二次創作小説(新・総合)

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【Lunatic Play EPISODEⅧ】【完結】
日時: 2023/04/17 08:14
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Lunatic Play(ルナティック・プレイ)】とは?

それは決められた時間内を3匹の狼から逃げ惑い、賞金を獲得する遊戯である。

今回の舞台は巨大迷路。そこで繰り広げられる、色々とハチャメチャな展開。
いつものゲームマスターとは違う者が主催する、このゲーム。

今回も逃亡者が狂暴で素早い狼から逃げ惑う。果たして、この巨大迷路で最後の一人になる者は一体誰なのか――?



※注意事項
・設定の少ないキャラ(サウスパーク,MUGENのキャラ等)はオリジナルの設定を含ませております。
・作者は原語版だけ見て、日本語版を見ない主義なので、海外キャラの一人称や口調は自分のイメージで決めております。なので公式邦訳とは違う恐れがあります。

それでもよろしい方はどうぞ。




~逃亡者~ ※【】内は作品名

レッド・マッカーサー(Red McArthur)【Southpark】{8}
カレン・マコーミック(Karen McCormick)【Southpark】{8}
ジェニー・サイモンズ(Jenny Simons)【Southpark】{8}
パウダー・ターナー(Powder Turner)【Southpark】{7}
エステラ・ハヴィサム(Estella Havisham)【Southpark】{3}
ミニリーナ(Minireena)【Five_nights_at_freddy's: Sister_Location】{8}
ジェフ・ザ・キラー(Jeff_the_killer)【Creepypasta】{8}
サリー・ウィリアムズ(Sally Williams)【Creepypasta】{3}
アンジェリカ・ピクルス(Angelica Pickels)【Rugrats】{6}
ソヌ・ミン(선우민)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{4}
ナ・ギチャン(나기찬)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{2}
ペク・ジュヨン(백주연)【플라워링 하트(Flowering Heart)】{1}
イリザベス・ファウスト(伊麗莎白)【浮士德的噩夢(Fausts Alptraum)】{4}
ヤン・シャオロン(Yang Xiao Long)【RWBY】{2}
ブレイク・ベラドンナ(Blake Belladonna)【RWBY】{1}
ヘンリー・スティックミン(Henry_Stickmin)【Henry Stickmin】{1}
フィル・エッグツリー(Phil Eggtree)【Riddle Schol】{1}
アイザック(Isaac)【The Binding of Isaac】{2}
マーヴォ(Maavo)【MUGEN】{2}
マリッツァ(Maritza)【MUGEN】{1}
イヴェット(Ivette)【MUGEN】{1}
フレッタ(Fleta)【Pocket Mirror】{1}
アニカ(Anika)【Anika's Odyssey】{1}
ガール(Girl)【Friday Night Funkin' Twinsomnia Mod】{1}
水心子正秀【刀剣乱舞】
不動行光【刀剣乱舞】
カトラリー【千銃士Rhodoknight】
琴葉姫【応募枠】{6}
天悪【応募枠】{1}
柊【応募枠】{5}
わたげ【応募枠】{3}




GOOD LUCK, FUGITIVES.



△今回の舞台は巨大迷路!
△珍しくギャグ回!
△「Henry stickimin」「Riddle School」「Pocket Mirror」「Anika's Odyssey」など、今回も新規の作品のキャラが沢山初参戦!
△相変わらずどこでも眠っちゃうイリザベス・ファウスト!
△果たして、最後に生き残るのは誰だ――?

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅧ】 ( No.6 )
日時: 2023/02/14 16:24
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Let's go to the quiz competition!】




アニカ「……」ドキドキ


アニカは今も狼に警戒中。かなり慎重な女の子だ――。


アニカ「……」


因みに彼女はクイズ大会に参加するつもりはないそうです。








アイザック「うあああ……」シクシク

天悪「アイザック君、大丈夫だよー」


一方、天悪は今もアイザックの面倒を見ていた。


天悪「クイズ大会参加したいけどアイザック君が心配だしなぁ。参加するの止めとこ」

アイザック「」シクシク


アイザックを優先する、ショタ好きのカキコ女性作家――。








ギチャン「参加しなかっただけで金手に入れらなくなるとかマジかよ! こりゃ行かないとな!」


ナ・ギチャン、クイズ大会に参加しようと青いドアの部屋を探しに向かう。


ギチャン「賞金が消えるとか嫌だわ絶対!;」タッタッタ


因みにクイズ大会には誰が参加してもOKだ。








アニカ「……」キョロキョロ

アニカ「……!」ササッ

狼「……グルルルル……」


アニカ、少し遠くの方を歩いている狼を発見し早急に離れた。逃げ切って安堵している彼女の近くに――もう一匹の狼が現れた。


狼2「!! ガルルルル!!」

アニカ「――っ!!」ビクッ


それに気づいた彼女は咄嗟に逃走するも、あっという間に距離を詰められる。最早逃走不可能――。


狼2「グアアアア!!」ガバッ

アニカ「うあっ!!;」ドサッ


あっさりと、背中を噛まれてしまった――。


【アニカ     失格   ≪残りゲーム時間≫】
  残り  23人    {173:01}










ピコン!


マリッツァ「『アニカが狼に噛まれて失格となり、残り23人となった』」


カトラリー「アニカって子がやられたのか……;」


エステラ「アニカ……確かあの無口な子ですよね? 狼にやられちゃったんですのね……」











柊「狼……はいないな、よし」


その頃、柊は狼に見つからないように慎重に迷路の中を歩いていた。


柊「クイズ大会……参加したいけど狼が怖いからやめておこうか……うん;」


むやみに動けば、狼に見つかる確率が高まる。大会に参加するかは、逃亡者の自由だ――。









行光「俊足の薬……大事に使わないとな」


不動行光、慎重に迷路の中を歩く――。


行光「……これ飲料系だから見てると喉乾いて来るな、ああ~、酒が飲みてぇ!」


酒が大好きな男――。








マーヴォ「なあお前ら、クイズ大会あるけど行くのか?」

マリッツァ「うーん、アタシはクイズあんまり興味ないからいいのだ!」

イヴェット「ワタシもだ」

マーヴォ「そうか……じゃあオレ一人で行ってくるわ」

マリッツァ「行ってらっしゃーい!(≧▽≦)」 ←手フリフリ

イヴェット「行く途中で狼に見つかるなよ」

マーヴォ「Voy a tener cuidado! 見つからないようにするぜ!」タッタッタ


マーヴォ、果たして無事にクイズ大会の会場へたどり着けるのか――。








ヘンリー「……」キョロキョロ


その頃、ヘンリー・スティックミンは狼に警戒しながら迷路を歩いていた。そんな彼の近くに忍び寄る、一匹の狼――。狼は涎を垂らしながらヘンリーを睨みつけている――。


ヘンリー「うん!?;」タッ


彼はその視線に気づき、すぐさま逃げ出す。しかし――それとほぼ同時にその狼がヘンリーに向かって走り出した!


狼「ガルルルル!!」ダダダダダ

ヘンリー「まずい……!!;」タッタッタ


ヘンリーが曲がり角を曲がると――


















イリザベス「zzz」


寝ているイリザベスが視界に入った。しかしヘンリーは逃げることに夢中で彼女に気づいていなかった。


ヘンリー「噛まれる~!!;」タッタッタ

狼「――!? ガルルルル!!」シュバッ

イリザベス「zzz」


ヘンリーがイリザベスの横を通り過ぎた為、狼の標的が彼からイリザベスに変更された――!!


狼「ガルルルル!!」ガバッ

イリザベス「zzz――ぬああああああああああああああああ!!(;゚Д゚)」ドサッ



【イリザベス・ファウスト     失格   ≪残りゲーム時間≫】
     残り  22人       {169:50}



ヘンリー「……」タッタッタ ←後ろで噛まれてるイリザベスを見てる

ヘンリー「許せ、イリザベス――;」タッタッタ










ピコン!


カトラリー「『イリザベス・ファウストが狼に噛まれて失格となり、残り22人となった』」


マーヴォ「イリザベスがやられた!;」


イヴェット「誰かは知らないけど、ご愁傷様だ……;」









その頃、ギチャンは今も青いドアの部屋を探していた。


ギチャン「何処だクイズ大会の場所は――おっ、あった!」


なんとギチャン、一番乗りで青い部屋に到着!


ギチャン「おっしゃ! 到着だぜ! ――あれ、誰もいないな。もしかしておれが一番乗りか!?」

ギチャン「ヒュゥ! 一番に来れたのなんか嬉しいぜ!」

ギチャン「……」

ギチャン「まあ、こんなんで一番乗りになっても仕方ないんだけどな……(;´・ω・)」


※一番乗りになっても何かあるわけではありません










フレッタ「ねえねえわたげ、お腹すいたー、お菓子食べたーい!」

わたげ「うーん、悪いけど今お菓子持ってないんだ、ごめん;」

フレッタ「ぶー! じゃあ仕方ない、我慢しよっと……」

わたげ「誰かお菓子持ってる人がいればいいんだけど……いるのかな?;」キョロキョロ


腹ペコ少女を何とかしてあげたい、わたげであった。


わたげ(クイズ大会――行きたいけどフレッタちゃんを何とかしないとなぁ)









カトラリー「クイズ? 僕の趣味じゃないからパスでいいや」


カトラリーも参加しないようだ――。


カトラリー「まあ、勝手に誰か参加してくれればそれでOKさ」









マーヴォ「クイズ大会の部屋、確か青いドアの部屋だったよな……あ、これか!?」ガチャッ


マーヴォもクイズ大会の会場に到着――。


ギチャン「お、誰か来た。――誰だお前!」

マーヴォ「クイズ大会が面白そうなんでやってきたマーヴォでーす。お前は?」

ギチャン「おれは金が手に入らなくなるのが嫌でここに来たギチャンだ。それはそうと結構身長高いな……ビックリしたぞw」

マーヴォ「そりゃ身長高いよオレ18歳だぞ」

ギチャン「おれより6も年上じゃねえか……;」









{残りゲーム時間  167:00}


あと二分で後二人クイズ大会の会場に来ないと、逃亡成功しても賞金が得られなくなってしまう――!









行光「あと二分……誰か向かっているんだろうか?」


スマートウォッチでタイマーを見ながら不安になる彼。


行光「誰でもいいから4人行ってくれよ。俺は逃亡成功して酒いっぱい飲みた――なんかいる!?」タッ

狼「……」キョロキョロ


彼は少し遠くの方にいる狼に気づき、咄嗟に離れる。狼は涎を垂らしながら逃亡者を捜している。行光は逃げ続けるが――


狼「!!」ダッ


その狼に気づかれてしまった――。狼は物凄いスピードで彼に近づいて来る――!!


行光「くそっ、薬薬……うあっ!?;」ツルッ


カランコロン……

俊足の薬を飲もうとしたが焦って手が滑ってしまい、落としてしまった。狼のスピードは尋常ではないため、薬を拾う暇がない。折角のアイテムを手放してしまった行光は――


狼「ガルルルル!!」ガバッ

行光「ぐほおっ!?;」ドサッ


背中をガブリと噛まれてしまった――。



【不動行光     失格   ≪残りゲーム時間≫】
   残り  21人     {166:12}










ピコン!


琴葉姫「『不動行光が狼に噛まれ失格となり、残り21人となった』」


天悪「ああっ!! 不動君があ!!;」











その頃、パウダーはクイズ大会の会場を探していた。


パウダー「えーと、クイズ大会は何処かなー? あっ、これかな!」ガチャッ


到着できた――。


マーヴォ「お、誰か来た!」

パウダー「クイズ大会面白そうなんでやってきましたー!♪」

ギチャン「誰も聞いてねーよ……w」

マーヴォ「それより後二人来ないとまずいぞ、賞金が消滅する!;」

ギチャン「そうだ、誰でもいいからあと二人来てくれねーと!」

パウダー「(;゚Д゚)」アセアセ


その時――















サリー「クイズ大会ってここであってる?」

柊「あっ、もう三人も来てるじゃないか!」


サリー・ウィリアムズと柊が此処に到着した――。


パウダー「あっ、柊! それにあたしに靴投げられた幽霊!」

サリー「サリー! サリー・ウィリアムズだよっ」

ギチャン「おっしゃ一気に二人も来た!」

マーヴォ「ああ、これで金の心配はないな」


5人が無事にクイズ大会の部屋に到着できた――。








???「5人全員揃ったね! これでクイズ大会始められるー!♪」


その時、何処からともなくマイクを持ったテンション高めの少女が現れた。


ギチャン「うおっ、なんかいきなり来た!」

パウダー「誰ですか?」

???1「ノーラ・ヴァルキリー! このクイズ大会の司会者だよ!」

???1→ノーラ・ヴァルキリー(出典:RWBY)「バイトでこのクイズ大会の司会を担当することになったの!」

ノーラ「はいじゃあ始めましょー、クイズ大会! 参加者の5名様、あちらの席についてー!」


パウダー、柊、サリー、ギチャン、マーヴォはノーラの言われるがままに席につく。


ノーラ「えー、簡単にルールを説明しておくね! クイズの数は全部で6問! 解答したいときはその机にあるボタンを押してから解答してね! 間違えたら――」

マーヴォ「間違えたら?」

ノーラ「強制失格!」

5人「「「「「!!?(;゚Д゚)」」」」」

ノーラ「10秒以内に答えてね! あ、言っとくけど4問間違えたら逃亡成功してもお金貰えなくなるからよろしく!」

5人「「「「「!!?(;゚Д゚)」」」」」

ノーラ「さあ始めますよー!!」


果たして、無事に全問正解できるのか――?



----------------------------------------------------

残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、エステラ、サリー、ミン、ギチャン、ジュヨン、ヤン、
ヘンリー、アイザック、マーヴォ、マリッツァ、イヴェット、フレッタ、ガール、カトラリー、琴葉姫、
天悪、柊、わたげの21人。



続く

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅧ】 ( No.7 )
日時: 2023/02/14 16:23
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Quiz competition!】


パウダー「解答間違えたら強制失格ってめっちゃプレッシャーかかるんだけど……;」


マーヴォ「こりゃ絶対間違えられねえな……;」


ギチャン「結局金がかかるのかよ……;」


ノーラ「あ、そうそう! 問題出した後に10秒カウントするからその間に答えてね! 誰も答えられなかったら全員強制失格だから!」


マーヴォ「更にシビアになった!;」


クイズに間違えれば強制失格、4問以上間違えれば賞金は没収。果たして、このクイズ大会を突破できるのか――!?



ノーラ「では1問目!」テレン♪

ノーラ「『海外アニメ『Southpark』の初回の放送日は何年何月何日?』 カウントダウン!」



10


ギチャン「おれサウスパーク分かんねえよ……;」






パウダー「ええっと、これいつだったっけな……;」





マーヴォ「お前サウスパーク出身なんだから一瞬で分かれよ……;」





パウダー「放送日なんて気にしたことも無かった……」





柊「私も分からないんでパウダーお願い、頑張って思い出して!」





パウダー「う、ううん……」






ノーラ「4!」






パウダー「……よし!」ボチッ

ノーラ「はい、パウダー・ターナー!」

パウダー「1997年8月13日!」


正解か、不正解か――


ノーラ「……」

パウダー「ドキドキ……;」


































ノーラ「正解!」


ピンポンピンポーン!♪


パウダー「おっしゃ! 勘で答えたけど何とかなるもんだね!」

柊「良かった……;」

パウダー「これ間違えてたら強制失格になってたんだよねあたし……あー、怖え……(;´・ω・)」

マーヴォ「てかサウスパークってそんな前から放送されてたんだな」







ノーラ「では第2問!」テレン♪

ノーラ「『ハリーポッターに出てくるドビーの一人称はHeという三人称ですが、これは英語で何と言われるものでしょうか?』 カウントダウン!」



10

パウダー「ええ、これ何知らない……;」





ギチャン「ハリポタ全然読まねえから分かんねえよ……;」





柊「難しいな……」





サリー「ああ、これ知ってるような……ううん?;」





マーヴォ(まずい皆悩んでる……オレも分からんけど……やるしかない!)ポチッ

ノーラ「はいマーヴォ!」

マーヴォ「(勘で答えるしかない!)確か……イリザベスうんたらかんたら……」

パウダー、柊、ギチャン、サリー (あ、これ終わったわ)←察した

ノーラ「……」


正解か、不正解か――






















ノーラ「不正解」

パウダー、柊、ギチャン、サリー「「「「ですよねー」」」」

マーヴォ「うっそ!!?;」



【マーヴォ     失格】
  残り  20人



マーヴォ「やっちまった……」

柊「マーヴォくん……(;´・ω・)」

ノーラ「正解はイリイズム(Illeism)! 自分のことを名前で呼んだり、Heって言ったりすることを英語ではイリイズムと呼んでいるの」

パウダー「へー」

ギチャン「勉強になるぜ」











ノーラ「では第3問!」


ノーラは何処からともなく大きなモニターを取り出した。


ノーラ「テレン! 『このモニターに表示される文章の読みを答えなさい』」


ノーラがそう言った瞬間、そのモニターに文章が表示された。


パッ ↓問題文

  「안녕하세요. 제 이름은 소연이라고 합니다. 잘 부탁드리겠습니다.」


ノーラ「はいカウントダウン!」




柊、パウダー、サリー「「「……」」」

柊、パウダー、サリー「「「分かんねえええええええ……💧」」」←頭抱える


問題が難しすぎると感じた三人は絶望した。


パウダー「いや、ほんと韓国語とかマジでわからないんですけど……(;´・ω・)」

ギチャン「」ポチッ

ノーラ「はいナ・ギチャン!」

ギチャン「簡単じゃん、「こんにちは、私の名前はソヨンです。よろしくお願いいたします。」だろw」

ノーラ「正解!」

柊、パウダー、サリー「「「!?」」」

パウダー「何で分かったの!?;」

ギチャン「何でってそりゃお前……おれ韓国人だぞ?」


韓国人からすれば余裕で正解できる問題だった。


サリー「こんなの韓国人しか分からないでしょ;」

パウダー「ギチャンいなかったら詰んでたね……;」








ノーラ「では4問目!」テレン♪

ノーラ「『ルナプレシリーズに出てくるスレンダーマンの一人称は?』 カウントダウン!」




10

柊「ううん……?;」





パウダー「……分かんない……」





ギチャン「日本語の一人称多すぎるからマジで分からん……;」






サリー「多分これ分かるかも……」ポチッ

ノーラ「はい、サリー・ウィリアムズ!」

サリー「確か……わたし!」

ノーラ「それは漢字で? ひらがなで? カタカナで?」

サリー「……ひらがな? 読みは「わたし」なんだから別にどれでも正解なはずでしょ……;」

ノーラ「残念、不正解! 正解は漢字の「私」でした」

サリー「……(;´・ω・)」

柊「あーあ」



【サリー・ウィリアムズ     失格】
    残り  19人



サリー「何で!?; どれも読みは「わたし」じゃない!;」

柊「サリーちゃん! 漢字だと真面目な雰囲気が出て、ひらがなだと幼さが出て、カタカナだと個性的な感じになんの……全部ニュアンスが違うんだよ!;」

サリー「外国人にそういうニュアンスは分からないよ……;」

パウダー「英語の一人称は「I」だけだもんね……そりゃ日本語の一人称の細かいニュアンスとか分からないよね……;」

ギチャン「因みに韓国語の一人称は 저(チョ)と 나(ナ)の二つだけだ」

パウダー「「俺」「僕」「私」「我輩」「わたくし」「我」「あたし」「うち」「自分」「わし」「拙者」……英語だと全部「I」。日本語の一人称の豊富さホント凄い」

ギチャン「マジ豊富だよな」





ここまでで失格になったのは、マーヴォ、サリー・ウィリアムズの二人、現在残っている柊、パウダー、ギチャンは果たして強制失格にならずに済むのか――?





ノーラ「では第5問目!」テレン

ノーラ「『Minecraftの発売日は何月何日?』 カウントダウン!」



10


パウダー「マイクラ……ええと、発売日いつだったっけなぁ……;」





ギチャン「うーん、分かんねw」





柊「ええと……これは!」ポチッ

ノーラ「はい柊!」

柊「10月18日……?」


果たして、正解か、不正解か――


柊「……」ドキドキ

ノーラ「……」

























ノーラ「不正解!」

柊「うそお!!?;」



【柊     失格】
 残り  18人




ギチャン、パウダー「「柊ぃい~」」

柊「しくった……;」

ノーラ「正解は11月18日ね。惜しかったよ、柊……!;」


これで残っているのは、パウダー・ターナーとナ・ギチャンの二人となった――!







ノーラ「――えー、では最後の問題! 現在解答を間違えた回数が3回なため、これ間違えたら賞金没収ということになるよ!」

パウダー、ギチャン「「!!」」

ノーラ「頑張って答えてね! では問題!」テレン♪

ノーラ「『catastropheの読みを答えなさい』 カウントダウン!」

パウダー「はいはい!! これ分かる!」ポチッ!!

ノーラ「おおっ、自信満々! では解答をどうぞ!」

パウダー「キャタストロフィ!」


果たして、正解か、不正解か――


ギチャン「……」ドキドキ

パウダー「……」ドキドキ

ノーラ「……」



























ノーラ「不正解!!」

パウダー「!!?」

ギチャン「あーあ……;」

ノーラ「正解は「カタストロフィ」! すっごく惜しかったね……じゃあ賞金没収でパウダーは強制失格ということで……」


ケアレスミスを起こしてしまった、パウダーであった――。


パウダー「止めてええええええ!!」ガバッ ←突如ノーラの両足にしがみつく

ノーラ「ウェッ!?;」ビクッ

パウダー「賞金没収しないでええええ!! あ゛だじを強制失格にしないでえええ!! お金も没収しないでえええ!!(;゚Д゚)」グスッグスッ!! ←涙や鼻水が出まくってる

ノーラ「ひっ!;」


ケアレスミスなんかで強制失格になったり、賞金も没収されてしまうことによほど抵抗があるのか、めっちゃ泣いてるパウダー。


パウダー「お願い!! お願い!! お願いしますからあああ!!(;゚Д゚)」グスッグスッ ←必 死

ギチャン(すげえ必死だ……こんだけ必死だと流石に馬鹿にする気起きねえわ……;)

ノーラ「わ、分かった……賞金没収も強制失格も無しにするから……」

パウダー「ありがとうございますううううう!!( ;∀;)」グスッグスッ


パウダー・ターナー、なんと泣き落としで強制失格と賞金没収を無効にした――。


ギチャン「ナンナンダコノネーチャンハ……」

ノーラ「じゃあ賞金没収は無くなったってこと、皆にメールで送るね……;」

ノーラ(ほんとはこんなことしたらクビだけど、まあ可哀想だし仕方ないか……( ̄▽ ̄)」ヤレヤレ








{残りゲーム時間  145:00}




ピコン!


カトラリー「『クイズ大会は無事に終わり、賞金没収は無しとなった』」


ヤン「おおっ!! 良かったー!」


ジュヨン「ああ、ほんと良かった……賞金が失われなくて……;」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


その後、ノーラは???のいる部屋にて――。


???「お前クビ」

ノーラ「ですよねー」


-----------------------------------------------------



残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、エステラ、ミン、ギチャン、ジュヨン、ヤン、ヘンリー、
アイザック、マリッツァ、イヴェット、フレッタ、ガール、カトラリー、琴葉姫、天悪、わたげの18人。



続く

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅧ】 ( No.8 )
日時: 2023/02/13 19:01
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【A New Assassin Arrives】



マリッツァ「マーヴォが脱落しちゃって悲しいなぁ……」

※柊、マーヴォ、サリーが脱落したこともメールで知らされました

イヴェット「脱落してしまったのなら仕方ない、あいつの分まで頑張ろう」

マリッツァ「そうだね~……てかマーヴォと一緒にいれた期間短かった気がするw」





琴葉姫「柊さん脱落か……もうちょっと話したかったんだけどなぁ……;」




わたげ「サリーちゃんが失格になっちゃったのか……これでクリパス勢全滅;」






{残りゲーム時間  140:00}





一方、ナ・ギチャンはスマートウォッチでタイマーを確認していた。


ギチャン「あと140分か……ま、終了まで耐えるしかねえか……それはそうとあの金髪のねーちゃん、肩を強く掴みやがってぇ~」


いまだに彼に恨みを持っているギチャン。


ギチャン「でもあんなもんで懲りるおれじゃないぞ! 近いうちにホーフクしてy」

ヤン「ああ?」ヌッ ←彼の背後にいきなり出現

ギチャン「ぬあっ!!(;゚Д゚)」ビクッ

ヤン「またよからぬことを考えてるんじゃないでしょーね」ニコニコ

ギチャン「やだなあ、おれがそんなこと考えてるわけないじゃないですかアハハ; それでは!;」スタスタ


逃げるように去っていった、彼であった――。やっぱりヤン姉さんが怖いようだ。


ヤン「……あの態度からして、またなんかやるつもりだったね……全くあの子は!」←察した









その頃、天悪は今もアイザックと共に迷路を歩いていた。


アイザック「ううう」シクシク

天悪「こらこらアイザック、泣いちゃダメだぞー」

アイザック「うううん……」シクシク

天悪「――全然泣き止まないなぁ、どうすれば……;」オロオロ


常に不安に駆られているアイザックに困っている天悪の近くに――




















ガール「何かお困りのようだねっ」テクテク


ベビーシッターのガールちゃんが通りかかった。


天悪「? お前は……?」

ガール「ジブンはベビーシッターのガールって言うの。そちらのお子さん、全然泣き止んでくれないんでしょ。ならジブンには任せてくれないかなぁ」

天悪「ほんと? 頼むよ!」


ガールは天悪の隣にいるアイザックの前に立って優しい笑みを浮かべる。


ガール「かわいいお子さん♪ こわがらないで♪ となりをみてごらん♪ おねえさんがついてるよ♪ あなたはひとりじゃないよ♪」


可愛い声で優しい感じの子守歌を歌う。


アイザック「……」


するとアイザックが徐々に泣き止んでいく。そして――どんどん笑顔になっていく。


アイザック「♪」

天悪「おお! 笑った……!(;゚Д゚)」


アイザック、完全に泣き止んで機嫌がよくなった! 流石ベビーシッターだ――。


ガール「また何かあったらジブンに連絡してね、また面倒見てあげる」

天悪「あざっす! 了解!('◇')ゞ」


そしてガールちゃんは去って行った。


アイザック「♪」

天悪「良かった……ベビーシッターに頼んで!」









カトラリー「狼は……うん、いないね」


一方、カトラリーは狼に警戒しながら迷路を歩いていた。


カトラリー「このゲーム、ドキドキするね……まあでも、逃げ切ればお金が手に入ると思えば頑張れるね!」


賞金のために気合を入れる彼の近くに――一匹の狼が忍び寄る。その狼は怖い目つきでこちらを睨みつけている。


カトラリー「……! なんだか嫌な予感がした……;」タッ


それに感づいた彼は咄嗟に逃げだすが――


狼「ガルルルル!!」ダッ


それと同時に狼が走り出した――。


カトラリー「やっば……!;」タッタッタ


カトラリーは必死に逃げるが、あっと言う間に距離を詰められてしまう。最早、逃走不可能――。


狼「ガルルルル!!」ガバッ

カトラリー「うああっ!!;」ドサッ


背中を噛まれてしまった。



【カトラリー     失格   ≪残りゲーム時間≫】
   残り  17人    {136:57}









ピコン!


琴葉姫「『カトラリーが狼に噛まれて失格となり、残り17人となった』。ああっ、カトラリー君が!;」


エステラ「カトラリーってかたがやられてしまったんですのね……」


ジュヨン「カトラリー失格……もう残り17人かぁ;」











その頃、レッドとカレンの二人組は狼に警戒しながら迷路を歩いていた――。


レッド「狼は……よし、いないわね」

カレン「……私、何度か参加してるけど、やっぱり狼さんは怖い……;」ブルブル

レッド「カレン……」


果たして、この二人はこれからどうなるのか――。











フレッタ「ねえわたげ、お腹すいたー!」ブーブー

わたげ「そう言われてもなぁ……誰かお菓子持ってる人……;」キョロキョロ

マリッツァ「そんなキョロキョロしてどったの?」テクテク


困っているわたげの近くに、マリッツァとイヴェットが通りかかった。


わたげ「ああ、この子さっきからずっとお腹空かしてて……お菓子が食べたいらしいんですけど」

イヴェット「……マリッツァ、お前お菓子持ってるか」

マリッツァ「あるよ! さあ、これをお食べ!」


マリッツァはフレッタにチョコレートを差し出す。それを見たフレッタが目を輝かせてそのチョコを手に取った。


フレッタ「ありがとう! モグモグ……ああっ、美味しい~~~!(*´▽`*)」キラキラ

マリッツァ「喜んでもらえて嬉しいのだ!」キャッキャッ

わたげ「ありがとう、マリッツァ!」

マリッツァ「ま、当然のことをしたまでなのさ!」

イヴェット「ワタシの方からは何もしてやれない、すまないな」

フレッタ「ふー、満足満足!」

イヴェット「……満足したのなら良かった」

マリッツァ「それじゃあ二人とも、狼には気を付けるんだよ!」


マリッツァはわたげとフレッタに向かって手を振りながら、イヴェットと共に去って行った――。


フレッタ(やっぱりお菓子って美味しいよね♪)









{残りゲーム時間  130:00}



琴葉姫「あと130分……まだまだだな」


スマートウォッチでタイマーを見ている彼女の近くを――エステラ・ハヴィサムが通りかかった。


エステラ「あら、貴方……さっきわたくしにとても従順だったかたではありませんか」

琴葉姫「ああっ、エステラ様!! 何か用でしょうか!?」

エステラ「あれからちょっと気になってましたの。何でわたくしにそんな態度取るんですの?」

琴葉姫「だってエステラ様だし、イギリス人だし、お嬢様口調だし、それにとても美麗だし……私の性癖なんですよ! それらが理由でございます!」

エステラ「はあ……(;゚Д゚)」

琴葉姫「ところでエステラ様、本当に麗しきお姿でございますね……何でそんなに綺麗なんですか?」

エステラ「いやそんなこと聞かれましても……; あっ、少し用事思い出しましたので去りますわ……(;・∀・)」スタスタ


困ったエステラはスカートの裾をつまみながら逃げるように去って行った。


琴葉姫「ああっ、エステラ様!!; ――行っちまった。もう少し話したかったんだけどなぁ;」

琴葉姫「――まあ、なんか困ってたっぽいしこれから会うのちょっと自重するか……( 一一)」










{残りゲーム時間  127:00}








わたげ「フレッタちゃん、良かったねお菓子食べれて!」

フレッタ「うん! またいつかチョコ食べたいなぁ~♪」


狼「……」


わたげと機嫌の良いフレッタの近くに忍び寄る、一匹の狼――。狼は涎を垂らしながら二人を睨み据えている。その狼に二人は気づいていない――。


フレッタ「またあの人にチョコ貰いたいな」

わたげ「いやー何回も世話になるのは向こうに悪いと思うよ;」

狼「ガルルルル!!」ダッ

フレッタ、わたげ「「!!?」」ビクッ


狼が猛スピードでこちらに走って来た――!


わたげ「やば、狼――!!」

フレッタ「まずい……!;」

わたげ「このままでは二人ともやられちゃう……よし! フレッタ! 私が囮になるから逃げて!」

フレッタ「ええっ!?」

わたげ「私はロリが大事なの! ロリを守りたいの! さあ逃げて!」

フレッタ「……」

フレッタ「ごめんね!;」タッ


わたげの気持ちを無駄にするわけにはいかないと思ったフレッタは、逃げ出した――。その間に狼がわたげに向かって走る――。そしてその狼はわたげに飛び掛かった!


狼「ガルルルル!!」ガバッ

わたげ「うひゃああ!!」


そしてその狼は、わたげの腕を噛んだ――。



【わたげ     失格   ≪残りゲーム時間≫】
  残り  16人     {124:03}














ピコン!


レッド「『わたげが狼に噛まれて失格となり、残り16人となった』」


マリッツァ「わたげってフレッタの隣にいた人だよね? やられたんだ……」


琴葉姫「わたげさんが……!!(;゚Д゚)」






-------------------------------------------------------


その頃、???はモニターでゲームの様子を監視していた。


???「さーて、そろそろ新しいお知らせを発動するかぁ!」

小さき生物「おお、もしかしてそろそろ我輩の出番か?」

???「そうだな。お前にはもうじき迷路で暴れてきてもらう」

小さき生物「そうかそうか! ハッハッハ! 我輩のガス爆弾が火をふく時が来たというわけだな! 任せろ、一人残らずガスの餌食にしてくれる!www」

???「その意気だ! さあお知らせを発動するぞ!」

小さき生物「クックック……www」


???はモニターを操作し、お知らせを発動した――。


-----------------------------------------------------



{残りゲーム時間  120:00}




ピコン!


カレン「『お知らせⅢ』だ!」



フレッタ「『逃亡者を赤ちゃんにするガスが含まれた爆弾を持った刺客が出現した』」


ミン「『その刺客は逃亡者を発見次第、その爆弾を投げて赤ちゃんにしてくる』。何だそりゃ!;」


イヴェット「『残り100分までに刺客を捕まえないと、狼が2匹追加される』。変わったお知らせだな……;」


レッド「『因みに赤ちゃん状態であるが、このゲームが終了or刺客を拘束するまでその状態が続く』」




----------------------------------------------------

{刺客を拘束せよ}

逃亡者を赤ちゃんにするガスが含まれた爆弾を持った刺客が出現した。
その刺客は逃亡者を発見次第、その爆弾を投げて赤ちゃんにしてくる。
残り100分までに刺客を捕まえないと、狼が2匹追加される。
因みに赤ちゃん状態であるが、このゲームが終了or刺客を拘束するまでその状態が続く。


----------------------------------------------------




小さき生物「ベイビーにするときが楽しみだぜ!!www」




果たして、逃亡者は無事に刺客を捕まえられるのか――!?



-----------------------------------------------------



残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、エステラ、ミン、ギチャン、ジュヨン、ヤン、ヘンリー、
アイザック、マリッツァ、イヴェット、フレッタ、ガール、琴葉姫、天悪の16人。



続く

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅧ】 ( No.9 )
日時: 2023/04/17 08:15
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【Plankton】


この通知を見ていたイヴェットとマリッツァ。


イヴェット「赤ちゃんにされるのか……これは拘束しに行くしかないな。赤ちゃんに退化させられるとか普通に嫌だ」

マリッツァ「赤ちゃんになるのはなんか面白そう!w だけど、狼追加されたくないんでいきまーす!」キャッキャッ


この二人は向かうようだ――。






ヤン「へえ、なんだか厄介そうな刺客が現れたねぇ。野放しにしておいたらまずいし、捕まえに行ってこよう!」


ヤン・シャオロンも参加だ――。






ミン「これ失敗したら狼追加される上に、赤ちゃん状態から戻らなくなるってことでしょ?」


その通り、時間内に刺客を捕まえることが出来なかったら、赤ちゃんにされた逃亡者はゲーム終了までずっとその状態となる――。


ミン「なんか困るな……よし、行こう!」


ソヌ・ミンも参加――!









{残りゲーム時間  118:00}





ヘンリー「自分、赤ちゃんになりたくない……;」コソコソ


ヘンリー・スティックミンは刺客拘束に向かわずに身を隠す方針で行くようだ。そんな彼の耳に――。


小さき生物「おおっ! 見つけたぜ、逃亡者!」ニヤニヤ


ガス爆弾を持った小さき生物の声が入った。ヘンリーは声がした方向に振り向いたが、誰もいなかった。


ヘンリー「何処だ?」キョロキョロ

小さき生物「ここだ! ここだ!」ピョンピョン

ヘンリー「声はするんだけど……?」キョロキョロ

小さき生物「ええい、虫眼鏡使ってワガハイを見るのだ!」

ヘンリー「OK」←何処からともなく虫眼鏡を取り出した


ヘンリーは虫眼鏡を使って声がした方向を見てみると、そこには確かに声の主がいた。


小さき生物→シェルドン・J.プランクトン(Sheldon J. Plankton)【出典:Spongebob SquarePants】「やっと我輩の姿が見えたようだな!」


プランクトンの大きさはペットボトルのキャップくらいの大きさだ。そりゃ見つけられんわな。


ヘンリー「小っちゃ!w」


これだけ小さければ簡単に捕まえられそうだと踏んだヘンリーは、考えを改めて刺客の拘束をしようと決めた。


ヘンリー「こりゃ楽勝そうだ」

プランクトン「それはどうかな?www」ポイッ!


プランクトンがヘンリーに向かって素早くガス爆弾を投げつけた! あまりにも速いスピードで投げられたため、ヘンリーは躱すことが出来なかった――。


ボンッ!

ヘンリー「(゚Д゚)」←2歳の赤ちゃん化

ヘンリー「うあああん!! うあああん!!(´;ω;`)」


プランクトンの爆弾を食らって赤ちゃん状態になると、身体と服の大きさが赤ちゃんサイズとなる。


プランクトン「ハッハッハー! まずは一人目! お前はそこで泣き叫んでいるといい!w」シュタタタタ


そしてプランクトンは別の逃亡者を捜しに向かったのであった――。


ヘンリー「うあああん!! うあああん!!(´;ω;`)」











天悪「赤ちゃん化か……正直誰も刺客を捕まえないでほしい……」

天悪「だって他の人が赤ちゃんになってるところを見られるんだもん!!(*´▽`*)」←ある意味すごい人

アイザック「(;゚Д゚)」

天悪「あ、自分が赤ちゃんになるのはちょっと抵抗あるけどね……;」


天悪、自分の性癖を満たしたいために参加しないようだ。







ヤン「刺客は何処かしら……あっ、ヤバイ、狼だ……!;」ササッ

狼「……」キョロキョロ


ヤンは遠くにいる狼に気づき、咄嗟に離れた。狼は彼女に気づいていない。


狼「……?」キョロキョロ


ヤン「来てないよね? うん、来てない! ……やっぱ狼っていろいろ面倒だわ;」タッタッタ


狼に噛まれてしまったら、賞金はゼロ。全ての努力が水の泡と化す――!!









ミン「何処にいんだろ、刺客……」キョロキョロ


刺客を捜しているミンの近くに――


プランクトン「見つけたぞ、ソヌ・ミン!」

ミン「!? あれ、声はするんだけど……何処何処?」キョロキョロ

プランクトン「ええいまたか! 虫眼鏡を(ry」

ミン「」スチャッ ←虫眼鏡で声のする方向を見る

ミン「あっ、なんかいる! 小っちゃ! こんな小さいなら楽勝かもね」

プランクトン「はっ、どいつもこいつも小さいからって舐めやがって! ほらっ!!」ポイッ

ミン「わっ!?;」サッ


プランクトンが彼女に向かって爆弾を投げつけるが、ミンは咄嗟に横に回避!


ミン「あぶなっ!;」

プランクトン「そう躱すと思った!」


プランクトンが素早く爆弾を投げつけてミンにヒットさせた!


ボンッ


ミン「(゚Д゚)」←赤ちゃん化

ミン「うあああん!! うあああん!!( ;∀;)」

プランクトン「よーし、これで二人目だ!」シュタタタタ ←どっか行った







{残りゲーム時間  115:00}





一方、ペク・ジュヨンは慎重に迷路の中を歩いていた。


ジュヨン「うち……赤ちゃんになるの嫌だし、刺客は他の人に捕まえてもらおうかな……;」


赤ちゃん化に抵抗を持っている為、参加しない彼女。そんな彼女の近くに――


狼「グルルルル……」


一匹の狼がやってくる。狼は彼女をしばらく睨み据えた後、猛スピードで彼女に向かってダッシュした――!!


ジュヨン「!?;」


それに感づいた彼女はすぐに逃げるも、あっという間に距離を詰められてしまった。最早逃走不可能――。


狼「ガルルルル!!」ガブッ!!

ジュヨン「うぎゃああ!!;」ドサッ



【ペク・ジュヨン     失格   ≪残りゲーム時間≫】
    残り  15人     {113:59}










ピコン!


パウダー「『ペク・ジュヨンが狼に噛まれて失格となり、残り15人となった』」


ギチャン「おいおい、ジュヨンの奴やられたのか!」


ミン「うあああああん!! ジュヨンがああああ!!( ;∀;)」

※因みに赤ちゃんになっても喋ることは出来ます







{残りゲーム時間  113:00}





エステラ「赤ちゃんにされるのも狼が追加されるのも嫌ですわ……ですが狼に狙われるのも嫌ですので、他の人にお任せいたしますわ……」キョロキョロ


その頃、エステラ・ハヴィサムは狼に見つからないように慎重に迷路の中を歩いていた。そんな彼女の近くに――。


プランクトン「おっ、またまた逃亡者発見!」


プランクトンは出現! 彼女はそれに気づいていない。


プランクトン「ほれっw」ポイッ

エステラ「えっ?」


ボンッ!


エステラ「(;´・ω・)」←赤ちゃん化

エステラ「うわあああああん!! うわあああああん!! ですわ!!( ;∀;)」

プランクトン「三人目~~!」








そして――


プランクトン「はあっ!!」ポイポイポイポイー



ボンッ!


ギチャン「(;゚Д゚)」←赤ちゃん化

ギチャン「びええええん!! びえええん!!(´;ω;`)」




フレッタ「(;゚Д゚)」←赤ちゃん化

フレッタ「うえええええん、うえええええん(´;ω;`)」




レッド「(;゚Д゚)」←赤ちゃん化

カレン「(;´・ω・)」←こっちも

レッド「ううう……! えうっ、えうっ……(´;ω;`)」

カレン「ううええええん……! うえええええん……!(´;ω;`)」



逃亡者が次々と2歳の赤ちゃんにされてしまった――! これまで赤ちゃんになった逃亡者はヘンリー、ミン、エステラ、ギチャン、フレッタ、レッド、そしてカレンの7名だ――。



プランクトン「順調だ!」ケラケラ















天悪「赤ちゃん化……見てみたい……!」ゴクリ

アイザック「(;゚Д゚)」


ずっと驚いた顔で天悪を見つめているアイザック。その二人の近くに――


狼「グルルルル……」


一匹の狼がやってきた。狼は涎を垂らしながら怖い目つきで二人を睨んでいる。それに感づいた天悪が焦り出す。


天悪「あ、アイザック! あそこに狼がいる!」

アイザック「!?;」


二人が逃げ出そうとした瞬間、狼が二人に向かってダッシュ――!


天悪「まずい……! アイザック、逃げるんだ! ここは天悪が囮になる!」

アイザック「!?」

天悪「早く! 天悪はショタを守りたいんだ! さあ急いで!」

アイザック「……」


天悪の「守りたい」という熱意に負けたアイザックは、申し訳なさそうな顔をしながら逃げだした――。


狼「ガルルルル!!」


とんでもないスピードで天悪に接近する、一匹の狼――。


天悪「アイザック、天悪の分まで頑張って逃げ切ってくれよな」

狼「ガブリ!!」

天悪「うげええっ!!;」ドサッ



【天悪     失格   ≪残りゲーム時間≫】
  残り  14人    {111:43}










ピコン!


ガール「『天悪が狼に噛まれて失格となり、残り14人となった』」


琴葉姫「ああっ、天悪さんもやられた……!;」


アイザック「ああああ……;」








{残りゲーム時間  111:00}








ヤン「刺客とやらが全然見つからないな……;」タッタッタ


刺客を捜している途中、一人の赤ん坊が視界に入った。


ギチャン「うええええん!! (´;ω;`)ウゥゥ」


それは赤ちゃんになってしまったギチャン君であった。


ヤン「その髪型……ギチャン!?」

ギチャン「くそおおお! 元に戻せええ! ――あっ、金髪のねーちゃん! さっさと刺客捕まえておれを元に戻して!」

ヤン「別に刺客捕まえなくてもあんた10年くらいしたら元の姿に戻るでしょ」

ギチャン「そんなに待てるかあああああ!!;」ビエエエエン

ヤン「冗談に決まってるじゃない、刺客捕まえなかったら他の人も赤ちゃんのままだし。それにいくらあんたが悪い子とはいえ、放っておくのは可哀想だしね……ギチャン、ちょっと待ってな!」

ギチャン「頼む!;」


ヤンは再び刺客の捜索に向かったのであった――。











マリッツァ「全然見つからないね、例の爆弾持ってるヤツ」

イヴェット「必ずどっかにいるはずだ、根気よく捜すぞ」

マリッツァ「おーけーおーけー」


非常に小さいプランクトンを肉眼で見つけるのは、中々困難だ――。








プランクトン「クックック、まだベイビーになってない奴は何処にいるのかねええ~~~?」ニヤニヤ


不気味な笑みを浮かべながら、赤ちゃんになっていない逃亡者を捜しているプランクトン。時間内に彼を捕まえなければ、狼が2匹追加され、しかも赤ちゃんになった逃亡者はゲーム終了まで元に戻らなくなってしまう――!


パウダー「おーい例の爆弾持ってるやつ出ておいでー!」キョロキョロ

プランクトン「おっ、いたか!」シュッ


プランクトンはすぐさまパウダーに爆弾を投げつけた。


パウダー「? 何この爆弾――」

ボンッ




パウダー「o_o」←赤ちゃん化







パウダー「o_o」←真顔









パウダー「o_o」←真(ry




テテテテテーテ-テテテテテテー♪   ベイビッ♪




-----------------------------------------------------



残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、エステラ、ミン、ギチャン、ヤン、ヘンリー、アイザック、
マリッツァ、イヴェット、フレッタ、ガール、琴葉姫の14人。



続く

Re: 【Lunatic Play EPISODEⅧ】 ( No.10 )
日時: 2023/02/15 20:26
名前: ウィオ (ID: izFlvzlp)

【PlanktonⅡ】




{残りゲーム時間  108:00}





ヤン「刺客、何処にいんの……」


ヤン・シャオロン、いまだにプランクトンを見つけられていない――!


ヤン「早く見つけないと……あと8分しかない!;」タッタッタ









マリッツァ「んもー! 何処にいんの刺客は! マジで全然見つかんない!」ムキーッ

イヴェット「早く捕まえたいんだがな……;」


例の爆弾魔の捜索に苦労している二人に忍び寄る、一匹の狼。狼は涎を垂らしながらこちらを睨み据えている。


狼「グルルルル……」


マリッツァ「――イヴェット! あっちに狼いるよ!」

イヴェット「何……!」


二人が狼に気づいて逃げ出した瞬間、狼が物凄いスピードで二人を追いかける――!


狼「ガウウウ!!」ダダダダダ


狼の標的は……




























イヴェット「くっ!」タッタッタ


マリッツァの後ろにいるイヴェットだ――。彼女は必死に逃げ続けるも、すぐに距離を詰められてしまった。最早逃走不可能――。


狼「ガルルルル!!」ガブッ

イヴェット「あぐっ!!;」ドサッ

マリッツァ「イヴェット!!;」



【イヴェット     失格   ≪残りゲーム時間≫】
   残り  13人    {107:12}



マリッツァ「ごめんイヴェット!;」タッタッタ


狼がイヴェットに気を取られているうちにマリッツァは逃げたのであった――。












ピコン!


琴葉姫「『イヴェットが狼に噛まれて失格となり、残り13人となった』」


ガール「これでMUGEN組はマリッツァだけか……;」


マリッツァ「イヴェットぉ……;」











その頃、レッドとカレンは今も泣いていた。


レッド「うええええん……! (´;ω;`)」

カレン「なんで赤ちゃんにいぃ……(´;ω;`)」


そんな二人の近くに、ガールが通りかかる。


ガール「あらあら、赤ちゃんが……よしよし、大丈夫?」

レッド「が、ガールぅ……私よ、レッドよ……」

カレン「ガールおねえちゃぁん……;」

ガール「ああ……例の刺客に赤ちゃんにされたんだね。ほら泣かないで、他の人が刺客を捕まえに行ってると思うから。それにジブンがついてるよ~」

レッド「ガール……ありがとう;」

パウダー「o_o」ヨチヨチ


その時、パウダーがよちよちとやってきて、ガールの足を掴む。


ガール「あれ、もしかしてパウダーも? よしよし……」ニコニコ


赤ん坊になってしまったら、世話が上手なガールに世話してもらおう。










{残りゲーム時間  105:00}








ヤン「あと5分しかない……!」タッタッタ


一生懸命プランクトンを捜している彼女の近くに――



















マリッツァ「あっ? ヤン、だっけ?」


マリッツァが通りかかった。


ヤン「マリッツァ、だよね? 何?」

マリッツァ「そんなに急いでどうしたのかなって」

ヤン「例の刺客捜してるところなの!」

マリッツァ「あっ、アタシも捜してんの! 中々見つからなくて……」

ヤン「確かに全然見つからないよね……ほんと何処にいんの刺客は……;」

マリッツァ「とにかくアタシはこっち探すから、ヤンは向こう捜してくれる?」

ヤン「ええ!」


時間内に見つけられなければ、狼が2体追加されてしまう――!







{残りゲーム時間  104:00}





プランクトン「さあ、まだベイビーになってない逃亡者は何処かな~?」



プランクトンを野放しにしていては、逃亡者が赤ちゃんとなってしまう――!









{残りゲーム時間  103:30}






琴葉姫「あと3分半……誰か刺客捕まえに向かってるのかな? 早くしてくれないと狼が追加されちゃう……」


慎重に迷路の中を歩いている琴葉姫の近くに――一匹の狼が忍び寄る。彼女はそれに気づいていない。


琴葉姫「てかもし赤ちゃんになった人がいたらその人大丈夫かな……;」

狼「ガルルルル!!」


狼の叫び声が聞こえた彼女は驚愕し、その後すぐさま逃げ出す。一生懸命逃げるが、あっという間に距離を詰められてしまう――。


琴葉姫「うわあっ!!;」タッタッタ

狼「ガルル!!」ガブッ

琴葉姫「ぐええっ!!;」ドサッ



【琴葉姫     失格   ≪残りゲーム時間≫】
   残り  12人    {102:43}










ピコン!



ガール「『琴葉姫が狼に噛まれて失格となり、残り12人となった』」


マリッツァ「これで応募枠は全滅か……;」









{残りゲーム時間  101:00}





ヤン「後1分……早く捕まえないとほんとマズイ!」タッタッタ

プランクトン「ん!? 逃亡者か!」

ヤン「? その声は? 何処? 何処にいんの?」キョロキョロ

プランクトン「虫眼鏡を(ry」

ヤン「あ、いた」←使った

ヤン「やーっと見つけた!! さあ観念してもらうよ!」


ようやく刺客を発見できたヤン・シャオロン。後は捕まえるだけだ――。


プランクトン「クックック……お前もこのプランクトン様の爆弾の餌食になってもらう!」

ヤン「プランクトンだかフランドールだか知らないけどあんたはさっさと捕まえてやるよ! 時間ないしね!」

プランクトン「はっはー、やってみるg」プチッ!! ←踏みつぶされた

プランクトン「」チーン ←気絶

ヤン「さて、紐かなんかで縛るか」シュッ


そしてプランクトンは紐でグルグル巻きにされました。






{CLEAR}











ボンッ!


レッド「!?」

カレン「あ、あれ、私達……;」

ガール「元に戻ったんだね!」





ボンッ!


ギチャン「うおっ!? え? おれ元に戻ってる!? おっしゃー!」






ボンッ!


ミン「おお……!」←元に戻った





ボンッ!


エステラ「ああ、この身体は……誰かが捕まえてくれたんですのね。助かりましたわ」





ボンッ!


ヘンリー「YEAH!」




ボンッ!


フレッタ「ああっ、わたし、元に戻ったんだ! ふぅ、安心……!」





ボンッ!


パウダー「o_o」






プランクトンが捕まったことにより、赤ちゃんになった逃亡者は全員元の姿に戻ったのであった――!







{残りゲーム時間  100:25}







ピコン!


ミン「『ヤン・シャオロンが刺客を捕まえたため狼追加は無しとなり、赤ちゃんになった逃亡者は全員元に戻った』。ありがとう、ヤン!」


ヘンリー「ナイス!」


ギチャン「金髪のねーちゃん……助かったぜ」


マリッツァ「お、ヤンが捕まえてくれたんだ。良かった~!(*´▽`*)」キャッキャッ


パウダー「o_o」








{残りゲーム時間  99:00}





捕まえられたプランクトンは???の元に転送された。


ヤン「ふぅ~、みんな元通りになって良かった良かった!」


クリアできて喜んでいる彼女の近くに――一匹の狼が。狼は怖い目つきでしかも涎を垂らしながら彼女を凝視している――。


狼「グルルルル……」

ヤン「さて、あたしはそろそろ隠れられそうな場所でも探そうかな……」


しかし彼女は全然それに気づいていない。狼がしばらく睨みつけたあと、突然ダッシュしてヤンに襲い掛かったのであった――!


ヤン「え? うわっ!!?;」


驚愕するヤン。その瞬間、ブレイクからもらったスロウポーションのことを思い出し、それを素早く取りだし、それをその狼に投げつけた――!


狼「ウウウ……!?」ノロノロ


これでこの狼は10分間鈍足状態となった。動きが亀のように遅くなる、その狼――。


ヤン「あっぶな……!」たったった


動きがのろくなっているうちに逃走し、そして狼から逃げ切ることが出来たヤンなのであった。








---------------------------------------------------


その頃、???はモニターでゲームの様子を監視していた。


プランクトン「ちくしょう、このワガハイを踏みつぶしやがって、あの女(# ゚Д゚)」←紐は???にほどいてもらった

???「まあ、お疲れ様だ……お前の仕事は終わったし、もう元の世界に帰っていいぜ」

プランクトン「ああ、今すぐチャム・バケット(プランクトンが経営する店)に帰らせてもらう。仕事、楽しかったぜ、じゃあな!」


プランクトンは去って行った。


???「さーて、そろそろ次のお知らせのアイデアでも考えるか……」



-----------------------------------------------------


残り逃亡者……レッド、カレン、パウダー、エステラ、ミン、ギチャン、ヤン、ヘンリー、アイザック、
マリッツァ、フレッタ、ガールの12人。



続く


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