二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

異界の者達の魔法世界入り
日時: 2023/03/04 10:27
名前: ブレスター (ID: oQuwGcj3)

アニメキャラとオリキャラが魔法世界に迷い混みます。

Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.3 )
日時: 2023/03/06 22:16
名前: ブレスター (ID: UbaBM28B)

翌朝、矢崎が目を覚ますと、誰も起きていないようだ。起こさないように小屋を出て、地下通路を通り城下町に出る。

矢崎(静かだな。やっぱり、異世界か。)

城下町はまだ、数人程度しかおらず、営業している店もない。静けさが漂っていた。

矢崎(今日から異世界生活頑張りますかな。)

地下にある小屋に戻ると、上条、削板、ノース、魔理沙の4人が起きていた。

上条「矢崎おはよう。早かったな。」

矢崎「目が覚めちゃってな。」

ノース「…………」

ノースがパンを矢崎に見せる。食べて欲しいようだ。言いたいことが理解した矢崎は、パンを貰う。

魔理沙「祐也、おはようだぜ!」

削板「霧雨、おはよう!」

矢崎「削板は元気だな。」

削板「根性があれば、良いんだ!」

朝食を食べ終えた4人は、各自自由行動する。城下町内を行動する際、イースからお金…5000ソルと地図を受け取った。

矢崎「城下町に行ってみるか。削板と上条はどうする?」

削板「俺も行くか。」

上条「俺はギルドに行きますか。ある程度は、資金を稼がないと。」

魔理沙「私は魔法薬を見てくるぜ!」

ノース「………気を付けて。」





城下町を見て回る矢崎、削板の2人は、元の世界に帰る方法を探すために、情報収集を始めた。

矢崎「何処から向かう?」

削板「最初に闘技場に行っていいか?資金は必要だろ?」

すぐ近くに闘技場を発見した。既に長蛇の列ができていた。この人達は、闘技場の観戦者だろう。裏手に選手専用受付があるようで、削板、矢崎は裏手に向かう。


受付の女性「選手受付ですね。この魔石に血を垂らしてください。」

矢崎、削板は魔石に血を垂らすと魔石は反応しない。

受付の女性「……特殊能力者はお持ちですか?」

矢崎(この世界には、魔法使い、特殊能力者の2種類が存在するのか。)

削板「能力者だ!」

受付の女性「この番号札を持って闘技場にお入りください。紛失した場合は、失格となりますので、お気をつけください。」

矢崎、削板は番号札を受け取り闘技場に入る。何人かの選手が開始前のトレーニングをしていた。

矢崎「削板、闘技場では全力出すなよ。」

削板「何!?」

矢崎「全力を出すのはいいが、最初に全力出したら出禁になるぞ。元の世界に帰るにしても、この世界で資金を稼がないと駄目だ。」

削板「…理由はわかったが…」

矢崎「全力を出したいなら、俺が相手してやる。今は我慢しないと。」

削板「わかった。負ける気はないけどな!」

アナウンスで矢崎が呼ばれたため、控え室から出てフィールドに向かう。


対戦フィールドに出ると、対戦相手が既に出ていて、矢崎が来るのを待っていた。

対戦相手は黒いローブ姿の男性。魔法使いのようだ。

モーブ「俺様はモーブ・キャーラだ。貴様は俺様が潰してやる。」

矢崎「魔法使いか。」

モーブ「貴様から魔力を感じない。特殊能力者か?魔盲よりましだな。」

モーブの言葉にぶちギレそうになるが、耐えてモーブに聞いてみることに。

矢崎「魔盲?」

モーブ「知らないのか?魔力無しの奴は、魔盲と呼ばれているんだよ。特殊能力者はまだ、ましだぜ。人として扱われるからな。」

矢崎は完全にぶちギレたが、モーブはそれに気づかない。

モーブ「先手必勝!《ダークボール》」

闇の玉を矢崎に向かって発射する。向かって来ている闇の玉を避けると、そのまま壁に命中すると、壁が抉れていた。

矢崎「人に当たったら死ぬな。」

モーブ「安心しな。このフィールド内は不死の結界があり、死んでも復活する。」

矢崎「なら、安心して能力が使えるな。」

モーブ「何いって…」

矢崎「力の制限を80%解放…」

一歩踏み出すと、瞬間移動のように、モーブの目の前まで移動した。

モーブ「な!?」

矢崎「消えろ…《インパクトナックル》」

モーブの腹に拳を叩き込むと、観客席まで吹っ飛ばされた。

審判「勝負あり!」

初戦は矢崎が勝利して、フィールドから出ていった。

Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.4 )
日時: 2023/03/09 06:53
名前: ブレスター (ID: iTYEVpoy)

次に呼ばれたのは削板だ。削板は軽快良くフィールドに出る。矢崎は呼ばれるまでの間、控え室で休憩するのだが、少し疲れている。

矢崎(挑発に乗って、能力使わなきゃよかった。幸先悪いな…)


削板「対戦相手は誰なんだ!」

ロイ「俺だ。」

削板の対戦相手は筋肉質の大男だ。物凄い重圧をロイから感じ取った削板は、笑いながらロイを見る。

削板(奴は強い!本気でやらないと負ける!)

ロイ「本気でやれよ!吹っ飛ぶぞ…」

笑み浮かべるロイは、両手に魔力を込め始める。すると、周囲の空気中の魔力が両手に集中する。

削板「…そんじゃあ、遠慮無くいくぜ!」

紫のオーラを纏いながら削板は、力を集中させる。

削板「お前の根性を見せてみろ!」

ロイ「……魔導砲!」

削板「超、すっごいパーンチ!」

ロイの魔力の衝撃波と削板の衝撃波が、ぶつかり相殺されるが、衝撃波の余波によって、フィールドに施されていた結界が崩壊した。

ロイ「ヤバイ…」

削板「どうした?もう一発いくぞ!」

審判「ちょっと待ってください!結界を施すので…」

結界の張り直しで試合が中断され、削板とロイは無言で、再開の合図を待つ。

審判「張り直しが終わったので、試合再開です。」


開始の合図と同時に、ロイと削板が激突する。至近距離で魔力の衝撃波を削板にぶつけるのだが、謎の力によって削板は防ぐ。

ロイ「防ぎやがった!?」

削板「中々の根性がある攻撃だ!だが、俺は負けんぞ!」

右手に力を集中させると、謎の力が光だし、紫のオーラを纏う。

削板「ハイパースーパーウルトラデラックスすっごいパンチ!」

紫の衝撃波が広範囲に拡散され、ロイは魔力で結界を張るが、衝撃波の威力が上がり、結界が砕け散り飛ばされた。

審判「勝負あり!」

削板「根性があった。また、手合わせ願いたい。」

削板はフィールドから出ると、控え室に戻った。

矢崎「やりすぎだ!?」

削板「根性のある勝負に手加減は失礼だ。」

矢崎「結界を破壊する威力のある技を出すな!この世界の結界は脆いのか…削板の力が滅茶苦茶すぎるか…」

次の試合まで、寝ることにしたのだった。

Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.5 )
日時: 2023/10/16 19:37
名前: ブレスター (ID: lgNgJHs5)

その頃、上条はトーラス王国の城下町で、買い物をしていた。食糧、薬系統を買うためである。


上条「この世界は魔法で満ちてるな。魔術とは違う系統の異能の力。」


上条は右手を見つめている。幻想殺しなら、この世界の異能を打ち消すことはできるだろう。


上条(でも、俺は右手の力が有るにも関わらず、異世界に迷い混んだ。何かの思惑が…)


だが、上条は考えるのをやめて、溜め息をする。


上条「難しいことを考えるのは、上条さんらしくないな。早く買い物を終わらせるか。」


突然、誰かの悲鳴声が聞こえてきた。上条は咄嗟の判断で、助けに向かうようだ。


3人のローブ姿の者達が現れて、少女を連れ去ろうとしていたのだ。


上条「お前ら!」


少女は上条を見た途端、近づいてきて、背中に隠れた。


「そのガキを俺達に渡しな。そうすれば、お前の命は助けてやるよ。」


「そうだ。金もやるぞ!」


「だから、渡しな。」


フードの者達は、黒い腕輪を上条に向けながら、ニヤニヤ笑っている。


上条「お前達は不幸だよな。俺に出会ったこと事態が…」


「何、意味わからないことを言ってやがる。渡す気がないなら、力付くで…奪うまでだ。」


男が黒い腕輪を太陽に向けると、光が吸収されていく。


「これが、俺の力だ!《ソーラービーム》」


光線を上条に発射した。


上条(幻想殺しで、受ける価値もないな。)


光線が命中する寸前で、体を捻って、避けた。


「な!?」


上条「遅いな。今、少女を諦めるなら…見逃す。どうしたい?」



「次あったら、絶対に殺してやる。」


男達は姿を消した。

Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.6 )
日時: 2023/10/16 22:59
名前: ブレスター (ID: jAa55n87)

上条が城下町で買い物をしている頃。魔理沙は今現在いる拠点で、魔法薬の調合をしていた。


魔理沙「この世界は魔茸が豊富だから、研究が捗るぜ。」


刻んだ魔茸に、市販の魔法薬に染み込ませる。すると、魔茸が溶けて透明感のある赤い結晶体に変わった。


魔理沙「綺麗な結晶体が出来たぜ!どんな効果を持つのか、楽しみだぜ!」






城下町で助けた少女をこの国の騎士団に預けるために、城に向かった上条。


上条「名前は?」


ルーナ「お兄さんは?」


上条「俺は上条当麻だ。」


ルーナ「お兄さんは…特殊能力者?」


上条「特殊能力…者?出来たら、教えてもらえないか?」


ルーナからの説明だと、この世界では、魔法使いと特殊能力者の二種類の人間が存在するらしい。



魔法使いは魔力を持ち、魔法が使える人間のこと。たが、魔力を持っていても、魔法が使えない人間は、魔盲と呼ばれている。

魔盲とは、魔力を持ちながら、体質上の関係で、魔法が行使できない人間のことを指すのだが…

世間では、魔力無しのことを魔盲と呼ばれていると、勘違いしている人間が多い。


特殊能力者は、魔力を持たない人間が、必ず持っている力のこと。微弱過ぎて、自分自身でさえ、どんな力を持っているのか気づかない者が多い。上条、削板、矢崎は特殊能力者と扱われる。




上条「そうなのか。」


ルーナ「助けてくれてありがとう!城に案内するね。」


上条(ルーナは…まさかな?)


上条はルーナと一緒に城に向かうのだった。

Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.7 )
日時: 2023/10/17 08:29
名前: ブレスター (ID: Cnpfq3rr)

闘技場では、矢崎と削板が勝ち抜いて、決勝に進んでいた。


矢崎「やっぱり、決勝に進んだか。」


削板「さあ、本気でやるぞ!」


矢崎「本気出し過ぎて、結界壊すなよ?」


削板の中心に、紫のオーラが発生すると、力の余波をその身に受ける矢崎。


矢崎(嫌な予感だな。)


削板「安心しろ!すっごいパーンチ!」


拳から衝撃波が発生すると、矢崎は瞬間移動のように動いて、背後から蹴りを放つと、吹っ飛ばした。


矢崎「効いてないんだろ?」


削板「根性のある蹴りだな!期待大だ!」


矢崎「期待されても困る。ギアを上げる…制限解放(リミッターバースト)」


その場から、矢崎が消えると、削板が見えない衝撃波で、吹っ飛ばされていた。


削板「く…流石にきついぜ…」


削板は飛ばされる寸前に、両手を交差して、衝撃を押さえていたようだ。だが、腕から血が流れている。


矢崎「削板の能力は…不明過ぎる…流石に疲れた…」


能力の影響でか、体に負担が来たようだ。


削板「まだやるか?」


矢崎「ギブアップだ。」


矢崎は倒れて、気を失ってしまった。試合は削板の勝利で終わった。


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。