二次創作小説(新・総合)
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- 早紀のss置き場【リクエスト受付中】
- 日時: 2020/07/11 14:03
- 名前: 早紀 ◆hN.qfVrIpo (ID: cASJvb5A)
どうも。早紀です。
リハビリも兼ねて、ssを書かせていただきます。
ラブライブ等であれば、リクエストお待ちしております。
リクエストの方はお断りする場合もあります。すみません。
>>1 ことぱな 好きの境界線
>>5 ことぱな(?) 好きをわかって
- Re: 早紀のss置き場【リクエスト受付中】 ( No.3 )
- 日時: 2020/07/11 09:04
- 名前: 早紀 ◆hN.qfVrIpo (ID: cASJvb5A)
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次の日の放課後、部室に入ろうとすると作業していることりちゃんが見えた。
その顔はとても真剣で、かっこよくて。
・・・きゅん
きゅん・・・?
私、今きゅんって・・・
ことり「花陽ちゃん・・・?」
あ、ドアの前にずっと立っているから・・・
心配をかけてしまった。
花陽「ご、ごめんね。ちょっとぼーっとしてて。入るね。あと、これ・・・」
ことり「そっか〜・・・この本、面白かった??」
花陽「う、うん!とっても。」
自分がことりちゃんにきゅんとした事が気なって、ことりちゃんを意識してしまう。
あぁ、気になって仕方がない。
ことり「花陽ちゃん??ぼーっとしてるけど・・・お熱、ある??大丈夫?」
と、気づけばことりちゃんの顔が近くに。
花陽「ピャア!へ、あ、だ、大丈夫だよ!!」
近すぎない・・・!?顔が熱くなる。
ことり「そう?でも心配だから・・・今日は念の為に部活おやすみしな??みんなには言っとくよ。」
ぼーっとしていた私が悪いのだ。だから、部活を休むなんて・・・
花陽「で、でも・・・」
ことり「ほら、大丈夫だから・・・!ね?」
そう押されてしまっては私は弱い。だめである。ずる休み感が半端ないし、何より申し訳ないけれど、このままだと練習に集中できず怪我をするかもしれない。部活を休むことにした。
花陽「うん・・・ごめんね。よろしく・・・」
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あれからというもの、ことりちゃんが気になって仕方なかった。
というよりも、きっと。今までも、常にことりちゃんのことを考えていたのだ。
それに私が気づいていなかっただけで・・・。
ああ、これが好きってことなんだ。
ふわふわとした感覚だけれど、そういうことなのだと、確信した。
いざ好きだと自覚すると誰かに取られるのではないか、という恐怖。
そもそも女の子同士なんて、という考えが収まらない。
こういう時、ことりちゃんだったら何も考えずに告白するんだろうな。
気がつくとやっぱりことりちゃんのことを考えていて、本当に、好きだと思った。
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告白なんて、初めてする。
どうすればいいか分からなくて凛ちゃんと真姫ちゃんに相談したところ
"練習終わりにことりちゃんに少しの間残ってもらうように言う"
という風になった。
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相談した次の日の、練習の休憩中。
花陽「こ、ことりちゃん・・・!!」
誘い出すだけで、声が震える。
心臓がどくどくとやけにうるさい。
口からとび出てしまいそうだし、何よりうるさすぎてことりちゃんに聞こえてるのではないかと不安になる。
花陽「あ、あのね!良かったら・・・なんだけど。練習が終わったあと、2人でお話したいことが・・・あって・・・」
何とか言えた。後半部分は声が小さくなってしまったかもしれないけれど・・・
ことり「うん!大丈夫だよ!」
良かった。聞き取れていたようだ。
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ついに、遂に。練習が終わってしまった。
ことりちゃんは私とお話するから先に部室に戻っていいよ〜と穂乃果ちゃんと海未ちゃんに声をかけ。
凛ちゃんと真姫ちゃんは事情を知っているから部室に戻ったし、
3年生はなにやら察したようで少しにやにや・・・いや、微笑みながら部室に戻った。
ことり「それで、お話したいことって何かな?」
屋上の扉が、ガチャンと音を立てて閉まったのを合図にことりちゃんは私に問いかけた。
話さなくちゃいけないのに、上手く声が出ない。これじゃあ今までと同じだ。
やっぱり、さっきと同様心臓はことりちゃんに聞こえてるんじゃないか、って言うぐらいうるさくて。足が竦む。
ふわりと、風が私の背中を押すような感覚を覚えた。
まるで凛ちゃんと真姫ちゃんが背中を押してくれた、あの時のようだ。
でも、ここには2人はいない。頼らずに、自分の力でちゃんと言わなくちゃ。
花陽「あ、あの・・・私。ことりちゃんのことが、好きです。付き合ってください・・・!女の子同士だし、気持ち悪いかもしれないけど・・・恋愛感情として、ことりちゃんのこと、好きなの・・・!!だから、付き合って、欲しい。」
ちゃんと、言いきった。言えた。
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・・・。暫くの沈黙が続く。怖い。
ことり「そんなふうに、思っててくれたんだね。気持ち悪くなんて、ないよ。だって・・・ことりも、花陽ちゃんのこと好きだもん・・・!!嬉しいよ・・・!!」
その言葉を聞いた瞬間、ほっとしたのか涙が出てくる。
ことり「花陽ちゃん!?どうして泣いてるの・・・??」
ことりちゃんはあたふたとしていて、そこがなんとも可愛らしかった。
花陽「ごめんね、嬉しくって。ほっとしたら、涙が・・・」
ことりちゃんは、ぱちくりと瞬きをしたあと優しく微笑み。
ことり「そっか・・・じゃあ、泣き止んだら一緒に部室に戻ろう?」
こう言ってくれた。
花陽「・・・うん!」
そういう気遣いができる、優しさがかっこいい。
好きな人と両思い。
それでいて、付き合うことができる。私は、幸せだ。
- Re: 早紀のss置き場【リクエスト受付中】 ( No.4 )
- 日時: 2020/05/22 09:55
- 名前: 早紀 ◆hN.qfVrIpo (ID: 98AXyywb)
えー・・・。
1番最初のssを書き終えたあと、更新させていただきました。
いかがだったでしょうか。感想等、良ければお待ちしています!
次は、この書き終えたssの番外編のことりちゃん視点のssを書かせていただきます。
お楽しみに!!
- Re: 早紀のss置き場【リクエスト受付中】 ( No.5 )
- 日時: 2020/05/24 17:48
- 名前: 早紀 ◆hN.qfVrIpo (ID: 98AXyywb)
ことぱな(?)好きを分かって
ここ最近、花陽ちゃんの視線を感じる。
花陽ちゃんがぼーっとしてる時にことりのことを見ているような気がして・・・
なんて、自惚れすぎだけど。
もしかしたら、ことりの事を恋愛感情として好きなんじゃないかなって。
そうだったら、嬉しいな。花陽ちゃんって、自分のことには少し疎い。
そこが可愛い。他にもいろいろ・・・うふふ、考え出したらキリがありません。
とにかく。あんなに可愛くて、ほわほわしてて。
そんな女の子、他にはいません・・・!
何としても、付き合いたいのです!
だから、ことりは掛けてみることにしました。
部室で恋愛小説を読んで、それに気になった花陽ちゃんが声をかけてくる。
そして、もう読み終わったところだから読む??と聞きます。
更に更に、この本を読み終えた花陽ちゃんは、"好き"という感情を詳しく考えちゃいます。
その後に、ことりがふとした優しさを見せれば・・・
うん!我ながら完璧・・・!!
こう簡単に行くかは分からないし、花陽ちゃんが声をかけてこなかったり、ほかの人が部室に来てことりに先に話しかけたらこの作戦は失敗・・・
でも、そこはやって見なきゃ分からないもんね。
ことり、そういうことを穂乃果ちゃんに教えて貰ったもの。
明日、学校で作戦決行です・・・!
頑張るぞ〜!
- Re: 早紀のss置き場【リクエスト受付中】 ( No.6 )
- 日時: 2020/05/25 19:46
- 名前: 早紀 ◆hN.qfVrIpo (ID: 98AXyywb)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12194
次の日、の午後。
海未ちゃんは穂乃果ちゃんに説教中。先に言ってていいと言われたけど・・・穂乃果ちゃん、大丈夫かな?
あとは、1年生、3年生のみんなが先に来るかどうかが問題です・・・
考えてもしょうがないから、ことりは本を読むふりをしていました。
誰かが近づいて来る音・・・
誰かな。
花陽「こんにちは〜!あ、あれ?ことりちゃん1人?」
花陽ちゃんです、作戦通り。嬉しいなあ。
ことり「うん、1人だよ。穂乃果ちゃんに海未ちゃんがお説教するから先に行っといて、って言われて・・・」
それにしても、怒りすぎじゃないかな?大丈夫なのかな・・・
花陽「そっかあ・・・あっ、真姫ちゃんたちはね、それぞれ先生に呼ばれてるの。真姫ちゃんは音楽の先生で、凛ちゃんは授業態度のお話を先生から・・・」
凛ちゃん、授業中寝てること多そうだもんね・・・
心の中でうんうん、と頷いちゃいます。
ことり「そっか・・・」
ことりは、読んでいた(読んでいる振りをしていた)本をパタンと閉じて花陽ちゃんの興味を引き付けました。
作戦通り、本が気になるといいんだけど・・・
花陽「あっ・・・ことりちゃん、本読んでたのに・・・邪魔、しちゃったよね・・・。ごめんね。」
花陽ちゃんはとても申し訳なさそうにしています。
ことりの方が嘘をついているのに、とっても申し訳ない気持ちになりました。
ことり「ううん。大丈夫だよ!」
ことりがそう言うと、
花陽「良かったぁ・・・、ところで、どういう題名なの?」
安心したような表情になりました。
ことりの作戦とはいえ、思いどおりになるのも怖いし色々と申し訳なくて、謝りたくなってきます。謝ったら全てが無駄になっちゃうから謝らないけども・・・
ことり「この本はね、『桜のような僕の恋人』っていう本なの。恋愛小説だけど、とっても素敵なお話なんだよ・・・!!」
花陽ちゃんは、面白そうと呟いたあと。
「その本、借りてもいいかなぁ・・・?」
ことり「もちろん!いいよ〜!」
作戦通り行き過ぎて怖いです・・・が、何とか花陽ちゃんに本を渡すことが出来ました・・・!!
自分で言うのもなんだけど、ナイスなことり・・・!!
このあとは何事もなく部活もやって、おうちに帰りました。
- Re: 早紀のss置き場【リクエスト受付中】 ( No.7 )
- 日時: 2020/05/26 22:34
- 名前: ヘキサ (ID: v8Cr5l.H)
ヘキサです!
またまた早紀さんがカキコに戻ってきてくれて嬉しいです!中々面白いと思います!
無理をせず自分の書きたいように小説を書いて下さい!共にボイファミ同士切磋琢磨しましょう!
ちなみにリクエストですが・・・
可能であれば僕と穂乃果ちゃんのボイメン的なラブストーリー的なの書いて欲しいなとw