二次創作小説(新・総合)

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【ぷよぷよ】eスポーツで彼等が消えた理由…[小説]
日時: 2020/07/11 07:41
名前: ちーたん (ID: VHEhwa99)



 eスポーツで消えた彼等……


 彼等に復活して欲しい一心で作りました…。


 少しずつ更新して行きます。


【消えたキャラクター】
 クルーク、あやしいクルーク、リデル、レムレス、フェーリ、アコール先生、エコロ、ユウちゃん&レイくん、さかな王子、どんぐりガエル、おにおん、あくま、おしゃれコウベ、バルトアンデルスなど…
(一部はこの作品以前から)



※修正版です。

Re: 【ぷよぷよ】eスポーツで彼等が消えた理由…[小説] ( No.2 )
日時: 2020/07/12 07:06
名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)

初めまして!
私も一時期ぷよぷよのeスポーツ持ってました。
中々連鎖が行かず、すぐ売りましたけどねw
アミティたちが消えてしまった、しかしそれには深い訳がありそうですね。
これから、どうなるんでしょう。

それでは、連載頑張って下さい。

夢? ( No.3 )
日時: 2020/07/12 14:00
名前: ちーたん (ID: a4Z8mItP)



「…ぃ…おい…行くなよ!」
 ズキズキと胸の辺りが痛む。
これは夢だろうか?…いや、夢はさっきまで見ていたものではないか。
 ならこれはなんだ?
夢の中で見ている夢か…はたまた幻覚か…
 …それともこれは現…

「あ…」

 ポタリと涙が落ちる。微かに視界に映った深紅のマントがそれを表す。
「ま…魔物…?」
 …直感的に何か良くないものを感じてしまった。が、それに関しては本当にあっているようだ。
 それを目の前に落ちている本が教えてくれている。…と言うより、彼にはこれが何かを意味しているようにしか見えなかったのだ。

 本に巻き付いている錆びた鎖が少しずつほどかれていく。
 「ジャリ…ジャリ…」
 勝手に動く鎖はとても気味の悪いものでしかなかった。
 静かに鎖の音だけが聞こえる中…今度は左の頬にまた熱いものを感じた。

 …涙だ。
 彼を追いかけようと立ち上がるが、不思議なことに歩くことはできない。

「待っ…」

 …もうそこに彼はいない。
今もほどけ続ける鎖と本があるだけだ。
 …急に何かが押し寄せてくる。

それは熱く…辛く…何かを思い出させるような…


「痛い……ッ…」


 心臓が締め付けられるように痛む…

(何だコレは…何なんだよ…!)

 地面に膝まずいて体を震わせる。
 先程とは尋常じゃないくらいに増す痛みに、彼は大きな不振を抱いていた。

 カラン…と眼鏡が落ち、一気に視界がぼやける。
 留まり続ける涙で目の前の本すら見えなくなってしまった。





あ…

あれ?


「ア…ミティ…?」

 帽子を被った金髪の少女がこちらに振り向く。

『あーあ…xxxxいいのかなぁ?
 みーんなに迷惑かけといてぇ?本当笑えてきちゃうよねぇ!』

 痛みに紛れて彼女の笑い声が聞こえる。あぁ…胸が…痛い…

『さっさと消えやがれ…って何度言えばあなたは分かるのかしら?』

 見える範囲の大部分が桃色に染まる。
 この声は…

「ら…ラフィ…ナ…」
 声までもが震える。
今、一体どういう状況にあるのかすら分からないのに…これはなんだ?

『アナタ…いつまでそこにいるつもり…?』

「は…ッ…フェー…リ…ッ!」

 僅かに見える容姿が変わる。
紫色の長い髪にこじんまりとした体…
 彼女の名を呼ぼうとするがとても痛みには敵ったものじゃない。

『邪魔よ、アタシの視界から消えて。』

 は?


 次の瞬間ぐるりと世界が歪んだ。





 これは長い悪夢なのか?
あの夢はあれで終わりじゃないのか?

 彼女達はあんなこと言わない。
言うはずがないじゃないか!

…なのに、どうして痛みは引かないんだ?それどころか…


「うっ…あ…ハァハァ……」

 もう駄目だ…どうして…

『xxxx?』

 現実では尊敬してやまない彼の声…
…でも、見たくない。振り向きたくない。

 きっとボクの知ってる彼じゃないだろうから…。

『どうしたんだい、こんなところで…』

 顔は見えないが笑っているのか冗談混じりの声に聞こえる。

『ねえxxxx、君は黒魔術が好きなんだよね?ダークな感じでさ…』

「……。」

 (もういい…今はそんなこと…
それにお前は…偽物だ…幻だ…。

 本当に何だよ…この夢は…)


『せっかくだから“僕"が見せてあげるよ…

“黒魔術"を………』


 ズシャャァアア!!

 あまりの力に反射的に目を閉じる。
もう…終わってくれよ。


 ボクが何をしたっていうんだ…
それにどうして“夢"なのに痛いんだ…辛いんだ…声が出せるんだ…?



 そんな思考が頭を巡り、この永い夢は儚く消えた。

遅刻? ( No.4 )
日時: 2020/07/13 06:19
名前: ちーたん (ID: AdHCgzqg)

「はぁ…はぁ……。」

 (嫌な夢を見ちゃったなぁ…本当に悪い目覚めだ…今日は学校だってのに…!)

 朝…
 枕元にある目覚まし時計を見る。
恐らく働いてはくれたのだろうが今日に限っては効果がなかったようだ。

 その証拠として先程まで見ていた夢と時計が表す時間が…
 …時間が…?


「う…うううう嘘だろッ!!?」

 なんてことだ…
時計は今『8:10』
…八時十分だ。

 ボク自身も驚きすぎではないかと思ったがそれ以前に…

「もう学校始まっちゃってるじゃないか!!」

 (とにかく急いで支度をして…
朝ごはんは…いい!早く着替えて学校に向かわないと…)


 そして彼は既にきっちり準備された鞄に手を伸ばした。急ぎながらも顔を洗い、歯を磨く…。

 遅刻することについては彼も険悪に感じているが、どれだけ急いだところで遅刻したという事実は変わらない。
 その点では流石にある程度の支度を優先させたようだ。

「ねっ…寝癖がぁああ!!?」



 彼が家を飛び出したのは起きてから五分後のこと…これでもかなり早い方だが彼…クルークの家は…


「あぁ不味い!どれだけ走っても一時間目に間に合わないじゃないか…!!」

 クルークが住んでいるのは魔導学校のある地域のあくまで隣町。

 とは言え、かなり近い方ではあるため軽く三十分程度だが…





「す…すみませ…ん…先生…。」

 激しい息切れに続き、暑いこの頃。
そして授業中であるためクラスの反応は当然ながら大きい。

「あれ?クルークじゃん!今日も休みじゃなかったの?」

「………。」

 第一に声を出したのは幼馴染みのアミティだった。
 …ちなみに同じく幼馴染みであるシグはいつも通り目を開けながら寝ている。

「……。クルークさん…他に言うことはありませんか…?」


 珍しく怒りの雰囲気を全身から出しているアコール先生。
 いつも以上にやつれたような笑顔だ。…ボクは何かしたのだろうか。

「ほ…本当にすみません!アコール先生!!今朝起きるのが遅くなってしまって…」


 アコール先生の笑顔が緩む。
…あれ?皆もあきれたような顔して…

「あ…あの!クルークさん…き…昨日は…」

 勇気を出して話したであろうリデルが沈黙を破る。
 他の生徒もその言葉に合わせてこちらを見た。


 …ボクは何かおかしなことを言ったのだろうか。
いや…今日は遅れただけで何も…

 …まて、何か矛盾してないか?
今日“は”、“昨日は”…?


 …ん?

 さっきまで本当に寝ていたのかどうかもわからないシグがこちらに目を向ける。
 その目は冷たいような睨んでいるようなよくわからない視線だ。


 そしてボクは一つ聞く。今一番気になっていたことを…

「あ…あの…今日は何日ですか?」


「………4日ですが…クルークさん?」

 額から冷や汗が流れ落ちる…。

あ…そうか…ボクはあの悪夢を
『一日ずっと』見ていたのか…。

 まさかこのボクが…ね…。



 そしてボクはアコール先生に謝った。夢…そんなものが理由に出来るわけないじゃないか。

 …これはボクの責任だ。最近もしかしたら頑張り過ぎていたのかもしれない。あの悪夢も…そのせいだろう…。




 そんな事より…ボクは…



 ボクは…!!

返信 ( No.5 )
日時: 2020/07/12 17:56
名前: ちーたん (ID: a4Z8mItP)

 謎の女剣士様へ
 有難いコメントありがとうございます。返信が遅くなってしまいましたが私にとって初めてのコメントだったので本当に嬉しいです。
 文章力はないですがこれからも良ければ宜しくお願いします。

[追記]
 30周年の作品が楽しみです。

Re: 【ぷよぷよ】eスポーツで彼等が消えた理由…[小説] ( No.6 )
日時: 2020/07/12 21:24
名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)

まさかの、悪夢。
アミティ、ばっさり言わないで上げて。
アコール先生、ぷよテトのエックス編でお世話になりました。
しかし、テトリスキャラでぷよ操作とはどう?てなりましたけどw
だけど、夢でなければ現実だったりして。

あぁ〜、私もこの悪夢描いてみたい。
それでは、失礼します!


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