二次創作小説(新・総合)

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戦士たちの新しい日々 part2
日時: 2021/10/14 17:08
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

女剣士です、初めましての方は初めまして。
前作のお話が終わったので、新しく立てました。
今作の舞台は、FFBeの世界です。
サイド毎に寄って場所が切り替わるので、ご了承下さい。
主人公は、FF7よりエアリスです。
主人公の恋人は、FF6よりロックです。

〜主な登場作品一覧〜
ファイナルファンタジーシリーズ
BLEACH
ポケットモンスター(※アニメ版のみです)
NARUTOシリーズ(ボルトも含みます)
艦これ ー艦隊コレクションー
ドラゴンクエストシリーズ
半妖の夜叉姫
スーパードールリカちゃん
鬼滅の刃
鋼の錬金術師 フルメタルアルティミスト(新規の方です)
スマブラシリーズ(SPも含みます)
忍たま乱太郎
ONE PIECE
犬夜叉
遊戯王デュエルモンスターズ
ラブライブサンシャイン
マギアレコード(まどかキャラから3人来ます)
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
フルーツバスケット The Final
ドラゴンボール超

第1章:仲間たちとの再会 まとめ>>1-39
第2章:ルイージの静かな怒り まとめ>>40-
第3章:お帰り、ルイージ まとめ>>
最終章:それぞれの明日へ まとめ>>122-

一気に読む>>122-

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89話>>
最終話>>
エピローグ>>

スレッド誕生日:9月12日

次回予告と見どころ>>39
アンケート>>
キャラ紹介
リクエスト応募>>42
家族構成
NG集
登場人物紹介 前編>> 中編>> 後編>>

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.1 )
日時: 2021/09/12 22:23
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第1話「ルフィたちと再会」

【東の海 ココヤシ村 ナミの家】

ノジコ「えっ!? エアリスたち、今日この村に来るの?」
ルフィ「ああ。ゲンゾウのおっさんに話したらかなりビックリしてたけどな、しししっ♪」
ノジコ「まあね。ゲンさんはそれ以前に、彼らを知らないからさ…」
ルフィ「あ。あん時はウソップを助けてくれて、ありがとう!」
ノジコ「いいよ。それにアンタの方こそ、ゲンさんとの約束…ちゃんと守ってるみたいじゃないか!」
ルフィ「いしししっ、まあな♪」

彼が、麦わらのルフィ。
初めて会ったのは、この村がまだアーロンたちに寄って支配されていた時。
あの頃のナミはかなり荒れていたけど、幼い頃から包み隠さず話さなきゃいけなかったからね。
その頃のナミは、コイツが率いている一味の為に苦しんでいたけどね…。

ガラガラー

「ルフィ、久しぶり!」
ルフィ「エアリス! それにロック、元気だったか〜?」
ロック「大袈裟だよアンタは。近くまで来たから、寄ったんだ!」
ルフィ「そっか。あ、そういやぁノジコ。ナミはどうした?」
ノジコ「ベルメールさんの眠ってるお墓、あたしと2人きりにしたのはあの子の方からなんだよ!」
エアリス「成程ね。6年振りだから、気を遣わせたって感じか…」
ノジコ「そうだね…。もう、そんなに年月が過ぎてたんだね…」
ルフィ「ノジコ……」
ロック「……。ルフィ、一旦家を離れようぜ!」
ルフィ「そうだな。ごめんノジコ、俺たち席外すからよ!」
ノジコ「ああ。たまには村の中でも観光して来なよ!」

初対面だけあって、大したもんだよロックは。
それ以前にロックは察していたんだ、これからあたしが彼の恋人と大切な話をするって事に。
ゲンさんならきっと、あの頃みたいにナミを手放したくない気がするけどね。
逆にあたしは止めたりしないよ、それがあの子の幸せの為でもあるからさ。

2話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.2 )
日時: 2021/09/13 07:34
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第2話「ルフィとナミ」

【ベルメールの墓前】

ナミ「………」

久しぶりだね、ベルメールさん。
あたしは変わらず、ルフィや皆と楽しくやっているよ。
あ、言い忘れた事があったんだ。
2年前にね、新たに結婚した2組が誕生したんだよ!

ピカーン

『へぇ〜。凄いじゃないか、ナミ!!』
ナミ「べ、ベルメールさんなの!?」
ベルメール『あんたがたまに私の所に来てくれるとね、私としては助かるんだよ!』
ナミ「……。ベルメールさん……」
ベルメール『確か一護とコハル アイクとゼルダ姫…だったね。いい仲間たちじゃないか!』
ナミ「ベルメールさん…。あたし、あたしは!!」
ベルメール『ナミ。アンタは必ず自分だけの世界地図を完成させなきゃ駄目だよ、そして…その夢の為にも一緒にいる仲間たちの事を忘れないで!! 後、ルフィって子に伝えておいて。実のじゃないけど、ウチの娘を…あたしの可愛い宝物を、どうぞ宜しくお願いしますって!!』
ナミ「うん…。ありがとう、ベルメールさん!!」
ベルメール『ほらナミ。何はともわれアンタにはさ、笑顔が1番大切だよ! もう時間になっちゃったけど、私は遠くからアンタたちを見守っているからね!』
ナミ「!?べ、ベルメールさん!?」
ベルメール『行っておいでナミ。いつでもその笑顔を…大切な人たちを守る為の強さを、忘れないで……!!』
ナミ「ベルメールさん……。ベルメールさーーーーーん!!!!」

初めてかも知れない、ベルメールさんからルフィと仲良くしなさいって言われたのは。
小さな空島にいた時も、お爺さんたちからいくつか学んだ事がある。
そうだ、あたしはその一味の航海士なんだ!
海上にいる間は特に、責任重大なのよ!!

ロック「ナミ……」
ナミ「………。久しぶりだね、ロックさん!」
ロック「ああ。あの時以来だな、ナミ…」
ナミ「さっきまでね、ベルメールさんとお話してたんだ!」
ルフィ「……。前にゲンゾウのおっさんが言ってた、元女海兵か!」
ナミ「うん…。ベルメールさんから初めてね、ルフィに言伝をお願いされたんだ!」
ルフィ「何て言ってたんだよ。まさかあのおっさんみてぇに、ナミの笑顔を奪うなとかじゃねぇだろうな?」
ナミ「ううん。全然違うんだ、ルフィ!」
ルフィ「えっ…!?」
ロック「要約すると。ルフィにこう言ったんだな、「ナミを宜しく!」的な感じでよ!」
ナミ「うん。実はそれなんですよ、ロックさん!」
ロック「えぇっ!?ま、マジかよっ!!」

くるりっ

ナミ「えぇ! まあルフィなら、ゲンさんの時みたいに約束破らないからね!」
ルフィ「いししししっ! 当たり前だ。俺にとってナミは…そのよ……、ロックが言うアレみたいなもんだしよ…(真っ赤)」
ロック「そうか。俺が邪魔なんだな、気づかなかったよ!」
ナミ「ち、ちょっとロックさん!?」
ロック「折角の2人きりだ。俺は少し離れてるから、今は沢山話せばいいぞ!」
ルフィ「………」
ナミ「………」

つまり、あの人なりに気を遣ってるのかしら。
ベルメールさん、さっきの人が一緒に旅をしている仲間の1人なんだ。
彼は自称トレジャーハンターなんだけど、何より凄いのが仲間を思う姿その物なの。
普段は陽気で強く、優しい一面があるけど…未だに振り切っていない過去がある。
そうだ、折角2人きりになったんだから何か言わなきゃ!

ルフィ「ナミ………」
ナミ「そっか…。ノジコから聞いたんだったね、あたしの居場所を……」
ルフィ「ああ。今はロックの恋人と話をしてるよ!」
ナミ「エアリスさん…だったね、あの人の恋人は!」
ルフィ「ああ! まるであの頃のナミみたいでよ…、特にエアリスは押しも強くて…たった1人で神羅から何年も逃げ続けていたらしいんだ…」
ナミ「そっか……。辛かったんだろうね、エアリスさんは…」

それ以前にルフィ、アンタは知らないよね。
ルフィと一緒に故郷のココヤシ村に帰って来てすぐに、あたしはエアリスさんの過去をいくつか調べ始めたのよ。
何故彼女が古代種の末裔でセトラの民なのか、色々調べていたんだ。
村にある本屋ならその記録があると思って、あたしは何日も調べていたのよ。
それはねルフィ、今度はあたしがアンタを守る為に強くなりたかったからなんだ…。

3話に続きます。

今回は、ルナミ&ロックがメインのお話です。
実は何度も漫画で読み直しているんですよ、東のイーストブルー編を。
だからこの1話と2話に、その頃の過去を付け加えて見ました。
次の3話で、ナミが決意します。

次のお話を、楽しみにしていて下さい。
それでは。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.3 )
日時: 2021/09/13 21:12
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

キャラ紹介

ナミ
夢に向かって進む20歳の少女。
ルフィを含む仲間との出会いから、彼女の運命は変わる。
ルフィの事は好きだが、中々想いを伝えられずに困っている。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.4 )
日時: 2021/09/14 07:49
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第3話「一緒にいたい、ナミの決意」

【ココヤシ村 ナミの家】

エアリス「そっか…。ナミはその時から笑顔を見せなくなったんだね…」
ノジコ「ああ…」

さかのぼる事、随分前の話になるけどね。
当時海兵だったベルメールさんの危機を、あたしたちが助けたんだ。
ゲンさんはかなりお転婆だって言ってたけど、それがあったから今のあたしたちがある。
頼める相手は、この人たちしかいないんだ!

がしっ

ノジコ「エアリス…頼みがある。ナミを海に連れ出してくれ!」
エアリス「ノジコ……?」
ノジコ「別れが近くなるのは寂しい。でもあの子は、自分の信じた道を諦めて欲しくないんだ!」
エアリス「……っ!?」
「急にそんなこと言われたら、本人だって困るわよノジコ!」
ノジコ「ナミ…!!」
ナミ「でも。自分の気持ちは伝えなきゃ行けない、もう一度あたしを海に連れてって!」
エアリス「いいの? あなたを連れて行ったら、いつ帰って来れるか分からない旅なんだよ?」
ナミ「いいの。確かに故郷を長く空けてしまうかも知れない、でもね。ノジコの言葉を聞いたらじっとしていられないわ!」
ノジコ「言うと思ったわ……。流石あたしの妹ね!」
エアリス「ふふっ! ……。そこで聞いてるのは分かってるよルフィ、ロック!!」

あははっ、流石は元セトラの民だけあるわ。
あたしたちの会話を一部始終聞いていた連中は、男性軍だった。
片方は銀の短髪に、旅人っぽい衣装をしている男性。
もう1人はかつてアーロン一味と戦って救ってくれた、一味の船長!
エアリスはその彼らの名を、しっかりと覚えていたんだ。
だから村の事は大丈夫だよ、彼らと楽しくやって来なよナミ!!

4話に続きます。

Re: 戦士たちの新しい日々 part2 ( No.5 )
日時: 2021/09/14 08:21
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: 3rsK9oI3)

第4話「振り切れない過去」

【リックスの村 ドルガンとステラの墓前】

ティナ「………」

私、変わってないなぁ。
また皆に沢山、守って貰わなきゃ行けなくなるなんて。
帝国の兵士として、私は魔導アーマーに乗っていた兵士50人を皆殺しにしたの。
その事実は変わらないのに、どうして私は受け入れてくれるの…。

しゅたっ

「何故あなたを受け入れてくれるかは、決まっていますよティナさん!」
ティナ「炭治郎君、善逸君!」
善逸「ティナさん。何でも自分のせいにするのはやめて下さい!」
炭治郎「俺たちはずっと見て来たんです! あなたは過去に囚われず、俺たちと戦い続けて来た姿を!」
ティナ「えっ…?」
善逸「そうだ。戦いは終わっていなくても、いつだって俺たちが一緒にいるんです!」
ティナ「あなたたち……、どうして私にそこまで良くしてくれるの?」
炭治郎「水臭いことを言わないで下さいよ。俺たち、もう『仲間』じゃないですか!」
善逸「ああ。特にティナさん、君のような困っている女性を放って置けないからさ!」
ティナ「2人共……、ありがとう!!」

もし近くでバッツさんが聞いていたら、かなり叱られていたかも知れない。
いや、或いはお礼を言うと思う。
無惨を倒す事は諦めては行けないけど、この世界の人たちを守りたい。
いくらエクスデスが消滅しても、あいつは暗黒の力があるから再起は可能の筈だ。
もしそうなった時は、俺たち鬼殺隊が全力で君たちをサポートして見せるぞ!

5話に続きます。


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