二次創作小説(新・総合)

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ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲(完結)
日時: 2022/05/15 13:19
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

ダークデーリッチ
「待ちに待った、最新作である!!」

デーリッチ
「い、いやいや!!主役はデーリッチだから!!」

【帰ってきたニセモノ達の逆襲撃】

ダークデーリッチ
「この話は【ざくアクZ】と【ざくアクZ2】の続編だよ、まぁストーリー上の繋がりはそんなにないから聞き流しても構わない」

デーリッチ
「ダークデーリッチの時点で今更だけど、ざくアク本編のネタバレ注意でち!」

ダークデーリッチ
「あー、あと………うーん、この作品はMNU形式で原作とは異なる!まあそこはメイドウィン小説全部そうだから受け入れてくれ!」

デーリッチ
「ちなみにMNUはメイドウィン・ノベル・ユニバースの略でち!所謂MCUみたいな感じの!」

ダークデーリッチ
「以上!まぁそんな話だ!」

Re: ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲 ( No.17 )
日時: 2021/07/22 17:11
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第4話】
「頂上暗黒召喚!!」

‥‥‥‥

ローズマリー
「エステルやメニャーニャさんの上司が、ヤミヤミ王国に‥‥‥‥」

ローズマリー
「それも私がいない間を狙って‥‥‥か」

デーリッチ
「なんというか、ちょっとからかいに来ただけみたいな感じで‥‥‥全然本気じゃなかった」


デーリッチ
「でも‥‥‥凄くヤバい感じがしたでち、マクスウェルの時以上に‥‥‥」


「‥‥‥そんなになの!?」

ローズマリー
「‥‥‥‥」

ローズマリー、雪、デーリッチはヤミヤミ王国に潜入調査に来ていた

以前まで‥‥‥数日前とは明らかに違う、そういったものを感じとっていたのだ



ニセテル
「ちゃおっす王様」

デーリッチ
「ひっ!?」

ローズマリー
「っ!!?」

ローズマリー
「か‥‥‥彼が、エステルの真似をしている‥‥‥」

ニセテル
「初めましてローズマリー参謀‥‥召喚士協会の准将兼!ヤミヤミ王国のフェイス・ジクルードだ。」

ニセテル
「ハグレ王国の数多の活躍は我々上層部にも届いてる訳でして」

ローズマリー
「‥‥‥‥‥‥‥‥」


ニセテル
「おう怖い顔‥‥‥暗殺ギルドのブラックリストなだけはある」

ニセテル
「その顔‥‥‥さては」

ニセテル
「新しくなったヤミヤミ王国を見に来たんだろ?」

ローズマリー
「!」

デーリッチ
「新しくなったって‥‥‥一体どういうことでち!?何も変わってないんじゃ」

ニセテル
「まーそう思う気持ちも分かる」


ニセテル
「ついてきな、今日は『客人』だから特別に見逃してやるよ」


‥‥‥‥

ニセテルはヤミヤミ王国の城の中へと‥‥‥‥

ローズマリー
「‥‥‥‥相変わらずいつもの城じゃないか」

ニセテル
「城はな」


ニセテルは立ち止まり、床を押し込むと‥‥‥大きく開き、その下に‥‥‥



「‥‥‥‥階段!?地下室があったの?」

ニセテル
「んー‥‥‥一部不正解!」


ニセテル達が降りていくと


ローズマリー
「こ‥‥‥‥これは!!?そんなことが有り得るのか!?」




ニセテル
「改めて‥‥‥ようこそ!」



ニセテル
「ヤミヤミ『地下』王国へ!!」

Re: ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲 ( No.18 )
日時: 2021/07/22 17:16
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)



「ヤミヤミ‥‥‥地下王国!?」

ニセテル
「そ。」

ニセテル
「ハグレと1度戦って、土地の問題は避けられないと分かった」

ニセテル
「でもちょうど誰も手を出してなかったところがあった、それは‥‥‥‥」


ニセテル
「この城の真下!」


ニセテル
「ここなら誰にも邪魔されずにアリの巣みたいに領地を広げ放題!それに気付いたダークデーリッチは即座に作業に取り掛かり、この結果だ!」


(まさか‥‥‥この人の入れ知恵でこれだけ!?)

デーリッチ
「‥‥‥‥‥‥ここの住民はどんな感じなんでち」

ニセテル
「ダークデーリッチが暗黒召喚で呼び出した、所謂闇ハグレが34体。」

ニセテル
「オレが誘った協会の部下たちが計8人、アテのない前科持ちのハグレが4体」

ニセテル
「原住民でも訳アリの奴らが6人と‥‥‥」


ホワイトマリー
「わんわんわんわん!!」


ニセテル
「狂犬が1匹」

デーリッチ
「オリに入れられてるーー!?」

ニセテル
「オレや部下も何かと教育してるんだがあれが精一杯だった」


「一体どんな教育したらああなるんですか!?」

ローズマリー
「‥‥‥‥‥‥店も、随分あるようですが」

ニセテル
「まあな、あれオレの店」

ニセテル
「女装・男装を専門とした服屋だ」


「それは普通の服屋とどう違うんです?」

ニセテル
「男には女物しか売らないのが特徴だ、結構需要あるぞ」

ローズマリー
「‥‥‥‥‥‥」

ニセテル
「驚かないんだ?」

ローズマリー
「うちの店もどっこいどっこいなので‥‥‥‥‥」

ニセテル
「なるほどねー」

‥‥‥‥

ニセテル
「あそこにあんのが米の食堂」


「米‥‥‥ああ、ライス‥‥だけ?」

ニセテル
「いや、納豆定食の店」


「‥‥‥‥それすごい聞いたことあります、主にリアルワールドで」


「まさか専用のパスポートがあると納豆定食ただで食べ放題とか?」

ニセテル
「まさか、そんなん作ったら商売になるわけないじゃん」


「う、うん‥‥‥‥」

デーリッチ
「それでダークデーリッチはどこに?」

ニセテル
「普通に城の中」

Re: ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲 ( No.19 )
日時: 2021/07/22 17:22
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

‥‥‥‥

ダークデーリッチは、いた。

玉座に座っていた


「!」

ダークデーリッチ
「くくく‥‥‥どうだ?デーリッチ、私の国は」

デーリッチ
「穴の中に店を作るってアピール面で厳しくないでち?」

ダークデーリッチ
「余計なお世話だ」



「‥‥‥その、結構住民さんもいたけど」


「あんな‥‥‥太陽も見えないところに住まわせて大丈夫なの?」

ダークデーリッチ
「ここに居るものは大抵太陽なんかと縁のない、表で生きていけない連中だ‥‥‥気にするわけが無い」

ダークデーリッチ
「そもそもハグレというのは、デーリッチが来るまでそんな連中の集まりだったようなものだ」

デーリッチ
「ハグレが裏モノの時代は終わったんでち!」

ダークデーリッチ
「それはお前やお前らがそういう奴だから」

ダークデーリッチ
「ハグレが裏?差別的な言葉、だから自分達は立場が悪い」


ダークデーリッチ
「いいや違う、世間上の立場や風潮も確かにあるだろう」

ダークデーリッチ
「私の国のヤツらがそうなったのは奴らの自業自得だ」

ダークデーリッチ
「この国の奴らは甘えている‥‥‥自分達の問題に目を背け、ハグレだから自分達は辛い目にあっていると振る舞う」

ニセテル
「‥‥‥‥‥ハグレつっても立場を変えるため、生き抜くために自分で行動して世界すら動かすくらい真面目でよく出来たやつもいれば、こんな奴らもいる」

ニセテル
「光と闇、太陽と漆黒‥‥‥‥2つのハグレ達の国」

ダークデーリッチ
「‥‥‥‥まさか、私自身もこんな国になるとは思っていなかったけどな」

デーリッチ
「ダークデーリッチ‥‥‥‥‥‥」

ダークデーリッチ
「世界はお前のように優しさの塊じゃない」

ダークデーリッチ
「とは言っても‥‥‥それはお前が1番分かっているか」


ダークデーリッチ
「あえて言うぞデーリッチ、ハグレが悪いのではない、ハグレという立場に甘えるやつが悪いんだ」


ローズマリー
「‥‥‥‥裏のハグレ王国か、とんだ幻想だな」

ローズマリー
「聞いて、見た限りでは‥‥‥‥ろくでなしを収容する刑務所みたいな所だな」

ダークデーリッチ
「それは間違ってないかもな‥‥‥」

Re: ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲 ( No.20 )
日時: 2021/07/22 17:27
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


ダークデーリッチ
「伝説の召喚士の事を知っているか?」

ローズマリー
「デーリッチと君の持つ‥‥‥‥キーオブパンドラの持ち主」

ローズマリー
「確かデーリナさんだったか‥‥‥‥」


「いや、あのマガイモノは王様を元にそれっぽく誰かが模造しただけだから‥‥‥‥結局分からないままだ」

ダークデーリッチ
「最初の召喚士は‥‥‥何故キーオブパンドラを2つも作り、ハグレを召喚したのか‥‥‥‥考えたこともなかったか?」

デーリッチ
「え?確かにこれまで本筋と関係なかったから‥‥‥」

ダークデーリッチ
「まぁ、確かにそれはどうでもいい事かもしれない」

ダークデーリッチ
「私がお前を倒せば、結果的に1つになるんだからな」ブンッ!

ダークデーリッチはキーオブパンドラを引き抜き、刃を展開する!!

ニセテル
「おい、一応客人だぞ?」

ダークデーリッチ
「そんなこと知ったこっちゃない‥‥‥‥‥!!」


ダークデーリッチ
「ハグレの国も、キーオブパンドラも、デーリッチも‥‥‥2人も要らない、1人いればそれでいい!!」

デーリッチ
「そ、そんなこと言われても‥‥‥‥大体!キーオブパンドラはともかくとして!なんでデーリッチが二人もいるんでち!!」


「そうだよ!貴方はマガイモノってわけでもないし!双子の妹とかクローンとか‥‥‥そういうアレなの!?」

ダークデーリッチ
「そんな事知る必要は無い!」

デーリッチ
「うわっ本気で来た!!」

ローズマリー
「ブリザードV!!」

ニセテル
「ったくしょうがない王様だな!」

ニセテル
「【アイスリフレクター!!】」


ローズマリーの放つ氷魔法に魔銃が打ち込まれ、氷のバリアが展開される!!

ローズマリー
「くっ‥‥‥魔銃士め!」

ニセテル
「へー、アンタ炎だけじゃなくて氷も使えるんだ‥‥‥‥その若さでよくやるよ、一体どれだけの無茶してるんだか」

ニセテル
「まぁオレも若いけどね?」


「王さま!!」

デーリッチ
「うおっと!‥‥‥くっ、デーリッチのキーも剣になったら‥‥‥‥‥」


デーリッチ
「とえーーい!!いちかばちか!!フルスイングでち!!」

Re: ざくアクZ3 暗黒王国の逆襲 ( No.21 )
日時: 2021/07/22 17:33
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)


カンッ!!

スポッ

フルスイングの勢いで2人のキーオブパンドラが空高く弾かれる!

デーリッチ
「あっ!」

ダークデーリッチ
「あっ!!」


「何やってるの!拾って拾って!」



「‥‥‥いや、むしろパンドラブレードをキャッチして!!」

デーリッチ
「え!?」


「お願い!」

デーリッチ
「よ、よーし!!とりゃ〜!!」

デーリッチはパンドラブレードを掴み、構えると‥‥‥黒ではなく真っ白な光の刃が飛び出す!


「なんとなく想定していたパターンだけど‥‥‥色が変わった!」

デーリッチ
「どういう原理!?」

ダークデーリッチ
「く‥‥‥ならこっちもパンドラブレードを展開して‥‥‥‥‥」


ダークデーリッチ
「くっ‥‥‥‥あれ!?ふんぬっ!!」



ダークデーリッチ
「抜けない‥‥‥‥!!」

ニセテル
「えー?」

ダークデーリッチ
「そんなはずはないんだ!!これで‥‥‥‥おりゃあああああ!!」

ニセテル
「あのーもしもし王様?」


ニセテル
「もしかしてあんたが持ってたのキーオブパンドラとかじゃないんじゃね?」

ニセテル
「キーオブパンドラにパンドラブレードって機能があるんじゃなくてパンドラブレードなんじゃねそれ?」

ダークデーリッチ
「」チーン


ダークデーリッチ
「私だってなんとなくそう思ってたよ!!!」

ダークデーリッチ
「ゲートオブパンドラは出来たけど転送出来たことないもん!!」

ニセテル
「何回もオレ座標合わせてやったのになー」ゲラゲラ

デーリッチ
「え、えー!?」

ローズマリー
「リアクションに困る」

ニセテル
「いや、これはチャンスだよ王様」


ニセテル
「あいつら遠出にそれ使うからこのままパクったら間違いなく困る」

ダークデーリッチ
「なるほど!」

ローズマリー
「なるほど、じゃねぇ!!」


ニセテル
「よし、ちょっとこれで異世界まで行こうぜ!」

ダークデーリッチ
「よし」シュンッ


「あ、消えた!!」

ローズマリー
「‥‥‥‥どうする?これから」


「レプリカのキーオブパンドラを作るから、暫くそれで‥‥‥‥」


END


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