二次創作小説(新・総合)
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- メイドウィンアベンジャーズ
- 日時: 2021/04/18 20:05
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【時空ヒーロー達よ、戦え】
どうもメイドウィンです
この作品群は『特定の人物に重点を置いた中編集』となっております
MCUのアイアンマンとかキャップみたいなノリで見てください
【注意】
不定期更新
他メイドウィン小説のネタバレが含まれています
オリジナルヒーロー多数登場します
『投稿予定作』
桐生戦兎編
マホメド・アライJr編
- Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.3 )
- 日時: 2021/08/15 10:05
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
氷室幻徳の手によってネビュラソードの情報が日本中に拡散されてから‥‥‥‥
霧人
「‥‥‥あれからスマッシュぶっ倒してるけどどうなんだ?」
龍我
「あーダメだな、どんなにぶっ倒してもキリがねぇし同じことしか言わない」
霧人
「殴って解決しないのって面倒っすねー」
龍我
「リングの上なら殴って分かり合えたんだけどよぉ」
戦兎
「脊髄で喋るのやめろ脳筋コンビ」
霧人
「で、北都でもスマッシュ出たんだな」
龍我
「まぁな、猿渡の奴も居るからこっちは問題ねぇが‥‥‥‥西都の方がな」
戦兎
「ああ、西都には仮面ライダーがいない‥‥‥新人のスティンガー1人に任せるのも不安な面もある」
霧人
「じゃあ、俺が向かうってのは?」
戦兎
「それはそれで不安なんだよ、万丈みたいな奴は誰かが見ておかないとさ」
龍我
「俺みたいなってどういうことだよ」
戦兎
「言葉の通りだ、まぁまたなんかあったら連絡するから自由行動ってことで」
霧人
「ちぇー」
‥‥‥‥
霧人
「なんつーか、せっかく試験に合格してヒーローになったってのに暇だなー」
と、そこに電話が
霧人
「もしもし?」
蛇彩
【あーもしもし霧人?俺だよ俺、ヘリコプターの奴】
霧人
「えーと‥‥‥クロスブレードだったか?」
蛇彩
【蛇彩だよ蛇彩、お前さちょっと来れる?】
霧人
「は?来るって‥‥‥‥北都に?」
蛇彩
【うん、面倒臭いからそっちから来て】
霧人
「ええ?なんでだよ」
蛇彩
【紗粗衣の奴ももう呼んだぜ】
霧人
「‥‥‥‥‥‥何分以内?」
蛇彩
【出来る限り早くで】
霧人
「‥‥‥‥分かった」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして北都に行くと‥‥‥
蛇彩
「おいっす」
霧人
「いや、来いって言ったのって」
蛇彩
「もちろん、飲むためだけど?」
霧人
「今何時だと思ってる?」
蛇彩
「19時、俺は2時まで飲むタイプだからさ」
紗粗衣
「何故か誘われました」
霧人
「お前も来なきゃ良かったのに」
蛇彩
「まぁだってさ、なんやかんやで3人で話す暇もなかったじゃんよ」
霧人
「まぁそりゃそうだけどさ」
蛇彩
「全部金は出したるから、ほら飲んでみろよ」
‥‥‥‥‥
蛇彩
「で、さぁ‥‥‥‥なんだかんだでここまでヒーローしてきたじゃん俺ら」
霧人
「まだなって3日ぐらいだけどな」
紗粗衣
「スマッシュ自体は何も問題はありませんが、ネビュラソードという存在は危機しておくべきでしょう」
蛇彩
「だな、こんなんでも稼ぎがある‥‥‥」
霧人
「‥‥‥ていうかさ、あいつらは何となく濁してるつもりなんだけど」
霧人
「ネビュラソードが俺たちと繋がってるんじゃないかって、あいつら疑ってる」
紗粗衣
「‥‥‥‥‥‥」
蛇彩
「へぇ」
蛇彩
「だからなんだって話だな、さっさとネビュラソード潰しちまえば終わるもんだと思ってたけどさ」
霧人
「うん、まぁ俺達は普通にスマッシュ倒してればいいとは‥‥‥思うけど」
紗粗衣
「なぜ我々は疑われているのですか?」
霧人
「そのスマッシュのデータってあのファウストって奴が作ったものじゃなくて、例の研究所から転送されたものらしいんだ」
蛇彩
「で、身内の俺らや桐生戦兎達が疑われてると」
紗粗衣
「そういうことですか」
霧人
「‥‥‥‥ま、流石にそれはないと分かってくれるだろ」
紗粗衣
「はい」
蛇彩
「ああ、そんなことよりお前らってさ」
霧人
「ん?」
蛇彩
「お前ら、なんでヒーローになったの?」
霧人
「ええ?」
蛇彩
「俺はさあ‥‥‥つい最近リストラされて、何がなんでも新しい仕事見つけなきゃと思ったらさ、これ受けてた」
霧人
「よくそんなんでここまで来れたな」
蛇彩
「そりゃ俺は生きるのに必死だからさ、これミスったらもう次は無いと思って」
霧人
「ふーん‥‥‥中年サラリーマンも大変なんだな」
紗粗衣
「私は‥‥‥氷室所長の管轄下に居ましたので、そこからです」
霧人
「俺は‥‥‥敵をボコボコにするのが楽しいからだな!」
蛇彩
「いじめっ子みたいなこと言うなよなぁ」
霧人
「そうか?」
「おいおいおい、お前ら‥‥‥やれ仕事のためだの、殴りたいからきただの‥‥‥」
猿渡
「もう少し街を守るもんとしての自覚ってもんを持った方がいいだろ?」
蛇彩
「あ、猿渡のあんちゃんお疲れ様」
霧人
「えーと、この人が?」
紗粗衣
「北都のライダー、仮面ライダーグリスの変身者です」
猿渡
「で、お前ら」
猿渡
「龍我の奴から聞いたが、ネビュラソードがお前らと繋がってんじゃねって疑惑を気にしてるんだろ?」
蛇彩
「まぁそれでリストラは勘弁っすね」
霧人
「俺達がネビュラソード倒せばそれで問題なくねーか?」
猿渡
「お前ホンッットにアイツ並の脳みそしてんな」
猿渡
「で、お前らには悪いが色々調べさせてもらった」
蛇彩
「おいおい勘弁してよ酒場でそれは〜」
猿渡
「ったりめぇだろ、さっさとそれ飲んで俺ん所来い」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
猿渡
「ほら、野菜しかねえがツマミならあるぞ」
蛇彩
「おー、ありがてぇ」モチャモチャ
霧人
「それってどこまで調べてるわけ?」
猿渡
「ヒゲは疑り深いからなぁ〜、だいぶ調べてやがる」
猿渡
「深山霧人19歳、出身は東都‥‥‥‥」
猿渡
「高校時代はかなり素業が悪く喧嘩にあけくれ、東都最強の番長と呼ばれ恐れられていたとか」
霧人
「今でも負け知らずだ」
蛇彩
「えっお前そういうのなの?」
霧人
「おう」
猿渡
「俺達が活動してる頃ファウストのガーディアンと遭遇して生きて帰ったとか」
霧人
「銃相手は死ぬかと思ったがな」
猿渡
「高校卒業後ヒゲのスカウトで参入、東都代表に合格と」
猿渡
「次、新田蛇彩‥‥‥おー、すげぇ、東都の食品会社で部長職、この道11年内か」
霧人
「俺もこの会社は名前だけ見た事あるぞ」
蛇彩
「ま、部長といっても大した実績残せなかったんだけどね、普通に淡々と仕事とかして出世した」
猿渡
「が、スカイウォールの惨劇とファウストのテロによる不況に見舞われ解雇、就職先として北斗代表に選ばれたと」
猿渡
「最後に利川紗粗衣、お前は唯一この世界出身じゃないみたいだな」
猿渡
「ヒゲがおっぱじめた時空企業【氷室財閥】に入社、飲み会の隠し芸の一環で見せたアルテマパンチングマシーン5000点がヒゲの耳に入り推薦されたと」
紗粗衣
「はい‥‥‥大体はそんなところです」
霧人
「パンチングマシーンなら俺だって満点出せるぞ」
猿渡
「時空規模だよバカ、人間の限界は500点くらいだ」
霧人
「じゃあ俺は8000点出せるぞ!!そのマシーン持ってこい!」
紗粗衣
「やめてください」
蛇彩
「その‥‥‥‥つまりあれか?嬢ちゃんは所謂、人じゃないみたいな?」
紗粗衣
「人‥‥‥ではあるはずなんですよ、私の世界でもあれくらい出せる人はそれなりにいます」
紗粗衣
「ですが‥‥‥私、向こうでは【変異型】なんて呼ばれて、あまり生活に馴染めず世界に出て‥‥‥‥」
紗粗衣
「ハザードレベルという人と違う物があるこの世界なら、避けられずに生きられると思って‥‥‥」
蛇彩
「嬢ちゃんも苦労してきたのね‥‥‥‥」
霧人
「強いんだからそーゆーヤツら全部ぶっ飛ばしちまえばいいのによ」
蛇彩
「お前は考え方が世紀末すぎる」
猿渡
「まーとにかくだ、お前らのことも情報が漏れるかもしれないから気をつけろよ」
霧人
「うーーーい」
‥‥‥‥
蛇彩
「なんだお前酒も最強かよ‥‥‥‥」
霧人
「高校生の頃からビールよく飲んでたしな」
猿渡
「その状態ならまぁ東都まで帰れそうだな」
紗粗衣
「私は‥‥‥‥ここから西都まで距離がありますが‥‥‥タクシーはこの辺りにないし‥‥‥」
猿渡
「電車はどうだ?もうスカイウォールがねぇから使えるぞ」
蛇彩
「そーいやスカイウォールが無くなってからもう暫く経つのにそんな感じは全然しないなぁ」
霧人
「ていうかもう東都、西都、北都で分ける必要なくねーか?」
蛇彩
「10年もやってきたこと元に戻すとさ、お上が色々面倒臭いの!」
霧人
「ふーーん、本当にめんどくさいのな」
「うわああああ!!」
「ぎゃああああ!!」
霧人
「!」
猿渡
「ちっ、こんな時にもお出ましか‥‥‥‥」
スマッシュ
「‥‥‥‥‥」
霧人
「スマッシュ!!」
蛇彩
「俺は無理だー‥‥‥‥なんとかしてくれー‥‥‥‥」
霧人
「それでも北都代表か!」
猿渡
「仕方ねぇ、俺も手伝ってやるよ!」
【ロボットゼリー!】
霧人
「やってやらぁ!」
【フルボトルセット!カブトムシパワー!】
紗粗衣
「スマッシュを排除します」
【フルボトルセット!サソリパワー!】
「「「変身!!」」」
【潰れる!流れる!溢れ出る!!ロボットイングリス!!ブルルァァァァ!!】
【突撃のジャングルキング!!】
【猛毒のスナイプハンター!!】
ヘラクレス
「よっしゃああああー!!」
スティンガー
「っ!!」ドスッ!!
スマッシュ
「ぐわあああ!!」
ヘラクレスの怪力とスティンガーの槍がスマッシュを追い詰めていく!!
ヘラクレス
「あれ今喋らなかったか?」
グリス
「どうやらこいつはハザードレベルが俺達と同じくらいあるようだな」
グリス
「ちょうどいい!!」
【ディスチャージボトル!!潰れな〜い!】
グリス
「尋問開始だ!!」
グリスはロックボトルでスマッシュを締め上げる
ヘラクレス
「あっ!フルボトル!!」
グリス
「戦兎も全部もってるわけじゃねぇからな、スクラッシュドライバーと互換性あるからちょくちょく借りるんだよ」
グリス
「さて、ネビュラソードの事を吐かせるか‥‥‥‥スティンガー、お前はちょっとこっちこい」
スティンガー
「はい」
グリス
「ヘラクレスはヒゲに電話入れとけ」
ヘラクレス
「しょうがねーなー」
グリス
「おいお前、ネビュラソードについて洗いざらい話してもらうぞ」
スマッシュ
「‥‥‥‥‥‥‥」キョロキョロ
グリス
「今更喋れない真似しても無駄だ、おいスティンガー」
スティンガー
「はい」
グリス
「お前のサソリフルボトルの力なら毒を打ち込める」
グリス
「殺すわけじゃねぇ、自白剤みたいなもんだ、毒ぶっ刺して口が勝手に喋り出すようにしろ」
スティンガー
「私にそんなことが?」
グリス
「俺も昔そのボトルで似たようなことをやったことがある」
スティンガー
「分かりました」
ジュルジュルしゅる
‥‥‥‥‥
戦兎
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
幻徳
「どうだ桐生」
戦兎
「ダメです‥‥‥ネビュラソードのデータが全然見当たらない」
幻徳
「テレビにも大々的に姿を公表したにも関わらず何も出てこない‥‥‥」
戦兎
「分かっているのはこの研究所からデータが漏れたこと‥‥‥‥」
戦兎
「‥‥‥‥‥そもそもネビュラソードって名前しか分かってませんよね」
幻徳
「ああ、ファウストと同じ規模なのか、メンバーや幹部、ボスさえも分かっていない‥‥‥‥」
戦兎
「もしかして、ネビュラソード自体でっち上げで存在しない組織だったりして」
幻徳
「ふっ、まさかな‥‥‥‥」
プルルル
グリス
【おいヒゲ、急いで拡散しろ】
- Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.4 )
- 日時: 2021/08/15 23:12
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
龍我
「は?なんて?」
猿渡
「いやだからよ、んなもんなかった」
猿渡
「ネビュラソードなんて組織は、ある人間による出任せでそんなものは存在してなかったんだよ」
龍我
「なんだよそれ、必死になって調べてた俺たちが馬鹿みたいじゃねぇか」
猿渡
「まぁ大抵そんなもんさ、ファウストが無くなって以降そういう愉快犯も多くなったしな」
猿渡
「が、今回のはいつものそれとは違う」
猿渡
「スマッシュのデータがあの研究所から作られていたこと、俺たち仮面ライダーのデータが流出してたことは事実だからな」
猿渡
「全部スマッシュだったやつから聞いた」
龍我
「そいつどうした?」
猿渡
「どうにかした」
戦兎
「‥‥‥‥‥ていうかそれって最悪のパターンだよね」
幻徳
「‥‥‥‥ネビュラソードは存在しないにしても、研究所内の誰かによる犯行ということだ」
幻徳
「それ即ちこの研究所、並びに氷室財閥の失態だ‥‥‥‥」
戦兎
「スマッシュのデータは機密情報だから普通の人間は触れないはずだが」
幻徳
「特別にお前のみ許可しているが、余程立場が強い人間‥‥‥俺のちょっと下程度までしか入ることも出来ない程だ」
龍我
「つまり、この研究所でも相当偉い奴なのか?」
紗粗衣
「氷室社長、終わらせました」
幻徳
「ご苦労だった」
戦兎
「その資料は?」
幻徳
「猿渡が吐かせてくれた首謀者の情報から候補をリストアップしたものだ」
戦兎
「いやこれ多くねぇか?」
龍我
「どんなリストアップしたんだよこれ」
幻徳
「俺より年上」
猿渡
「結構候補出てくるじゃねぇかヒゲ」
幻徳
「そりゃそうだろ偉い人と言えば年配と相場が決まっている」
龍我
「こん中からどう特定すりゃいいんだよ」
紗粗衣
「そう言うと思い、数多くのパターンを用意しました」
戦兎
「よくやった!」
龍我
「お前仕事できるって言われない?」
猿渡
「お前出世できるよ」
幻徳
「うちの社員を甘やかすな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
蛇彩
「え?ネビュラソードがデマだって?」
霧人
「らしーぞ」
霧人
「仮面ライダービルドが頑張りすぎないための新人ヒーローを投入、ってことで俺らが雇われたんだろ?」
霧人
「結局頑張ってるのはビルド共で、俺達はただスマッシュをぶっ飛ばしただけじゃねーか」
蛇彩
「でも俺たちってあいつらみたいに偉くもないし、特別賢い訳でもないだろ?」
蛇彩
「元一社員の俺らにそんな大それたこと出来るかよ」
霧人
「まぁ、そりゃそうなんだけどさ‥‥‥‥もっとこう、ヒーローとしてすげぇ活躍してさ、強さってもんを見せつけてやりたいって言うか」
蛇彩
「ふーん‥‥‥‥さすが番長さん、考え方が強者だ」
プルルルル
蛇彩
「とかなんとか言ってたら電話だぞ」
霧人
「もしもし?」
紗粗衣
【霧人さん、そこに居ますか?】
霧人
「ああ、蛇彩のおっさんもそばに居るよ」
紗粗衣
【それはちょうどよかったです、連絡するように頼んでおきたかったので】
蛇彩
「ん?ちょっと代わっていい?」
霧人
「ああ、おっさんに代わるぞ」
蛇彩
「うん、俺ですがご要件は?」
紗粗衣
【桐生様から、あなた方2人に任せたいことがあると】
蛇彩
「俺たちに?」
紗粗衣
【ええ、是非ともと】
蛇彩
「わぶ」
霧人
「マジか!それで桐生戦兎は俺に何をしろと?」
紗粗衣
【今から指定したところに向かい、壊して、倒して、徹底的につぶしてくださいとの事です】
霧人
「そいつはいい!!そういうのを待ってたんだよ俺は!!」
蛇彩
「え?何?俺たち今からヤクザの事務所にでも乗り込むの?」
紗粗衣
【指定した場所は‥‥‥‥】
蛇彩
「ねぇちょっと聞いて?」
紗粗衣
【ああ、あと変身したままで乗り込んでください‥‥私たちはまだ正体を明かしていい段階ではないと言っていました】
霧人
「別にそんくらい構わねーよ、やってやるぜ!!」
蛇彩
「いやいやいや待って待って!もし騒ぎになったらどうする!?」
蛇彩
「俺は一応家族居るんだ!仲は冷えきっているが娘もいる!ローンだって3年近く残ってる!」
霧人
「うるせーーーーーしらねーーーーーー」
紗粗衣
【ではまた後にメールで住所を送ります】
霧人
「いくぞおらぁぁぁ!!殴り込みじゃあああ!!」
〜数分前〜
紗粗衣
「パターン1、スカイウォールの惨劇事件の時に氷室社長含め深く関わっていた人物」
戦兎
「‥‥‥‥‥見た感じ、異常はなさそうだ」
幻徳
「複数のパターンから共通点を見つけるんだ、次。」
紗粗衣
「パターン2、ファウスト健在時にライダーシステム等の研究に関わっていた者」
龍我
「お、だいぶ絞れてきたんじゃねぇの?」
紗粗衣
「パターン3、仮面ライダーの情報を知っているもの」
幻徳
「指で数えられる程になったな」
紗粗衣
「‥‥‥‥最後のパターン」
紗粗衣
「難波重工に関わっている人間‥‥‥‥」
龍我
「‥‥‥‥!!おい、ここまでやって1人だけになったぞ!」
幻徳
「どういう事だ、財閥創設以降は難波重工とは縁を切りそれに関わる人間を総勢リストラしたはずだ!!」
紗粗衣
「‥‥‥‥ただ、あくまで情報を並べただけなので核心に至るものでもありませんが」
戦兎
「直ぐにこの人物について調べてみないと」
紗粗衣
「私も怪しいと思い何かしらの情報は用意しました」
猿渡
「‥‥‥なるほどな、こいつは金融系だ‥‥‥それも裏モノのな」
猿渡
「やりすぎなレベルの金を要求し、払えなかったらスマッシュにさせるって寸法だろうな」
龍我
「こんなおっさんがネビュラガスなんて使えるのか?」
幻徳
「使えないから研究所のデータをパクったんだろう、ハザードレベルの研究上安全な使い方も記載されていたからな」
紗粗衣
「まだ分からないことはあります‥‥‥‥例えば、動機とか」
戦兎
「‥‥‥‥確かに、今までの話も憶測でしかないからな」
龍我
「けどよ、聞いた限りだとそのおっさんのやってることは犯罪なんだろ?」
幻徳
「まぁ犯罪かどうかはともかくとして、とても褒められたやり方ではないことは確かだ」
龍我
「だったら潰しておいた方がいいんじゃねぇのか?」
龍我
「ほら、そういうのにうってつけの奴いるだろ?」
戦兎
「まさか、ヘラクレスのこと言ってるのか?」
猿渡
「ま、確かにヤンキーにヤクザぶつけるのもいい勉強になるかもな」
戦兎
「‥‥‥‥幻さん、ヒーローの選出間違えてません?」
幻徳
「仕方ないだろ実力は確かなんだから‥‥‥‥」
‥‥‥‥
クロスブレード
「おい、ここやばくない?」
ヘラクレス
「そうか?俺はよくこういう所カチコミ来たぞ」
クロスブレード
「やべーって!明らかに裏のやーさん出てきそうなやばい会社じゃん!」
クロスブレード
「こんな所に乗り込ませるなんて酷いものじゃねぇかよ!」
ヘラクレス
「でもヒーローってそんなものだろ?」
クロスブレード
「普通は悪の組織の怪人とかだろ!ヤクザぶっ飛ばすヒーローとか少なくとも日本にはそうそういねぇわ!」
ヘラクレス
「俺からしてみればスマッシュでも人間でも悪党ならぶっ飛ばしちまえば問題ないんだけどな」
クロスブレード
「とんでもねぇ化け物と組んじまった‥‥‥‥スティンガーみたいに事務仕事したーい‥‥‥‥」
ヘラクレス
「よし、乗り込むぞ」
クロスブレード
「待てよ、こういうのは事前に潜入して中の情報を確かめておいた方が」
ヘラクレス
「知らねぇオラァァァァァ!!」ドゴォォォォ
クロスブレード
「あーーーーー!!」
ヘラクレス
「こんなクソみたいなヤミ金融は今日で閉鎖だーーー!!」
クロスブレード
「畜生!あのバカなんとかして止めないと!!」
‥‥‥‥‥
「な、何だこの騒ぎは!?奴らはどうした!?」
「それが謎の存在に全員殴られて、くぶっ!!」
ヘラクレス
「お、いかにも悪そうなおっさん発見」
クロスブレード
「おい冤罪だったらどうするんだよ」
ヘラクレス
「恐怖で黙らせる!」
クロスブレード
「そうだこいつは番長だった」
「こ、こいつらまさかハードスマッシュか!?難波会長に電話を‥‥‥」
ツーツーツー
「えっ」
ヘラクレス
「よく分かんねぇが頼みの綱は使えないみたいだな!」
ヘラクレス
「遠慮なーーーーく、ぶっ壊せる!!それでいいんだよな利川!!」
クロスブレード
「一応110番はしておくからやり過ぎるなよ、あと殺すなよ」
ヘラクレス
「わーってるって」ブンブンブンブン
「ま、待て!金ならやる!!氷室幻徳に話していい立場にさせてやるから!!」
ヘラクレス
「あ?何言ってんだお前、俺は別に金は欲しくてこんなことしてんじゃねぇ」
クロスブレード
「俺は欲しい」
ヘラクレス
「俺はただ‥‥‥‥‥」
ヘラクレス
「お前みたいな悪いやつの顔面を殴るのが大好きなだけなのさ!!」
ボゴッ!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦兎
(かくして、新たなテロ組織なんてでっちあげをした名も無き男は警察に逮捕された)
戦兎
(あの二人は隙を見て上手く逃げ出したらしいが、ボコボコにされたそれを見て警察は何を思ったのか)
戦兎
(研究所を襲った動機やネビュラソードなんてものを名乗った理由は警察に任せるから、俺達には関係の無いこと)
戦兎
(小さな被害で済んだこの事件はやがて世間からも簡単に忘れ去られ、いつもの日常に戻っていったのだった)
戦兎
「まぁ、何事もなく無事にハッピーエンドでめでたしめでたし‥‥‥‥」
戦兎
「なんて言うとでも思ったか馬鹿野郎」
戦兎
「ねぇ?確かに俺は利川通してぶん殴ってこい、ぶっ壊してこいとは言ったよ?」
戦兎
「その上何故か上手く脱出?正義のヒーローどころか恐怖の通り魔扱いされてるんだぞお前!」
霧人
「あーすんません、次は上手くやります」
戦兎
「上手くって何だ上手くって!やる事がヒーローじゃねぇんだよ!」
霧人
「正義とは暴力から暴を抜いたものなんすよ」
戦兎
「抜けてねぇわボーボーだわ!!お前の中の正義だけ北斗の拳のそれなんだよ!」
戦兎
「ぜぇぜぇ‥‥‥‥なぁ、新しいヒーローが作られたのって俺が頑張りすぎないため、休むためだったよな?」
戦兎
「なんか、お前らが来てから余計な気苦労が多くなった気がするんだけど気のせいじゃないよな?」
霧人
「別にのんびりしてくれてもいいのによ」
戦兎
「出来るか!お前がどんな問題起こすかヒヤヒヤして休むどころじゃねぇわ!」
戦兎
「クロスブレードはどうした!」
霧人
「あのおっさんだったら‥‥‥まぁ家庭の事情?ってやつで今それどころじゃねぇんだって」
霧人
「向こうにも向こうの、大人のたいへんなことがあるとか言っててな」
戦兎
「何向こうは向こうで闇ありそうな問題直面してんの!!」
戦兎
「あーーーーもう!!この際どんな人間でもいい!!」
戦兎
「ちゃんとした心を持ったスーパーヒーローが現れてくれーーーーっ!!!!」
桐生戦兎の受難は、ここから始まるのだ
メイドウィンアベンジャーズ
『birudo』おしまい。
- Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.5 )
- 日時: 2023/08/07 20:59
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
これは、時空で大きく歴史を外されたある青年の話。
【TYCOON 〜解放〜】
この青年、桜井景和。
世界平和というありふれた夢、平凡な技術を持ち、一般人のように細々と生きていた人間である。
ただし、あれに出るまでは。
命を懸けて、世界を改変し望みを叶えられるオーディエンス体験型番組『デザイアグランプリ』
どこにでもいる参加者として選ばれた彼は夢の儚さ、命の尊さ、そして全ての生命を救いたいというエゴを次々と宿していき。
気が付けば戦士の面構えに成長していた。
そんな桜井景和を作り出した者こそ……
ケケラ「いい顔だ、それでこそ『仮面ライダー』だぜ、桜井景和」
『時空の旅人』ケケラである。
景和「ねえ、別世界の人……向こうで言う『時空の旅人』ってオーディエンスになって他世界を見るのがそんなに楽しいの?」
ケケラ「ああ、メイドウィンがどういう風に管理するのか、欲望を聞き受けた結果どう世界が変化するのか」
ケケラ「何より人が願いの為にどこまで本気になり、どこまで『変われる』のか」
ケケラ「俺もお前に結構期待してるんだぜ、桜井景和」
景和「あ、それは嬉しいけど………」
ケケラ「ところで……そろそろ時空に出てみる気はないか?」
ケケラ「え、時空に!?」
ケケラ「ああ、お前もいよいよ上の段階に来たってわけさ」
景和「そうは言われても……俺、ヒーローなんて器じゃ」
ケケラ「弱気になるんじゃねえよ、それに俺もお前にヒーローを期待してるんじゃない」
ケケラ「俺がお前になってもらうのは『仮面ライダー』だ」
景和「……か、仮面ライダー?」
ケケラ「そう、お前は仮面ライダーに相応しい男になるんだ、桜井景和……」
………
景和「仮面ライダーかぁ……ケケラは俺にどうなって欲しいんだろう」
景和(……どういうものなんだろうなぁ、人の願いって、時空規模の平和って)
景和「でも……姉ちゃんと一緒に旅行出来るくらい安心出来る場所だといいなぁ」
………
翌朝、景和は就活の為として時空の渦に入り、時空間のそこら辺を歩いた。
景和「うわぁ……すっごくハイテクなところに来ちゃったよ」
響「い〜ああ、何、何アンタ、なにガンつけてんのよ」
奏「ああもうお姉ちゃん信じらんないくらいベロベロに酔ってる」
奏「今のお姉ちゃんなら簡単に首折れるなぁ……」
景和「えーと、あの……」
奏「あれ、どうかしたんです?」
景和「実は……俺、時空?に出たばかりで右も左も分からなくて」
奏「ああ新しい人なんですか、じゃあ一緒にお茶しません?」
………
景和「え、仮面ライダー!?この人が!?」
奏「いつもは響もちゃんとしてるんですけど、昨日友達と浴びるように酒を飲んだらしくて……或人さんの部屋だって広くないのに」
奏「なのでこうやって浜辺に打ち付けられたマンボウみたいになっちゃったんです」
響「ぶちのめすわよ奏〜」ゴッ
奏「いてぇんだよおいコラ、酔うと加減無くなるからホント酒だけはやめろって言ったよなええ?」
響「…………奏もめっちゃ呑んでたじゃん」
景和(この2人怖っ……)
景和「仮面ライダーというと、あのデザイアグランプリの」
奏「デザグラ?ああ、私も噂は聞いたことがありますよ、貴方がその?」
景和「え、デザイアグランプリ以外にも仮面ライダーが居るの?」
奏「そうじゃない人の方が普通ですよ、私も響もそうだし」
景和「へーそうだったんだ、なんで仮面ライダーになったの?」
奏「託された夢があるから、お姉ちゃんはそう言って」
奏「私はうーん……お姉ちゃんと同じ土俵にたつため?」
景和「へぇ……姉さんの為にねぇ、そっか」
奏「何か?」
景和「いや、俺にも姉ちゃんが居てさ……たった一人の家族だから、とても大事で」
奏「…………………」
奏【貴方、案外私と同じかもしれませんね】
景和「………」
景和「俺、ある人に目を付けて貰って、仮面ライダーになれ〜って言われてるんだよね」
景和「仮面ライダーってなんなんだろう?」
奏「………」
奏「さあ?なんでしょうね」
奏「私は響が夢を叶えるために仮面ライダーになったのを、後追いしただけなので」
景和「夢を叶える?」
奏「これでも誰かの夢を背負ってるんです、響は」
奏「今でこそこんなんだけど」
景和「へぇ………」
奏「デザイアグランプリは誰でもライダーになれる以上、その意義は後から考えることになりますけど……」
奏「自分の望みが叶うのに考える必要あります?」
景和「うーん、確かにそうかもしれないけど……」
景和「出来るなら人を救いたいじゃん」
奏「ふぅーん………」
奏「こういう人もいるんですね、じゃあまた」
響「ねぇー奏、あんたってホントふざけた妹よね、色々」
奏「えっ、ちょっとやめてよこんなところでそんな……あっやっ」
奏「テメェ調子乗るのもいい加減にしろこの約立たずが!!!」バキバキ
響「やっぱアンタもちょっと酔ってるじゃないの!!」ボキボキ
………
景和「うーーーん」
「それ、デザイアドライバーじゃないか」
景和「ん?今度は何?」
ダリア「ああ、失礼失礼……初めて見たもので」
ダリア「君はもしかしてデザイアグランプリの参加者かな?」
景和「あ、はい……と言ってもまだ勝てたことありませんけど」
ダリア「だろうね、デザイアグランプリは3パターンしかいない」
ダリア「敗北して存在が消滅した人間、生き残って尚戦う権利がある人間」
ダリア「そして、浮世英寿というたった一人の勝者」
景和「英寿って時空で見ても凄い人なんだ」
ダリア「ああ、ヤラセを疑う人も居るがそれを感じさせないプレイングが人気なんだよ」
ダリア「それに……我々オーディエンスからすれば、意外と世界がどんな風に変わろうがどうでもいいからね」
ダリア「なんてったって他人事だから、育成ゲームをやっているようにその人をただ……見ているだけ」
ダリア「たまにガチ恋したり、何から何まで自分の思い通りにしようとする奴も居てさぁ困るんだよね、私らまで悪い評判になってしまう」
ダリア「やってることは小規模なカーレッジ・フレインと変わらないよ」
景和「そのカーレッジって言うのは誰?」
ダリア「この時空を、この世界を、この運命を1から全て作り出した、正に【神】と呼ばれる存在さ」
ダリア「嘘か誠か、デザイアグランプリを作り出したスエルというメイドウィンもカーレッジと同じ領域に達したと言われている」
景和「よく分からないけど……世界どころか全部作り出した人なのか」
ダリア「その全てを作り出そうとした人が、恋人を蘇らせようとしてこんな事になってるんだから滑稽だね」
景和「……死人を甦らせることはいけないことなの?」
ダリア「人間のエゴの到達点みたいなものだからね、それに……」
ダリア「私の知人が言っていたんだ、たとえ人を作り直したとして、それはその人の願望であり本人は決して作り直せない」
ダリア「生きた人間も同じだ、皆誰しも他人に理想を押し付ける、だが……」
ダリア「人間は我々が思ってる以上に、思い通りにいかないものさ」
景和「………そうなのか、じゃあケケラも」
ダリア「ケケラ?」
景和「かくかくしかじか」
ダリア「ふーん、なるほど……となると、彼もそろそろまずいかもね」
景和「ああ、それってやっぱりまずいことなの?」
景和「俺としてはここまで来るのに色々してくれたのは有難いと思ってるけど………」
ダリア「ならいい機会だ、聞きたいこと全部ぶちまけてしまえ」
ダリア「ああそうだ、ここで会ったのも何かの縁だ、これを………」
景和「独善依頼解決ギルド『正義の悪役』……変わった会社だね」
ダリア「私は機械でなんでも出来るから就活は受け付けてないが、何かあった時は是非頼ってきたまえ」
景和「ああ……うん、ありがとう」
景和「それでさ………その話の人って、誰を作ろうとしたの?」
ダリア「………失った、姉だよ」
景和「そっか………」
………
ケケラ「嘘だろ………ふざけやがって!!運営め……この俺を切り捨てるってのか!?」
ケケラ「俺がどこまでデザイアグランプリに貢献したと思って……」
景和「ケケラ……?」
ケケラ「!」
景和「あ、いえすみません、ちょっと知り合いみたいな声がしたので」
ケケラ「……」
ケケラ【よう、桜井景和】
景和「え!?この人がケケラ!?」
景和「えっと……どうかしたの?」
ケケラ「…………ちっ」
ケケラ「デザイアグランプリのオーディエンスの権限が剥奪された」
ケケラ「俺だけじゃない、オーディエンスの2割が突然だ……ふざけやがって!」
ケケラ「これじゃあ景和がデザグラで仮面ライダーになる姿を見れねえじゃねえか!」
ケケラ「だが心配はいらん、お前を時空に誘っておいてよかった」
ケケラ「世界はいくらでもある!ここからでもお前は無数の絶望、嘆き、無力を実感しながらも悲しみを仮面で隠す誇り高き戦士にさせてやる!」
景和「…………」
景和「………あのさ、ケケラは俺が好きなの?」
ケケラ「何を当たり前の事を言ってる、俺はお前を気に入ったからこうしてサポーターにまでなったんだぞ」
景和「そうは見えない」
景和「ケケラが好きになったのは俺じゃなくて………」
景和「自分の思い通りにできる『俺』でしょ?」
景和「俺が理想の仮面ライダーになれる素質があったから好きになったのか?」
景和「その為に人の人生をひっくり返して……」
景和「その人が好きなんじゃなくて、その人を好き勝手に自分の為に弄くり回す事がしたいようにしか見えない」
景和「俺に貴方の理想を押し付けないでくれ」
ケケラ「おいコラ、そんな口聞いていいのか」
ケケラ「お前、自分が誰のおかげで強くなれたと思ってんだ あん?」
景和「英寿や……俺の前で散っていった人たち………」
景和「アンタはただ思想と武器を押し付けて高みの見物をしていただけだろ!!」
景和「神様でも無いくせに人の世界をオモチャみたいに扱わないでくれよ!!」
ケケラ「………!!」
ケケラ「この野郎……!!お前なんて、俺が目を付けなかったら、ただの何の才能もないありふれた1粒だった癖に……」
ケケラ「お前をここまで教育してやったのは誰だと思ってんだぁ!?思い上がってんじゃねぇぞぉッ!!」
景和「そうだね、俺なんてデザグラがなかったらただの1粒だ」
景和「でも、それでいい」
景和「俺は俺だ、そんな風に生きて死ぬことに不満は無かったよ」
景和「俺なんかの人生に構ってるヒマがあるなら、自分の人生をより良くしていこうとは思わなかったの?」
ケケラ「うるせぇ、うるせえうるせえ!!!」
ケケラ「サポーターの俺にここまで良いやがって!」
景和「もうサポーターでもないんだろ?俺も……」
景和「今はただの凡人だ」
ケケラ「凡人……?」
ケケラ「もう無駄だ、お前をもうただの凡人になどさせるかよ………」
「とっておきのバッドエンドを用意してやるから…覚悟しとけ…!」
………
景和「………ん?アレ?夢」
景和「え!?何これ!?デザイアドライバー……じゃ、ない」
景和「は………外せない………腰と完全にくっついている」
景和【まさか、寝てる間にケケラに改造された……?】
桜井景和は2022年最新の改造人間である。
『涙を仮面で隠す戦士』仮面ライダーにされた彼はケケラに改造され、永遠に戦いから逃れられない平凡な暮らしから程遠い男になってしまったのだ。
またの名を『仮面ライダーG(ゲッコー)タイクーン』
このゲッコーを『激昂』と『月光』どちらと取るかはあなた次第。
そして、桜井景和は二度と元の世界に帰ってくることは無かった………
TYCOON編 おしまい
- Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.6 )
- 日時: 2023/08/07 23:33
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
こんばんは、月詠です
『月詠』「何故か代理で感想述べることなった『月詠』です」
永久『副人格の永久だ』(携帯のメール画面)
『月詠』「うん、まずは……戦兎は胃が強く生きて…」
永久『このままの調子だとストレスで胃に穴が空きそうだな』
『月詠』「今のところわりとクリーンめなの利川さんくらいか……三人の中で…」
永久『二つ目の話であるタイクーン編は……やばいことなってないか?』
『月詠』「なってますよね、これ……原作見てないからケケラがこれくらいやばいやつなのかと不安になる…」
永久『あとなんで音小路妹は普通のように姉といるんだ…?時空監獄に戻されなかったのか…?』
以上で失礼しました
- Re: メイドウィンアベンジャーズ ( No.7 )
- 日時: 2023/08/07 23:56
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
月詠さん
戦兎「俺もう正直キッついよ……しかもプロット上だとビルドの小説あるんだろ……?」
メル「その頃までには境遇がマシになってるといいな」
たくっちスノー「原作のケケラは………最終回も近い今本性をざっくり言うと、『推しでたる景和をあの手この手で自分好みのヒーローに仕立てあげようとする厄介ファン』またの名を『令和のエボルト』だ」
たくっちスノー「正直推してたんだよこのキャラ!!だから(ネタバレになっちゃうけど)ヴィラン堕ちしたのすげーショック!」
たくっちスノー「でもギーツif編もうやっちゃったから景和とケケラ出すタイミングがここからしか………」
たくっちスノー「あっやっべ、奏が再登場する短編、Googleドライブに入れたまんまだった………その、弁明の為に簡潔に言うと『奏はちょくちょくシャバから出てます、監視とか制限付き』で………」
コメント感謝だよ!
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