二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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【ドラゴンボール】地球を守護する存在
日時: 2019/01/23 15:44
名前: 辛党少女 (ID: x1kJFLm.)

どうも、辛党少女です。

この二次創作は『ドラゴンボール』の二次創作です。

そして、この作品には創作キャラ、創作の種族が登場します。

何より、私は初心者であり語彙力レベルがスライムに一撃で倒されるくらい低いです。←

どうかこの初心者を温かい目で見守ってください、お願いします。←

ちなみに、後々、恋愛路線にしていこうと思いますが、落ちはまだ未定です。

まずは創作主人公設定からどうぞ。
(*が付いているものは後ほど説明)


【創作主人公】

名前…レイ

性別…女

身長…169

戦闘力…12000〜

一人称…アタシ

口癖…「〜ッス」

容姿…赤い髪に緑の瞳、髪型はポニーテールで前髪は流し。服はチャイナドレスでハイヒールのロングブーツを履いており、両腕に金色のブレスレットをつけている。

種族…フレイヤ星人*

詳細…・火の鳥のフレイヤ星人。
・フェニックスのような姿や、人の姿で背にフェニックスの羽とフェニックスの尾が付いた姿もある。
・他のフレイヤ星人とは違いとても長い年月を生きる。
・地球の守護をする『守護神』。

>>1 フレイヤ星人について
>>2 プロローグ

【1/17追記】

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Re: 【ドラゴンボール】地球を守護する存在 ( No.3 )
日時: 2019/01/16 23:30
名前: 辛党少女 (ID: n8TUCoBB)

〜 1話 砂漠の神殿 〜


眩しい太陽がジリジリと砂の地面を照りつけている。水どころかサボテンすら生えておらず所々に何かの動物の骨が落ちている。

そんな人の住めないような環境にただ1つポツンと大きすぎず小さすぎない神殿があった。お世辞にも立派で綺麗とは言えないが、それほどボロボロにはなっていなかった。

さて、そんな砂漠に5人の男達がやって来た。

1人はナメック星人、後の4人はサイヤ人というなんとも不思議な組み合わせでこの過酷な砂漠にやって来ていた。

悟空「あっちぃ〜〜〜っ、オラ汗が止まんねえぞ」
ベジータ「この程度でヒイヒイ言っているとは情けないぞカカロット。修行はまだ始まってもいないというのに」
悟天「溶ける〜〜」
トランクス「俺は蒸発しそう〜〜」
ピッコロ「……」

そんな会話をしながら進んでいく5人。彼らは修行の為にこの砂漠にやって来たのだ。だが既にこの砂漠の暑さの所為で修行する前から体力を大幅に消耗していた。

悟天「あっ!」
悟空「ん?どうかしたのか悟天」
悟天「お父さん、あそこに建物あるよ!」
悟空「建物ぉ〜??ホントだ!少しあそこで休憩するとすっか!」

5人は砂漠にある神殿を見つけるとそこで暫しの休憩を取ることにした。近づいてみてナメック星人のピッコロは目の前にある神殿に見覚えがあったらしくしばらく眺めていた

Re: 【ドラゴンボール】地球を守護する存在 ( No.4 )
日時: 2019/01/17 16:08
名前: 辛党少女 (ID: n8TUCoBB)


〜 2話 気になる事 〜

5人が砂漠で休みはじめてから少し経った。相変わらず太陽が照りつけている為暑さは変わらなかった。しかし、神殿の中は不思議と涼しく過ごしやすく快適だった。

悟空「ひゃ〜っ、ここホント涼しくていいなー」
悟天「なんか生き返る〜」
ベジータ「ふん!ここで少し休んだら修行だからな!分かっているだろうな、カカロット!」
悟空「分かってるってー」
トランクス「そういえばなんでピッコロさん険しい顔してんの?」
ピッコロ「……あぁ、いや気になることがあってな」

ただ1人険しい顔をして神殿の中を見ていたピッコロはトランクスの声で我に返って答えた。
トランクスと悟天と悟空の3人は首を傾げ、ベジータはさらに問いかけた。

ベジータ「気になること?何が気になるんだ」
ピッコロ「何故こんなだだっ広い砂漠に神殿があるのかだ」
ベジータ「誰かが建てたんだろ」
ピッコロ「草一本生えてなく人が住めるような環境ではないのにか?」
ベジータ「それは……。そんなことはどうでもいいだろう!あるからあるんだ!気にして何になる!」

ベジータは答えるのが面倒になったのか声を荒げてそう言った。ピッコロもピッコロで確かに気にしても何にもならないと思ったようだ。
そして、それと同時にある事に気付いた。

ピッコロ「おい、孫と悟天とトランクスは何処行った?」
ベジータ「?。アイツら何処に行った?」

2人が会話しているうちに悟空、悟天、トランクスは神殿の外に出てそれぞれの修行を始めていた。

Re: 【ドラゴンボール】地球を守護する存在 ( No.5 )
日時: 2019/01/17 17:22
名前: 辛党少女 (ID: n8TUCoBB)


〜 3話 砂漠の大蛇 〜


ベジータとピッコロそっちのけで修行を始めた悟空、悟天、トランクス達3人。
サイヤ人である3人の修行は凄まじく、地面が一面砂である砂漠での修行はものすごい量の砂が舞い上がっていた。
勿論、その砂は3人の目の中に少々入ってしまう。

悟天「うわぁ!また砂入った!」
トランクス「目に入るだけじゃなくて身体中砂まみれだぁ…」
悟空「身体中ザラザラすっぞ」

そんな話をしながら度々修行を中断し、目をこすったり体についた砂を落としたりする3人。
ふと、小さな揺れを感じた。

悟空「ん?なんか揺れてんなぁ」
悟天「なんだろう」
トランクス「地面の中かな」

辺りを見渡しながら揺れの正体を突き止めようとする3人。揺れはだんだんと大きくならばかりで、その揺れは神殿の中にいたベジータとピッコロも気付いた。

ベジータ「何の揺れだ?」
ピッコロ「孫達が起こしているわけではないようだな」

次第に大きくなっていく揺れに危機感を感じたのか、悟空達3人は身構え、ベジータとピッコロは神殿の外に出た。そして、突然揺れがピタリとおさまった。
すると今度は、悟空達から少し離れた場所で地面の砂が盛り上がった。地中から姿を現したのは巨大な大蛇だった。

悟空「で、でっけーー!オラこんなでっけえ蛇始めて見たぞ!」

地中から現れた大蛇は悟空達に襲いかかった。悟空達は素早く大蛇の攻撃を避けた。だが、大蛇の攻撃はそれだけではなく長い尾を振るい悟天とトランクスを薙ぎ払った。

悟天「うわっ!!」
トランクス「わっ!!」
ピッコロ「悟天!トランクス!」

薙ぎ払われた2人が神殿にぶつかったことで柱が何本か折れたが辛うじて崩れずにいた。2人はすぐに起き上がると大蛇に攻撃した。
攻撃をまともに食らった大蛇は一瞬怯み、少し距離を置いた。その隙をついてピッコロはさらに追撃し悟空とベジータは大蛇の尾を掴みジャイアントスイングをして投げ飛ばした。
投げ飛ばされた場所には丁度神殿があり、当然の事ながら大蛇の巨体のせいで神殿は崩れ去りただの瓦礫の山と化した。
大蛇を倒した5人は達成感を感じていたがその達成感はやってしまった感へとすぐに塗り替えられた。

Re: 【ドラゴンボール】地球を守護する存在 ( No.6 )
日時: 2019/01/17 19:17
名前: 辛党少女 (ID: n8TUCoBB)


〜 4話 神殿の主人 〜


悟空達5人は瓦礫の山と化した神殿の側をしばらく眺めていた。
元々それほど立派ではなかったがそれでも神々しさがあった神殿が今では巨大な大蛇の下敷きになりバラバラに崩れもはや神殿としての原型をとどめていない。

悟空「どーすっかなー。これ」
悟天「もうこれじゃ直せないよ」
トランクス「バチが当たりそうだなー、どうしよう」
ベジータ「どうせ形だけの神殿だ、神なんざいやしないだろう」

ベジータが呆れながらそう言ったその時、瓦礫の上に横たわっていた大蛇の巨体が何者かによって持ち上げられた。
それには5人もド肝を抜いた。
持ち上げられた大蛇は元神殿の場所から数十メートル離れたところに投げられたように飛んでいくと、真っ赤な炎に焼かれ骨も残らず塵となった。
その異様な光景に、驚きから警戒に気持ちが切り替わり5人は身構えた。

「あーあ……これじゃあ神殿もクソも無いじゃないッスか……」

大蛇が横たわっていた場所には、1人の女が立っていたのだ。だが、その女の姿は人間の姿ではなかった。
背には真っ赤な鳥の羽。
そして、伝説上の生き物の『フェニックス』のような尾が生えていた。
神々しさと美しさを兼ね備えている女は瓦礫の山となった神殿を見ながら呆れていた。
悟空達はそんな女をポカーン、と見ていた。

「そこのアンタら……ちょいっ」

不意に女が悟空達に声をかけた。
しかし、あまりにも驚いていたのか誰一人として反応しなかったので女がムッとした表情になり、瓦礫の山の上から悟空達の前に降り立った。

「聞いてんスか?……ちょい!」
悟空「ん?!あぁっ……悪ぃ、聞いてなかった」

ようやく我に返った五人を呆れて見る女。再び悟空達に問いかけた。

「この神殿、壊したのアンタらッスか?」
悟空「えーっと…まぁ、そうだな」
ベジータ「あ…あぁ…」
ピッコロ「そっそうだが…これには深い訳があってだな…」
悟天「そうだよ!ちゃんと理由あるんだよ!」
トランクス「全部大蛇の所為なんだよ!」
「お黙りっ」

大蛇の所為にして言い訳を始める悟空達にさらに呆れて一喝して一度黙らせる女。不覚にも黙ってしまう5人。

「大蛇に襲われたからって人の家壊す奴が何処にいるッスか。投げるなら別んとこ投げるッス」

しかめっ面しながら説教じみたことを言う女。ベジータは説教が嫌だったのか話を遮った。

ベジータ「そもそも貴様、何者なんだ!いきなり現れやがって!名乗りやがれ!」
「それはこっちのセリフッスよ、アンタらから名乗るッス」
悟空「オラは悟空!」
ベジータ「チッ、俺はベジータだ」
ピッコロ「…ピッコロだ」
悟天「僕、悟天!」
トランクス「俺はトランクスだ!」

女は5人全員の名前を聞き終えるとしばらく5人を見た後自分の名を名乗った。

「アタシはレイ。あの瓦礫と化した神殿に住んでた神殿の主人ッス」
ピッコロ「レイ…だと?」

レイと名乗った女は5人の前で仁王立ちをしていた。悟空とベジータ、悟天にトランクスはレイが神殿の主人であるという事実に驚いたが、ピッコロはレイという名前に聞き覚えがあったのか眉間にシワが寄った。

Re: 【ドラゴンボール】地球を守護する存在 ( No.7 )
日時: 2019/01/17 20:49
名前: 辛党少女 (ID: x1kJFLm.)


〜 5話 守護神 〜

ピッコロ「今、お前レイと名乗ったか?」
レイ「名乗ったッスけど…何、アタシの知り合い?」

『レイ』という名前に聞き覚えがあったピッコロは再度レイに確認し、レイは訝しげにピッコロを見ながら答えた。
しばらく、レイはピッコロをジッと見て何か思い出したのか「あっ」と素っ頓狂な声を出した。

レイ「…あっ、神様じゃないッスか…あれ、でもなんか若い…あれっ?」

余程驚いたのピッコロの周りを飛びながら頭やら肩やらを触って確認し始めた。

ピッコロ「…落ち着け、それに今はもう違う」
レイ「えっ…じゃあ、お前誰?」
ピッコロ「だからピッコロだと名乗っただろう!」

ピッコロの言ったことが少々理解出来なかったのかレイは再び何者なのか、と問いかけた。
ピッコロとレイのやり取りをしばらく見ていた悟空達は顔を見合わせて二人の会話を遮った。

悟空「なんだ、おめぇら知り合いなんか」
ピッコロ「あぁ、コイツは『地球の守護』という役目を持つ神…守護神だ」
レイ「コイツってなんスか、コイツって。普通に名前で呼べッス」
ベジータ「しゅ、守護神だと?」
レイ「そうッスよ、アタシは昔から地球の守護神やってるッス」

特に自慢するわけでもなくサラッと言うレイ。ベジータは『守護神』という存在をこれっぽっちも知らなかったようで呆気にとられた。悟空と悟天、トランクスはよくわかっていない様子で首を傾げている。

レイ「まっ、知らないのも当然ッス。アタシは縁の下の力持ちッスからね」

首を傾げていたり呆気に取られている悟空達を見てあっけらかんに言った。

ピッコロ「それにしても、暫く見ていないと思ったら神殿にいたのか…」
レイ「いや、姿表す必要あるッスか?アタシは人前に出るのは嫌いなんスよ?」
悟空「おめぇ人見知りなんか?」
レイ「違うッス、もっとデリケートな理由ッス」
悟空「なんだぁ、違えのかぁ」

笑いながら言う悟空をため息をつき呆れながら見ているレイ。そんなレイをジッと見ているピッコロは数年前にあった気がして眉をひそめた。

レイ「……なんでそんなジロジロ見てんスか」
ピッコロ「いや、なんでもないっ」

レイがジロリとピッコロを見て聞くと、ピッコロはそっぽを向きながら答えた。レイはそんなピッコロを再び訝しげに見るのだった。


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