二次創作小説(新・総合)
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- ポケットモンスター レインボー
- 日時: 2020/11/15 15:57
- 名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)
はじめまして!
みなひっきーです。
これからポケモンの創作小説を書いていこうと思います。
ポケットモンスター レインボー
縮めて「ポケ虹」
読んでくれた方が少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!
よろしくお願いします!
●目次
時空伝説……>>2
第1話 この世界の日常……>>4-5
第2話 思い出……>>8-9
第3話 サヤカ……>>18-19
第4話 約束の場所……>>20-21
第5話 虹……>>23-24
第6話 たこ焼き……>>25-26
第7話 ハイラルの姫……>>29-30
第8話 サヤカとゼルダ……>>31-32
- Re: ポケットモンスター レインボー ( No.23 )
- 日時: 2020/11/15 13:50
- 名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)
第5話 虹
ヒロキside
写真を撮ってニコニコのサヤカ。
「写真を撮るのが好きなんだね」
「うん。幼い頃、ヒロキと1ヶ月ずっと一緒におったけど写真や動画は1度も撮らんかった。それで離れ離れになって後悔した。何であの時、写真や動画を撮らんかったんやろうって。長い間、会えなくていつかヒロキとの楽しい思い出を忘れそうで怖かった。うちはもうそんな後悔したくない。だから決めた。大切な人との思い出はカメラに収めようって。それからうちは写真や動画を撮るようになった。そしたらいつの間にかそれが趣味になってたんや」
サヤカの気持ちはよくわかる。
「ボクもサヤカとの思い出は忘れたくなかった。あの残酷な世界で生きるボクにとってはサヤカとの思い出が全てだった」
「そう言えばヒロキはうちのことよく覚えてたな。一緒におったんはたった1ヶ月だけやのに」
「サヤカとの思い出が唯一楽しかった記憶だし、クリスマスにもらった青いマフラーもあったからな」
「そっか。これからはもっと楽しい思い出をいっぱい作るで。今まで会えなかった分も」
「うん」
「さて、せっかくアルコバレーノに来たんやからいろいろ見に行こう」
「アルコバレーノか……。この世界の空はなんか明るくてキレイだな。」
「明るいんは太陽が出てるからやで」
空を見ると大きな光の塊がある。あれが太陽か。なんだか暖かい。
「あっ!ヒロキ、あれ見て!」
サヤカが指を向けてる方を見ると七色の橋が架かっている。あれはなんだろう?
「あれは虹っていうんよ。雨が降った後に太陽が出てくると見えることがあんねん。」
太陽も虹も見るのは初めてだ。ボクのいた世界では常に黒くて分厚い雲が空を覆っていた。雨が降ることはあっても虹が出ることはなかった。
「違う色が七色集まって1つの虹になる。この世界は虹みたいにいろんな世界から人が集まってることからある国の言葉で虹を意味するアルコバレーノっていう名前がつけられたんよ」
ボクとサヤカは虹を眺めていたその時、強い風が吹き太陽の方から虹に向かって飛んでいく大きなポケモンがいた。
「あれは伝説のポケモン、ホウオウ!」
伝説のポケモン……ホウオウ?ボクはある程度のポケモンのことは知ってるけどホウオウという名のポケモンは聞いたことがない。
「ホウオウは心正しき者の前に姿を現し、見たものには永遠の幸せが約束されるって云われとる。うちも見たんは初めてや」
「永遠の幸せ……」
この時、虹に向かって飛んでいくホウオウと一瞬だけど目があった気がした。そして空から七色に輝く羽が1枚、ゆっくりと落ちてきた。
「虹色の羽……。ホウオウはヒロキがアルコバレーノに来たことを歓迎してくれてるみたいやな」
「ありがとう……ホウオウ。この虹色の羽は御守りにするよ」
ボクとサヤカはホウオウの姿が見えなくなるまでずっと眺めていた。
「さあ、街に行ってなんか食べよ。うち、お腹空いたわ」
「うん」
ボクとサヤカは街に向かって歩き出す。途中の草むらでジグザグマやポチエナが沢山出てきた。ジグザグマやポチエナはボクらを襲おうとはせずに遊びたがっていた。
「なんかこうしてると昔の事を思い出すなぁ」
「そうだな。よく2人で野生のポケモン探しに行って一緒に遊んでたな。ボクらのいた世界では野生のポケモンは人前になかなか姿を見せないはずなのにサヤカといるといつもこんな感じでポケモンが寄ってきてたな。それに今まで1度も野生のポケモンに襲われたことがないし、サヤカは昔からポケモンに懐かれてたな」
「だってうちはポケモンが好きやもん。好きという気持ちが伝わればポケモンは心を開いてくれる」
ポケモンにはサヤカの素直で純粋な思いが伝わるみたいだ。
第5話 END
- Re: ポケットモンスター レインボー ( No.24 )
- 日時: 2020/10/18 16:24
- 名前: みなひっきー (ID: PodOMJCV)
ポケットモンスター レインボー
今日の格言
好きという気持ちが伝わればポケモンは心を開いてくれる
以上!
- Re: ポケットモンスター レインボー ( No.25 )
- 日時: 2020/11/15 13:54
- 名前: みなひっきー (ID: 4VXB0SaS)
第6話 たこ焼き
サヤカside
ジグザグマとポチエナと触れ合い、うちとヒロキはまた街に向かって歩き出す。行く途中、ずっと幼い頃の思い出を話していた。楽しくて、懐かしくて、会話をしているとあっという間に街に着いた。
街に着くとあちこちで美味しそうな匂いがする。
「ヒロキ、あの店や」
うちはヒロキをたこ焼き屋に連れてきた。
「あら、いらっしゃい」
店に入ると明るい声でねーちゃんが出迎えてくれた。このねーちゃんとは仲が良くていつもお世話になってる。
「いつも元気やけど今日はいつもより元気やなぁ。いいことでもあったん?」
ねーちゃんが水の入ったコップを両手に持って聞いてきた。
「へへっ、いいことあったよ♪」
「そうなんや~。なんかその笑顔を見ると私まで嬉しくなるなぁ。今日はいつもより多めに入れとくわ」
「ホンマ!?おおきに!」
うちはたこ焼きを受け取り、ヒロキに食べさる。
「ん!?美味しい!」
「そうやねん。ここのたこ焼きめっちゃうまいねん。うちな最初この世界に来た時、とても怖かった。目が覚めたら夜中の暗い森におって道もわからんかったし、ヒロキもおらんくてひとりで泣いてたんや。やけど野生のポケモン達がこの街まで連れて来てくれてねーちゃんが見つけてくれたんや。その時、ねーちゃんがこのたこ焼きを食べさせてくれたんよ。めっちゃ美味しくて泣いてたはずやのにいつの間にか笑ってた。私にとってこのたこ焼きの味はねーちゃんとの思い出の味やねん」
この美味しいたこ焼きをヒロキにも食べさせたいと思ってた。そしてヒロキもこのたこ焼きを気に入ってくれたみたいで良かった。さて、うちも食べよう。
「……!?辛っ!えっ!?ちょっと待って!!辛っ!何これ!?」
「おっ!それはからし入りやな。当たりや♪」
「なんでやねん!」
からし入りのたこ焼きをたべてもうたけど残りのたこ焼きはいつも通りのやつで美味しかった。
うちとヒロキはたこ焼きを食べ終え店を出る。
「ゼルダちゃん、ほなまたね~」
「バイバーイ」
うちはたこ焼き屋のねーちゃんに手を振った。
「……今、あのお姉さん、サヤカのことをゼルダって言ったな」
「あっ、ゼルダっていうんはアルコバレーノでのうちの呼び名やねん。他の世界から来た人のほとんどが本来の名前とは別の名前を持ってんねん。うちはこの世界やとサヤカよりゼルダって呼ばれることの方が多いな。」
ヒロキに名前を説明していると……
「サヤカー!」
名前を呼ばれ振り向くとモミジ、アオバ、ヒロカがおった。
「良かったサヤカ。ちゃんと会えたんだね」
アオバが嬉しそうに言った。
「うん!アオバとモミジが言った通りやったよ。おおきに!」
「あ、そうだ。自己紹介しないと」
ヒロカが言うとモミジが手を挙げた。
「ハイ!じゃあ、まずは私から。私はモミジ。ヒロキのことはサヤカから聞いてるよ」
「じゃあ、次は私。私はアオバ。モミジと双子なんだ」
「初めまして。私はヒロカ。よろしくね」
この3人にはヒロキのことをよく話していた。だから3人ともヒロキのことを知っている。
「ヒロキ、この3人はうちがアルコバレーノに来てできた友達やねん」
「そうか。モミジにアオバにヒロカだね。よろしく」
「なんかこれから皆で思い出作れると思うとワクワクするなぁ。悔いのないように人生楽しもう。人生楽しんだもんの勝ちや!」
「そうだね。せっかくの人生なんだから楽しまなきゃもったいないね」
ヒロカが笑いながら言った。
「っていうことで皆で写真撮ろう♪」
「賛成~♪」
うちが写真撮ろうと言うと皆、いつも快く賛成してくれるんがホンマに嬉しい。
第6話 END
- Re: ポケットモンスター レインボー ( No.26 )
- 日時: 2020/10/18 18:11
- 名前: みなひっきー (ID: PodOMJCV)
ポケットモンスター レインボー
今日の格言
人生楽しんだもんの勝ちや!
以上!
- Re: ポケットモンスター レインボー ( No.27 )
- 日時: 2020/10/18 18:29
- 名前: 謎の女剣士 (ID: .6mQrr9F)
どもです、女剣士です。
たこ焼き、いいですよね。
私も、あるキャラの誕生日編に行きながらたこ焼きネタ使います。
ちなみに、私はピカチュウとイーブイが好きですね。
最近、ピカブイやってませんけど。
でも、ロケット団はムサシが憧れです。
凛々しい女性は好きです、でも吹っ飛ばされますから可哀想ですがw
今回私は、「それぞれの主人公とヒロインの異世界冒険」の方一択で頑張りますね。
それでは。