二次創作小説(新・総合)

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第3回逃走中~大食い選手権前日譚~完結!
日時: 2020/02/22 13:43
名前: ネクスタ (ID: 4l3rs7gO)

ネクスタ版逃走中、待望の第3回!
今回の舞台は『埼玉県のとある市』!

翌日に大食い選手権が迫っている中、数々なトラブルが関係者を襲う・・・
果たして、無事に開催することができるのか!?


逃走者【30名・五十音順】

梓川咲太あずさがわさくた(青春ブタ野郎シリーズ)(初)
犬山あおい(ゆるキャン△)(初)
初春飾利ういはるかざり(とある科学の超電磁砲)(初)
宇佐美奈々子(普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。)(初)
大垣千明(ゆるキャン△)(初)
各務原かがみはらなでしこ(ゆるキャン△)(初)
小糸侑(やがて君になる)(初)
越谷夏海(のんのんびより)(3)
斉藤恵那さいとうえな(ゆるキャン△)(初)
桜島麻衣(青春ブタ野郎シリーズ)(初)
佐天涙子さてんるいこ(とある科学の超電磁砲)(初)
島村卯月(アイドルマスターシンデレラガールズ)(初)
志摩リン(ゆるキャン△)(初)
しゅんぽこ(募集参加)(初)
白井黒子(とある科学の超電磁砲)(初)
砂尾なこ(ひとりぼっちの○○生活)(初)
ソトカ・ラキター(ひとりぼっちの○○生活)(初)
津島善子(ラブライブ!サンシャイン!!)(2)
一里ぼっち(ひとりぼっちの○○生活)(初)
双葉理央(青春ブタ野郎シリーズ)(初)
ヘキサ(募集参加)(初)
星野みやこ(私に天使が舞い降りた!)(初)
細野はるみ(はるみねーしょん)(初)
骨眼鏡(募集参加)(初)
本庄アル(ひとりぼっちの○○生活)(初)
茉里(ひだまりスケッチ)(初)
御坂美琴(とある科学の超電磁砲)(初)
薬師寺(募集参加)(2)
雄介(募集参加)(2)
ゆの(ひだまりスケッチ)(2)


~見どころ~
☆25人が初出場!秘められたポテンシャルはいかに!?
☆原作完結記念!『はるみねーしょん』からはるみが参戦!
☆学園都市から超能力者(レベル5)御坂美琴が見参!どんな逃走劇を見せるのか!
☆作者勢の雄介、前回のリベンジなるか!?
☆準レギュラーの夏海と善子、今回はどう逃げる?
☆宮子がいない!と思いきやドラマパートで大活躍!


以上30名が、ハンターから逃げ回る!
逃げ切って、賞金156万円を手にする者は現れるのか!?

Re: 第3回逃走中~大食い選手権前日譚~ ( No.112 )
日時: 2020/01/31 13:33
名前: ネクスタ (ID: UISKJ4Eq)

>>ヘキサさん

コメントありがとうございます!
ロッシーさん、最近になって脚光を浴び始めたかなぁという印象です。水曜日のダウンタウンでもいいキャラしてますね

そして本編!
なぜか生き残っている善子、ミキ昴生さんのようにラストまで粘れるんでしょうか!?
初春も捕まっちゃいました。牢獄で佐天さんのあれは…あるんでしょうか(笑)
ヘキサさんの弱点、ええ、あそこですね(笑)

では!

Re: 第3回逃走中~大食い選手権前日譚~ ( No.113 )
日時: 2020/01/31 14:26
名前: ネクスタ (ID: .7JOKgnc)

【16:00】


善子
「そうねー…これしかないんじゃない?」


夏海
「だね、これでいこっか」


黒子
「もし間違えていても仕方ないですわね」


クイズマシンC最終問題、心を決めた!


夏海
「よーーし、行くよ!」


Q、和食には欠かせない存在、【焼き魚】。
  とあるアンケートで、1番人気だったのは何の魚?




答えは・・・



























【焼き鮭】
































ピンポーン!


夏海
「よっしゃあああああ!!」


善子
「これ1回で突破したのは大きいわよ…!」


難しいアンケート問題だったが、乗り越えた…!


黒子
「寿命が縮むかと思いましたわよ…」


夏海
「やっと3枚揃った…あとは事務所に届けるだけだね!」


善子
「今残り15分…あと3分あれば間に合いそうね」
































ハンターB
「・・・・・!!」ダッ


ピピッ!
『TSUSHIMA』『SHIRAI』『KOSHIGAYA』


しかし、こういう時に悪魔はやってくる…!



夏海
「早速持って…やばい!」


黒子
「は、ハンターですの!?」


善子
「もう…いいとこだったってのに…」



ハンターB
「・・・・・」タッタッ



夏海
「はぁはぁ…せっかく復活したんだし捕まりたくない…!」


黒子
「はぁはぁ…お、お姉さま…!」



ハンターB
「・・・・・」タッタッ


分かれて逃げた3人、ハンターが視界に捉えたのは・・・

































































善子
「こっ、こっち来ちゃった~!」


善子だ…


善子
「ヨハネって言ってんでしょ!」


そんなんより早く逃げてください


善子
「はいはい…ってかどんどん来てるんだけど…!」



ハンターB
「・・・・・」タッタッ


面白くもない茶番をしているうちに、ハンターは迫ってくる…


善子
「面白くないとか言うなぁ…こ、ここ曲がるわよ!」


素早く曲がった先は…


































ハンターC
「・・・・!!」ピピッ!


善子
「ちょっ、待って嘘でしょ?」


ただ、そこにはもう1体…



善子
「まだよ、こっちの裏道に行けば…」


スクールアイドル活動で鍛えた足腰で、まだ諦めない…!


ハンターB
「・・・・・」タッタッ


ハンターC
「・・・・・」タッタッ


































ハンターD
「・・・・・!!」ピピッ!


善子
「はぁはぁ…っ!引き返…せないわねー」


ただ、みたびハンターが襲い掛かる・・・



ピピッ!
『TSUSHIMA』


善子
「ちょっ、や、やめなさいよぉぉぉぉ」


ポン!


14:18
津島善子 確保
残り6人


善子
「いやぁぁぁ…せっかくここまで残ったのに…」


最後に不幸属性が発動してしまった…



~牢獄~


プルルル プルルル


雄介
「うわ、また確保情報です…!」


麻衣
「ここにきての確保は残念よね…」


雄介
「『津島善子 確保』!」



「あぁー…でも前回よりたくさん残ったんですよね?」


薬師寺
「100分以上自己ベストは更新してますね」


ヘキサ
「ここまで残るとは思わなかったな~」


千明
「MISSION⑤も大詰めだぞ!間に合ってくれー!」




【14:00】


卯月
「私たちのあとのお皿、全然来ないですね…」


奈々子
「…きっと来るよ!信じて待とう!」


残り6枚のお皿を待ち続けるアイドルコンビ…


卯月
「あと2分…間に合うでしょうか…」


奈々子
「…あっ、あれそうじゃない?」


2人の目に映りこんだのは…











































咲太
「はぁはぁ…おーい!皿3枚持って来たぞー!」


クイズマシンBを突破した、咲太の姿だった!



卯月
「咲太さん!よかった、間に合いましたね!」


咲太
「ありがとな!卯月ちゃんが電話くれたおかげで助かったよ」


ガチャ


咲太
「えっと…お皿持ってきましたけど、これでいいんですかね?」


浜本
「おおおっ!まさかまた来てくれるなんて…ありがとうな!」


秋元
「助かったぜ!サンキュー!」



大食い事務所 お皿到着
合計6枚/残り3枚


宮子
「君も初めましてだよね、準レギュラーの宮子だよ!」


咲太
「ああ、梓川咲太です。いつか逃走者として一緒に出られたらいいですね」


宮子
「おー?嬉しいこと言ってくれちゃってー!」



【13:25】


???
「ハンターは…いないですわね、回収して急ぎますわよ!」


クイズマシンCのお皿も、ようやくとある逃走者の手に渡った!(隠す気なし)



黒子
「行きますわよ!ハンターがいてもお構いなしですのよ!」


超電磁砲最後の生き残り、ここで意地を見せろ!



~大食い事務所~


咲太
「あと1分ちょっと…そろそろ来ねぇとまずいぞ…」


奈々子
「どうしよう…向こうから何か走ってきてない?」


卯月
「あっ、もしかしてあれがハンターバスですかね?無駄にゆっくりですけど…」


咲太
「マジかよ…そういやここって…」















バス停
『…………』チョコン



咲太
「バス停まるって事か!?」


奈々子
「嘘!じゃあお皿が間に合ってもバスが到着しちゃうよ…」


ここにきてゲームマスターのミッション設計ミス!?


卯月
「ちょ、どうにかして下さいよ!作者さん!」


……そーいや、お皿でバスが止まるっておかしいよなぁ…


奈々子
「ちょっと皆さん!この作者遠回しに【先に気づけ】とか言ってる!」


咲太
「どんな最終ミッションだよ…」













































咲太
「あ、白井さん来てるぞ!」


そんなこんなで黒子、とうちゃーく!


黒子
「お待たせですわ…早く、このお皿を持って行って…」



浜本
「おっ、待ってたぞ!いただきー!」


黒子
「じ、自分から来るんですのね…でも、これでミッション達成…」









咲太
「まだだ!見ろ、バスは止まってない…あと1分も経たずに到着するぞ!」


黒子
「えっ、どうしてですの?メールにはこれでクリアと書いていたはず…」


奈々子
「噂には聞いていたけどここまで適当って…ケーブルTVより雑だよぅ」











???
「話聞いてる限り、ウチの作者がヘマしちゃった感じかなー?」


???
「本当ごめんねー、いい加減だけど今回は私に免じて許してあげて!」


そこに現れた、救世主の正体は…































宮子
「ちょいと重たいけど、バス停運んじゃおっか」


宮ちゃんでした…



咲太
「ば、バス停を運ぶ?」


黒子
「いくら何でもそれは…」


宮子
「よいしょ…っと、咲太くん、手伝ってー!」


咲太
「は、はい!」



~20秒後~


宮子
「ふぅ~、なんとか運べたねー。これで大丈夫だと思うんだけど…」


卯月
「お願いします…!」



【12:02】


【12:01】


【12:00】







【11:59】



黒子
「…通り過ぎましたわね」


卯月
「よ、良かったです~」



【MISSION⑤ CLEAR】



~牢獄~


プルルル プルルル


雄介
「来ました!『MISSION⑤結果』!」


はるみ
「間に合ったのかなぁ」


雄介
「『宇佐美奈々子、島村卯月、梓川咲太、白井黒子の活躍でミッションクリア』!」


みんな
「おぉぉぉぉぉぉーー!」


雄介
「『また、ドラマの出演者である宮子が多大な貢献』…何したんだろ」


なでしこ
「とにかく、クリアできてよかったね!」


ソトカ
「残ってるみんな逃げ切ってほしいデス!」


茉里
「なんとか逃げ回ってくださいねー!」




~指令室~


ネクスタ
『よっしゃー、これで後は逃げてもらうだけだな』


ココナ
『だけだな、じゃ無いですよ!あのままハンター放出されてたらどうするんですか!』


ネクスタ
『いやーあの…ミッション内容適当だったのは完全に自分の責任なんですけど』


ココナ
『けど?』


ネクスタ
『どうにか逆手にとれないかと…それで宮子に連絡したのよ』


ココナ
『まったく…宮子さんには感謝してもし切れません…』


ネクスタ
『それな』


ココナ
『反省しろ』


ネクスタ
『はい』


ネクスタ
『あとね、宮子に頼んだのにも訳がありまして』


ココナ
『その訳とは?』


ネクスタ
『見どころの所に、宮子はドラマパートで大活躍って書いてあるじゃん』


ネクスタ
『でもMISSION②で中華食べてもらったくらいしか活躍してないな、と』


ネクスタ
『つまり伏線回収』


ココナ
『本編で活躍させるのもどうかと思いますけど。切り替えていきましょう』


ネクスタ
『はい…以後気を付けます…』



ハツメ
『あの…会話の輪に入れないんだけど』


ネクスタ
『ごめんな、このノリについてくるの大変だったろ』


ココナ
『私はぼちぼち真面目に怒ってたんですが』


ネクスタ
『反省してます』









夏海
「え、ウチ出番なしなの!?」


最後に喋れただけなこよりマシだ、ごめん



次回、ドラマパート!


残り時間【11:00】
逃走者 残り6人

梓川咲太 宇佐美奈々子
越谷夏海 島村卯月
白井黒子 砂尾なこ

Re: 第3回逃走中~大食い選手権前日譚~ ( No.114 )
日時: 2020/02/05 10:17
名前: ネクスタ (ID: jSS95WES)

~ドラマパート~


浜本
「えーっと…これで足りたのか?」


二条
「そうですね、あの方達(逃走者)のくださった9枚もありますし」


友野
「急いで残りの分も買いに行って良かったですね」


秋元
「ったく…一体何回ミスする気だよ、浜本さん!」


浜本
「すいません…マジで迷惑かけた…」






浜本
「本当にもう忘れてないと思うから、本番の前に3人に伝えたいことがあるんだ」



二条
「?私たちに、ですか?」


友野
「まさか愛の告白!?」


秋元
「ちげーだろ…で、何なんすか?」



浜本
「コホン!えーっとな…」

































浜本
「3人とも、こんな俺の企画に付き合ってくれてありがとう」



浜本
「二条、君がいなかったら俺はもう仕事辞めちゃってるかもしれねぇ」


二条
「そんな…私は何も…」


浜本
「全然いい企画が思いつかなかった頃から側近として支えてくれた二条がいなかったら、ここまで来れなかった。本当にありがとう」


二条
「もう…浜本さんの実力ですよ」



浜本
「次!友野!まず1つ聞かせてくれ!どうして俺についてきた???」


友野
「疑問形!?そりゃまあ、楽しそうな番組を素敵な方が作ろうとしていたからですけど」


浜本
「何だよそれ…泣かせに来てんのか?」


友野
「本当ですよ…そうですよね、二条さん?」


二条
「ええ。私もこの人のカリスマ性に惹かれて一緒にいるんですから」


浜本
「2人とも…ありがとう、言葉が出ねぇ…」



浜本
「で、最後に秋元!」


秋元
「なんかついでみたいな言い方だな(笑)」


浜本
「秋元にも聞いていいか?なんで俺なんかについてきてくれんのか」


秋元
「あぁ、最初は何も知らずにこの部署に入って、ポンコツっぷりにびっくりしたよ」


秋元
「こんな所でやってられるかと思って辞めるつもりだったけど、気が付いたら今もここにいる」


浜本
「……つまり?」


秋元
「こんだけはちゃめちゃでも、番組作り上げてくのが……楽しかったんだよ」


浜本
「秋元ぉぉぉぉぉぉぉお前ぇぇぇぇぇ」


浜本
「嬉しすぎんだろうが…ありがとな」










浜本
「実はさ、俺この企画が通らなかったらこの仕事辞めるつもりだったんだ」


二条
「えっ!?そうだったんですか?」



浜本
「一向に企画が通らなくて、俺には向いてない職種なんじゃないかって」


浜本
「なんとか大食いで企画が通ったけど、まだ自分に自信が持てなかったんだ」


浜本
「今日もミス連発して…自分じゃなければもっといい番組が作れるのに…って思ってた」



友野
「浜本さん…」



浜本
「でも、今みんなが俺に…俺だからついて来たって言ってくれて…」


浜本
「…そんなんじゃさぁ………辞めれねえじゃん。辞める訳に…いかねえじゃん…」


浜本
「本当にありがとう…俺、やっぱり皆で作るこの仕事が好きだったんだ…」






秋元
「ったくよ、そんなに追い込まれるまで溜め込むなって」


二条
「今まで気づけなくてすみませんでした…」


友野
「皆で作るこの仕事が好きって言ってくれて、ありがとうございます」



浜本
「ありがとう!みんな!」




浜本
「最後に、俺は観てる人が自分もこういうの作りたいなって思ってもらえる番組を作りたい」


浜本
「まだまだ目標には遠いけど…絶対作ろうな!」


3人
「もちろん!」




えま
「その第一歩は、もう達成されたんじゃないですかね?」ニッコリ


浜本
「君はバイトの…雛田さんか、いろいろ忙しくさせてごめんな」


えま
「本当ですよ…求人の何倍も忙しかったですもん(笑)」








えま
「でも、すごく楽しかったんです」


えま
「今まで体験したバイトより、達成感があって…とても楽しくて」


えま
「私も社会人になったら、TV番組が作りたいな、って」



浜本
「雛田さん…」


えま
「だから、新たなTV職人を目覚めさせるって浜本さんの目標は、もう1つ達成されたってことです」



二条
「本当に…さすが浜本さんですね」


浜本
「みんなありがとう……よーし、明日の撮影も頑張るぞーー!」


4人
「おーーーー!」





宮子
「……私、いらなかったのでは?」←蚊帳の外







~3か月後~


新聞の番組表に、こんな表記が…



【新番組】
 『新たな大食いスターを捜せ!【大食いハンター】』


彼らの思いは、また一歩、完成に近づいたのです…

みんなで叶える物語…って、それは違ったか


めでたしめでたし。












~指令室~


ネクスタ
『メデタシメデタシ』


ココナ
『…本当に宮子さん蚊帳の外でしたね』


ネクスタ
『あとで謝ってくるわ、あと美味しい店連れてってあげよう』


ココナ
『餌付けですか…』


ネクスタ
『で、ゲーム本編は…』


ココナ
『残り11分であと6人ですね』


ネクスタ
『うわー楽しみだな、誰が逃げ切るか』


ココナ
『あなた作者でしょうが…』


ネクスタ
『だって1人ずつクジひいてるから…』





ハツメ
『次回からはゲームも大詰めです』


はこ
『完結も近いですよ!』


またセリフとられました byゲームマスター



残り時間【11:00】
逃走者 残り6人

梓川咲太 宇佐美奈々子
越谷夏海 島村卯月
白井黒子 砂尾なこ

Re: 第3回逃走中~大食い選手権前日譚~ ( No.115 )
日時: 2020/02/09 11:06
名前: ネクスタ (ID: tdVIpBZU)

【11:00】


夏海
「なんとかクリアできて良かったー…あとでお礼言っとかないとね」


ミッションには参加したが、最終局面には立ち会えなかった夏海。


夏海
「でも、復活からここまで残れてるし…いけるかも!」


気付けば残り間もなく10分。3度目の正直で逃げ切りなるか!?



咲太
「さっきのミッションで体力切れたな…ちょっと隠れて休むか」


お皿の配達で体力を消耗した咲太。しばし休憩をとる…


咲太
「麻衣さんのためにも逃げ切らないとだな」


男性陣最後の砦、意地を見せられるか!?


咲太
「あ、青ブタの最新刊が発売したんだったな。詳しくはお近くの書店で!」


原作10巻にあたる『青春ブタ野郎は迷えるシンガーの夢を見ない』発売中!


咲太
「こんな終盤に宣伝する作者いないぞ」



【10:30】


なこ
「こんな所まで残るなんてな…どうせなら最後まで行きたいな」


今回のダークホース、なこ。


なこ
「ずっと隠れてるけど…そろそろ動いてみるか」


同じ場所に留まっては危険だと感じ、移動するようだ…



卯月
「私、ここまであんまりハンターを見ていないかもです」


運もいいのか、ハンターが近づいてこない卯月…


卯月
「しゅんぽこさんの為にも逃げ切りたいです!」


リクエスト枠の最高成績は前回の花丸の残り26秒での確保。
逃げ切って、リクエスト枠最高成績の更新はなるか…?







ハンターD
「・・・・・」スタスタ


しかし、ここでとある逃走者にハンターが接近…



夏海
「あと10分…うわー緊張してきたな~」


卯月
「あえて積極的に動いてみます」


咲太
「足の疲れがやばいな…今来られたら終わりだぞ」



ハンターD
「・・・・・!!」







見つかったのは・・・


































咲太
「ハンター来て…ないよな、こえー」


咲太、ではなく…










































夏海
「こっちの角は…うん、大丈夫」


夏海、でもなく…
















































ピピッ!
『SHIMAMURA』


卯月
「うっ、後ろから来てましたぁー!」


しまむーだ…



ハンターD
「・・・・・」タッタッ



卯月
「はぁはぁ…きゅ、急に来ました…!」


卯月、ダンスで鍛えた脚力で振り切れるか!?



ハンターD
「・・・・・」タッタッ



卯月
「はぁはぁ…ハンター速い…!」



ハンターD
「・・・・・」タッタッ


奮闘するも、ゲーム終盤ともなると見えない疲れが溜まっている…



卯月
「はぁ、はぁ……来ないでくださ~~い!」


ピピッ!
『SHIMAMURA』


ポン!


9:53
島村卯月 確保
残り5人


卯月
「はぁはぁ…悔しいです…また呼んでくださいね!」


善戦したものの、ついに力尽きた…



~牢獄~


プルルル プルルル


雄介
「うわっ!『確保情報』です!」


佐天
「うわぁぁぁ…誰ですか?」


雄介
「『島村卯月 確保』!」


千明
「ここにきてか…なんだかこっちまで悔しいぜ」


しゅんぽこ
「卯月捕まったかー…でもここまで残るとかすごいな!」


なでしこ
「あと残ってるのは5人だね!」



「最初は広かった牢獄も狭く感じてきましたね」


茉里
「あー分かります!あんなにすいてたのに!」


理央
「ほのぼのしてるね。じゃあ現場にお返しするよ」




ハンターB
「・・・・・」テクテク


お返しされました。


【9:00】


残りは9分、普段だったらすぐ過ぎるこの時間も長く感じる・・・



奈々子
「うぅ、向こうにずっとハンターいるよ…」



ハンターA
「・・・・・」テケテケ


身を隠す奈々子の近くに、1体のハンター・・・


奈々子
「こっちには来ないけど…いま後ろから来たら終わりだよぅ」



ハンターA
「・・・・・」テケテケ





















ハンターA
「・・・・・」スタスタ


どうやら、通り過ぎたようだ…


奈々子
「危なかったぁ…でも集中しないと…!」


気を引き締めて、逃げ切りをその手に手繰り寄せろ!



ハンターA
「・・・・・」


しかし、奈々子を見逃したハンターが別の逃走者に忍び寄る…



ハンターA
「・・・・・!!」ピピッ!


果たして、見つかったのは…








































































































なこ
「やべ、見つかったか!」


砂尾なこだ…



ハンターA
「・・・・・」タッタッ



なこ
「まずい…先に気づかないとほぼ詰んでるんだよ…!」



ハンターA
「・・・・・」タッタッ


運動音痴のなこ、これは厳しいか…?



なこ
「ぜぇぜぇ…うわー、マジでそんな速いの…」


ハンターA
「・・・・・」タッタッ


ピピッ!
『SUNAO』


ポン!


7:58
砂尾なこ 確保
残り4人


なこ
「やっぱ無理かー…!ぼっち、ソトカ、ごめんな!」


ミッションにもよく動き貢献したが、ここで確保だ…



《ちょっと!私の名前は!?》


残念でした。



~牢獄~


雄介
「確保情報!砂尾なこ確保!」


みんな
「うわぁーーー!」


ソトカ
「なこも捕まってしまいマシタか…」


アル
「これで私たちは全滅ね…でも、あいつにしては頑張った方じゃない?」


リン
「あとは4人か…誰が残ってるんだっけ」


ヘキサ
「黒子と、あと夏海もいるよね」


麻衣
「あと咲太と…」


骨眼鏡
「奈々子ちゃんじゃないですかね?」


はるみ
「黒子さん以外は意外な組み合わせだね」


あおい
「4人とも逃げ切れるとええなぁ~」


美琴
「黒子~、頑張りなさいよね~!油断しないでよ!」





黒子
「……はっ!今どこかでお姉さまが名前を呼んでくれたような…」


地獄耳かよ、んで黒子はこれが今回の更新最初で最後のセリフです



残り時間【7:30】
逃走者 残り4人

梓川咲太 宇佐美奈々子 越谷夏海 白井黒子

Re: 第3回逃走中~大食い選手権前日譚~ ( No.116 )
日時: 2020/02/12 17:38
名前: ネクスタ (ID: /OJeLYZk)

【7:20】


長かったゲーム時間も残り7分少々、大詰めだ…!


ハンターA
「・・・・・」スタスタ…クルッ


ハンターB
「・・・・・」テクテク


ついに、ハンターの数が残り逃走者を上回った。ハンター5体VS逃走者4人である。


ハンターC
「・・・・・」トボトボ


ハンターD
「・・・・・」ステステ…クビフリ


30人いた中からここまで残ってきたのは、たった4人の逃走者たち。




咲太
「マジでいけそうだぞ…臨時収入入ればでかい…!」


作者勢も散っていく中男の意地を見せる、梓川咲太!




奈々子
「あと7分…逃げ切ったら156万円……いやいや、今は逃げることに集中しないと!」


やはり金に目が行ってしまう流川市直属ろこどる、宇佐美奈々子!




夏海
「ここいい感じかも…下のハンターに気づけるし、曲がり角も多いね」


1度確保されるも、復活ゲームを制しここまで残ってきた準レギュラー、越谷夏海!




黒子
「お姉様、見ていてください…この黒子がしっかり逃げ切りますわよ…!」


ジャッジメントとして美琴の分も逃げ続けてきた、白井黒子!



ハンターE
「・・・・・・」スタスタスタ


この4人の逃走者を、合計5体のハンターが残り7分間捜し続ける・・・




ハンターC
「・・・・・!!」テクテク…ピピッ!


おっと、ここで誰かがハンターに見つかった・・・








気付かれたのは・・・






















































































































ピピッ!
『KOSHIGAYA』


夏海
「うわーやっばい!気付かれた!」


夏海だ…



ハンターC
「・・・・・」タッタッ



夏海
「ハンター視力良すぎでしょ…ぜんっぜん気づかなかった…!」


準レギュラー夏海、振り切れるか…?



ハンターC
「・・・・・」タッタッ



夏海
「はぁはぁ…こっち!この細道なら…!」



ハンターC
「・・・・・」タッタッ



















































ハンターC
「・・・・??」ドコダ


距離があったため、うまく撒けたようだ…



夏海
「はぁはぁ…なんとか撒けたけど…もっかい来られたらやばい」


迫りくるハンター5体…恐ろしや




【6:00】


奈々子
「あと6分…あと6分なのにすっごく長く感じるよぅ…」


そんな奈々子に忍び寄る…







ハンターB
「・・・・・」テクテク


黒い影…



奈々子
「早く終わってほし…ハンターいた!」


いち早く気付き、その場を離れる奈々子…








ハンターB
「・・・・・」テクテク


幸い、気づかれてはいないようだ。



奈々子
「来てないよね…よかったぁ」










































ハンターD
「・・・・・!!」ダッ


ピピッ!
『USAMI』


奈々子
「……ってこっちにもいたーー!?」


しかし、逃げた先にはもう1体・・・




奈々子
「はぁはぁ…まって!タイムタイム!」



ハンターD
「・・・・・」タッタッ


ピィーーーーーーーーーー
『USAMI』


奈々子
「待って!待って!いやだぁぁぁぁぁぁ~!」


ポン!


5:00
宇佐美奈々子 確保
残り3人


奈々子
「待ってよぉ…あと5分だけだったのに…」


ハンターは、待ってくれない・・・



~牢獄~


雄介
「確保情報です!」


みんな
「あぁぁぁぁ~~!」


雄介
「『宇佐美奈々子 確保』!」


薬師寺
「うわー…奈々子さんも捕まりましたか」


あおい
「初めてやのにすごいよなぁ」


善子
「まぁ、ほとんど皆初出場なんだけどね(笑)」


美琴
「あと残ってるのは黒子と…」


ゆの
「咲太さんと夏海ちゃんですね!」


ヘキサ
「夏海凄いな~…復活からの逃げ切りあるかもですね」


麻衣
「咲太もね…逃げ切ったら褒めてあげましょう」


なでしこ
「それじゃあラスト5分!えーと…お返しします…?」


いつも現場に送り出すのは夏海なんだけど…現場にいるからしょうがない(笑)



【4:30】


咲太
「あとは僕と夏海ちゃんと白井さんだけか」


残るは3人。いよいよクライマックスである。


咲太
「逃げ切ったときの話はしない。その時に考えればいいもんな」


フラグをへし折るのではなく、立てないことを選んだ…




ハンターE
「・・・・・」テクテク



夏海
「いるいるいる…こっち来ないでよ…!」


隠れて休憩をとる夏海に、またもハンターが迫る…



夏海
「来ないでよ…頼むから…」


凌げるか・・・?









































ハンターE
「・・・・・」スタスタスタ



夏海
「……ふぃー、怖かったー…」


このピンチも、なんとか乗り切った…


夏海
「動くか迷ったけど、隠れてて正解だったね」




【4:00】


ハンターC
「・・・・・」スタスタ


残り時間は4分、ここでハンターが3人のうち誰かに接近…


ハンターC
「・・・・・」スタスタ





ハンターC
「・・・・・!!」ピピッ!


見つかったのは…







































































黒子
「……くっ、来ましたわね!」ダッ


黒子だ…


ハンターC
「・・・・・」タッタッ


果たして、黒子の運命は!?




そして次回、完全決着!



残り時間【3:45】
逃走者 残り3人

梓川咲太 越谷夏海 白井黒子


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