二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ナンバーズ・ツイン(3&4)
- 日時: 2019/07/28 10:47
- 名前: いくちゃん (ID: ZIS7GPHN)
どうもいくちゃんです!
これはナンバーズの双子の三氏と四美のお話です!
現在投稿しているナンバーズの続きであり、スピンオフとなっています!
もちろん、昔話系やおとぎ話系のお話も出てきます!
それでは始まり始まり!
俺らは、どうしてこうなってしまったのだろう?
これが俺らの運命か?
俺らはただ普通に生きていきたいだけなのに・・・
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- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.6 )
- 日時: 2019/11/06 20:20
- 名前: いくちゃん (ID: TNiD2WXY)
6話・親指三・・・④
電車の中
子供「お母さん!この絵本読んで!」
お母さん「はいはい、親指姫!
昔、子供が授からなかった女の人がいました・・・」
三(えっ?親指姫?)
お母さん「ある夜ガマガエルの母さんが『この子は息子の嫁にちょうどいいわ!』といって親指姫をベッドごと持っていってしまいました」
三(あたし、昨日蛙んとこの家まで連れ去られたわ!しかも夕方!)
お母さん「大きな黄金虫が飛んできました」
三(内容めちゃくちゃ違うけど、小金さんに助けられたな、あと蝶野さんも、優しい夫婦だったなあ)
お母さん「親指姫が震えながら森のはずれまで歩いていると野ねずみの家がありました」
三(えっ?まさかあたし、今度は野ねずみにお世話になるの?)
お母さん「あと一月したらもぐらさんのお嫁に行くのよ!」
三(待って!あたしももぐらのお嫁なんて嫌よ!っていうかまだ結婚できないし!)
お母さん「親指姫は燕の背中に乗ってみなみの国へ飛んで行きました」
三(燕が助けてくれるのね!)
お母さん「親指姫と同じくらいの背丈の男の人が座っていました」
三(あたしと同じくらいの背丈?あたし、まだ100cmあるかないかなんだけど・・・)
お母さん「親指姫は花から花へ舞飛ぶ女王になりました!めでたし、めでたし」
三(どこがめでたいのよ!お母さんは?元の家に戻れないの!とにかく燕を見つけよう!そうすれば、家に帰れる!っと言っても燕ってどこに飛んでいるんだ?)
三は家に帰るため燕を探すことにした。
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.7 )
- 日時: 2019/11/10 14:17
- 名前: いくちゃん (ID: TNiD2WXY)
7話・親指三・・・⑤
とある大阪の駅
三「すっかり、夕方ね、とにかく燕を探さないと!燕を見つければきっと家に帰れるわ!」
しかし
三(燕って、いったいどこに飛んでるんだろう?辺りは暗いからよく見えないし・・・)
謎の女性「お嬢ちゃん、何をしているの?」
三「実は燕を探してるんです」
謎の女性「どうして?」
三「燕を探せばお家に帰れるので!」
謎の女性「でもこんなとこに燕は飛んでいないわ!それにもう辺りは真っ暗だし、明日私が燕のいそうなところに案内してくれる人を紹介するから、今日は家に来なさい!」
三「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」
こうしてあたしは謎の女性の家で一夜を過ごすことにした。
謎の女性の家
三(表札をみる限りネズミではなさそうね)
謎の女性「どうして燕を探しているの?」
三「実はさらわれて逃げたんです!」
謎の女性「それで燕を探しに?」
三「はい、早く家にも帰りたいし・・・」
謎の女性「じゃあ早く燕を見つけないとね!」
三「はい!」
謎の女性「じゃあ、今日はもうお休みなさい!」
三「はい、お休みなさい!」
次の日
三「はあー、よく寝た!」
ジャラン
三「ジャラン?」
三(えっ?何これ!)
男A「やっと起きたか!」
三「誰?」
男B「昨日、あの女にいい鴨が手に入ったって連絡があってなあ!」
三(えっ?どういうこと?)
男A「まあ、子供だったがまあいい、このまま犯して売ってやるよ!」
三「やめて!」
男B「今はまだ早い!準備まで時間がかかるからな、ちょっと待っててよお嬢ちゃん!」
三「どうしよう?(手は手錠がかけられていて、その手錠は鎖に引っ掛けられていて?)どうすればいいの?(ん?待って!たしかこっから抜け出す方法をテレビで見たわ!よし!)」
数分後
男A「さあ、お嬢ちゃんはおとなしくしているかな?」
男B「兄貴!居なくなってます!」
男A「何!嘘だろ!確か手に手錠をかけて、鎖にも通したはずだろう!なんでいないんだよ!誰かが鎖を切ったんじゃあるまいし・・・」
男B「鎖は切られていません!しかも手錠も残ってません!」
男A「じゃああいつは手錠ののままここを抜けたっていうのか?」
男B「おそらく・・・」
男A「探せ!まだ遠くには行ってないはずだ!それに手錠だってかけてあるから分かりやすいだろう!」
一方その頃
三(早く、家に帰してくれる燕を見つけないと!)
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.8 )
- 日時: 2019/11/11 20:37
- 名前: いくちゃん (ID: TNiD2WXY)
8話・親指三・・・⑥
三(全く、あいつら、ネズミはネズミでも、鼠竄(そざん)のようだったってところね!モグラは出なかったけど、どんだけ地下深くなのよ!ある意味もぐらね!)
道行く人(えっ?手錠?)
三(やっぱりこれ目立っつけど、あまり人は頼れない!確実な人でないと、昨日の二の舞だし・・・、とにかく燕を探さないと!)
少女「アーン!アーン!お母さん!お姉ちゃん!どこ?」
三「(もうこんなときに、仕方がない!それに運が良ければ、匿って貰えるかもしれないし!)ねえ君どうしたの迷子?」
少女「お母さん!お姉ちゃん!」
三「1回落ち着いて、名前は?」
少女「えっ?」
三「あなたの名前は?」
少女「燕!」
三「えっ?燕!(人の名前かよ!)」
燕「お姉さん、どうしたの?」
三「(1回落ち着こう、燕って名前の子なんて世の中探せばいっぱいいるわよね!ん?燕?どこかで聞いた名前のような・・・、まさか!)ねえ、燕ちゃん、燕ちゃんのお姉さんの名前って希だったりしない?」
燕「お姉さん、希お姉ちゃん知ってるの?!」
三「(やったー!これで家に帰れる!)燕ちゃん、ありがとう!」
燕「えっ?どういうこと?」
男A「やっと見つけた!」
燕「何?この人達?」
三「(しまった!)この子には指1本触れさせない!」
男A「俺らが、用があるのは君だよ!」
男B「さあ、こっちへおいで!」
男C「いい子だから・・・」
ブスッ!
男A「ううっ!」
ブスッ!
ブスッ!
三「えっ?」
男B「ああっ!」
男C「痛てー!」
少年「全く、大の大人がみっともねえ!」
希「お巡りさん!こっちです!」
燕「あっ!お姉ちゃん!」
三「あっ!希先輩!うわーん!」
希「燕!探してたのって、三ちゃん?ええ!」
三「やったよ!これで家に帰れる!やっと帰れるんだ!燕ちゃんありがとう!本当にありがとう!アーン!アーン!」
その後あたしは保護され、あたしを追いかけてきた変質者達もご用となった。
もちろん、あたしが行方不明となる事の発端を作った蛙生の家からも慰謝料が払われた。
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.9 )
- 日時: 2020/03/22 23:37
- 名前: いくちゃん (ID: 2Elm7N8p)
9話・一寸法師
ある日
三「本当に大変だったんだから!」
四輝「大変さと一緒に、凄い偶然があるものだな・・・」
三氏「確かに、変わった親指姫だよ!」
四輝「姫というより親指三だな!」
四美「本当に無事に帰れて良かったですね、お姉さん!」
三「本当よ!和歌山の山で遭難するわ!廃墟で手錠かけられて拉致されるわ!さんざんよ!」
三氏「その前にお前のお姉さんじゃないだろ四美!」
四美「ええ、いいじゃん!将来本当にお姉さんになるかもしれないんだし!」
三氏「それはちょっと照れるな・・・」
四美「えっ?四君と結婚したらってことなんだけど!」
三氏「そんなこと言うな!」
三「何?あたしの弟になんの不満があるの?弟の悪口言うならたとえ三君でも許さないわよ!」
三氏「まだ、結婚は早い!まだいかないでくれ!」
三「当たり前よ!あんたはどこの父親だ!」
四輝「大丈夫です!四美ちゃんは俺が絶対に幸せにするため任して下さい!お兄さん!」
三氏「お前にはまだお兄さんと呼ばれる筋合いはない!」
三「結婚の挨拶か!」
四美「何、この茶番・・・」
※でも本当はとっても仲良しな4人
三「あっ!」
三氏「どうしたの?」
三「君!ちょっといい?」
?「あっ、ああー!この間の!」
三「本当にあの時は助けてくれてありがとう!お名前は?」
?「俺の名前は竹田一寸法師!」
4人「一寸法師!」
三氏「今時いるんだな、そんな名前の人物・・・」
四美「まあ、鶴の恩返しの鶴が居候してるし、ブレーメンの音楽隊がブレーメン目指して頑張ってたりするから、あんまり驚きないけど・・・」
三「そういえば、助けられたのは難波の戎橋なの!」
四輝「そこ、一寸法師がお椀の船で川登したって言われてる川じゃねーか!っていうか小さいな背!今何歳?」
一寸法師「言うかよ!どうせ信じてくれないだろうし!」
四美「もしかして、私達とそんな変わらないとか?」
三「あなた、背が低くて悩んでるの?」
一寸法師「ああ、俺50代の熟年夫婦から生まれたんだ、だから・・・」
三氏「背はともかく、俺も自分が他と違うな、って思っている!」
三「あたしもよ!それにあたしも背が低くて悩んでた時でもあったし!」
一寸法師「そうなのか?でも、あんた背俺より高いじゃん!」
三「まあ、この時代の打出の小槌のようなもので、伸ばしたってところかな?」
一寸法師「俺、せめて他のやつらと同じ位の身長になりたい!背が高くなる打出の小槌みたいなもの教えてくれよ!」
三「いいけど、2つだけ条件!」
一寸法師「なんだ?」
三「1つ、実はあたしら新しい部活を作ろうと思ってるけど、部員が1人足りなくて・・・」
一寸法師「俺、入るよ!何て言う部活だ?」
三氏「身体障害者支援部さ!同じ身体障害で悩んでる人の力になりたい、あとそれに対する支援を考えたりとか配慮をどうすればいいのか考えていきたい、そしてみんなに分かってもらいたい!」
一寸法師「それって、背の低さでで悩む俺でも大丈夫か?」
4人「もちろん!」
三「むしろ、あなたの意見が同じ想いをしてる人の配慮のヒントになるかもしれないんだし!」
一寸法師「入るよ!絶対入る!でもう1つの条件はなんだ?部長か?」
三「違うわ!背を高くする薬なんだけど、成長ホルモンって言うもので、病院でそれを打てば背は少しずつだけど伸びる、でもそれでどれくらい伸びるかの保証はあたしらには出来ないし、打つなら打つで、あんたの両親に許可をもらわないといけない!下手したら打てない可能もある!だから、その忠告と医師の指示に従うこと!この2つが背を高くするための条件よ!」
一寸法師「分かった!ありがとう、ええっと・・・」
三「三、松本三よ!」
一寸法師「ありがとう三!」
四輝「俺はその双子の弟の四輝だ!」
三氏「俺の名は三氏!松本三氏だ!」
四美「私はお兄ちゃんの双子の妹の四美よ!今日からよろしくね!」
一寸法師「四輝、三氏、四美か、よろしく!」
三氏「じゃあ、早速保健の先生に顧問頼みにいこうか!」
4人「うん!」
その後身体障害者支援部の認可がおりた。
- Re: ナンバーズ・ツイン(3&4) ( No.10 )
- 日時: 2020/05/05 12:11
- 名前: いくちゃん (ID: CA3ig4y.)
10話・人魚姫・・・①
ある日俺らは叔父さんの趣味で、とある湖で魚釣りをすることになった。
大「みんな、ごめん!ライフジャケットは1つしかないから、1人ずつしか乗れなくて・・・」
三「誰から乗る?」
三氏「俺は最後でいいよ!」
四輝「俺もどの順番でもいいかな?」
四美「私、最初でいい?」
三「じゃあ、あたしが2番目ね!」
最初に四美
四美「魚釣れたよ!」
次に三
三「2匹も釣れた!」
その次に四輝
四輝「魚は釣れなかったけど、船は最高だったよ!」
最後に三氏
三氏「じゃあ、行ってくる!」
四美「気を付けて!」
三「生きて帰ってきなさいよ!」
四輝「そんな大袈裟な・・・」
そして湖の真ん中付近
大「どうだ、釣れそうか?」
三氏「そんな感じには見えませんね・・・」
大「ん?ちょっと波が荒れてるなぁ・・・、三氏気を付けろよ!」
ブーン!←水上バイクが2、3槽通る
大「うわあ、大きな波だ!」
三氏「あっ!」
ボチャン!
大「三氏!」
波が早く、船から遠ざかる三氏
三氏「叔父さん!ライフジャケットがあるから大丈夫です!今来ると叔父さんの方が危ないし、俺も無事じゃあすまないと思います!俺はこのまま流れに身を任せます!大丈夫です、ここは湖!サメみたいなものはいませんから!」
大「わかった、後でレスキュー呼ぶから!無事で居ろよ!」
三氏←手に大きく丸を描く
三氏「しかし、大丈夫か?車と反対側の岸に着いたりしたら・・・」
三氏「それにしても夏に向かうとはいえ、水の中だからちょっと寒いな・・・、太陽隠れてるし・・・」
その後三氏はいつの間にか寝てしまった。
とある船
父「お前ら、自由に泳いできていいが、あんまり遠くに行くなよ!」
7人姉妹「はーい!」
しばらくして
長女「みんな、そろそろ帰りましょう!」
妹達「はーい!」
末っ子(あれ?あそこに人が浮かんでる!)
長女「海(あま)!どこに行くの!」
海「あそこに人が浮かんでるから助けて来る!」
三氏の場所まで辿り着く海
海(大変!もしかしたら気を失っているのかも!お父さんの船も遠いし・・・、よし近くの対岸まで運ぼう!)
とある対岸
海「よいしょ!よいしょ!私歩けないから、人1人運ぶのも一苦労ね・・・」
三氏「スースー・・・」
海「あっ、ただ寝てただけだった!なら後は人を探せば・・・、ってそれが出来ないんだった!」
三「四美、本当にこっちで合ってるの?」
四美「黙って!お兄ちゃんの声が聞こえると言うことは、この近くにお兄ちゃんがいるの!私お兄ちゃんとしか、テレパシー出来ないし!」
海「誰か来た!隠れないと!」←岩場に身を潜める
四美「あっ、お兄ちゃん!」
三氏「ん?四美!良かった!」
三「三君!良かった!船から落ちたって聞いたときは・・・」
四輝「とにかく、お兄さん達の叔父さんにレスキューはいらないって電話しないとな!」
三「私が助けたのよ!」
海「えっ!」
三氏「三ちゃん、嘘だよな!」
三「えっ?」
三氏「俺と四美はテレパシーで会話ができる、四美から聞こえるんだよ!三ちゃんはずっと四美達の近くに居たってな!俺は湖の上でちょっと不思議な体験をした、誰かが俺を運んでくれたんだ!」
四美「何それ?」
四輝「それってまさか、人魚とか?」
三「バカ!人魚は空想上の生き物よ!ましてやここは湖!いるわけないでしょ!」
四美「でも、もしかしたら人魚になった子が助けたってことは考えられない?人魚になれる衣装とかはあるし・・・」
三氏「その線の方が高いだろうな!俺はその人にお礼が言いたいよ!ただ顔は見てないけどな・・・」
三「それ、意味なくない?」
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