二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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美しく咲き誇るその華の名は彼女の名
日時: 2017/09/01 14:07
名前: 花遥 (ID: 5PvEL/lW)

これは刀剣乱舞の創作刀剣女士ネタです
刀剣男士×創作刀剣女士となります
どうぞ暇な人は見てってね、って感じでよろしくっすなー

*キャラ崩壊が激しいです、無理な人は退避を...大丈夫な人はそのまま「圧しきるっ!」をしてお待ちください

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Re: 美しく咲き誇るその華の名は彼女の名 ( No.5 )
日時: 2017/09/01 14:36
名前: 花遥 (ID: 5PvEL/lW)

<夜桜視点>

主殿は優しいが厳しい殿方のようだ、あの鶴に説教とな
クスクスと笑いながら扇子を扇ぐ妾に三日月がなぁ、桜やと話しかける
「...なんじゃ?ちか...妾をみつの所まで案内してくれるのじゃろう?」
「それはそうなんだが......なぜお主はここに降りてきた?まだ主からは新しい刀剣....しかも女士の報告など聞いて居らんかったぞ?...わざわざ俺たちの夢にまで出てくるとは」
一体何があった?と聞いてくる三日月になんと返答しようか迷う
迷いに迷った結果、吐き出せた言葉は
「.........き、気まぐれじゃ」
などと言う苦し紛れの言い訳だった
「..........桜、そんな言い訳が私達に通用するとお思いで?なにを隠してる桜。」
一期と三日月はにっこりと笑いながらこちらを見るが、その目は明らかに笑っていない、怒っている
美人が怒ると怖いな....そう思いながらも口を開く
「.....何も隠しておらぬよ?....妾はただ気まぐれに降りてきただけじゃ...そ、それに政府とやらに聞けば分かると思うが.....ここに降りてきたのは試験的なものじゃ」
「......嘘は言っていないようだな....だが、まだ他にも何かを隠しているだろう」
...そう、嘘は言っていない、ただ【妾が消えてしまう】という事実を隠しているだけ
いつかは皆にバレてしまうであろう、勿論、あやつにも
「......悪いが....まだ言うつもりはないぞ、宗近、一期...済まぬな..妾にも事情が有るゆえ許してほしい、言っておくが主殿に危害を加えるつもりは無いからな、変に探るのはやめてほしい」
パチンと扇子を閉じ、三日月と一期を見る
「.......はぁ....お主は毎回そうだな、俺達には何でも秘密にして溜め込む....まぁよい、今回は見逃そう..」
「....しょうがないですな、桜がこのような方だとは知っておりますし...今は諦めます」
ため息をついた二人はやれやれと言った風に眉を下げ、そう言った
「......ふふ....済まぬな...さて、はよう妾を案内しておくれ?無駄話をしてしまったからのぅ」
「...無駄話ではないが...まぁよいよい、案内しよう、こっちだ」
妾の手を握った三日月はそのまま歩き出した。

Re: 美しく咲き誇るその華の名は彼女の名 ( No.6 )
日時: 2017/09/14 17:54
名前: 花遥 (ID: 5PvEL/lW)

<夜桜視点>

はてさて三日月たちと向かった場所は厨だった
コトコトと鍋の音やトントンと何かを切る音、ジャーっと水を流している音と色んな音が混ざりあっている場所には昔別れた旧友がいた。
「....おーい、燭台切や、新しい仲間が来たぞ...お前も知っておろう」
「...えぇ、三日月さん、今僕そんな暇な...い......」
そう言いながらバタバタと動き回っていた光忠がこちらを向くと一瞬にして目を見開いていた
「よ、夜ちゃん!?...ほんとの本当に夜ちゃんなの!?」
「...やぁ、みつ...相変わらず元気そうじゃのぅ..」
「...く、倶利ちゃぁぁんっ!夜ちゃんがぁぁぁ!」
光忠に挨拶をすると急いで倶利伽羅を呼んだ
「...光忠、煩いぞ..それに夜がどうした..........夜?」
「...あぁ!倶利伽羅久しぶりじゃのぅ、妾がいない間に随分と大きくなったようじゃ」
「.........俺の前から、勝手に消えた癖に、また戻ってきたのか」
「..それに関してはすまなんだ、もう居なくならんからまた仲良くしてくれると嬉しいのぅ?」
「.......馴れ合うつもりはない...が、お前は別だ、次はない」
「...あぁ」
倶利伽羅は僅かだが嬉しそうに微笑んでいた
さて、みつ達にはもう会ったしな...次はどうしようかと悩んでいると後ろから声をかけられた
「....夜桜...?...夜桜の姐さんなのか」
「.....この声は....薬研..か、元気にしていたか?」
後ろを振り返ると懐かしい短刀の姿が見えた
「...あぁ...だがなんであんたがここに....」
「....ふむ、妾がここに来たいと言ったからかのぅ?...ふふ、まぁそんなことは良かろう...他の兄弟たちはここには居るのかえ?」
「...全員居るが...そうか、だから朝、いち兄が大慌てで大将の部屋に行くわけだ....こんな嬉しい隠し事をしてるなんてないち兄...」
「...すまないね、急いで居たんだ、許してくれ...そんなことより桜、私達粟田口の部屋に行かないか?今ならきっとみんないるはずだからね」
「...それは別に構わないが...」
「よし、それじゃ決まりだな、いち兄、夜桜の姐さん行こうや」
「...あぁ、それじゃ行ってくる、ちか」
「..よいよい、行ってくるといい」
そう言い、三日月達と別れ、薬研と一期と共に粟田口部屋に向かった

Re: 美しく咲き誇るその華の名は彼女の名 ( No.7 )
日時: 2017/10/09 17:12
名前: 花遥 (ID: 5PvEL/lW)

<夜桜視点>

「...夜桜の姐さん、粟田口部屋はちょいと遠くにあるが、大丈夫だよな?」
歩いていると薬研が振り返りそう聞いてくる
「...あぁ、大丈夫じゃよ?...ふむ、そうさな、心配なら手でも繋いでいてはくれんかのぅ?」
にっこりと笑い、妾は薬研に手を差し出すとしょーがねぇな、夜桜はと言いながら手を繋いでくれた

「...ふふ、すまなんだ...これでも方向音痴とやらは直したはずなんだがなぁ..」
「全くもって直って無いようですな...慣れるまでは必ず誰かと歩くようにしてくだされ」
「......あいわかった...妾はちかのように世話されるのはごめんじゃが...まぁ仕様の無いことか..」
「夜桜の姐さん、そろそろつくぞ」
ため息をついていると薬研がそう言い、歩く速度を緩めた

「....着きましたぞ」
とある大部屋の前で止まり、一期が襖に手を掛けた

Re: 美しく咲き誇るその華の名は彼女の名 ( No.8 )
日時: 2017/10/13 14:48
名前: 花遥 (ID: 5PvEL/lW)

<夜桜視点>

「おーい、みんな新しい仲間が来たよ」
襖を開いた一期は中にいた兄弟達に声をかけた
「...新しい仲間ですかー?いち兄!」
「いち兄、新しいお仲間さんはどこですかー!?」
妾は一期の後ろからひょこっと顔を覗かせた、すると

「夜!夜だ!」「え?夜ちゃん!?」「桜様ですか?」
「うわー!夜もついに来たんだー!」「夜ー!久しぶりだな!」
「桜ー!よく来たな!」「良かったです..夜さんが来ました!」
等々とたくさんの声が聞こえてきた
これには薬研も一期も苦笑いしている
「.....あー...少しは静かにせんか、喧しい...妾が来たことを歓迎してくれるのは嬉しいが少しばかり困るぞ..」
扇子を開き、苦笑いしながらそう言うとざわざわとしていた声が収まってきた
「..悪かったな、夜桜の姐さん..兄弟達が騒いじまって、あんたが来たのが嬉しかったみたいだ」
「...申し訳ない...本来なら私が注意すべきところを...」
「....構わぬ、歓迎されて良く思えど悪く思うことはないぞ?...粟田口の皆は変わらぬようで安心した」
クスクスと笑いながら妾は微笑む
すると乱が近付いてくる
「..夜ちゃん!僕と乱れよ?」
「...うむ...それはいいんだが、妾はまだ本丸の案内をされてる途中でな、後ででもよいかのぅ?」
こてっと首を傾げてそう聞くと
乱は少し頬を赤らめながら全然いいよっと言った
「...さて、そんじゃ次は何処に行きたい?」
「...そうさな....来派の皆は居るか?」
「あぁ、居るぜ?」
「...では、次は来派の皆に会いたいのぅ」
「...それでは行きましょうか、桜」
「..うむうむ、そうじゃな」
そしてそのまま来派の部屋へと向かっていった

Re: 美しく咲き誇るその華の名は彼女の名 ( No.9 )
日時: 2017/10/18 14:36
名前: 花遥 (ID: 5PvEL/lW)

<夜桜視点>

「そういえば、ここには何れ程刀剣が居るのじゃ?」
ふと思い付いたことを案内をしてくれている二人に問う
「ここには、今確認されている刀剣が全員集まって居ますな。桜の知っている方も居ると思うよ」
「大将は驚くほど運が良いからな、すぐに刀剣が集まったぜ」
ふむ、なるほどな...では、仲の良いものはみな集まってると言うことか..
「.....ん?では、天下五剣の数珠丸に大典太も居るのか?」
「あぁ、もちろん居るぜ...ただ今は...」
「遠征中...ですな、まぁもう出して五時間近く経っております、すぐに戻ってくるでしょう」
「ま、それは置いといて...ついたぜ、来派部屋...そんじゃまぁ、入るか」
そう言い、すたーんっと襖を開いた
「..来派の旦那方、お客人だぜ」
「..なんですのん..薬研、今そんな暇あらへ「夜姫!夜姫だ!」え?姫さん?」
「...あぁ、久しいな明石、蛍.....その名も懐かしいが.....愛染は?」
「..お久しゅう、姫さん..いややわ、明石やのーて国行って呼んでぇなっていつもゆうとるやろ?...」
「夜姫!今愛染は出陣してるからすぐに帰ってくるよ..そんなことより俺、夜姫が実装してるなんて知らなかったよ?」
「....まぁ、実装してないからのぅ...それに国行や蛍たちをな、吃驚させたかったんじゃ...ふふ、どうじゃ?驚いたか?」
着物の裾で口元を隠し、微笑みながらまるでどこぞの鶴のようなことを言う
「桜...また鶴丸殿の真似をしているのですか...」
「夜桜の姐さんは変わらねぇな」
「えぇ、えぇ、吃驚しましたわぁ」
「驚いたよ、嬉しい驚きだね!」
クスクスとみんなで笑いながらそう言い始める
うむうむ、この本丸を選んで正解じゃな
みな楽しそうに笑っている
こんなにも笑えるのはきっとここの主殿のお陰なのだろう


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