二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

逃走中番外編 ~Unknown Town~
日時: 2022/05/15 17:58
名前: ウィオ (ID: WAtHNOac)

ウィオ版逃走中番外編!
今回の舞台はアメリカにある架空の大きな無人の街「Unknown Town」!

その無人の街で高難易度なミッションが発動されたり、
カオスな出来事が発生したりなど、様々な展開が繰り広げられる!

33人の逃走者がその街で逃げ回る!
番外編でもカオスさは健在! 果たして、逃げ切る者は現れるのか――?



※注意事項
・設定の少ないキャラはオリジナルの設定を含ませております。
作者わたしは海外の作品は英語版しか見ない主義なので、海外製のキャラの口調・一人称などは自分のイメージで決めております。なので公式邦訳とは一人称・口調が違います。


それでもよろしい方はどうぞ。


{逃走者紹介}(海外キャラの出展作品は【】となっております)

カンナ(男)(ファイアーエムブレムif)
ディーア(ファイアーエムブレムif)
フォレオ(ファイアーエムブレムif)
翠星石(ローゼンメイデン)
南 ことり(ラブライブ)
金田 イチエン(超ガッコウ伝 ガット!)
アミティ(ぷよぷよシリーズ)
アルル・ナジャ(ぷよぷよシリーズ)
シェゾ・ウィグィィ(ぷよぷよシリーズ)
フェーリ(ぷよぷよシリーズ)
あんどう りんご(ぷよぷよシリーズ)
ささき まぐろ(ぷよぷよシリーズ)
リデル(ぷよぷよシリーズ)
バレッタ(ヴァンパイアシリーズ)
レッド・マッカーサー(Red McArthur)【Southpark】
カレン・マコーミック(Karen McCormick)【Southpark】
クレイグ・タッカー(Craig Tucker)【Southpark】
トールキン・ブラック(Tolkien Black)【Southpark】
ジミー・ヴァルマー(Jimmy Valmer)【Southpark】
天王寺 彩夏(アイドルデスゲームTV)
筑波 しらせ(アイドルデスゲームTV)
太宰治(文豪とアルケミスト)
松岡譲(文豪とアルケミスト)
三木露風(文豪とアルケミスト)
江戸川乱歩(文豪とアルケミスト)
島崎藤村(文豪とアルケミスト)
天悪(応募枠)
ゆうき(応募枠)
junris(応募枠)
aren(応募枠)
雄介(応募枠)
琴葉姫(応募枠)
わたげ(応募枠)



△ウィオ版逃走中初の番外編!
△サウスパーク勢のカオスなセリフ!
△相変わらずバレッタは恐ろしい!
△ぷよぷよ勢のコミカルな会話!
△果たして逃げ切る者は現れるのか!?

Re: 逃走中番外編 ~Unknown Town~{お知らせ} ( No.9 )
日時: 2022/05/15 18:05
名前: ウィオ (ID: WAtHNOac)

「ミッション② Part3」


デマイズ「今からアタイがあんたらに銃撃するから、あんたらはそれに当たったら即強制失格ね」

りんご「強制失格? ということは……」

デマイズ「うん、牢獄行き!」ニッコリ

彩夏「マジ……?; てか銃撃って、銃でわたし達を攻撃するつもり!? 当たったら死んじゃうかもしれないじゃない!;」

デマイズ「大丈夫よ、これ水鉄砲だから。ほら」ピュー ←明後日の方向に撃った

りんご「あ、ホントだ」

彩夏「えらく本物の銃っぽい見た目してるわね……;」

デマイズ「さあ、もういいかしら? さっさと試練始めても」

彩夏「あ、うん……!」

りんご「はい! いざ、参ります!」

デマイズ「今から2分間、一度もヒットしなければ試練はクリアね。当たれば強制失格! じゃ、行くわよー!」

りんご、彩夏「ゴクリ」

(因みにエー公園とビー公園とシー公園全ての試練をクリアしなければ、ミッションクリアにはならない――)










【START】


{試練終了まで 残り2分}


デマイズ「そーれっ!!」ピューピュー!!

りんご「あわわ!;」ササッ

彩夏「危なっ! 当たるところだった……;」

デマイズ「ほらほら、避け続けないと牢獄行きよー!」

りんご、彩夏「ひーー!!;」タッタッタ

(りんごと彩夏は一斉に逃げ出す)

デマイズ「それそれー!」タッタッタ ピューピュー

(その二人を狂った笑みで追いかけるデマイズ)

りんご「なんかあの人怖いんですけど!;」タッタッタ

彩夏「あいつ、攻撃することに快感覚えている!;」タッタッタ








{試練終了まで 残り1分}






デマイズ「ほーら! 当たりなさーい!」ピューピュー

彩夏「はあ、はあ……; ちょっと疲れてきた……;」タッタッタ

りんご「あのおばさんすばしっこいです……;」タッタッタ

デマイズ「あらぁ、あんた(あんどうりんご)に似た子に比べたらアタイなんてまだまだよ? 後さ……」

彩夏、りんご「?」

デマイズ「おばさんって言うなぁああああ! アタイは22歳よおおお!(# ゚Д゚)」カッ

(デマイズに向かって「おばさん」はタブーだ――)

彩夏「やべっ、なんか地雷踏んだ感じかしら!?;」

デマイズ「オラアアアアア!!(# ゚Д゚)」ピュピュピュピュピュー!!

(デマイズの攻撃が激しくなる)

彩夏「うわっ! マシンガンみたいに連射してきた!;」サッ ←避けた

りんご「マジギレしてますよあのおば……お姉さん;」タッタッタ

デマイズ「ウリャアアアアア!!」ピュピュピュピュピュー!!







{試練終了まで  残り30秒}








彩夏「あと30秒……!」

りんご「後30秒もあの激しい攻撃を回避しなきゃダメなの!?;」

彩夏「いや大丈夫」

デマイズ「はあ、はあ……;」←さっきの猛攻で疲労した

りんご「あ、バテてる」

デマイズ「全然、当たらない……; あんたら……反射神経良すぎ……;(;´・ω・)」ゼエゼエ

りんご「全然撃って来ませんね」

彩夏「もう逃げなくても大丈夫じゃないこれ?」










{試練終了まで  残り10秒}




10


























































































りんご「やった、0になった♪ やった♪ やった♪ Y・A・T・T・A!」キャッキャッ

デマイズ「0……おめでとう、試練クリアよ……;」ドサッ

(疲労して倒れた彼女)

彩夏「倒れた!」

りんご「このままにしておくのはマズイですね……どっか日の当たらないところに移しましょうか」

彩夏「そうね」

(こうしてりんごと彩夏は二人がかりでデマイズを木の陰へ運び、その後りんごがペットボトルに入った水を近くに置いた)

デマイズ「ゼエゼエ(;´・ω・)」

りんご「じゃ、そこで安静にしててください」

(そしてりんごと彩夏はビー公園から出て行った)

デマイズ「て、手当……妙に雑じゃね……?;」ゼエゼエ













{残りゲーム時間  114:00}











カンナ(男)「公園、公園!」タッタッタ

(その頃、カンナ君はシー公園へと向かっていた。そんな彼の近くに――)

翠星石「よーチビガキ! 何をそんなに急いでるんですか?」

(翠星石が通りかかった――)

カンナ(男)「シー公園へ向かってるのさ。てかチビガキって呼ばれたの久々だな;」

翠星石「へーそうなんですか。じゃあ翠星石も行くですぅ。最近翠星石全然出番ねーですからねw」

カンナ(男)「え、そうなの!? まあ、一緒に来てくれるなら有難いよ」

翠星石「このウィオ版逃走中シリーズの主人公である翠星石がいれば、ミッションクリアなんて容易いですぅ!」

カンナ(男)「主人公僕!;」

(いつもの、おかしなやり取り――)

カンナ(男)「おかしな!?;」
















りんご「試練クリア出来て良かった~。それじゃあ彩夏、お元気で!」

彩夏「うん、りんごもね!」

(もう二人で行動する必要が無くなったので、別れる事にしたのであった――)

彩夏「」タッタッタ

(てんあやと別れたりんごは身を潜めることが出来そうな場所を探そうとする)

りんご「何処かに隠れられる場所はありませんかな~? さっきの公園はダメそうですし……」

(ビー公園に隠れられる場所は存在しない)

まぐろ「あれ、りんごちゃん★」

(そこに、ささきまぐろが通りかかった)

りんご「まぐろ君!」

まぐろ「公園の近くにいるってことは、もしかして箱の中身見て来たの?」

りんご「はい、顔色の悪いおばさんが中に入ってました」

まぐろ「な、何それ……;」

りんご「それはそうと、隠れるのにオススメの場所、知りませんか?」

まぐろ「え? ボクは知らないなぁ★」

りんご「そうですかー、じゃあ自力で探そっと。ではではまぐろ君、ごきげんよう」

(りんごちゃんは去って行った)

まぐろ「……何でおばさんが入ってたんだ;」













フェーリ「残り112分……あと7分……」

(その頃、フェーリはタイマーを見ていた――)

フェーリ「今のミッションの進捗はどうなってるのかしら?」

(それはあと最後の一つである箱の中身を覗いてみるまで、全逃走者に通知されない――)









天悪「あっちにハンターいるな……ちょっと離れよっと;」タタタタタ

ハンター「……」テクテク

(天悪、近くにいるハンターに気づき、さっさと離れる――)

天悪「うん、来てない!」タッタッタ

ハンター「……」テクテク

(そのハンターは、天悪に気づいていない――)







ハンターB「……」テクテク

(しかし、別のハンターが、天悪の逃げた先にいた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天悪「……ほんとに来てないよね?」チラッ ←後ろ見る

(来ていない――)

天悪「うん、ハンターは来て――」

ハンターB「!」タタタタタ

(見つかった――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

天悪「るーーーーー!?;」ダッ

(天悪、逃げ切れるか――)

ハンターB「……」タッタッタ

天悪「はあ、はあ!;」タッタッタ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められて行く――)

天悪「ぬああー!;」ポンッ



《天悪         確保      〔残りゲーム時間〕》
    残り  29人          [113:15]




天悪「捕まってもーたー!;」ゼエゼエ








ピリリリリ♪

ゆうき「『天悪確保、残り29人』。天悪さんが捕まった!;」


琴葉姫「ああ、天悪さんがぁ~(;´・ω・)」


アミティ「嘘、天悪捕まっちゃったの!?; 残念だなぁ~……(; ・`д・´)」













バレッタ「はあああああ~~~~~!」

(一方、バレッタは大きく溜息をついていた)

バレッタ「あたし全然出番ないんだけど。あたし作者のお気に入りキャラなのに何で全然出番用意されないのかしら?」

バレッタ「おい作者聞いてんのか。今すぐあたしの出番増やさないと蜂の巣にしてやるわよ」ジャキッ ←マシンガン構える

(そんな彼女の近くに――)























レッド「あら、赤ずきんじゃない」タッタッタ

カレン「ほんとだ、赤ずきんちゃんだー!」タッタッタ

(レッド&カレン。略してレドカレだ――)

バレッタ「あ、誰か来た。よしよし、それでいいのよ作者」

カレン「ねえさっき何で銃用意してたの?」

レッド「もしかして誰か殺しに行くつもりだったの?」

バレッタ「ついさっきまでそうだったわ」

レッド「過去形?;」

バレッタ「もう殺す気持ちは失せたってことよ。ま、気にしないでちょーだいな」

カレン「誰を殺すつもりだったの?;」

バレッタ「作者」

レッド「いや何で……;」

(その時――)











ハンター「!」タッ

(1体のハンターがやって来た――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー―

レッド「!? ハンター来てるわ」

カレン「ええっ!」

バレッタ「マジかよ!」

(三人が一斉に逃げ出す)

カレン「レ、レッドお姉ちゃん!; ハンターさん怖いよ~;」タッタッタ

レッド「私についてきなさい!」タッタッタ

(レッドはカレンの手を握りながら、建物の曲がり角を利用して逃げ続ける)










ハンター「……」タッタッタ

(レドカレは上手くハンターから振り切ることに成功したが――)

バレッタ「クソ!」タッタッタ

(バレッタは、まだこのハンターに追いかけられたままだ――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

バレッタ「あたし何にも活躍してないのに捕まりたくないわ! おい作者ウィオ!! あたしを捕まえたらマシンガンで銃殺の刑だからな!!」タッタッタ

(怖い顔をしながら天に叫ぶバレッタ)

ハンター「……」クルッ

(するとハンターは突如Uターンして去って行った――)

バレッタ「あ、どっか行った。あたし助かったのね。よしよし、あたしの叫びが作者に通じたようね」

作者ウィオですら、バレッタは怖い――)














{残りゲーム時間  110:00}











カンナ(男)「シー公園、シー公園……お、あった!」タッタッタ

(カンナと翠星石、シー公園を発見――)

翠星石「着きましたね……うわっ、何ですかこの無駄にクソでけえプレゼント箱は!」

カンナ(男)「デカい理由はよく分からないけど、とりあえず中を調べよう」

(大きなプレゼント箱を調べようと近づくカンナと翠星石。その時――)

















???「ハハハ! よーやく逃走者が来やがったか! あたい退屈してたぞ!」

(その箱の中から、男勝りな女性の声が聞こえて来た)

翠星石「うお、箱が喋ったですぅ!」

カンナ(男)「違うだろ、中に誰か入ってるんだよ;」

???「その通りだ。さて――」バコンッ!!

(???が箱を拳でぶち破って、外に出て来たのであった)

カンナ(男)「誰か出て来た! ……ん!?;」

翠星石「……あれぇ?;」

(箱から出て来たのは、綺麗な赤髪にドリルヘアーの女の子であった。可愛らしいアホ毛、黄色い制服、赤色のスカート、紺色のニーソ、そしてデカくて赤いブーツ。そう、なんとあんどうりんごに瓜二つであった。――目の色以外は。白目の部分が真っ黒で、瞳は赤色であった――)

???→キャプター(Captor)(出典:Creepypasta{半オリ})「テメーらに試練を与えねえとな!」

カンナ(男)「女の子!? ……あれ? 何かどっかで見たことあるような……;」

キャプター「あたいはキャプター! あんどうりんごの大ファンさ! さっきも言ったが、今からテメーらに試練を与えてやんよ!」








----------------------------------------------------------------------------------------


残り逃走者……カンナ(男)、フォレオ、翠星石、ことり、アミティ、アルル、フェーリ、りんご、
まぐろ、バレッタ、レッド、カレン、クレイグ、トールキン、彩夏、しらせ、太宰、露風、乱歩、
藤村、ゆうき、junris、aren、雄介、琴葉姫、わたげの29人。




続く

Re: 逃走中番外編 ~Unknown Town~ ( No.10 )
日時: 2022/05/18 18:18
名前: ウィオ (ID: WAtHNOac)

「ミッション② Part3」

カンナ(男)「試練って何?」

キャプター「鬼ごっこだ! 1分間あたいから逃げ切りな。あたいに10回以上タッチされたら強制失格だ」

(最後の試練は、キャプターとの鬼ごっこだ――)

翠星石「え? ということは9回タッチされても許してくれるんですか? なら楽勝じゃねーですか!」

カンナ(男)「楽勝?」

翠星石「鬼一人がたった1分間で10回もタッチできるわけねーでしょーがwww」

キャプター「」ニヤニヤ

キャプター「実際にあたいと鬼ごっこをやってもそんな舐めた態度を取れるのかな? いや、取れないな! さ、鬼ごっこの舞台へ連れていってやるよ」パチン

シュンッ!

(キャプターは指パッチンして、カンナと翠星石と自分自身を異空間へワープさせた)




------------------------------------------------------------------------------------------------



{異空間(白い空間)}


カンナ(男)「ここが……異空間? 真っ白だなぁ」

翠星石「妙に広いですねぇ。てかなんもありませんねここ。ここでやるんですか、キャプター?」

キャプター「そうだ。この舞台で1分間あたいから逃げろ。いいな? 鬼ごっこが終わったら元の世界に帰しててやんよ」

カンナ(男)、翠星石「」コクッ

翠星石「まあ楽勝でしょwww」

キャプター「そっか。じゃあスタートだ」





【START】





{鬼ごっこ終了まで  残り1分}



【現在捕まった回数】

カンナ(男)……0  翠星石……0




カンナ(男)「ニゲロー!」タタタタタ

翠星石「へへ、この超人様をタッチできるものならタッチしてみろですぅ!www」タタタタタ

(翠星石はとんでもなく速いスピードで逃げる。しかし――)

キャプター「」ニヤリ

翠星石「あれっ!?;」

(なんとキャプターが常軌を逸したスピードであっという間に翠星石に追いついたのであった。キャプターは闇を纏いながらの高速移動を得意とする――)

キャプター「はい」ポンッ ポンッ

翠星石、カンナ(男)「げえっ!!;」




【現在捕まった回数】

カンナ(男)……1  翠星石……1




{鬼ごっこ終了まで  残り50秒}




カンナ(男)「速っ!;」

キャプター「」シュンッ!

翠星石「うあっ!;」ポンッ

カンナ(男)「ひっ!;」ポンッ



【現在捕まった回数】

カンナ(男)……2  翠星石……2




キャプター「おらよ!」ポンッポンッ



【現在捕まった回数】

カンナ(男)……3  翠星石……3






{鬼ごっこ終了まで  残り45秒}




カンナ(男)「くそっ、何処に逃げれb」

キャプター「はい」ポンッ

カンナ(男)「(; ・`д・´)」




翠星石「速過g」

キャプター「誉め言葉ありがと」ポンッ

翠星石「(;´・ω・)」



カンナ(男)……4  翠星石……4





ポンッ!



ポンッ!





ポンッ!



ポンッ!







{鬼ごっこ終了まで  残り30秒}




カンナ(男)……8  翠星石……8

(キャプターが速すぎてどんどんタッチされた回数が増えていくカンナと翠星石――)






翠星石「何ですか! こんなの無理ゲーじゃねーですか! 鬼がチート過ぎるですぅ!;」

カンナ(男)「まだだ、翠星石、諦めちゃダメだよ。まだ1回はタッチされても許されるから」

翠星石「そんなこと言われても、逃げ切れる自信がねえですぅ」

※二人は高速で会話してます

翠星石「そうだ、あいつ(キャプター)をロケットランチャーで撃って再起不能にしたらどうなるんでしょうか? 撃てばもうタッチされなくて済むですぅ」

カンナ(男)「これ鬼ごっこだよ、そんなものの使用が許されてるわけないだろ;」

翠星石「ですよねー」

キャプター「ほらほら!」ポンッ! ポンッ!

カンナ(男)、翠星石「」




カンナ(男)……9  翠星石……9





カンナ(男)「まずい後1回捕まったら」

キャプター「終わりですね!」ポンッポンッ!

(あっさり確保されてしまった――)





{GAME OVER}




----------------------------------------------------------------------------------



(鬼ごっこが終わったため、シー公園に戻された――)



カンナ(男)「戻って来た……;」

翠星石「オメーマジでめっちゃ速えですね……;」

キャプター「あーうん、速いねー、あたい。お前らと違ってw」

翠星石「(#^ω^)」

キャプター「あ、恨むんならあたいから逃げ切れなかった自分を恨むんだなw そんじゃなー」

翠星石「ああ待てコラ一発殴らs」

シュンッ ←キャプターは瞬間移動して何処かへ去って行った

カンナ(男)「消えた」

翠星石「あの女……次出会ったらペシャンコにしてやるですぅ……」ゴゴゴ

(超人である翠星石の怒りを買った、キャプターであった――)

カンナ(男)(キャプター終わったな)

カンナ(男)(ところであの子(キャプター)……どっかで見たような気が……;)



{MISSION 失敗}









{残りゲーム時間  107:00}






ピリリリリ♪


フェーリ「『カンナと翠星石がシー公園での試練をクリアできなかった為、ミッション失敗』。……試練? え、ミッション失敗!?;」

りんご「『なのでここから自首禁止となる』。うわあ、自首出来なくなったのキツイですね……リタイア出来なくなったってことじゃないですか;」





藤村「……公園に行けなかったね」

junris「うん;」

(公園にたどり着く前にミッション失敗の通知が来て、活躍できなかった二人なのであった――)

junris「ま、まあ次のミッションでは活躍したいな! うん!」

藤村「僕も」







{残りゲーム時間  103:00}






アミティ「自首が出来なくなっちゃったのかー。まああたしは自首するつもりなかったから別にデメリットとかじゃないんだけど……」

(そんな彼女の近くに――)

アルル「アミティー!」タッタッタ

(アルル・ナジャがやってきた――)

アミティ「アルル? 何かな?」

カーバンクル「ぐー」ゴキュルルルルル

アルル「カーくんが凄くお腹空かしてて……何か食べ物持ってない?」

アミティ「えー、ごめん、持ってないなー;」

カーバンクル「ぐー!!」ガバッ! バクッ

(カーバンクルはアミティの帽子に噛みついた)

アミティ「わわわー!; あたしの帽子は食べ物じゃないよぅ!;」アタフタ

カーバンクル「ぐー!」ガブガブ

(アミティは暴れるが、カーバンクルは離れない)

アルル「きっと帽子がグミかなんかに見えてるんだろうね。アミティの帽子ってパッと見グミみたいだから」

アミティ「冷静に考察してないで助けてー!;」アタフタ

(果たして、カーくんはこれから一体どうなるのか)











カークンハナレテー!

グー!

アタシノボウシガヤブケチャウー!

露風「? 何してるんでしょうあの子たち……;」

(そんな三人を遠くから見つけてしまった、三木露風―――)

露風「なんか大変な事になってるみたいですね……? ちょっと助けに行きましょうか」

(と、その時――)













ハンター「!」タッ

(ハンターに、見つかった――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

露風「……? まずい、ハンター!」タッ

(それに気づき、すぐさま逃げ出す。果たして、逃げ切れるか――)

露風「速い……!;」タッタッタ

ハンター「……」タッタッタ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められて行く――)

ハンター「……」タッタッタ

露風「やば――」ポンッ






《三木露風         確保      〔残りゲーム時間〕》
     残り  28人           [101:25]





露風「ハンター速すぎますよ……;」

ハンター「……」スタスタ

(ハンターを撒くのは、困難だ――)













ピリリリリ♪

わたげ「『三木露風確保、残り28人』。露風さん捕まっちゃった!;」


琴葉姫「アアアアー!!(;゚Д゚) 露風さんが牢獄行きー!;」アタフタ ←露風推し


松岡「捕まったのか……とても残念だよ……;」








フォレオ「露風確保ですか……この人の事、よく知らないですけど残念です」

(露風確保のメールを読んでいるフォレオの近くに――)

ハンター「!」タッ

(先ほど露風を捕まえたハンターが、やってきた。フォレオは露風が確保された場所と近いところにいたのであった――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フォレオ「!?;」タッ

(それに気づき咄嗟に逃げだすフォレオ。逃げ切れるか)

ハンター「……」タッタッタ

フォレオ「や、止めて下さい!」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められて行く――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フォレオ「ああっ!」ポンッ




《フォレオ         確保      〔残りゲーム時間〕》
     残り  27人           [100:50]




フォレオ「ハンター速すぎますよ……;」ゼエゼエ

(不運な、女装少年――)










ピリリリリ♪


カンナ(男)「『フォレオ確保、残り27人』。えっ、連続で通知!? てか、FE組もう僕だけじゃん!;」


琴葉姫「ああーっ! フォレオくんちゃんが捕まってしまったぁ!;」


藤村「フォレオ……可哀想に;」










{残りゲーム時間  100:00}






キャプター「あー、暇だしどっか座りてえなー、お、あそこの公園で休憩すっか――えっ!?;」

デマイズ「ぜえ、ぜえ……;」

(ビー公園で未だにデマイズがしんどそうにしている――)

キャプター「デマイズ! 大丈夫か!?; 一体何があったんだよ!;」

デマイズ「ちょっと……さっきのミッションで激しく動き過ぎた……;」

キャプター「ええ?;」

アンハピネス「あら、キャプターじゃない。ってデマイズ? 何そこで昼寝してるの?」

(そこにアンハピネスが通りかかった)

キャプター「なんか凄く疲れてるっぽくて……しっかりしろ、デマイズ;」

(キャプターはペットボトルに入った水をデマイズに飲ませた)

デマイズ「ゴクゴクゴク……ふう、アタイちょっと元気出て来たから……心配いらないわ」

アンハピネス「デマイズ、早く完全に身体を回復させるのよ。でないと次のミッションに支障でちゃう」

キャプター「何言ってんだ。次のミッションはあの三人がやってくれんだろーが」

アンハピネス「あ、そうだったね……」


---------------------------------------------------------------------------------


ゲームマスター「……」

(そんな女性三人の様子をモニター越しで見ていた、ゲームマスター)

???1「なあゲームマスター、俺ちゃんたちの出番はまだー?」

ゲームマスター「そろそろ次のミッションを発動する」

???1「やった! やっと出番が来るー!」

???2「よし、ようやく身体を動かせるな。俺全然動けてなくて退屈だったんだ」

???3「俺このミッションで目立てるといいな……」

(ゲームマスターはモニターを操作して、ミッション②を発動した――)

ゲームマスター「よし。さあ行ってくるんだ、君たち」

???1、???2、???3「ラジャー!」シュンッ

(???1、???2、???3の三人はワープした――)



-----------------------------------------------------------------------------------





{残りゲーム時間  95:00}




ピリリリリ♪


トールキン「ん、『ミッション③』か!」



クレイグ「『Unknown Town内にゾンビ、悪魔、妖精がそれぞれ1体ずつ出現した』」


りんご「『残り70分までにその3体を発見し、捕まえるのだ』」


わたげ「『しかしその3体は透明で、街の何処かにある宝箱に入っている「透視の眼鏡」が無いと、その3体を見る事が出来ない』」


琴葉姫「『因みにその3体は常に固まって行動している』」






{MISSIONⅢ  透明の3体を捕まえろ}


Unknown Town内にゾンビ、悪魔、妖精がそれぞれ1体ずつ出現した。
残り70分までにその3体を発見し、捕まえなければならない。
しかしその3体は透明で、街の何処かにある宝箱に入っている「透視の眼鏡」が無いと、
その3体を見る事が出来ない。因みにその3体は常に固まって行動している。







ゆうき「今回も中々変わったミッションだな;」

ことり「ゆうき君、(ミッション)行く?」

ゆうき「行ったる! さっきのミッションで活躍できなかったから今度こそ活躍したい!」キリッ

(果たして、今回のミッションで活躍できるのか――)





----------------------------------------------------------------------------------------


残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ことり、アミティ、アルル、フェーリ、りんご、まぐろ、
バレッタ、レッド、カレン、クレイグ、トールキン、彩夏、しらせ、太宰、乱歩、藤村、
ゆうき、junris、aren、雄介、琴葉姫、わたげの27人。




続く

Re: 逃走中番外編 ~Unknown Town~ ( No.11 )
日時: 2022/05/17 17:08
名前: ウィオ (ID: WAtHNOac)

「ミッション② Part3」



{残りゲーム時間  94:00}



翠星石「キャプターの奴ムカつく……ムカつく……ブチノメシテヤル……」ブツブツ

カンナ(男)(呪詛が聞こえる……; 相当根に持ってんだな……;)

(先ほどのミッションでキャプターにムカつかされた翠星石、復讐を考え中――)







しらせ「ミッション? う~ん、行っとこうかな」

(裏表のある可愛いアイドル・筑波しらせ、今回のゲームで初めてミッションに行こうとする――)

しらせ「しらせ、全然何もしてないしー、やろっと!」タッ

(しらせ、ミッションに参加――)








カレン「お姉ちゃん……ハンターさんは近くにいないよね?」

レッド「いないわよ、さっき確認したけど大丈夫よ」

カレン「そっか、それなら安心……有難う、お姉ちゃん」

レッド「いえいえ……いや前言撤回! あちらにハンターいるわ!」

カレン「えっ!?;」

ハンター「……」テクテク

(レドカレの近くにいるハンター。しかしハンターは彼女たちに気づいていない――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

レッド「逃げるわよ!」タッ

カレン「うん!」タッ

(一緒に逃げる)













ハンター「……」スタスタ

(ハンターは、気づいていないままだ――しかし)
















ハンターB「!」タッ

(別のハンターに、見つかってしまった――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

カレン「お、お姉ちゃん! あっちからハンターさんが!」

レッド「えっ!」

ハンターB「……」タッタッタ

(ハンターBを発見したレドカレ。果たして、逃げ切れるか――)

ハンターB「……」タッタッタ

カレン「速い……!;」タッタッタ

レッド「このままじゃ追いつかれる……カレン! 私が囮になるから逃げなさい!」

カレン「えっ! そんなこと出来ないよ! 一緒に逃げよう!」

レッド「このまま逃げても私達は追いつかれて捕まってしまうわ」

カレン「でも……」

(その時――)
















ハンター「!」タッ

(レドカレが一番最初に見つけたハンターが、レドカレを見つけた――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(2体のハンターに、挟み撃ちにされた――)

レッド「なっ、前からもハンターが……;」

カレン「やだー!;」

ポンッポンッ



《レッド・マッカーサー         確保      〔残りゲーム時間〕》
        残り  26人              [92:55]



《カレン・マコーミック         確保      〔残りゲーム時間〕》
        残り  25人              [92:55]



カレン「そんなぁ~;」

レッド「挟み撃ちされたらもうどうしようもないじゃない……;」

(不運だ――)











ピリリリリ♪


わたげ「『レッド・マッカーサーとカレン・マコーミック確保、残り25人』。二人同時に確保!?;」


琴葉姫「アアアアアアアアアレドカレ! レドカレが確保だなんて!(;゚Д゚)」


クレイグ「サウスパークの女子二人が同時にこのゲームから脱落か……ま、お疲れ様だな」









【牢獄 DE トーク】


ジミー「『レッド・マッカーサーとカレン・マコーミック確保!』」

確保者全員「「「「あああ~……;」」」」

天悪「カキコの素敵なカップルが……;」

リデル「え、その二人どちらとも女性ですけど付き合ってるんですか?」

天悪「いや付き合ってはいないけど;」

ディーア「なんか確保ペースが速くなってきてね?」

シェゾ「ああそうだな……そのペースが緩やかになったらいいんだが……;」









{残りゲーム時間  90:00}







ゆうき「宝箱って何処にあるんだ?」タッタッタ

ことり「ノーヒントで見つけなきゃいけないって、大変だよぉ;」タッタッタ

(一方、ゆうことは透明の三人を見つける為に必要なアイテムが入った宝箱を探していた。果たして、見つけられるか――)







しらせ「宝箱ーーーーー! 何処ー!?」タッタッタ

(しらせちゃんも、頑張って宝箱を探している――)







まぐろ「ミッションかぁ……やりたいけど、ハンターが怖いからなぁ★」

(ミッションやる気はない模様)

まぐろ「りんごちゃんが身を隠すことに専念してるっぽいし、ボクもそうしようかな★」

(その時――)

りんご「おやおや、まぐろ君! また会いましたね」

(あんどうりんごちゃんが、まぐろ君を発見した――)

まぐろ「りんごちゃん!」

りんご「隠れられそうな場所を探していたら、まぐろ君と遭遇したであります!」

タッタッタ

まぐろ「ボクも身を潜められそうな場所を探そうとしてたところだったんだ」

タッタッタ

りんご「じゃあ一緒に探しましょっか!」

まぐろ「うん★」

(その時――)













翠星石「オルァアアアアア見つけたぞキャプターアアアアアア!!(# ゚Д゚)」タッタッタ

(翠星石が鬼のような形相であんどうりんごに迫って来た。因みに先程の「タッタッタ」は全て翠星石の走る音です←)

翠星石「ドルァアアアア!!(# ゚Д゚)」ドゴオオッ!!

りんご「あいたたたっ!(; ・`д・´)」ドサッ

(そしてりんごちゃんの背中にドロップキックをかました翠星石)

まぐろ「な、何だい!?;」

カンナ(男)「翠星石ー! 不意打ちかよー!;」タッタッタ

りんご「」ピクピク

まぐろ「りんごちゃん大丈夫かい!?;」

翠星石「……あれ? 目の色が違う……やべ、人違いでした、それでは」スタスタ

りんご「待たんかい!!(# ゚Д゚)」ガシッ ←翠星石の肩を高速で掴む

りんご「人にドロップキックかましておいて謝りも無しですか!(# ゚Д゚)」

翠星石「ああ、悪かったですぅ……; いやさっき、お前にあまりにもそっくりな奴と会いましてね……そいつが妙にムカつく奴だったんですぅ」

りんご「えっ!? そんなにわたしに似てたんですか? 何て名前の人ですか?」

翠星石「それは――」

カンナ(男)「ちょ、ちょ、ちょ、皆!;」アタフタ

まぐろ「何だいカンナ★」

カンナ(男)「あっちからハンターが来てるよ!;」アタフタ

ハンター「……」タッタッタ

(カンナの言う通り、1体のハンターが近づいてきていた――)

りんご「ええっ!? それは危険です!;」タッ

まぐろ「逃げなきゃ★」タッ

翠星石「ですぅ!」タッ

(4人は逃げる為に散り散りとなった)

ハンター「……」タッタッタ

カンナ(男)「くそー!;」タッタッタ

翠星石「やっぱハンターって速いですぅ!;」

ハンター「……」タッタッタ

(ハンターの標的は――)


















































まぐろ「ボク~~~~~!?;」タッタッタ

(ささきまぐろだ――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハンター「……」タッタッタ

まぐろ「ダメかも……;」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められて行く――)

まぐろ「おおうっ」ポンッ



《ささきまぐろ         確保      〔残りゲーム時間〕》
      残り  24人             [88:01]



まぐろ「ダメだった……! ほんと、逃走中ってスリルま~んてん! だね★」ゼエゼエ











ピリリリリ♪


カンナ(男)「『ささきまぐろ確保、残り24人』。あの紫髪の人、捕まったんだ……;」


翠星石「メカクレ少年が牢獄行きですか」


りんご「あわわわわ、まぐろ君が捕まっちゃいました~!; ショックですぅ;」












{残りゲーム時間 85:00}










しらせ「あれ、あそこにあるのって……」タッタッタ

(筑波しらせ、デパートの裏側にある宝箱を発見)

しらせ「宝箱だ! あの中には――」ガチャッ

(その宝箱を開けてみる彼女。中には、「透視の眼鏡」が入っていた)

しらせ「あったー! 眼鏡だー!」


{透視の眼鏡……これをかけている間、見えない物が見えるようになる。何度でも使える}


しらせ「よーし、これでクリアしてみせるぞー! 視聴者の皆様! しらせにお任せ!」ウィンク















???1「ああー……ミッションに出れたのはいいけど……」

???2「俺達こうして街をぶらぶらしてるだけだよな;」

???3「仕方ないさ、ゲームマスターの指示なんだから; 早く誰かが俺達を見つけてくれることを祈ろう;」

???1「そうだな、俺ちゃん疲れた~」

(その頃、透明の三人がつまらなさそうに街を歩いていたのであった――)








----------------------------------------------------------------------------------------


残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ことり、アミティ、アルル、フェーリ、りんご、バレッタ、
クレイグ、トールキン、彩夏、しらせ、太宰、乱歩、藤村、ゆうき、junris、aren、雄介、琴葉姫、
わたげの24人。




続く

Re: 逃走中番外編 ~Unknown Town~ ( No.12 )
日時: 2022/05/18 18:17
名前: ウィオ (ID: WAtHNOac)

「ミッション③ Part2」




しらせ「この眼鏡を使って捜せばいいんだっけ、透明の三人を?」

(透視の眼鏡装着中のしらせ)

しらせ「よーし、頑張るぞー!」








{残りゲーム時間 83:00}



アミティ「うう~~~~、どうしよ、コレ……;」

カーバンクル「ぐー!」ガブガブ

(カーバンクルは、未だにアミティの帽子に齧り付いている――)

アルル「こりゃ食べものを食べるまで離れてくれ無さそうだ……あれ、あそこにいるのは……」

アミティ「人だー! すみませーん! って」

ゆうき「何だ?」

ことり「何かな?」

(いたのは、ゆうことであった――)

アミティ「ゆうきとことりじゃん! いきなりでごめんなんだけど、何か食べ物持ってないかな?」

ことり「食べもの?」

ゆうき「そんなの持ってねえぞ」

アミティ「何とかしてよー、ずっとあたしの帽子噛んでるんだよー、あたしの帽子が傷だらけになっちゃう;」

カーバンクル「ぐぐー!!」ガブガブ

ことり「えー、困ったなぁ;」

アルル「(゚Д゚)」←何か閃いた顔

アルル「あ、そうだ、その辺の草食べさせれば……」

アミティ「カーバンクルって草食?」

カーバンクル「ぐー」

アルル「らっきょとカレーが好きだから雑食って」

アミティ「じゃあ草も行けるじゃん!」ブチッ ←道端の草毟り取った

アミティ「はい!」

ことり「大丈夫? 変な病気にかかったりしない?;」

アルル「もしかかったりしたらボクが回復魔法「ヒーリング」で治療するよ、さあカーくん、お食べ!」

カーバンクル「ぐー!」ムシャムシャムシャ

(物凄い勢いで草を食べるカーくん)

カーバンクル「ぐー!」ピョンッ

(腹が満たされ、カーバンクルはアミティの帽子から飛び降りた)

ゆうき「お、元気になったみたいだ」

アミティ「良かったー!」

アルル「これでカーくんの機嫌が直ったよ! アミティ、ゆうき、ことり! 有難うね!」

ゆうき、ことり「うん!」

アルル「じゃボクたち、そろそろ行くね」

(アルルとアミティは去って行った)

ゆうき「いやー、カーバンクルの機嫌を直せて良かった――って俺らなんもしてへんやんかーい!;」

ことり「(;´・ω・)」

(確かに)











太宰「そういや俺の出番全然ねーなー」

(文豪・太宰治は嘆いていた)

太宰「この世に彗星の如く現れた天才小説家である俺の出番が全然無いとはどーいうことだ? やる気下がっちまうよー」

(ナルシ発言しながら不満を垂らしまくる彼の近くに――)




















ハンター「!」タッ

(ハンター――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

太宰「もしかして作者ウィオの奴、俺の事忘れてんじゃ――ってハンターが来てんじゃねーか!;」タッ

ハンター「……」タッタッタ

(太宰治、逃げ切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

太宰「こうなったら!」タッタッタ

(彼は建物の曲がり角を利用しながら逃げ続ける――)













ハンター「?」キョロキョロ

(上手く、撒いたようだ――)












太宰「ふー、全然活躍してないのに捕まってたまるかってんだ! 捕まるなら活躍してからがいいな」

(自分が活躍したくてたまらない、太宰)

太宰「え? じゃあ何でミッション①とミッション②に行かなかったのかって? 行ったのは行ったよ、でも活躍する前に他の逃走者やつらにクリアされちまったんだよ」

(なるほど)









{残りゲーム時間  82:00}








フェーリ「歩いてばっかで少し疲れたワ……ちょっと休憩しましょ」

(フェーリ、近くのベンチに腰をかける)

フェーリ「休憩も大事ネ……」








【牢獄 DE トーク】


ディーア「後12分でミッション失敗しちまうな」

ジミー「12分も猶予があるんならだ、だ、大丈夫でしょ」

レッド「……」

天悪「あと12分もあるんだし、残ってる逃走者の皆には焦らずに行ってもらいたいなー」

露風「焦りは禁物ですからね」

シェゾ「ところでこのゲーム、イチエンとかいう奴も出てたよな? あいつ逮捕されたけどどうなったんだ」

天悪「そりゃ豚箱行きさ」

シェゾ「え、マジで? そこまですんの?; 演出とかじゃなくてマジで?」

天悪「うん」

シェゾ「それじゃあ当分逃走中に参加できないんじゃ……」

ディーア「大丈夫だ、次の逃走中には何事も無かったかように参加してるから」

シェゾ「マジかよ……;」

ディーア「マジ」













{残りゲーム時間  80:00}










しらせ「あれ、あそこにいるのって……」

(筑波しらせ、誰かを発見。そして――)

ピコンピコン!

(眼鏡が軽く光った。透明の三人を見つけるとセンサーが反応して光るシステムになっている)

しらせ「お、あの人らがもしかして……おーい!」

???1→ナイト・サウンド(出典:Creepypasta{オリキャラ})「おっ、見つかった」

???2→ベルベット(出典:Creepypasta{オリキャラ})「良かったー、ずっとずっと暇で仕方なかったんだ!」

しらせ「うおっ、二人とも変わった見た目をしてるなぁ……(一人はめっちゃ小っちゃくて、もう片方は怪人?)」

(ナイト・サウンドは身長0.1mしかない小さな小さな妖精で、ベルベットは肌が真っ黒で目が青く、更に青いスーツを着た悪魔である――)

しらせ「ってあれ? あと一人は?」キョロキョロ

???3→ディスクリート(出典:Creepypasta{オリキャラ})「ちょちょちょ、俺ここにいるよ! こいつらのすぐ近くに!(; ・`д・´)」

しらせ「え、あ、いたの」

ディスクリート「(;´・ω・)」

ベルベット「貴様は影が薄いからな」

ナイト・サウンド「ゾンビの癖に。てか身長0.1mの俺ちゃんが目視されたのになんで人サイズのお前はすぐ目視されなかったんだ」

ディスクリート「(;´・ω・)」

ディスクリート「俺はどうせ目立たない存在ですよーだ……(;´・ω・)」ショボーン ←体育座り

しらせ「ま、まあとにかく、しらせが見つけたんだからこれでミッションクリアだよね?」

ベルベット「いいや、もう一つやってもらわなければならない事がある」

しらせ「へ?」

ベルベット「この町に幽霊の女の子二人が彷徨っている。片方はピンク髪で、もう片方は紫髪だ」

ナイト・サウンド「その二人はそれぞれ別行動を取っててな、残り70分までにお互い会わせなかったら……」

ディスクリート「ハンターが5体追加されちゃうんだ」

しらせ「ええっ!?;」

ベルベット「まあ、頑張れ」

しらせ「ほうほう……ま、やってみよっか」

ディスクリート「ああ……」ハァ

ベルベット「ん、まださっきのことでショックを受けているのか、ディスクリートよ。ま、元気出せ。今度サラダとか奢ってやるから」

ディスクリート「いや俺サラダ苦手なんだけど……ってか君臭いよ! 割と! なんか、こう……妙な臭い;」

ベルベット「何だと? 俺は1週間に2回も風呂に入ってるんだぞ! 臭いわけが無い!(;゚Д゚)」

ディスクリート「いや臭いんだって異臭野郎;」

ベルベット「腐敗した身体を持った貴様に言われたくないな!(# ゚Д゚)」

ナイト・サウンド「は、1週間に2回程度で臭わなくなるわけねーだろ、Asshole!」

ベルベット「今俺のことをASSHOLE呼ばわりしたな!?」

ナイト・サウンド「Yeah!」ニッコニコ

ベルベット「FUCK YOU!!」ブンッブンッ

ナイト・サウンド「ハハハ! 俺ちゃんすばしっこいの忘れたか!www」

ベルベット「You Little ass face!!(# ゚Д゚)」ブンッブンッ ←全く攻撃が当たってない

(ベルベットとナイト・サウンドの喧嘩が始まった)

ディスクリート「……(;・∀・)」←喧嘩の原因作った本人なのに全く相手にされてない

しらせ「何こいつら……ほっといて幽霊探そ;」スタスタ




----------------------------------------------------------------------------------------


残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ことり、アミティ、アルル、フェーリ、りんご、バレッタ、
クレイグ、トールキン、彩夏、しらせ、太宰、乱歩、藤村、ゆうき、junris、aren、雄介、琴葉姫、
わたげの24人。




続く

Re: 逃走中番外編 ~Unknown Town~ ( No.13 )
日時: 2022/05/21 19:47
名前: ウィオ (ID: WAtHNOac)

「ミッション③ Part3」



ゆうき「宝箱、宝箱は何処だー?;」タッタッタ

ことり「全然見つからないよ~;」タッタッタ

(その頃、ゆうことは今も宝箱を探していた)

ゆうき「ずっと探してんのに全然見つからない……俺達の探し方が悪いのか?;」

ことり「まあ、闇雲に探しまわるだけじゃ中々見つからないよね……;」

ゆうき「それはまあ、ノーヒントだから仕方ない;」

(しらせが透視の眼鏡を持っていることは、知らない――)








アミティ「ねえアルル、もう大丈夫だよねそっちは?」←カーバンクルの方に目線を向ける

アルル「そっち? ……ああ、カーくんのことか!」←アミティの視線の対象を察した

アルル「大丈夫だよ、カーくんは今も元気」

カーバンクル「ぐー!」ピョンピョン

アミティ「良かったー」















ハンター「!」タッ

(そんな彼女たちの近くに、突如黒い影――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アミティ「またお腹空かしたら、あたしがなんとか――あれ、ハンターじゃんアレ!;」

アルル「嘘ぉ!?;」

ハンター「……」タッタッタ

(二人は一目散に逃げだす)

ハンター「……」タッタッタ

(ハンターの標的は――)





































アルル「は、速いよぉ~!;」タッタッタ

(アミティの後ろの方で走っている、アルル・ナジャ――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アルル「や、やめー!;」タッタッタ

ハンター「……」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められて行く――)

アルル「わわー!;」ポンッ




《アルル・ナジャ         確保      〔残りゲーム時間〕》
       残り  23人             [77:02]




アルル「ああ~~~、捕まっちゃった……ばたんきゅ~」ヘロヘロ









ピリリリリ♪


りんご「『アルル・ナジャ確保、残り23人』。アルルが捕まった!;」


アミティ「アルルー!;」←逃げ切れた












しらせ「ねー! ピンク髪の子ー! いないー?」キョロキョロ

(大声で幽霊を捜しているしらせ。大声を出していると、ハンターに見つかってしまうぞ)

しらせ「……返答無しか。何処にいるんだろ……ってありゃ?」

ピンク髪の幽霊「……」フヨフヨ

(遠くの方でその幽霊がフヨフヨと彷徨っているのが見えた)

しらせ「あれもしかして……例のピンク髪!?」

(しらせがダッシュで駆け寄ろうとした瞬間――)

















ハンター「!」タッ

(見つかってしまった――)

しらせ「よーし、行くよー! ――やっべ、行けねえ!;」タッ

(そのハンターに気づき、咄嗟に逃げだす)

ハンター「……」タッタッタ

しらせ「やだあ、やだあ! しらせ捕まりたくなーい!;」タッタッタ

ハンター「……」タッタッタ

(懸命に逃げ続ける、筑波しらせ――)

しらせ「ぜえ、ぜえ……」タッタッタ

(しらせは息を切らしながらも、曲がり角を上手く利用して逃げ続ける――)






















ハンター「?」キョロキョロ

(なんとか、撒けたようだ――)

















しらせ「はあ、はあ……全速力で走っちまったぞこの野郎……疲れた……ギブ、誰かに任せるわ……;」ゼエゼエ

(体力を使い果たしたので、ミッションは断念した)

しらせ「誰か代わりにやって……いやちょっと待って、幽霊2体を捜せって奴、他の逃走者も知ってんのかな? ……知らないよね、それじゃあ……」








{残りゲーム時間  75:00}







ピリリリリ♪


カンナ(男)「!? 何だろ……『しらせからのメール』?」


アミティ「『やっほー、筑波しらせだよー! みんな元気かな?』」


フェーリ「『しらせね、今ミッション③やってるんだけど、ピンク髪の幽霊と紫髪の幽霊を捜さないといけなくなっちゃったんだ』」


わたげ「『それでね、今捜してる途中だったんだけど……もうすっごく疲れちゃって……ミッションは諦める。だから誰か代わりに捜してくれないかなぁ?』」


バレッタ「『ミッションを断念してしまった不甲斐ないしらせの頼みでごめんね……どうか、よろしくお願いっ!』」



(果たして、しらせの頼みを聞いてくれる人はいるのか――)




















ゆうき「しらせちゃんからの頼み!? 全然良いよ、俺捜す!」

ことり「そっかー、ならことりも捜そうかなー」←ゆうきの方をじーっと見てる

ゆうき「な、何だよその目は……(;´・ω・)」









わたげ「……じゃあ、私、捜そうかな!」

(応募枠の一人であるわたげ、ミッションに初参加――)

わたげ「私今までメールの読み上げしかしてなかったんで……流石にこのままじゃいけないかなーって思って」

(果たして、活躍できるのか――)






琴葉姫「よっしゃ、私このミッションやる!」

(琴葉姫も、参加だ――)

琴葉姫「ピンク髪の幽霊と紫髪の幽霊って絶対あの子たちじゃん! 会いたくなっちゃった!♪」

(幽霊目当てのようだ――)






----------------------------------------------------------------------------------------


残り逃走者……カンナ(男)、翠星石、ことり、アミティ、フェーリ、りんご、バレッタ、
クレイグ、トールキン、彩夏、しらせ、太宰、乱歩、藤村、ゆうき、junris、aren、雄介、琴葉姫、わたげの23人。




続く


Page:1 2 3



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。