二次創作小説(新・総合)

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作者生誕特別逃走中【完結!】
日時: 2020/02/09 21:20
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

新作も引き続きこのスレで行います。ご了承ください。
普通の街で行われる逃走中をしたいと思いますが、今回は私の誕生日が近い事もあり、特別企画です!
作者の皆様に逃走中の参加者を5名、選んでもらいたいと思います!
空いているリクエスト枠のところに皆さまが選んだキャラが入ります。

尚、ネタに関してですが作者は英語や中国語、音楽系のネタが不得意です。
ライダーは平成作品は殆ど知りません。


参加者一覧
ねこ娘(ゲゲゲの鬼太郎)
愛野美奈子(美少女戦士セーラームーン)
青木れいか(スマイルプリキュア)
小泉花陽(ラブライブ!)
花形満(巨人の星)
リクエスト枠 近江彼方(ラブライブ! サンシャイン!)
リクエスト枠 レジーナ(ドキドキ! プリキュア)
リクエスト枠 美琴(オリキャラ)
リクエスト枠 西木野真姫(ラブライブ!)
リクエスト枠 ジャスティスマン(キン肉マン)
作者枠 桜木霊歌
作者枠 クロノスエボル
作者枠 ネクスタ
作者枠 konakun
作者枠 エイジア

Re: 神様の神殿で逃走中【結果発表!】 ( No.13 )
日時: 2020/02/06 10:54
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

逃走者紹介

星奈ひかる
キラやばが口癖の中学2年生の少女。頭頂部のはねた髪が特徴。宇宙人やオカルトに目が無い。言動から誤解されがちだが意外と賢かったりする。

羽衣ララ
サマーン星人。美白。「オヨ」「ルン」など独特な語尾を多用する。足腰が強いらしいがあくまでサマーン基準なので、逃走中では若干の不安要素がある。

天宮えれな
メキシコ人とのハーフ。太陽と称されるほど明るい性格で常に笑顔でいるように心がけている。運動神経は抜群なので逃げ切り候補。

香久矢まどか
綱渡りのお嬢様。作者の推しである。えれなほどではないが、運動神経は高く、頭の回転も速い。しかしメンタルが脆いという弱点もある。

ユニ
猫耳と尻尾が付いた美少女の外見をしている。性格はツンデレ。プリキュアになる前は宇宙怪盗として名を馳せていたので逃げるのはお手の物。普段の姿は変装で獣人が本来の姿。腋を見せることに定評があり、へそも中々に綺麗な形をしている。

こなくん
作者。優柔不断で落ち着きに欠ける作者さん。以前、ドラゴンボールが出た際の逃走中では特に目立った活躍こそしなかったが、それが功をなして初の逃走成功に輝く。今回はどうなるか。

エイジア
甘いものが大好きな作者さん。怒らせると怖いらしいが、今回は怒りを爆発させることができるのか。ハンターのクリスタルボーイには強敵という認識を抱いている。




ハンター

クリスタルボーイ
本作のハンター役。特殊偏光ガラスで構成された透明なボディが特徴で肋骨や頭部は黄金色、目は瞳がなく緑色をしている。一度見たら忘れられない外見で、声も超渋ボイス(ルパンの次元大介の声でお馴染みの小林清志さん)。
冷酷非情な性格。基本的にシリアスなキャラだが、稀にとんでもない発言をすることがある。当たり前だが本作のキャラの中で声優は最高齢。

Re: 神様の神殿で逃走中【結果発表!】 ( No.14 )
日時: 2020/02/06 11:26
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

神様の神殿に集められた7人の逃走者達はクリスタルボーイに向き合う。
これから逃走中が開始されるのだ。瞳孔のない緑の目に見られ、ユニは珍しく身体を小刻みに震わせていた。決して寒さのせいで震えているのではない。

まどか「ユニ、どうかしたのですか。様子がヘンです」
ひかる「もしかしてちょっと寒い? ここ結構上空だからね」
ララ「厚着した方がいいルン」
ユニ「べ、別にどうもしてないニャン。ただ、私はアイツを知っているニャン」
ララ「誰ルン」
ユニ「クリスタルボーイ。宇宙中に名を轟かせている伝説のヒットマンよ」

ユニが汗を流しながら語ると、一同に戦慄が走る。

ララ「オヨ~!?」
まどか「強敵ですね……」
えれな「でもやりがいはありそうだね。まさか、あたし達の命を奪うってことはないだろうし」
ひかる「伝説のヒットマン、キラやば~!」

ひかるは目を輝かせ、クリスタルボーイに近づくと手を差し出す。

ひかる「私、星奈ひかる! 宇宙と星座が大好きな中学2年生」
ボーイ「……」
ひかる「アレ? 反応がない。どうしちゃったのかな。もしもーし!」
ララ「ひかる、勝手に動いちゃダメルン。ゲームマスターの指示があるまで待機ルン」
ひかる「あはは。ごめん」

ララに腕を引っ張られ、元に位置にひかるは戻された。

ゲームマスター「はじめ!」

謎のゲームマスターの声で開始された逃走中。果たして、無事に逃走成功し、願いを叶えて貰える者はいるのだろうか。

Re: 神様の神殿で逃走中 ( No.15 )
日時: 2020/02/06 16:42
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

今回の逃走中のルール
神殿から落下したら脱落となる
ハンターに確保されたら牢獄送り
参加者が全滅した場合はドラゴンボールはクリスタルボーイの手に渡る。
戦闘も可能。プリキュアに変身してもOKだが自己責任で。


開始が宣言されると、参加者達は一斉に逃げ出す。

一同「わーッ!」

ララ「AI、どうすればいいルン?」
AI「……」
ララ「AI、どうして何も言ってくれないルン?」
ゲームマスター「神殿ではAIの電波は受信できないようになっているのだよ」
ララ「オヨ~!?」

まだクリスタルボーイは機動していない。

ララ「コレは何ルン?」

神殿は精神と時の部屋などがある神殿を除き、半球体の作りになっている。
建物も1つだけだが、ヤシの木が数本生えているのにララは気付いた。

ララ「ここに隠れて見るルン!」
エイジア「頑張れ」
ララ「ありがとルン」

霊歌の応援もあり、木にしがみつく少女。手足を動かし、うんしょよいしょと高い木を登っていく。身体能力が上昇したのもひかる達と地球で出会い、様々な経験をしてきたからである。てっぺんまで昇って、一息付く。

ララ「ふう。これで大丈夫ルン」

一方その頃、えれなは途中までは皆と一緒に逃げていたが、立ち止まると腕組をして、未だ目覚めないクリスタルボーイと対峙していた。ユニと共に神殿の裏側に隠れながら様子を伺っていたまどかは、小声で言う。

まどか「えれな。危険ですよ」
えれな「わかってるって。でも、あたしはこの方が好きだな。ヒットマンと思いっきり追いかけっこをしてみたいんだよね」

彼女の返答にまどかはにっこり笑い。

まどか「わかりました。えれならしいですね」

ピッピッウィーン!

電子音が鳴り、遂に完全に起動したクリスタルボーイ。
いよいよ、逃走中が本格的にはじまる。

Re: 神様の神殿で逃走中 ( No.16 )
日時: 2020/02/06 17:59
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

透明な機械の身体を持つ男の視界に映ったのは褐色肌の少女だった。
挑戦的な笑顔を見せ、腕組みをしている。様子から察するに自分と勝負をしたいらしい。面白い。えれなの挑戦に興味を示したボーイは一歩踏み出す。そして、普通の右手から鉤爪に交換し、軽く動かし確かめる。よし、問題ない。
ボーイは能面のような無表情の顔で口だけ動かし言葉を喋った。

ボーイ「逃走者の砂利共。俺は今から10分以内にお前達を確保する」
えれな「へぇ、大きくでたねえ。こっちも負けないよ」
ボーイ「お前と勝負してもいいのだが、気が変わった」
えれな「え?」
ボーイ「集団で攻める者は精神的支柱になる者を潰せば一気に崩壊する」
まどか「ひかる!」

ボーイの言葉の真意を理解し、思わず叫ぶまどか。
しかしボーイは既にひかるに肉迫し。

ボーイ「まずはお前だ」

巨体で体当たりを敢行し、細身のひかるを吹き飛ばす。地面に身体を打ち付けられ、何回も転がるひかる。そして、彼女は神殿の外に放り出された。青空が果てしなく広がり、地面は遥か先にある。

ひかる「キラやば……」シュン!

景色の美しさに感動した途端、ひかるは牢獄へ転送されてしまった。

星奈ひかる 脱落 残り6名

えれな「ひかるに何てことをするんだ」
ボーイ「俺はハンターとしての役目を忠実に果たしただけだ」
えれな「くっ……」
ボーイ「ではお前の望み通り、勝負といこう。早く逃げろ。どれだけ早く逃げようともこの狭いエリアだ。すぐに確保されるのが関の山さ」
えれな「あんまりあたしを甘くみないでよねッ」ダッ

駆け出すえれな。微動だにしないクリスタルボーイ。戦いは既にはじまっていた。

Re: 神様の神殿で逃走中 ( No.17 )
日時: 2020/02/06 19:12
名前: モンブラン博士 (ID: daUscfqD)

ボーイ「フフフフ、お前の速度は想像以上だよ」
えれな「だから言ったでしょ。甘くみないでって」

ボーイはえれなを確保しようとする度に、するりするりと回避され、捉えることができないでいた。間の取り方も絶妙なため、ボーイは苦戦を強いられていた。
彼は機動した直後に参加者全員のデータを分析し、スター☆トウィンクルの精神的支柱は星奈ひかるだと見抜いていた。彼女を潰せばメンバーは空中分解を起こす。だが、狙い通りひかるを確保した後、えれなが中々確保できない。

えれな「ひかるを確保されたのは悔しいけどさ、その分、あたしが頑張って逃走成功しないとって思えたんだよね。ううん、あたしだけじゃない。きっと、みんなもそう思っている」
ボーイ「麗しき女の友情か。だが俺には興味のない事だ」

鉤爪の銃口から光線を放ち、えれなの足元を軽く破壊する。飛びのくえれな。
光線の連射は止まらない。ボーイは身体に命中しないギリギリの距離を計算して光線を放っていた。当たるかもと思わせる距離だ。ボーイは知っていた。えれなが前向きさの奥に繊細な根を隠している性格であることを。明るく振舞っているが、内心では怯えの色が見える。だから光線で驚かせる必要があるのだ。

ボーイ「太陽が逃げ回ってばかりでは、地球はいつまで経っても真夜中だな」
えれな「かも、しれないね!」

ピリピリと漂う緊張感。その後も暫く攻防が続いたが、何度目かの時、右足を後ろに引いたえれなは地面の間隔がないことに気付いた。

ボーイ「これでお前はゲームセットだ」

銃口を構えるボーイ。彼は最初からこれが狙いだったのだ。光線の回避と前方に意識を集中させ、知らず知らずの内に神殿の端へと追い込む。機械ならではの冷徹な作戦だった。えれなは思った。銃口は自分の胸を狙っている。当たれば大怪我は免れない。かと言って、後方へ飛べば脱落となる。通常なら降参を口にするところだが、えれなは常人には思いつかない策に打って出た。なんとその場でプリキュアへと変身したのだ。ちなみに変身が作者にバレても問題はない。

ソレイユ「ソレイユ・シュート!」

必殺の火玉をクリスタルボーイに衝突させる。命中し、火達磨となるボーイ。

ソレイユ「チャオ!」

ウィンクをして爽やかに告げる太陽のプリキュア。
だが、クリスタルボーイは炎に包まれながら笑っていた。

ボーイ「別れの挨拶はまだ早いぜ」
ソレイユ「そんな、まだ動けるなんて」
ボーイ「俺の力を過小評価して貰っては困る。お前の炎など微塵も感じぬ」

彼が身体をはたくと炎は瞬時に消えてしまった。
にゅっと腕を突き出し、鉤爪でソレイユをキャッチ。大きく振りかぶり、まるで野球ボールの如く彼女を投げ飛ばす。真っすぐ勢いよく飛んで行ったソレイユは遠くの空で消えた。牢獄へ転送されたのだ。

ボーイ「チャオ」

意趣返しをして踵を返す。

天宮えれな 脱落 残り5人


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