二次創作小説(新・総合)
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- たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜(完結)
- 日時: 2021/03/01 23:22
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【超えろ、あいつらを、超えろ。】
『リスペクト作品』終末のワルキューレ
メタルメイドウィンです
上記の終ワルを見たら似たような事をやりたくなったので少しずつ更新します
【注意】
時系列はかなり昔、メイドウィンはクソ影じゃない方で雪がたくっちスノーでクズだった頃
版権作品を元にしたオリジナルメイドウィンが登場、それ以外に版権キャラがメイドウィンになってたりもします
キャラ崩壊?というかトンデモ設定多数
説明多い
【メイドウィン側】
シャドー・メイドウィン・黒影 『管理世界「魔導界」』
ジュラック・メイドウィン・デッドザウルス『管理世界「ジュラシックワールド」』
自然王ナチュレ(ナチュハル・メイドウィン・アポロニクス)『管理世界「自然界」』
マジンガーZERO(ガイザード・メイドウィン・魔神皇)『管理世界「マジンガーZ」』
みぃ(ミー・メイドウィン・タクッチー)『管理世界「たくっちchannel」』
オリー王(キングオリー・メイドウィン・千羽)『管理世界「オリガミキングダム」』
リーン・メイドウィン・緑風『管理世界「未来界」』
ブレイブ・メイドウィン・オレキング『管理世界「オレカバトル」』
アイアンナイト(フルメタルナイト・メイドウィン・ジェネラルズ)『管理世界「ショベルナイト」』
エンマ大王(炎魔冥奴陰三太夫)『管理世界「妖魔界」』
天背院ミカヅチ(ミカヅチ・メイドウィン・エンジェルロード)『管理世界「スマートフォン(計略)」』
ジャガー・メイドウィン・ブラウン『管理世界「獣魔界」』
アテネ(アテネス・メイドウィン・アベルス)『管理世界「アベル&アテネ」』
【生物側】
たくっちスノー(マガイモノ)
空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)
トール(小林さんちのメイドラゴン)
ピクル(刃牙)
松山那雄宏(寄生ジョーカー)
木原マサキ(冥王計画ゼオライマー)
大魔王ゾーマ(ドラゴンクエスト)
宇練銀閣(刀語)
孫悟空 (ドラゴンボール)
ドクター・ジルトー(オリジナル)
バレッタ(ヴァンパイアハンター)
ゾンビ娘(BLACK-SNOW)
リザードン(ポケットモンスター)
いざ、勝負。
- Re: たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜 ( No.28 )
- 日時: 2020/08/26 08:02
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第6話】
『最上級』
エンマは悩んでいた。
時空での生き方を
そして
エンマは不満だった、メイドウィンという存在が
………
エンマ
「………何してるんだ?」
「ひひひ、賭け事じゃよ」
「昔からファンタジー系は勇者を選んで魔王を倒させることが決まり事でな」
「そこで、どれだけ弱いやつを勇者にして魔王を倒せるのか、そういう賭けじゃ」
「後はこうしておけば………」
エンマ
「はぁ?世界を売る?」
「そうなんだよ、なんかこの世界もダメになってきたしどっかのロストメイドウィンにあげようかなって」
エンマ
「なんだよそれ………お前の作ってきた世界だろ!?そんな簡単に手放すような事………」
「神を肯定しない世界など不要じゃ!!」
……………
エンマ
「ぬらり、聞いてくれるか」
ぬらりひょん
「何か」
エンマ
「じいちゃんがさ、閻魔とは別のすげー役職についてたんだよ、俺はそれも受け継いでいる」
ぬらりひょん
「メイドウィン…………」
エンマ
「知ってたのか」
ぬらりひょん
「あのお方から名前を聞いたことなら」
エンマ
「そうか………なんというか、愚痴になりそうで悪いが、喋らせてくれ」
エンマ
「妖魔界を抜けて時空ってところに来て………出会ったメイドウィンというのが尽く酷かったんだ」
エンマ
「まるで世界や住民を玩具みたいに………好き放題操って、いらなくなったら他所に捨てて………そんなやつばかりだった」
エンマ
「まぁ、そんなやつばかりじゃないというのは分からなくもないんだが」
エンマ
「神さまっていうのは、もっと自分の守るべきものを大事にしないといけないよな」
エンマ
「じいちゃんも、同じ事で悩んでたかもしれない」
エンマ
「俺は………メイドウィンとして、エンマとして」
エンマ
「誰にも負けないくらい、神のその先まで強くなる」
エンマ
「あんな奴らから俺の大事な世界を守るために」
エンマ
「………そして、こいつら全員が安心するために」
そしてエンマ大王は『時空』の神の領域に立つ鍛錬をしていた
また別の可能性、別の歴史では太陽を宿し、闇に抗うエンマの姿もあったが…………
それらとの関連性は明らかにされていない………
- Re: たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜 ( No.29 )
- 日時: 2020/08/26 12:49
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N7iL3p2q)
たくっちスノー
「時空神………エンマ…………!!?」
たくっちスノー
「しかも、サードって………セカンドの先があるのか!!?」
松山
「あるぞ」
たくっちスノー
「あるの!?」
松山
「あるにはあるが………今まではそこまで使えたのは黒影とその関係者のみだったな」
たくっちスノー
「黒影レベルのメイドウィンブラストを、あいつが…………!?」
松山
(…………こりゃおもしれえな)
たくっちスノー
「それ黒影が『超最上級』とか『究極級』とか『超究極神大級』とかになったりしない?」
松山
「インフレしまくったソシャゲかよ」
…………
ピクル
「…………!?」
脱皮も要さず、カメレオンのように色を変えたわけでもなく
全く別の姿に変化したエンマに、ピクルは驚いていた
エンマ
「………いいな、メイドウィンはこうでなくては」
エンマ
「いくぞ」
エンマの拳はピクルの肌にぶつかり
まるでコンクリートを殴り飛ばしたような音を響かせながらピクルを揺らす
たくっちスノー
「ピクルが怯んだ!?」
エンマ
「まだだ!!」バチッ!
怯んだところを、すかさず稲妻の妖術を叩き込み
まるでスタンガンを浴びせられたかのようにピクルは振動し、ふらつく
ギャーバ
「おーー!!これまで平然としていたピクルが膝をついている!ダメージを受けているぞーー!!」
たくっちスノー
「やっば………」
松山
「目をそらすなよ」
松山
「お前が普段喧嘩を売っているのはああいう奴なんだからよ」
たくっちスノー
「…………!!」
エンマ
「はぁーーっ!!」
ピクル
「っ!!」
エンマの攻撃でピクルは反撃の隙も無くダメージを受けていく、少しずつ、少しずつ………
たくっちスノー
「あ…………あんなに強かったのに一方的にやられるなんて…………」
たくっちスノー
「まるで………新しい悪役を引き立てるためにかませ役になるかつてのライバルキャラみたいに………」
松山
「お前をボコボコにしたやつもそんな風になってたけどな」
たくっちスノー
「やめろそういうこと言うの!!失礼だろ!!」
- Re: たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜 ( No.30 )
- 日時: 2020/08/26 19:50
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
………
エンマ
「オラオラオラ!!」
ピクルは踏ん張る
顔を殴られても足を引っ掛けられても、耐えて耐えて
ピクル
「ガアアアア!!!」
火事場の馬鹿力とも言うべきチカラで耐え込み、何度も何度も殴り込む
たくっちスノー
「………すげぇ争いだな」
松山
「そうか?もう分かってるはずだろ」
松山
「全然効いてねーぞ、アレ」
そう、たとえ強くても限界はある。
魔術を要さない世界の限界、その世界の科学力の限界……
環境の限界………
松山
「あいつらは滅茶苦茶強い、そりゃ確かだ」
松山
「だが結局のところ奴は肉体構造がちょっと不思議なだけで人間と変わらん」
松山
「メイドラゴンみたいに超常的な生物が居るのが当たり前の世界でもない、ジュラシックの世界だってあの恐竜があっちのドラゴンより弱かった、それだけのこと」
松山
「が………妖怪相手に拳で勝てる相手が、果たしてどれだけいることやら」
たくっちスノー
「…………松山、ズルいよ」
たくっちスノー
「お前がそれを言うのはずるいだろ…………そんな短所、認めてたまるか……」
たくっちスノー
「絶対勝てないなんてことあってたまるか!!」
たくっちスノー
「どんな奴だって、作戦を立てれば!!立ち回れば!!極限まで鍛えれば!!」
たくっちスノー
「どんな奴にだって勝てるんだよ!!勝てちまうんだよ!!それがキャラクターってもんだろ!?」
たくっちスノー
「短所なんてものがあるからキャラクターは確実に負けるんだ!!100%なんて自分は認めない!!」
たくっちスノー
「やれええええええ!!あいつをぶっ倒してくれ!!ピクルーーーーーッ!!!」
その瞬間
たくっちスノーの叫びが通じたのか
それとも生物としての本能か
限界を超えた拳がエンマの頬に届き…………
エンマ
「………!」
頬が切れ、血が流れる
人間が妖怪を一瞬超えた瞬間だった
エンマ
「………すげぇな、お前は」
エンマ
「ここまでやっても、まだ攻撃が届く………だから、人間ってのはいいもんだな」
エンマ
「今度もあるなら、相手はまた人間がいい…………またな!!」
エンマ
【超天夢幻輪廻】
ピクル
「!!!」
エンマは妖しく光る渦を放ち、ピクルを力強く吹っ飛ばし
ピクル
「…………ぁ………
最強の野人はついに、膝をついてゆっくりと倒れた
ギャーバ
「の…………ノックアウトーー!!!」
ギャーバ
「勝者!!エンマ大王!!メイドウィン側の勝利です!!」
【ゼロ・ラグナロク第2戦】
●ピクルVSエンマ大王○
『決まり手』 超天夢幻輪廻
- Re: たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜 ( No.31 )
- 日時: 2020/08/26 21:14
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ピクル
「……………」
エンマ
「くっ…………」
エンマは元の姿に戻り、ピクルを持ち上げる
そしてメイドウィン側から歓声が湧き上がる
「いいぞ若いのーー!!」「メイドウィンはこうでなくちゃなーー!!」
「生物ってのは身の程を弁えて、従っておけばいいんだ!」「おとなしくお人形遊びされてればいいんだ!」
エンマ
「黙ってろ!!」
エンマ
「俺はお前らを喜ばせるために戦って、勝ったわけじゃねぇ!!!」
「……………」ざわっ………
エンマ
「ピクル、ありがとな」
エンマ
「お前は強かったよ………そして、強かったから俺もここまでの力を手に入れた」
エンマ
「たくっちスノー!」
たくっちスノー
「!」
エンマ
「時空の誰にも、そいつを弱いなんて言わせない」
エンマ
「俺は………」
エンマ
「こんな戦いをさせてくれたことに感謝する、ありがとな」
エンマ
「次やる時は、また………ピクルとやりたい」
ジャガー
「そうはいきません」
突如ピクルの体が鎖に覆われる
ジャガー
「彼は時空犯罪者なのです、もう………ここから出してはならない」
メイドウィン
「…………だよなー」
メイドウィン
「仕方ないんだ、そこばかりは」
エンマ
「なんだと………?」
たくっちスノー
「………そうか、ピクルが」
メイドウィン
「知ってたの?」
たくっちスノー
「何となくなれそうだなとは思っていた、ヒーローは限られてるが時空犯罪者は誰でもなれる」
たくっちスノー
「けどよ、ピクルの事だからどうせ時空の旅人食ったとかだろ?」
たくっちスノー
「あいつって地下水道にいるし、わざわざ挑んだそいつらの自業自得じゃ?」
ジャガー
「時空に自業自得も因果応報も関係ありません」
ジャガー
「よその世界で罪を犯した、それこそが問題なのです」
たくっちスノー
「でもそれってメイドウィン共が修正できないからだろ!!?」
たくっちスノー
「自分達が思い通りにならないのを、時空犯罪者のせいにするなよ!!」
たくっちスノー
「それに時空犯罪なら、お前だって自分の世界の魔王を幽閉して………」
メイドウィン
「やめとけ」
メイドウィン
「そういうのは、ゼロ・ラグナロクの中でな?」
- Re: たくっちスノーZERO 〜ラグナロク〜 ( No.32 )
- 日時: 2020/08/26 22:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
メイドウィン
「実際さ」
メイドウィン
「俺たちにもっと何もかも操れる力があれば、【時空犯罪者】なんて言葉が生まれることもなかった」
ジャガー
「不可能ですそんなこと………というか、よそで起きた問題まで解決させる道理がないじゃないですか」
ジャガー
「悪が居なければ善という行為は出来ないのですから」
メイドウィン
「まさか、これがたくっちスノーの言う俺達の短所か?」
ジャガー
「そこまで行くと重箱つつきですよ、まぁ彼なら有り得なくもありませんが」
「あんなやつのことを詳しく考える必要はありませんよ」
ジャガー達の元に、天使のようなメイドウィンが降りてくる
ジャガー
「ミカヅチですか」
ミカヅチ
「彼は誰もが知っての通り、かなりのクズです」
ミカヅチ
「クズの言う発言なんて、その時点で間違いになる」
ミカヅチ
「正しい言葉とは、何の恥もない人間が言うからこそ良く伝わり、永遠に語り継がれるものになるんですよ」
ミカヅチ
「悪の言葉なんて耳を傾けるだけ無駄です」
メイドウィン
「ふーん……………そういうもんかね………」
ミカヅチ
「あいつは悪として迷惑かけるための存在でしかないんです、さっさと消し飛ばしてしまえばいいものを………誰があんなもの作ったのやら」
メイドウィン
(それを作った人、今お前の目の前にいるけどな)
メイドウィン
(………ま、俺だって好きであいつを作ったわけじゃないけどさ、もしかしたらもしかすると)
メイドウィン
(あいつがつるぎちゃんになるかもしれないんだ、もう少し勘弁な)
ジャガー
「天背院、少々口を慎みなさい」
ジャガー
「外面クズになりますよ」
ジャガー
「それに………我々メイドウィンや時空監理局は、大事なのはバランスなんですよ」
ミカヅチ
「そのバランスの為に悪を野放しにして犠牲者を出させろと?」
ジャガー
「動物における食物連鎖のようなものですよ、どんな存在にせよ何の問題もなくのうのうと生きられる存在なんておこがましいじゃないですか」
ジャガー
「それは時に疫病だったり、人災だったり、時空犯罪者だったりするんです」
メイドウィン
「………お!次の戦いが決まったぞ」
メイドウィン
「………!」
………
たくっちスノー
「…………な」
【ゼロ・ラグナロク第3戦】
【みぃVSたくっちスノー】
たくっちスノー
「何ぃぃぃぃイイ!!?」
END
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