二次創作小説(新・総合)
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- 異界の者達の魔法世界入り
- 日時: 2023/03/04 10:27
- 名前: ブレスター (ID: oQuwGcj3)
アニメキャラとオリキャラが魔法世界に迷い混みます。
- Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.1 )
- 日時: 2023/03/04 10:30
- 名前: ブレスター (ID: oQuwGcj3)
魔法世界カルディアにある夜のトーラス王国の死の森に、少年が出現した。
「何処だよ…」
少年は森の中を歩きながら散策している。明らかに見ず知らずの場所に、警戒しながら進んでいく。
「……木しかないな。」
歩き疲れて、切り株見つけて座る。
「日本じゃないな…」
空を見上げると、3つの月が夜空に出ていたことに気付くと、頭を悩ませた。
「明らかに異世界だよな。俺は…帰れるのか。」
すると、ツンツン頭の学ラン姿の少年が声をかけてきた。
矢崎「……俺は矢崎祐也。お前は?」
上条「上条当麻だ。矢崎は…上条さんと同じか?」
矢崎「……この世界に迷い混んだ…といった意味なら上条と同じだな。」
上条と矢崎は簡単な自己紹介を終えると、この森を抜けるために一緒に行動を共にすることに。
矢崎「上条は学園都市から来たってのか?超能力を研究している街か…興味深いな。」
上条「でも上条さんは無能力者でして…しかも、異世界に行くとか…不幸だ。」
矢崎「……そうか。」
暫く森を歩き進めると、何処からか爆発音が聞こえてきた。上条と矢崎は立ち止まり警戒する。
上条「誰か…来たなって……すまん。知り合いだわ…」
削板「上条!久し振りだな!」
白制服姿の削板軍覇が上条に声をかけると同時に、七色の爆発が発生する。
上条「削板も何でいるの!?」
削板「よくわからん!気づいたら、この森の中にいた。上条の隣にいるのは誰だ?」
矢崎「俺は矢崎祐也。上条と同じく、この世界に迷い混んだ。よろしくな!」
削板「俺は削板軍覇だ!」
矢崎、上条、削板の3人は森を脱出するため、行動を共にする。すると、遠くの方から悲鳴声が聞こえてきた。
矢崎「急ぐぞ!」
上条「ああ!」
削板「いくぜ!」
悲鳴声があった場所に到着すると、少女が3人の黒服達に襲われているところだった。
上条「助けるぞ!」
削板「根性のない奴等だ!」
矢崎「ぶっ飛ばしてやる!」
3人が走り出すと、黒服の1人が標的を少女から3人変更した。
「邪魔するなら始末する。」
黒服の1人が腕輪を月に翳すと、腕輪が光出した。
矢崎「腕輪を月に…?」
削板「………?」
上条「…まさか!?」
「ふ……!」
腕輪を3人に向けると、腕輪から光線が放たれる。上条が咄嗟に右手を付き出して、光線が砕け散るように消滅した。
矢崎「は!?」
黒服1「何だと!?」
黒服2「魔法無効化だと!」
黒服達が立ち止まっている隙に、矢崎が高速移動で近づいて、黒服の1人を気絶させる。
黒服1「くそ!」
黒服2「これで、時間を稼がせてもらう。」
拳銃を取り出して、削板に向けて発砲する。
矢崎「…弾丸の速度を制限する。」
矢崎の言葉に、弾丸のスピードがゆっくりになると、削板が弾丸に向けて能力を発動する。
削板「すっごいパーンチ!」
謎の衝撃波を弾丸に向けて放ち、衝撃波が弾丸に命中して、その場から飛ばされたように消えた。
上条「衝撃波が消えた…」
黒服2「…ずらかるぞ!」
黒服達は姿を消した。
第1話終わり
- Re: 異界の者達の魔法世界入り ( No.2 )
- 日時: 2023/03/04 21:19
- 名前: ブレスター (ID: 9pFPYMWe)
上条「何なんだあれは…」
矢崎「それよりも、少女を…」
削板「そうだな!」
襲われていた青髪の少女を助け出すと、少女は3人を見て震えている。
上条「大丈夫か?俺は上条当麻だ。」
矢崎「矢崎祐也。」
削板「削板軍覇だ!」
ノース「………ノース。」
少女…ノースの震えが治まる。安心したようだ。
ノース「………異界の住人?」
矢崎「その通りだ。俺達は異世界から来た。」
ノースは削板、矢崎を見て安心しているが、上条を見た途端、警戒を強めている。
ノース「………力…警戒…」
矢崎「上条…警戒されてるぞ。能力は何だ?」
上条「俺の右手には、幻想殺しが宿っている。それが異能の力なら、善悪問わず打ち消すことができる。神の奇跡でさえ…」
上条の能力に警戒していたノースだが、警戒心を解いた。
ノース「……来て…森…出口…」
削板「わかった。」
ノースが森の出口を教えてくれるようだ。3人は案内のもと、警戒しながら進む。
ノース「着いた…先は…城下町…」
矢崎「ノースは行かないのか?」
ノース「……行かない……用事……また後で…礼をする…」
上条「俺達の他に、異界から来た人はいないか?知っていたら教えてくれないか?」
ノース「…案内…来て…」
上条、矢崎、削板以外にも、異界の者がいることがわかり、会いに行くことに。森を抜けると、城下町に通じる門が見えてきた。
門番「身分証を提示せよ。出来ないなら、城下町に入れることはできない。」
ノース「……………」
ノースは矢崎、上条、削板に見られないようにして、門番に何かを提示すると、一瞬目を見開いた。
門番「……確かに、許可する。」
矢崎(何かあったのか?)
門番が門を開けると、矢崎、上条、削板、ノースの4人はトーラス王国の城下町に入った。
トーラス王国の城下町は、魔法道具、魔法薬等が売られている店が多い。ギルド、闘技場が数多く建てられている。
矢崎「結構…盛んなんだな。」
ノース「……表向きは……地下…行く…来て…」
上条「地下…」
削板「闘技場は楽しそうだな!」
城下町にある路地を通り、橋の下まで進む。すると、地下に通じている穴を発見する。
ノース「………この先…」
矢崎「……行くぞ!」
上条「行きますか。」
削板「そうだな!」
穴を通り、地下に進む。不自然ながら小さな小屋を見つけた。中に入ると、魔女の格好をした金髪の少女が魔法薬の実験をしていた。
ノース「……ただいま。」
魔理沙「ノースお帰りだぜ。……3人は誰だぜ?」
小屋にいたのは霧雨魔理沙だ。
ノース「異界の者…」
魔理沙「私と同じ境遇!?」
上条「上条当麻だ。」
矢崎「矢崎祐也。」
削板「削板軍覇だ。」
魔理沙「私は霧雨魔理沙だぜ!」
4人は簡単な自己紹介を終えると、ノースが作った料理を食べながら上条、矢崎、削板の3人に説明する。
この地下はノースと協力者達が、とある事情で作った施設である。地下には小屋が複数建設されていて、生活する分には問題がない。
ノース「……続き…明日…今日…休む…」
上条、矢崎、削板の3人は早めに眠った。
第2話終わり
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