二次創作小説(新・総合)

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逃走中/ハンターの棲み処-アルプス編-[完結]
日時: 2025/05/14 00:00
名前: アヤギ (ID: GDWSGe53)

恐怖のハイスピードゲーム、甲州の高原地帯にて再来
黒に染まった和かな村で、7名のプレイヤーが賞金50万円をかけて逃げ回る!

プレイヤー:7名
雨宮さつき
恵庭椎
加治木ゆみ
志摩リン
染谷まこ
春山花奈
双葉理央

エリア:ハイジの村
時間:15分
ハンター:4体

Re: 逃走中/ハンターの棲み処-アルプス編- ( No.4 )
日時: 2025/04/24 23:55
名前: アヤギ (ID: 3nikXZtz)


「ここ、実は来たことなかったので今回来れて嬉しいです!」


ここハイジの村と同じ北杜市にある小さなパン屋の看板娘・恵庭椎





「距離はあるし山道ばかりなので、自転車だと少し大変なんですよねー」












まこ
「…………」




まこ
「あそこにハンターがおるな……」










ハンター2
「…………」






まこ
「ろくに身動きが取れん……下手に動けば命取りじゃ」










ハンター2
「…………」


そのハンターの向かう先に……












理央
「……ここが、『ハイジの隠れ家』か」


双葉理央……










ハンター2
「…………」
















理央
「…………来てる?」


ハンターの気配を察知し、テーマ館内に身を潜める双葉










ハンター2
「…………」








理央
「まいったね……これじゃ見つかったら逃げ場がない」














ハンター2
「…………」








理央
「こっちに来ないことを祈るしかない……」


やり過ごせるか











ハンター2
「…………」






理央
「…………」












[______]
















ハンター2
「…………」








双葉
「…………」



















双葉
「…………行った……」






ハンター2
「…………」


気づかれなかったようだ






双葉
「ふぅ…………これは疲れるね」










キュイン!




さつき
「いいねーやっぱり花畑にはヴィータが一番だね」






Prrrr! Prrrr!



さつき
「わ、メール来た!」


メールだ




さつき
「み、ミッション?」


果たして、ミッションの内容とは




10:00
残り6人
雨宮さつき/恵庭椎/加治木ゆみ/染谷まこ/双葉理央/春山花奈

Re: 逃走中/ハンターの棲み処-アルプス編- ( No.5 )
日時: 2025/04/26 00:30
名前: アヤギ (ID: 7wOTCLJF)

さつき
「わ、メール来た!」


メールだ




さつき
「み、ミッション?」







「[アルムの山小屋にボーナスゲット装置が出現した]」




双葉
「[装置の元へ行き顔認証を行ったプレイヤーは、ゲーム終了後無条件で賞金10万円を獲得できる]」




ゆみ
「[ただし、同時に展望塔の上部に通報部隊が出現]」




花奈
「[彼らは君たちプレイヤーを見つけ次第、近くのハンターに位置情報を伝える]」




まこ
「[通報部隊、ならびにボーナスゲット装置は残り3分に消滅する 急ぎたまえ]」








MISSION 賞金ボーナスを獲得せよ!

エリア西部に位置するアルムの山小屋にボーナスゲット装置が出現
残り3分までに装置で顔認証を行ったプレイヤーは、逃走成功の可否に関わらず賞金ボーナスとして10万円を獲得できる
ただし、装置の出現と同時にエリア東部の展望塔に通報部隊が出現
彼らはプレイヤーを見つけ次第その位置情報を伝達
近くのハンターが即座にプレイヤーの確保へ動く








さつき
「つまり……認証さえすれば10万円もらえるってこと!?」




花奈
「じ、10万円……」ゴクリ





「これは行く価値十分ですね!ボーナス欲しいです!」




突如として始まった賞金獲得チャンスの欲望に駆られる、逃走者たち








まこ
「そりゃ賞金は欲しいが……この通報部隊ってのが気になるのう」




理央
「ある程度リスクを冒しても行く方が得……なのかな?」




ゆみ
「リスクが大きすぎる……10万のために50万を失うのはやってないぞ」








通報部隊
「…………」


ただし、同時に展望塔には通報部隊が出現






ハンター1
「…………」


彼らは逃走者の位置情報を近くのハンターに送信
見つかれば、助かる道はほぼない










まこ
「難しい押し引きじゃ……さてどうするかのう」








さつき
「行くなら早く行った方がいいよね。ハンターが増える前に!」









「ここはアタックです……行きましょう!」








ハンター2
「…………」







ハンター3
「…………」







ハンター4
「…………」











「他の人はどうするんでしょうか?……あっ、あそこに誰かいます!」






理央
「あっ、恵庭さん」


山小屋を目指す恵庭と、慎重な双葉





「双葉さん!ミッション行きますか?」


理央
「通報が怖いし私はパスかな……恵庭さんは行くの?」



「はい!こんな滅多にないチャンス逃すわけにはいきませんから!」


理央
「じゃ、頑張って。残り5分にハンターが増えるから、早めに終わらせた方がいいよ」



「はっ、そうでした!アドバイスありがとうございます!」


理央
「…………」










理央
「……私も行ってみようかな……」











花奈
「お金は欲しい……けど、動くのは怖い……」






花奈
「……どうしよう……」


賞金ゲットのチャンスに揺れ動く、春山












ハンター4
「…………」




その近くに、ハンター








花奈
「10万円もあったら……先輩たちとあんなことやこんなことも……!」








ハンター4
「…………」

















[________]











[HARUYAMA]






ハンター4
「…………!」ダッ


春山の運命は




8:00
残り6人
雨宮さつき/恵庭椎/加治木ゆみ/染谷まこ/双葉理央/春山花奈

Re: 逃走中/ハンターの棲み処-アルプス編- ( No.6 )
日時: 2025/04/29 23:55
名前: アヤギ (ID: Jr1Q7MLw)

ハンター4
「…………!」ダッ


見つかった






花奈
「ん……うえぇぇっ!?」ダッ






ハンター4
「…………」[HARUYAMA]








花奈
「はぁ、はぁ……っ!」








ハンター4
「…………」[HARUYAMA]






花奈
「ま、待って……!」ポン






07:43
春山花奈 確保
残り5人






花奈
「うぅ、捕まっちゃった……あっという間だった……」


ハンターに先手を取られれば、確保まではものの一瞬だ










まこ
「何だ……誰か捕まったんか?」




まこ
「……やはり迂闊に動くのはやめておいた方がよさそうじゃのう」












ゆみ
「このゲーム……この時間帯をどう過ごすかが重要だな」




ゆみ
「通報がなくなるまでは……とにかく耐えしのぐ」












さつき
「……いるね……塔の上に」








通報ハンター
「…………」








さつき
「タイミング難しいな……ここからだとどこ見てるか見づらいから」






通報ハンター
「…………」


山小屋を目指し塔から離れれば離れるほど、通報ハンターの様子の確認が困難になる











「この坂を下りれば……いよいよ山小屋ですね!」


アルムの山小屋の近くにやって来た、恵庭






「山小屋ってこんなに下の方にあったんですね~丘の上の家ってイメージだったのでちょっと意外です」











通報ハンター
「…………」


通報ハンターに見つかることなく、たどり着けるか











「あと少しです……慎重に行きましょう」













[________]












[ENIWA]




通報ハンター
「…………!」


LOCK ON……!






ハンター2
「…………!」ダッ


近くのハンターが、直ちに確保に動く!









「ありました!山小屋発見です!」






ハンター2
「…………!」[ENIWA]







「わっ、ハンターも発見です~~~!!」ダッ






ハンター2
「…………」[ENIWA]







「…………っ」






ハンター2
「…………」[ENIWA]






「こ、来ないで……っ!」
















[ENIWA]






ポン





「はぁ、はぁ……速すぎです……!」





06:00
恵庭椎 確保
残り4人






「こんなことなら、大人しくしておけばよかったです……」ガク


目の前の利益は、瞬時の破滅を招く










双葉
「あと1分でハンター放出だっけ……ここから厳しくなるね」




双葉
「せめて、あの通報がなくなるまでは絶対に動かないようにしないと」








通報ハンター
「…………」


塔の上にいまだたたずむ通報ハンター
次の犠牲者は、誰だ



5:30
残り4人
雨宮さつき/加治木ゆみ/染谷まこ/双葉理央

Re: 逃走中/ハンターの棲み処-アルプス編- ( No.7 )
日時: 2025/04/30 23:55
名前: アヤギ (ID: XetqwM7o)

まこ
「とりあえずここまでは来たが……まだ先は長いのう」


染谷の現在地から、山小屋までの距離は約50メートル






まこ
「…………っ!」















ハンター4
「…………」


近くに、ハンターを発見






まこ
「どうやら見つかっとらんみたいじゃな……」






ハンター4
「…………」






まこ
「あっちもこっちも……心がまったく休まらんわ」


地上のハンターと塔の上の通報ハンター
双方の目線を掻い潜り移動するのは、至難の業だ










ゆみ
「ここまではなんとか耐えているが……このまま見つからずにやり過ごせるだろうか?」




ゆみ
「この後ハンターが追加となると、見つかるのも時間の問題なのかもしれない」










双葉
「もうすぐハンター追加だね」




双葉
「残り5分……まだ先は長い……」








ハンター1
「…………」


ゲーム時間は間もなく残り5分
いよいよ、追加のハンターがエリアに解き放たれる










5


4


3


2


1






ハンター5
「…………!」


ハンター、放出






ハンター5
「…………!」ダッ


その数は、合計5体となった






Prrrr! Prrrr!




双葉
「[残り5分になったため、ハンターが1体放出された。ハンターの数は合計5体]」






さつき
「やばい、ハンター増えちゃった……早く認証しないと」






まこ
「ここからが本番じゃ……気を引き締めていかんと」










通報ハンター
「…………」


計5体のハンターと通報ハンターが、逃走成功の障壁として立ちはだかる

Re: 逃走中/ハンターの棲み処-アルプス編- ( No.8 )
日時: 2025/05/01 23:30
名前: アヤギ (ID: 6PL6dW6J)

さつき
「山小屋はこの先か……時間もなくなってきたし早く認証しに行こう」


賞金ボーナス獲得のため、ただ1人山小屋へ向かう雨宮




さつき
「…………っ!!」








ハンター5
「…………」


ハンターが行く手を阻み、思うように動けない








さつき
「あぶなー……さすがに1体増えると余裕がないね」












まこ
「5体になってしもうたし、もう10万には見切りをつけるべきじゃな」




まこ
「ここからは、全力で50万を獲りに行くのみじゃ」


ミッションを諦めた染谷、逃走成功に向け防御体勢に移る










ゆみ
「1体増えただけでエリアがここまで窮屈になるとは」




ゆみ
「外は2体もいるのか……」










ハンター1
「…………」




ハンター4
「…………」


加治木の隠れるテーマ館の外に、2体のハンター








ゆみ
「…………」








ハンター1
「…………」












ゆみ
「くっ、来たか……!」


2体のうちの1体が、館内に進入








ハンター1
「…………」





ゆみ
「見つからないことを祈るしかない……」


やり過ごせるか







ハンター1
「…………」









ゆみ
「…………」










ハンター1
「…………」
















[________]
















[KAJIKI]






ハンター1
「…………」




ゆみ
「ここまでか……」ポン






3:55
加治木ゆみ 確保
残り3人






ゆみ
「ここに隠れた私のミスだ……反対にも出口があれば何とかなっていたかもしれないが……」


屋内は通報を避けるには絶好だが、ハンターの捜索に弱い












さつき
「わ、気付いたらもうこんな時間!」


賞金ボーナスのため、山小屋を目指すのは雨宮ただ1人





さつき
「早く行きたいけど……ハンター邪魔だなぁ……」






ハンター3
「…………」


果たして、間に合うか








さつき
「ここまで来ても、時間切れになったら意味ないからね……」










ハンター3
「…………」










さつき
「……よし、今!」ダッ










ハンター3
「…………」












[________]
















[AMAMIYA]




通報ハンター
「…………!」


通報ハンターに、見つかった










さつき
「着いた! 装置は……これか!」










ハンター3
「…………!」ダッ










さつき
「早速認証しよう!」






ハンター3
「…………」[AMAMIYA]










[NOW LOADING]




















[COMPLETED]






さつき
「よし……ってのわああぁぁぁぁぁ!!!?」ポン




ハンター3
「…………」





3:03
雨宮さつき 確保
残り2人





さつき
「うわー見つかってたんだ……全然気づかなかったー……」






さつき
「これどうなの?認証はできてるってことでいいんだよね?」


確保前に認証が完了したため、賞金ボーナスは獲得となる








通報ハンター
「…………」



シュン!



残り3分になったためミッションが終了し、通報ハンターが消滅










ハンター6
「…………!」ダッ


同時に、6体目のハンターがエリアに解き放たれた












Prrrr! Prrrr!




まこ
「[残り3分になったため、ハンターが1体放出された。ハンターの数は合計6体]」





理央
「6体か……でも、もう通報を警戒する必要はないんだよね」












ハンター6
「…………」


ゲーム終了まで、残り3分
残る2名の逃走者を、6体のハンターが追い詰める




2:45
残り2人
染谷まこ/双葉理央


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