃走という点がぶれているということはない。あくまで一番は逃走することが目的である。

スタッフ「ですが、確保されてしまった方にも賞金獲得のチャンスが残されています。同じチームの方が逃走成功した場合、逃走成功した人数×10万円の賞金を差し上げます!」

マリオ「おおっ!」

ギロロ「自分が捕まっても、仲間が逃げ切れば賞金を持って帰れるという事か!」

単純に賞金獲得のチャンスが増えたという事実に会場が沸く。

スタッフ「そして、ここからが最も大切なところです。通常、確保された逃走者は復活ミッションなどがない限り、他の逃走者を応援する事しかできません。しかし、今回は違う。確保された逃走者にも役割を持ったミッションが登場します」

ミツルギ「なるほど、確保された後もやることがあるという事か」

文「自分の活躍で賞金額を増やせるかもしれないんですね!」

逃走中というゲームには、参加者全員が楽しむという点でみると欠陥がある。確保されればやることがなくなってしまうからだ。しかし、今回は違う。すべての逃走者に、重要な役割が与えられている。

スタッフ「次に、チーム戦という言葉の意味について説明します。しかし、これは単純な話。今回の逃走中、登場するすべてのミッションが『対戦型』ミッションとなっております!勝利したチームは逃走を有利に進めることができます。逆に、敗北したチームは不利になることでしょう」

のび太「対戦型……!」

この言葉を聞いた瞬間、青(人間チーム)と赤(妖怪チーム)の間に火花が走った。人間と妖怪、長きにわたり対立してきた関係がこのゲームでも衝突する……!

スタッフ「それではまず、オープニングゲームで対戦していただきましょう。皆さま、校庭にお集まりください」




・・・・・・




逃走者たちが校庭に集まると、台に乗った青と赤のボタンがあった。

スタッフ「オープニングゲームは全員参加クイズ大会です!各チーム代表者1名が早押しクイズで勝負していただき、負けた人は次の人と交代。先に相手チームを全滅させたチームが勝利です。勝利チームはハンター放出の際に1分間の猶予が与えられますが、負けたチームは50mの猶予しか与えられません」

のび太「クイズは苦手だよぉ〜」

ネコ娘「わ、私も考えるのはあんまり……」

知力にもそれぞれ差があり、クイズが苦手だという逃走者もいるが何せチーム戦。チームの結束力を活かして頑張ってほしい。

ユレト「そして今回、作者である私が問題の解説係を務めます。よろしくお願いします」

スタッフ「代表者は五十音順です!ではいきましょう!」

逃走中チーム戦、最初の勝負が今幕を開けた……!




・・・・・・

※カッコ内は番手

青チーム:十六夜咲夜(1)    
赤チーム:鬼太郎(1)

咲夜「しょっぱなが大事だし、負けられないわ」

鬼太郎「お手柔らかにね」

スタッフ「では問題!」



【問題:糸を用いた網を張り、昆虫などを捕食する】ピンポーン!

スタッフ「早い!咲夜さんどうぞ!」

咲夜「『蜘蛛』!」

ユレト「えーと……正解です!【糸を用いた網を張り、昆虫などを捕食する節足動物は何でしょう?】正解は蜘蛛です。さすがの反射神経ですね」

文「(あれ……?あのユレトさんという人、咲夜さんの回答を聞いてから答えが書かれているであろう紙を見たわね。そういうスタイルなのかしら?)」




青チーム:十六夜咲夜(1)    
赤チーム:ギロロ(2)

咲夜「このままいくわよ!」

ギロロ「俺が止める……!」

スタッフ「問題です!」



【問題:他人への羨み、僻み、等の気持ちを表した言葉で、英語ではジェラシーと言われる感情は】ピンポーン!

咲夜「しまった!押し負けた!」

スタッフ「タッチの差ですが押したのはギロロさん!どうぞ!」

ギロロ「『嫉妬』だ!」

ユレト「正解!【他人への羨み、僻み等の気持ちを表した言葉で、英語ではジェラシーと言われる感情はなんでしょう?】正解は嫉妬です。一般的にネガティブとされる感情なので、できる事なら持ちたくないですね」




青チーム:上条当麻(2)    
赤チーム:ギロロ(2)

上条「クイズとか俺には厳しいだろ……」

スタッフ「では問題!」



【問題:豆をまき、年の数だけ豆を食べる】ピンポーン!

スタッフ「おお、押しましたね!上条さん!」

上条「『節分』だろ!?」

ユレト「正解です!【豆をまき、年の数だけ豆を食べる日本の伝統文化が行われる日を何というでしょう?】正解は節分です。元々は、季節の変わり目の日という意味があるみたいですよ」



青チーム:上条当麻(2)    
赤チーム:クー子(3)

クー子「知ってる問題がでたら……嬉しい」

上条「これは連勝あるか!?」

スタッフ「あーこれ解けるかな……問題です!」



【問題:英語で表すとpsychologyこの学問は?】

上条「ん?ん〜〜〜?」

クー子「英語……わからない」

スタッフ「おっとこれはどうだ!?時間が来てしまうぞ!」



ブブーッ!

スタッフ「時間切れです!この場合両者不正解となり両者とも交代となります」

上条「英語はきちぃぜ〜〜」

高校生上条、英語の知識はなかったか……

ユレト「解説します。phychologyは心理学という、人の心を研究する学問です。英語問題にしては簡単なほうだったのですが、不向きだったということで。次いってみましょう」




青チーム:希月心音(3)    
赤チーム:クッパ(4)

ココネ「クッパさんが相手ですか。ここは勝たせてもらいますよ!」

クッパ「ガハハハ!王であるワガハイが負けるわけないわい!」

スタッフ「この対戦はなんか熱いですね。では問題です!」



【問題:三つに分けた紐状のものを一本の太い束にする、髪形などで】ピンポーン!

スタッフ「ココネさんどうぞ!」

ココネ「『三つ編み』……ですかね?」

ユレト「正解です!【三つに分けた紐状のものを一本の太い束にする、髪形などでよく使われている編み方は何でしょう?】正解は三つ編みです」

クッパ「そんなんワガハイにわかるわけないわい!」



青チーム:希月心音(3)    
赤チーム:ケロロ(5)

ケロロ「ゲロゲロゲロ!ワガハイは頭もいいってところを見せつけてやるであります!」

ココネ「アクの強い人が続くなぁ……」

スタッフ「では問題です!」



【問題:原子番号94】ピンポーン!

スタッフ「おっと心音さん押した!早いぞ!」

ココネ「あ、あれ?94番……94番なんだっけ……?『ウラン』?」

ユレト「ウランは……おっと不正解!心音さん回答権なくなります。問題の続きをどうぞ!」



【問題:原子番号94番、元素記号Puで表される元素は何でしょう?】

ケロロ「う〜ん、Puでありますか」ピンポーン!

スタッフ「ケロロさんどうぞ!」

ケロロ「『プルトニウム』でありますかな?」

ユレト「正解です!【原子番号94番、元素記号Puで表される元素は何でしょう?】正解はプルトニウムです。ウランは92番ですね。惜しいですが」

ココネ「あ〜〜やっちゃった〜〜!」

ケロロ「しかし心音殿、間違えたとはいえ番号だけで押せたのは大したものでありますよ」




青チーム:霧雨魔理沙(4)    
赤チーム:ケロロ(5)

魔理沙「やってやるぜ!」

スタッフ「魔理沙さん気合入ってますねー。問題です」



【問題:視力が完全に失われることを医学用語で】ピンポーン!

スタッフ「タッチの差で魔理沙さん!答えをどうぞ!」

魔理沙「こいつは簡単だな。『失明』だ!」

ユレト「正解です。【視力が完全に失われることを医学用語で何というでしょう?】正解は失明です。病気や事故などで失明するケースは現代日本でもまだあるみたいです。皆さまもお気を付けください」


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