二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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王様ゲーム
日時: 2017/08/20 18:52
名前: GENE (ID: 2WPGd65I)

ある日、突然ダンス部全員に来たメール


from:王様
件名:王様ゲーム
これはダンス部全員で行ってもらうゲームです
途中放棄をすることはできません
24時間以内に従わなかった場合は罰を与えます
白濱亜嵐と藤井萩花はキスをする

*王様の命令は絶対です


こんな簡単な命令だった
ここから、命を懸けたゲームが始まる・・・・・。

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Re: 王様ゲーム ( No.22 )
日時: 2017/10/18 06:42
名前: 星桜 ◆nOmpWP64KU (ID: .3z5wMXL)

涼太死ぬな〜!でも罰は書かれていなかったような…ゲームをしなかたら罰なだけでしたっけ?ん?wこんがりましたが、支援します

王様ゲーム ( No.23 )
日時: 2017/10/18 21:08
名前: GENE (ID: 2WPGd65I)

このメールに俺の名前が書いてある
片寄涼太に罰を与えるって

怖いな
メールが開けられない



from:王様
件名:王様ゲーム

ゲームに負けたため、
藤井萩花に罰を与える



・・・は?

「どうゆうこと?」
「なんで涼太じゃねえの?」
涼太「俺じゃ・・・ない?」

確かにカードには100と書いてある

なんで萩花先輩が・・・?

萩花「なんで・・・私が?涼太、また何かやったの・・・?」

涼太「やってない・・・。何もやってないです・・・」
萩花「なんで・・・なんで・・・」




途端に萩花先輩は苦しみだして
もがき始めて


うめき声をあげながら


倒れた




心臓麻痺の罰だ

龍友「なんで、萩花先輩が・・・死んだ?」
隆二「カードに仕掛けでもあった?」
広臣「誰がカード書いてきたんだっけ?」

玲於「俺ですけど」

一斉に玲於に視線が集まる

晴美「なんか仕掛けでもしたの?」
玲於「あー、しました。60を2枚書きました」
楓「なんで・・・?」
玲於「だって、その方が面白くない?
   後輩に死刑宣告をするために99を引いたのに罰を受けるのは自分。
   可哀そうでしたね、萩花先輩」
涼太「玲於、お前・・・」
玲於「まっ、涼太くんは人のこと言えないもんね!」

なんか玲於が怖かった
ゲームを楽しんでるように見えて

人間なのかな、こいつ
怖くねえのかな

玲於「みんな、これはゲームなんだよ?時には涼太くんみたいな手を使うのも大事。
   きれいごと言ってたら、死ぬんだからね」

この言葉はみんなの胸に深く響いた




死者1名
残り26名

王様ゲーム ( No.24 )
日時: 2017/10/19 00:21
名前: GENE (ID: 2WPGd65I)

次の日

萌絵「涼太!やっほー!」
涼太「やっほー!あがってー」

もとから遊ぼうって話をしていて
ちょうどいい機会だから、王様ゲームのこと話そうってなって

涼太の家に来た

萌絵「昨日ね、亜嵐に今日空いてるかって聞かれたの」
涼太「え?亜嵐くんに?」
萌絵「なんでか分かんないけど」

てかあの人、命令大丈夫かな?
服従確認メール待っとけって言ってたくせに

もう3時だし

萌絵「亜嵐、大丈夫かな?」
涼太「大切なものを失えってやつ?」
萌絵「もし、自分の思ってる物と王様が思ってる物が違かったら・・・」
涼太「電話かけてみる?」
萌絵「うん・・・」

しばし呼び出し音が鳴って
10コールぐらいで亜嵐が出た

萌絵「亜嵐?命令大丈夫?」
亜嵐「はぁはぁ・・・。なんで服従確認来ねぇんだよ・・・」
萌絵「何壊してるの?部屋のもの?」
亜嵐「もう大切なもの全部壊したのに・・・」
萌絵「大丈夫?ねえ」

そこで電話は切れた
とても切羽詰まってるって感じで

とても大丈夫には思えなかった

萌絵「涼太、どうしよう。亜嵐が死んじゃう」
涼太「大丈夫、まだ決まったわけじゃない。亜嵐君は大丈夫だよ・・・」

そんな確証のない言葉
こんな状況で信じられるはずがない

Re: 王様ゲーム ( No.25 )
日時: 2017/10/19 14:18
名前: 星桜 ◆nOmpWP64KU (ID: .3z5wMXL)

支援します!こんがらがりが解けました!

王様ゲーム ( No.26 )
日時: 2017/10/19 18:23
名前: GENE (ID: 2WPGd65I)

亜嵐side

亜嵐「大切なもの、ぶっ壊してんのにっ!!」

そうやって叫びながら物を壊していっても
服従確認メールはやってこない

なんでだよ・・・なんで・・・

焦りが募るばかり

ダンスシューズも壊して
ダンス踊る時の衣装も破って

パソコンもゲームも全部壊した

亜嵐「もう壊せるものなんて・・・」

諦めかけたその時
机に置いてある小さいクマのぬいぐるみが目に入った

あれは、萌絵が今年の誕生日に俺にくれた物

こんなの女子みたいだからいらないって言ったのに
何かわかんないけど、私も持ってるから〜!みたいなこと言ってて

仕方なく・・・てか・・・すげえ嬉しかったけど・・・

本当に大切すぎて
なかなか壊せない

亜嵐「・・・え?俺、なんで・・・」

なんで俺、こんなぬいぐるみが壊せないんだ?
他の奴らからもらったものは全部壊したのに

親からもらったのだって壊した

なんでこのぬいぐるみはダメなんだ?

これは、萌絵からもらった大切なもの

大切な、萌絵からもらった・・・

大切な・・・萌絵・・・

亜嵐「大切なものって、ただの物とは限らない・・・?」

そう思ってから
萌絵に電話をかけるまで時間はかからなかった

亜嵐「萌絵?」
萌絵「何?命令は大丈夫なの?」

亜嵐「夜7時までに服従確認メール来なかったら残りの5時間、俺にちょうだい」
萌絵「え?」
亜嵐「よろしく」

大切なものとは人ということもありえる
それなら、俺の大切なものは

まぎれもなく萌絵だよ


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