二次創作小説(新・総合)

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【Lunatic Play EPISODEⅡ】【完結】
日時: 2022/03/30 15:18
名前: ウィオ (ID: ryagdTnR)

【Lunatic Play(ルナティック・プレイ)】とは?

3匹の【狼】から逃げ惑い、賞金を獲得する遊戯である。
敵は狼だけでなく、逃亡者を見つけ次第襲いにかかる【フラウド】も存在する。

深夜、アメリカにある廃校になった大きな学校に集められた28人の逃亡者。
果たして、賞金を手に入れられる者は現れるのか。


【ルール】
・今回から時間内を逃げ切るのではなく、最後の一人になった者が賞金を獲得できる。
・狼は「逃亡者」を見つけ次第、襲い掛かってくる。狼に3回噛まれると「失格」となり、地下牢(逃走中で言う牢獄)行きとなる。
・狼に攻撃した者は即失格だが噛まれている者を助けることはOK。
・助けられても噛まれた回数はリセットされない(1回噛まれたら後2回で失格となる)。



GOOD LUCK, FUGITIVES.




※注意事項
・設定の少ないキャラはオリジナルの設定を含ませております。
作者わたしは海外の作品は英語版しか見ない主義なので、海外製のキャラの口調・一人称などは自分のイメージで決めております。なので公式邦訳とは一人称・口調が違います。
・このシリーズの作風はホラーゲームを意識してるのでダーク・シリアスな要素が多々含まれております。
 それらに地雷を持っている方は閲覧や応募をお控えください。

それでもよろしい方はどうぞ。




~逃亡者~ ※【】内は作品名

レッド・マッカーサー(Red McArthur)【Southpark】{2}
カレン・マコーミック(Karen McCormick)【Southpark】{2}
べーべ・スティーヴンス(Bebe Stevens)【Southpark】{1}
ジェニー・サイモンズ(Jenny Simons)【Southpark】{2}
ミリー・ラーセン(Millie Larsen)【Southpark】{2}
パウダー・ターナー(Powder Turner)【Southpark】{1}
バローラ(Ballora)【Sister_Location】{2}
ミニリーナ(Minireena)【Sister_Location】{2}
ビディバブ(Bidybab)【Sister_Location】{1}
フレイキー(Flaky)【Happy_tree_friends】{1}
ラミー(Lammy)【Happy_tree_friends】{1}
ジェフ・ザ・キラー(Jeff_the_killer)【Creepypasta】{2}
スレンダーマン(Slenderman)【Creepypasta】{1}
クロックワーク(Clockwork)【Creepypasta】{1}
ソヌ・ミン(선우 민)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{2}
シュエル(슈엘)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{1}
イリザベス・ファウスト(Elizabeth Faust)【Fausts Alptraum】{2}
ホムンクルス(Homunculus)【Fausts Alptraum】{1}
平安名 すみれ【ラブライブ! スーパースター!!】{1}
ステラ【フラワーナイトガール】{1}
不死川 玄弥【鬼滅の刃】{1}
ユニ【プリンセスコネクト!Re:Dive】{1}
メルラン・プリズムリバー【東方project】{1}
モンブラン博士【作者組】{1}
琴葉姫【作者組】{1}
エイジア【作者組】{1}
konakun.【作者組】{1}
武勝龍 景丸【作者組】{1}






△今回も参加者は全員海外のキャラオンリー!
△退屈な嫌いなイリザベスは今回も睡眠しちゃう!
△バローラさんに弱いミニリーナちゃん!
△怖いビディバブ!
△果たして、誰が賞金を手に入れるのか?

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅡ】 ( No.22 )
日時: 2021/10/30 21:59
名前: 武勝龍 景丸 (ID: Lv/FtsvO)

すみません 僕が脱落したところがフレイキーが脱落していることになっています。

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅡ】 ( No.23 )
日時: 2021/10/30 22:15
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

>武勝龍 景丸さん

間違えてしまいすみません! 修正しておきました;


では!

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅡ】 ( No.24 )
日時: 2021/10/31 13:54
名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)

フラウドがすみれを撃破してしまいましたね。もっと周囲に警戒をしていればすみれは弓矢から逃げられたかもしれませんのに。彼女の分まで私が頑張りますよ。

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅡ】 ( No.25 )
日時: 2021/10/31 19:47
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

>モンブラン博士さん

すみれちゃんがフラウドのせいで地下牢送りとなってしまいました;
フラウドの矢の命中率は凄いので、警戒していても当たったかもしれません←
果たして、モンブラン博士さんはすみれちゃんの分まで生き延びれるのか?

では!

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅡ】 ( No.26 )
日時: 2021/10/31 19:56
名前: ウィオ (ID: iaPQLZzN)

「True identity」



ミン「ぜえぜえ……まったく、さっきのお下げの子は何だったの……急に抱きついてくるとか怖え~……」


ミリーからの逃走に成功したミンは息を切らしている。そんな彼女の近くに一人の人物がやってきた。


クロックワーク「ん、何かゼエゼエ聞こえると思ったら……子供じゃないかい」


クロックワークであった。息切れしているミンを心配して声をかけて来たのであった。


クロックワーク「何だい? 狼にでも追われたのかい?」

ミン「金髪のお下げの子になら追われたよ……あの子、急に私に抱き着いてきて……ビックリした……」

クロックワーク「お下げ? 狼以外にも敵がいるのかい……?」


なんか勘違いしているクロックワーク。


クロックワーク「とりあえずこれからその金髪の子にも用心しなよ。狼もいるんだしさ」

ミン「そうするよ……」










その頃、ユニは運動場の砂場付近を歩いていた。


ユニ「狼は怖いし、辺りはほぼ真っ暗だし、本当に恐ろしいな、このゲームは……ん?」

イリザベス「zzz」


砂場で安眠しているイリザベスを発見したユニ。


ユニ「何で寝てるんだ……おい君、こんなところで寝てると危ないぞ!」

イリザベス「……ん」


ユニに身体を揺すられて起きたイリザベス。無理やり起こされたので不機嫌だ。


イリザベス「なんだ、狼じゃないのね……寝かせてもらうわ」

ユニ「ちょっ! ……また寝た。一体何なんだ、君は……」


呆れる、ユニ――。












パウダー「お、お腹が……お腹が減ったでござる……」

konakun.「辛抱や辛抱! 今ワイが食べもの探しているから――ん?」

ミン「金髪の子には注意しないと……あれ」


konakun.がミリーを警戒しているミンを発見した。


konakun.「あー、えーと、ミンやったっけ? 食べもの持ってない?」

ミン「何で」

konakun.「そのバッグの中に何か入ってるかな思って……後ろの子がめっちゃ腹空かしてんの」

パウダー「グルルルルルルルル!! あたしは今飢えた動物……グルルルル!!」

ミン「なんか狼がもう一匹いるよ? えーと、食べ物だね? 確かお菓子が……あった!」


ミンが韓国の人気スナック「ハニーバターチップ」を取り出し、それをパウダーに渡す。このお菓子はポテチしあわせバター味を改良したものだ。


パウダー「ありがとうございます!! ガツガツガツガツバリバリバリバリ!!」


物凄い勢いでバリバリと大きな音を立てながらお菓子を貪るパウダー。


ミン「相当お腹減ってたみたいだねー」

konakun.「そうやねー」

パウダー「ふー、お腹膨れた! 韓国の子にとっても感謝いたしますっ!」

ミン「ソヌ・ミンね、私」

パウダー「ごめん! ミン、ありがとー! そしてkonakun、いきなり食料探しさせてごめんね!」

konakun.「別にええけど……w」

パウダー「あざっす! それじゃあたし、隠れ場所探しに行ってくるから! じゃあね!」

パウダー「らんららんらん~♪」


パウダーは満面の笑みでスキップしながらkonakunとミンから離れて行った。


ミン「なんか結構テンション高い子だったねー」

konakun.「そうやねー」









ミリー「何処かに……可愛い女の子はいねーがー……」


一方、こちらは可愛い女の子に飢えていた。


ミリー「抱きしめたいぞ……来てよ~……」


顔を赤らめながらハアハア言って興奮している彼女。そんな彼女の近くにやってきた。狼が。


狼「ガルルルルルルル!!」

ミリー「貴様はお呼びじゃな――ギャアアアアアアアアア~~~!!」



【ミリー・ラーセン    失格    残り15人】



ミリーはあっさりと地下牢へ転送された。











ピコン!


ホムンクルス「『ミリー・ラーセンが狼に三度嚙まれ失格となり、残り15人となった』」


パウダー「ミリーが確保されちゃったか~……怖い~」











konakun.「ミン、食べ物あげてくれてありがとうな。一件落着したわ」

ミン「いいのいいの」

konakun.「それじゃあ、僕はそろそろ行くわ。固まったまま狼に狙われたら、ミンを巻き込むことになってしまうからな」

ミン「気遣いさせてごめんね。君も気を付けてね!」

konakun.「うん!」


ミンと別れた、konakun.。


konakun.「なんか優しい感じの子だったな~、ミンって子――ん!?」


konakun.は咄嗟に教室の中に駆け込み、机の下に隠れた。何故なら彼が歩いていた廊下に1匹の狼がいたからだ。その狼はkonakun.に気づいていない。狼は涎を垂らしながら唸り声を上げている。


konakun.「怖い怖い怖い怖い怖い……」


恐怖で身体が震えている彼。果たして、しのげるのか――。


狼「……」

















狼「……」


狼はkonakun.に気づかないまま、遠くへ行った――。


konakun.「……狼の声が聞こえへんようになった……もしかして、もう行ったんかな?」








ホムンクルス「……」


その頃、ホムンクルスは3Fの廊下を単独で歩いていた。


ホムンクルス「……」


そんな彼女に忍び寄る、フラウド――。ホムンクルスはそれに感づき、咄嗟にフラウドから離れる。それをフラウドは追う。しばらく逃げ続けるが、フラウドはしつこく追ってくる。ホムンクルスは鬱陶しそうだ。


ホムンクルス「邪魔だ……」


そうボソッと呟く。フラウドはホムンクルスに向かって矢を放つ。その矢はホムンクルスの頬を掠めた。
ホムンクルスは少し安堵するが、もう一本の矢がすぐさま飛んできた。それに当たってしまった彼女。


ホムンクルス「なっ……」




【ホムンクルス    失格    残り14人】




ホムンクルスは地下牢に転送された。







ピコン!


ユニ「『ホムンクルスがフラウドにやられ失格となり、残り14人となった』」


イリザベス「zzz」









その頃、ユニは一人で学校の6Fの廊下を慎重に歩いていた。狼に警戒しているのだ。


ユニ「……ん? 誰か来る……」


誰かがスキップしながらこちらにやってくる。それはパウダー・ターナーであった。


パウダー「るんるんるん~♪ あ、ユニ、だっけ? こんにちはー!」

ユニ「夜なんだから「こんばんは」だろう?」

パウダー「あ、そうだね! こんばんは! ウンフフフフフ~♪」

ユニ「何をそんなに嬉しそうにしてるんだい?」

パウダー「さっきミンがくれたお菓子がとっても美味しくて~」

ユニ「お菓子?」

パウダー「お腹空かしてたあたしに恵んでくれたんだー。お腹膨れてあたしは幸せなのだ! るんるんるん♪」

ユニ「……パウダー君、その天真爛漫っぷりがぼくの友達に似ているな」

パウダー「え、そう? その友達のお名前は?」

ユニ「さあ、何だろうね。それじゃあ、ぼくはもう行くよ。休憩出来そうな場所を探したいからね」

パウダー「あー、ちょっと教えてよ~! むすーっ!」










その頃、ミニリーナは今もビディバブに付き纏われていた。二人で昇降口を歩いている。


ミニリーナ「……ああ~、コトハヒメに何て説明しよう……」

ビディバブ「何を説明するの?」

ミニリーナ「誤解を解くんだよ! お前のせいで私が女性を惹きつけるタイプだと思われたじゃねーか!」

ビディバブ「別にいいじゃない……くすくす。私が幸せなんだから」

ミニリーナ「私は幸せじゃない!」


女性のバローラとビディバブに好かれる、ミニリーナ――。










konakun.「いつになったら終わるんや、このゲーム……」


一人で廊下を歩いている彼の近くに、モンブラン博士が通りかかった。


モンブラン博士「konakunさん、顔色悪いですよ?」

konakun.「え? は、はい、さっき狼を見つけて、すっげえ怖くて……多分それちゃうかな~と……」

モンブラン博士「狼? ということはここら辺にいるんですかね?」

konakun.「もうどっか行ったと思うけど……」


その時、konakunは悪寒を覚えた。誰かがこちらを睨んでいることに感づいたからだ。彼は後ろを振り向くと、恐怖で腰を抜かした。そう、狼がいたのだ。


konakun.「あわわわわわ!!」

モンブラン博士「konakunさん!?」

konakun.「狼が、怖い目でこっち見とる……!!」

モンブラン博士「何ですと! 今すぐ逃げますよ!」


モンブラン博士がkonakunの腕を掴んだ状態でそのまま逃走する。その瞬間、その狼が彼らを追跡する。モンブラン博士は逃げ続けるも、あっという間に距離を詰められていく――。


狼「ガアアアアアア!!」

モンブラン博士、konakun.「うあああっ!!」





【モンブラン博士    失格    残り13人】


【konakun.    失格    残り12人】




抵抗も空しく、二人とも三度噛まれ、失格となった――。








ピコン!

ミン「『モンブラン博士とkonakun.が狼に三度嚙まれ失格となり、残り12人となった』。えっ、二人同時に!?」


琴葉姫「ちょっと待って、もう作者勢私だけ……?」












その頃、クロックワークは一人で学校の周辺にある森の付近を歩いていた。


クロックワーク「……静かだな……」


クロックワークは目を閉じながら夜風に当たっている。夜風がそよいで揺れる木々の葉の音が気持ちいい。


クロックワーク「……」


















クロックワーク「なあ、フラウド」



















フラウド「……」



クロックワーク「いるのは分かってるんだ。隠れてないで出て来なよ」


フラウドの気配に感づいた彼女だが、怯えていない。彼女は殺人鬼故、肝が据わっている。


フラウド「……」


フラウドは何故か攻撃をせずに、クロックワークに近づいてきた。








果たして、フラウドの正体は――?





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残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、ミニリーナ、ビディバブ、ジェフ、スレンダーマン、
       クロックワーク、ミン、イリザベス、ユニ、琴葉姫の12人。




続く


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