二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 2人の恋愛冒険 リマスター版
- 日時: 2023/05/14 22:27
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
こんにちは。
過去に執筆した作品ですが、新しくリニューアルしようと思って再び立ち上げました。
第1章:変わらない仲間たち >>1-
1話>>2
2話>>4
3話>>5
4話>>6
5話>>
6話>>
7話>>
8話>>
9話>>
10話>>
〜登場する作品〜
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
FFシリーズ
スマブラシリーズ
キングダム
鬼滅の刃
DQシリーズ
プロローグ>>1
今後とメインキャラ一覧>>3
作者の呟き
キャラたちの相関図
今後追加する作品
コラボ企画
キャラ紹介
各章のあらすじとみどころ
〜コラボ企画者〜
〜コメント返し〜
スレッド誕生日:5月12日
- Re: 2人の恋愛冒険 リマスター版 ( No.1 )
- 日時: 2023/05/12 11:15
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
プロローグ
かつて『この世界』その物には、大魔王と呼ばれる強力な敵がいた。
その強大な敵をある1人の少年によって、大魔王は倒されてしまう。
その少年の名は、真の勇者・ダイ。
12歳と言う最年少ながら、仲間たちの想いを応えつつ…1人で大魔王バーンを倒した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しかし、喜びの束の間だった。
キルバーンと共にいたピエロこそ、本物のキルバーン本人であったのだ。
人形と化したその偽物の大爆発を避けるべく、1人の少年は長く一緒に闘った15歳の親友・ポップを自分の為に巻き込む訳には行かないと思い…彼を力のある限り蹴り落としてしまう。
第3の使徒であり、慈愛の印を持つ16歳の姉弟子・マァムは空にいる少年の名を喉が枯れる程に叫び続けた。
これは、そんな彼女たちの闘い後の物語である。
- Re: 2人の恋愛冒険 リマスター版 ( No.2 )
- 日時: 2023/05/12 11:36
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第1話「変わらない姉弟子の想い」
【ネイル村】
カンカンカンカンカン…
ゴトッ
「マリオ。あっちに使えそうな薪が沢山あったぞ!」
「ありがとう。案内してくれるかい? 黒いピット」
「ああ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あぁ、久々に見る綺麗な青空だ。
ボクを始め、何人かの仲間たちがこの村に集まったのは少し前だ。
ある女性の故郷でもあり、この村の近くには魔の森と呼ばれる不気味な森がある。
本業の仕事をやりつつも、時にはこうして仲間のフォローを執り行ったりしている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「まっ、マリオさ〜ん! 大変ですよ〜!」
「慌てんじゃねぇよヨッシー。マリオなら此処にはいないぜ!」
「そっ、そんな〜……」
「いや。一大事かも知れないな、オレが呼びに行って来よう」
「待って下さいヒュンケルさん。私もご一緒しますわ!」
「そうだな。…少しだけ彼女を借りるが、構わないか? アイク」
「構わない。俺は他にも色々やる事があるからな…。ゼルダに何かあったら、許さないぞ!!」
「分かっている。そうはならないように…努力しよう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの男…確かアイクと言ったな、姿形から見たとしてもオレに劣らない程の力がいくつかある。
いや、劣らない程というよりクロコダイン譲りと言った方が正しいだろうか…。
奴を含む他の戦士たちがこちらの世界に来たのは少し前だが、アバンからある程度は聞いている。
アイツらもアイツらで大変な闘いをして来たという事は、今回は宛になりそうだ。
まさか、このオレ自体がラーハルトやヒム以外の奴らと過ごす事になるとは…想定外だったな…。
2話に続きます。
- Re: 2人の恋愛冒険 リマスター版 ( No.3 )
- 日時: 2023/05/13 10:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
メインキャラのみ載せます。
【味方側】
・竈門炭治郎
・竈門禰󠄀豆子
・宇髄天元
・時透無一郎
・不知火玄弥
・ヒュンケル
・クロコダイン
・ラーハルト
・マリオ
・ルイージ
・アイク
・ピカチュウ
・ゼルダ
・クラウド・ストライフ
・ブラックピット
以上です。
他のキャラは、2章以降になります。
- Re: 2人の恋愛冒険 リマスター版 ( No.4 )
- 日時: 2023/05/13 20:23
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第2話「禰󠄀豆子のなでなで」
【デルムリン島 海岸】
ザッザッザッザッザッザッ…
「静かな場所だ…」
俺が暮らしていた家とは違い、この島には初めてみるモンスターたちが沢山いる。
だが、1匹のキラーパンサーがこちらに来て匂いをクンクン嗅ぐと…殺意はないと認識したんだ。
俺の目標は、家族に続き…禰󠄀豆子までも鬼にした鬼舞辻無惨を倒すこと。
アイツだけは何処までも追い続け、必ず母さんたちの仇を取ってやる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「炭治郎!」
「ノヴァ君…」
「…。言わなくても分かるよ、君にはやるべきことがあるんだね?」
「はい……」
確か、ポップさんから少しだけ話を聞いたけど。
ノヴァ君も初めの頃は、今の俺みたいに無理をしようとしたんじゃないだろうか…。
彼の故郷はリンガイアって所だけど、一体何が会ったんだろうか。
気にはなるんだけど、人の過去には首を突っ込んでは行けない気がするんだよなぁ。
ガバッ
「………ッ!!!」
「む〜?」
「た、炭治郎……。この子は一体…?」
「禰󠄀豆子。俺の妹だけど、大丈夫ですよ!」
「む〜!」
そう、禰󠄀豆子は鱗崎さんからの暗示に今も従っているんだ。
人間は家族だと……、ある理由で鬼になってしまったけど。
あの時…、冨岡さんが俺に剣を向けて来た瞬間…禰󠄀豆子は俺を守ろうとしてくれた。
こんなにもモンスターは沢山いるのに、禰󠄀豆子は当たり前のようになでなでしているな…。
必ず…必ず俺が禰󠄀豆子を、人間に戻して見せるからな!
3話に続きます。
- Re: 2人の恋愛冒険 リマスター版 ( No.5 )
- 日時: 2023/05/14 08:33
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
第3話「少年との思い出 前編」
【デルムリン島 プラスの家】
「ノヴァ君。話なら、此処を使いなさい!」
「済みません…。あ、もしポップにお会いしたら…いつか謝りに行くと……」
「うむ。そう伝えるとしよう……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何だろうな…、俺が住んでいた家とは少し違うけど立派な家だなぁ。
プラスさんとは初対面の筈なのに、俺たちを当たり前のように受け入れてくれる。
父さんは病気で逝ってしまい、アイツが来るまでは母さんが1人で俺たち兄弟を育ててくれた。
俺は長男で、禰󠄀豆子は長女だ。
初めて来たにも関わらず、此処に来ると何か…安心してしまう気がするんだよな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「炭治郎。重そうならその桶、下ろしたらどうかな?」
「…。妹がいるんです、この桶の中に……」
「禰󠄀豆子だったね…。いきなりボクの頭を撫でるからビックリしたよ……」
「そうだったんですね。禰󠄀豆子は鱗崎さんって人の暗示によって、差別をつけるようになったんです」
「……。何か訳ありがありそうだね…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
訳あり……だろうか…、ノヴァ君から見たらそうかも知れないな。
俺とそんなに歳は違わないけど、俺にはない何かを持っている気がするな。
呼吸で例えるなら…、水とは少し違うみたいだけど…。
するとお腹の虫が鳴り出し、それを察していたノヴァ君も同じような顔をしたんだ。
食事しながらでもいいから聞いてみようかな、この島を故郷としているあの少年の話を。
4話に続きます。