二次創作小説(新・総合)
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- 戦闘中 10番勝負! 完結!
- 日時: 2020/08/13 08:32
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
各地から集められた一流の格闘技者9名。
相対するのは作者達。
格闘技者が勝つか、作者が勝つか、互いの意地をかけた最高の対決が今、はじまる!!
残り選手一覧
西野新二(柔道部物語)
美琴(オリキャラ)
募集用紙>>1
- Re: 戦闘中 10番勝負!【作者あと7名募集中!】 ( No.8 )
- 日時: 2020/08/04 10:30
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
まだまだ募集しています!みなさん、お気軽にどうぞです!
- Re: 戦闘中 10番勝負!【作者あと7名募集中!】 ( No.9 )
- 日時: 2020/08/04 16:32
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
長袖の黒服にジーンズ姿の青年は、腕時計を光らせ一歩前に出た。
彼の名はエイジア。作者達の先鋒を務めることになった男である。
達人軍団のメンバーからは誰が出るのかは知らされてはいない。だが、誰が来ても負けるつもりは無かった。達人軍団の先陣を切って現れたのは、花山薫だ。
身長190㎝、体重166㎏。筋骨隆々の体躯を白のスーツで覆い、顔には深い傷跡のある強面の少年である。彼は試合前の準備運動代わりと酒のボトルを目前で一気飲みして武闘台に上がった。リングも無い。ロープも無い。広大な円形の砂地が広がっているだけのシンプルな構造だ。両者は並びたち、睨み合う。
エイジア「はじめまして。俺はエイジア、よろしく」
手を差し伸べるが、花山は握らない。一瞥して踵を返す。
エイジア「なんだよ、あいつ。俺の方が年上なんだから敬意を払えよ」
多少の不満を呟くが、彼の額には冷たい汗が浮かんでいた。怖いのだ。
相手の圧倒的な体格と創を目の当たりすると、鳥肌が立つ自分がいた。
花山についての情報は何も無い。唯一分かるのは年下ということだけだ。
そして外見から察するに相当な修羅場を潜り抜けてきたことくらいだろうか。
だが、それだけでもエイジアからすれば十分すぎるほどの情報だった。
これから戦うのだ。戦えば、嫌でも彼の戦闘力がわかる。
花山が眼鏡を外し、上着を脱いだ。いよいよ、試合が開始される。
審判「はじめぇ!」
審判が告げると同時に向かっていったのはエイジアだ。
エイジア「先手必勝!」
エイジアは跳躍し、花山の甲板に飛び蹴りを見舞う。間髪入れずにローキックと打撃を炸裂するが、花山はまるで動じていない。エイジアは自分が格闘の素人であると自覚していた。だが、一切のガードを取らず全ての攻撃を受け切る花山の態度を見ていると、苛立ちを覚えた。そして、想像する。彼は、花山は態度で示しているのだ。お前の攻撃など防ぐ価値ほどの威力はない、と。
年下にバカにされたように錯覚したエイジアは拳を連打していく。
だが、それらの打撃が何発当たろうとも、花山は流血ひとつしない。
こめかみの血管を膨らませ、エイジアは怒りを露わにしようとしたが、深呼吸をして冷静さを取り戻す。
エイジア「危ない危ない。怒りで我を失ったらそこを敵に突かれるかもしれないからな。俺は過去の戦いで少しは学んだんだよ」
花山「・・・・・・」
エイジア「俺の素早い動きについてこられるかな」
エイジアは細胞を変化させる能力を有している。翼を展開し、滑空しながら花山に上空から怒涛の蹴りを見舞う。息もつかせぬ連蹴り。
並の相手なら気絶していても不思議ではないが、花山は違った。
ガードもせず、平然とこれを受け切ってしまったのだ。これほどの蹴りを浴びせてもかすり傷さえ付かない圧倒的な耐久力にエイジアは戦慄を覚えた。
エイジア「大したもんだ。けれど、コレって逆に言えば俺の攻撃力が低いって解釈もできるんだよな」
花山「・・・・・・」
ここまで攻撃を受けっぱなしだった花山は腰を深く落とし、腕を極端に引いた。
殴ろうとしているのだ。その光景にエイジアは疑問符を浮かべた。
おいおい、軌道が丸わかりじゃないか。それに今の俺ならこんな打撃なんて簡単に回避でき――
刹那、エイジアの記憶は途切れた。
花山の拳が顔面に炸裂し、盛大に吹き飛ばされてしまう。
口が切れ、鼻血が噴き出す。
目を開けた時には再び、二発目が迫ってきていた。
咄嗟に腕をクロスさせて防ごうとするも、エイジアの両腕の骨をガラスのように粉砕され、花山の拳は臓腑に命中。
エイジア「グエエエエエエエエエエッ」
口から今朝食べたものが血と一緒に吐き出され、両膝を突く。
視界が衝撃でかすむ。荒い呼吸をしながら、青年は自分の過ちに気づいた。
なんだ、このパンチ力は。人間の威力を遥かに超えている。彼も能力者なのか?
花山は追撃をしない。青年が立ち上がるのを待つ。それが彼の勝負に対する美学。
呼吸を整え、再び立ち上がった青年は己の状態を把握する。両腕は先ほどの打撃で破壊され、使い物にならない。翼も壁に激突した衝撃で複雑骨折し、2度と空を飛べなくなってしまった。だが、まだ勝機はある。細胞変化と足技を駆使して戦えば、光は見える。エイジアは吠え、とっておきの変化を行うことにした。
エイジア「まさかお前にこの変化をするとは思わなかったぜ!」
エイジアが鳥の翼に続いて披露したのは肉食恐竜の王者、ティラノサウルスだ。
まさかの恐竜の出現に、観客席からは驚嘆の声が上がる。極太の爪の生えた足を持ち上げ、容赦のない踏みつけを炸裂する。恐竜の足から踏みつけられ、さすがの花山も顔面から流血し、服が爆ぜた。服の下から現れたのは、侠客立ちと呼ばれる彫り物だ。だが、それが何を意味するかはエイジアは知らない。
長い鞭のような尾を振って攻撃し、先ほどの意趣返しとばかりに花山を壁に叩きつけた。常人ならば全身骨折して命を落としているだろうが、花山は違う。
口から流血しながらも、瞳は相手を睨んでいる。
エイジア「タフな野郎だ。だったら、これはどうだ!」
遂にティラノサウルスの本領発揮である咬みつきを花山に炸裂させた。
青龍刀の如き牙が深々と花山の腕に食い込む。けれど、切断はできない。
ひとつはエイジアの心に優しさがあり、腕の切断を躊躇い威力を無意識に軽減していたこと、もうひとつは花山の腕が筋肉・骨共に規格外に頑丈なので、完全に粉砕することが難しかったことだ。ふたつの理由により、花山は腕を守った。
筋肉質の腕に穴が開きながらも、牙から腕を引き抜き、ティラノの攻撃の要である足を両足で握る。常人離れした腕力で相手の足を上下に握り、逃げ場を無くした血液を圧縮させて足を破裂させる花山の最大技、握撃が遂に発動したのだ。
激痛にエイジアはその巨体を横転させ、みるみる元の姿に戻っていく。
倒れた青年に花山はゆっくりと歩を進めていく。
そして服の胸倉を掴んで訊ねた。
花山「まだ、やるかい?」
エイジア「やっと喋りやがったな、まだ闘うかって? そんなの、当たり前だろうがッ!」
頭を引いて頭突きを食らわせる。花山とエイジア。双方の額が朱に染まった。
花山のアッパーが完璧にエイジアの顎を捉え、彼を上空に吹き飛ばす。凄まじい威力で飛び散る前歯、視界は暗転し、エイジアは四肢を地に放り出した。
年齢と技術面では差は無かった。
能力というアドバンテージもあって、こちらが有利だと思っていた。
だが、この非常に強面の少年は耐久力は当然のことながら、それ以上に優れていたものがあった。信念だ。彼はどれほど強大な攻撃であろうとも、真っ向から受け止め、決して逃げる選択をしなかった。最初は舐めているのかと思った。
だが、それは誤解だった。彼は己の美学を貫き通したのだ。
花山が突進してくる。そして再び胸倉を掴んで訊ねてきた。
花山「まだ、やるかい?」
エイジア「・・・・・・降参だ」
エイジアVS花山薫
勝者 花山薫
試合終了後、エイジアは震える手を花山に伸ばした。激痛で顔が歪む。
自分は敗者だ。負けた自分が握手を求めるなど、傲慢ではないだろうか。
皮膚が裂け、骨が剥き出しとなった腕。
だが、それでも差し出さずにはいられなかった。
花山と自分の健闘を称えたかったのだ。
試合前は無視した花山。だが、今は違った。エイジアの倍はある大きな手で、彼の手をしっかりと握った。エイジアの想いに応えてくれたのだ。
試合には負けた。けれど、エイジアはもっと大きな、友情という花を手にしたのだった。
- Re: 戦闘中 10番勝負!【作者あと7名募集中!】 ( No.10 )
- 日時: 2020/08/04 16:42
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
まだまだ募集中なのです!
- Re: 戦闘中 10番勝負!【作者あと7名募集中!】 ( No.11 )
- 日時: 2020/08/04 19:48
- 名前: モンブラン博士 ◆HlTwbpva6k (ID: daUscfqD)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
黒髪を後ろで撫でつけ、口髭を生やし、左目に眼帯を装着した壮年男性が青年と少女を見据えている。彼の名は、キング・ブラッドレイ。達人の中でも特に名の知れた男である。彼と相対するのは、肩出しにへそ出しの巫女服、鈴のついたお守りで束ねた銀髪が特徴の少女クロノスエボルと黒いマッシュボブに同色のパーカーにブーツ、青いジーンズを着こなした青年ウィオだ。ブラッドレイは威厳ある口調で訊ねた。
ブラッドレイ「本当に私と戦うというのかね?」
訊ねられたふたりは生唾を飲み込みつつも、小さく頷き自己紹介をする。
ウィオ「僕はウィオと言います! よろしくお願いします」
エボル「クロノスエボルです。いざ、正々堂々と勝負!」
試合が開始される。ウィオは氷の剣を、エボルはボウガンを構える。
ブラッドレイ「愚かな。人はそれを蛮勇というのだよ」
エボルはボウガンから次々に弓矢を発射するが、ブラッドレイは巧みな剣捌きで全て打ち落とし、超高速で接近する。
エボルは不思議な感覚を覚えた。周囲の者がやけにゆっくりと見えるのだ。
ブラッドレイの動きでさえも、正確にわかるような気がした。
今なら未来予測を使えば攻撃の回避ができる。
そう、思案したと同時に、彼女の視界は真っ暗になった。
ウィオ「あ・・・・・・ああ・・・・・・」
ウィオは驚愕のあまり、小さく声を発することしかできなかった。
クロノスエボルが一瞬で斬られ、血だまりの中で倒れ伏しでいるのだ。
彼女は未来予測ができるはずだった。攻撃を回避できて当然のはず。
だが、ブラッドレイにはその当たり前が通用しない。予測よりも前に攻撃を加え、相手を撃沈させてしまったのだから。
ウィオ「うおおおおおおおッ!」
ウィオは吠え、全力でブラッドレイに向かっていく。腕の動きが捉えられないほどの素早い初動。気が付くと、ウィオは袈裟斬りを受けていた。噴水のように血が噴き出し、体勢が崩れるが、ウィオは勝負を捨ててはいなかった。彼はどんな傷でも5秒経過すれば完全に回復することができるのだ。けれど、彼の算段は2回目の斬撃を浴び、崩壊してしまう。X型の切り傷からとめどなく血が噴き出す。これほど、これほどまでにブラッドレイは強かったのか。相手の圧倒的な強さに敬意を感じながら、ウィオは意識を失った。時間にして20秒。あまりにも短く、けれど夢の戦いは幕を閉じた。
ウィオ&クロノスエボルVSキング・ブラッドレイ
勝者 キング・ブラッドレイ
- Re: 戦闘中 10番勝負!【作者あと7名募集中!】 ( No.12 )
- 日時: 2020/08/04 23:27
- 名前: からあげ (ID: 70vEHkeO)
こんにちは、からあげです!参加させて頂きます。
名前 からあげ
性別 男
年齢 16
職業 学生兼からあげの館の館長
性格 基本温厚だが調子に乗りやすく忘れっぽいため周りに怒られる事もしばしば。
容姿 従来と同様です。
能力 大強化学校あるある
学校あるあるを攻撃として放つ能力
技
·デュクシ 手刀で相手を突きまくる技。威力はコンクリートすらも粉々にする
·バキュン 手を銃の形にして相手にエネルギー弾を撃つ遠距離技。威力は低いが連射が出来る。
·掃除野球 ほうきで雑巾を放つ技。威力が高く、摩擦熱で雑巾が燃えるため触れると熱い。
·バケツ回し 塩水の入ったバケツを回して相手に投げつける技。相手は目に塩水がしみてしばらく周りが見えない。
·無敵バリア 手を前側でクロスにして10秒間攻撃の通らない無敵バリアをはるが自分からも攻撃が通らない。
能力向上技
·一年中タンクトップ野郎
攻撃力が上がり氷属性、熱属性耐性を得るがスピードは下がる。
·スカート捲り魔
スピードが上がり魔族性、光属性耐性を得るが攻撃力は下がる。
·仕切りたガール
頭の回転を速くして物理耐性、風属性耐性を得るが防御力は下がる。無敵バリア時に使用する。
·チクリ魔
いーけないんだーいけないんだーを使うと発動させられる。防御力をあげて精神攻撃耐性、防御崩しを得るが攻撃、スピードが少し下がる。
試合展開 序盤はバキュンで牽制しながら相手の技を探る。接近されたら無敵バリアをはったあとにスカート捲り魔を発動させて距離をとる。
終盤はバケツ回しなどで相手を妨害した後一年中タンクトップ野郎を発動させてデュクシでトドメをさす。
闘いたい相手 ムテバ・ギゼンガ
その理由 なんとなく!
怪我OK?OK
流血OK?OK
台詞集
「からあげです。よろしくな!」
「なるほどね…そう来たか…」
「その技はもう見切ってるよ!」
「今のは流石に痛かったな…」
「やべ。ミスった」
「これでもくらいやがれ!」
「君もそう来たか…相手にとって不足なし!」
「勝ったァァァ!死ぬかと思ったわ…」
「まぁ…今のは負けるわ…」
「いい試合ありがとうな。」
これでお願いします!