二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

東方双魔使
日時: 2018/09/15 11:51
名前: レヴァニラ (ID: 9Mczrpye)

※注意!※

・東方project二次創作
・駄文
・やや原作崩壊

それらが許せる方のみ閲覧して下さい

プロローグ
>>1

第1話 博麗の巫女と魔法使い
>>2-3 (vsルーミア)
>>4-5 (博麗霊夢と会話)
>>6-7 (寺小屋にて)
>>8-9 (永遠亭へお見舞い)
>>10-11 (vs鈴仙・優曇華院・イナバ)

Page:1 2 3



Re: 東方双魔使 ( No.1 )
日時: 2018/08/04 09:29
名前: レヴァニラ (ID: PxM9hGKP)

【プロローグ】



鉄の塊が空や海、地を駆ける。
昼夜問わず騒がしい街。
美しい街並みの裏に隠された汚い所。

その一角で2人の男が空間にできた『何か』の前に立っていた。
「約束の0時丁度……愛染、このスキマを通れば俺達は此処には帰ってこれない。 お前はそれで良いんだな?」
愛染と呼ばれた真紅の長髪をオールバックにして全身を白のタキシードとコート、左胸元には一輪の薔薇を模した造花で着飾った男は目の前にいる上下共に黒で統一したインナーとジーンズに迷彩柄のパーカーを羽織る白髪短髪、黒い瞳の男に真紅の瞳を向けた。
「構わないよ。 どうせこの世界じゃ魔法ってのは非現実的な化物の力だし……それに、街だってあんな風にして今更此処に留まる理由なんてあるのかい?」
愛染は男から目を離し街の方へ視線を向けた。

街の彼方此方では火が激しく燃え盛りけたたましくサイレンが鳴り響き、それに混じって老若男女問わず呻き声や悲鳴が聞こえてくる。
全ては自分とこの男がこの世界で使える魔法が原因だ。 魔法を受け入れなかったこの世界に対する天誅だ。

愛染は心中でそう考えてスキマに向かい中へと入り、男は愛染の後を追ってスキマへと入っていった。__






「__あの世界は醜い馬鹿共が争い滅ぶだろう。 俺達は魔法も受け入れられる『幻想郷』で余命を過ごすとするか」

男はスキマが閉じる前にそう呟き、燃え盛る街から目を離せばスキマは勝手に閉じた。
そうして先程まで愛染と男がいた場所には何もなかったかのような静けさが戻っていった__


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。