二次創作小説(新・総合)

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【RFM~ver.mini#1.5】
日時: 2025/07/08 12:39
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: 4CP.eg2q)




【RFM〜ver.mini(#1.5)】
【a lot of reporting unit!!!】

 きっと誰も、こんなゲームは見たことがないだろう。このゲームは簡単なようで、難しい。安息の地は何処にもない。そして、逃げても逃げてもきっと無駄なのだろう。それに気づいた僕は道の真ん中で、君が見つけてくれるのをただ待つだけだ。





 こういう謳い文句的なもの、言うだけなら簡単だからね。





【特殊ルール発動⁉︎】
 ハンターは3体、今後も基本的にはハンターが増えることはない。ただし、ゲームスタート時から通報部隊が君たちの捜索を行う。
①オープニングゲームでは最初に出てくる通報部隊が選択される。数は選ばれた通報部隊による。その後、通達が発令されることでその通報部隊を止める手段も出てくるが、ゲームが一定時間経過するごとに他の通報部隊が追加される。
②通達の内容をクリアしただけでは通報部隊の数が減るだけであり、完全なる削除は叶わない。エリア内にボタンがあり、通報部隊の色と合致するボタンであれば、押すことで削除が叶う。
③今回、自首を行うのは非常に容易い。ただボタンを押すだけだ。しかし、ボタンを押された時点でエリアにハンターが1体放出される。エリア内に自首が可能な地点は複数用意されている。押すか押さないかは逃走者次第だ。



[通報部隊一覧]
①ロングレッグマンハンター×5
 足が長く、身長も高い。その為、高い視点から逃走者を見つけることができる。移動スピードは他に劣るが、また目の恐怖感も強い。
②ドローン×5
 近年登場しているイメージのある、空中を飛び回るタイプの通報部隊。ドローンに搭載されたカメラに逃走者が映ると、ハンターに位置情報が伝えられる。
③警察×5
 3人1組で活動。合計15体。逃走者を見つけると、笛を鳴らしてハンターに位置情報を知らせる。ゲーム版では2作目に登場するゾンブーステージにて警察官ゾンビたちが通報の役割を担った。
④ヘリ×2
 今も昔も通報部隊として活躍。何故かハンターが操縦しているし、ハンターに位置情報を伝えている。
⑤特定の場所を通ると音が鳴るやつ
 いつかの横浜中華街編にて1度登場した。尚、こちらは他の通報が起動している状態でないと、登場しない。




逃走者(20)
矢澤にこ
黒澤ダイヤ
結城晴
潔世一
ケイエスミラクル
弦巻こころ
波野ノリスケ
剣持勇
松野カラ松
超てんちゃん
虹村億泰
ルパン三世
花咲祐芽
田中
ちゃちゃまる
千葉龍之介
エースバーン
ツネナリ
ホラーマン








Re: 【RFM~ver.mini#1.5】 ( No.1 )
日時: 2025/07/11 22:12
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: 5xmy6iiG)








『SOltidy』





 第一回のゲームが無事に終了し、彼らは何故か反省会を行なっていた。





NG
「……ハンター以外の要素も増やしていきたいな」





RO
「そうだな……過去にはこのような存在がいたらしい。これらを見てくれ」





 そうして、ROが表示したのはかつて地球(EArth)で行われたゲームに登場したハンター以外の存在。

〔山根通報部隊〕

〔BMX通報部隊〕

〔ロッグレッグマン〕

〔ドローン〕

 以下、文面上では省略する。





RO
「総称して、このような存在を『通報部隊』と呼んだそうだ。逃走者の位置をハンターに通報する、という訳だ」





 彼らにはハンターのように逃走者を確保する権限もないし、そのような意思も当然ない。
ただ、逃走者を見つけたからハンターにそれを知らせるだけであり、その方法は笛など音を鳴らして知らせることもあれば、ハンターに情報を送り知らせることもある。
 どのみち、逃走成功においては彼らという存在はとても厄介なのである。





RO
「……この『山根』や一般人を通報部隊にしてしまうパターンもかなり存在しているようだ」





NG
「へぇ……にしても、逃走中というゲームに関して、よくこんなにまとめたね」





RO
「うちんとこのシステムが優秀なだけだ。たまたまデータがまだ存在していたからよかったものの……」





NG
「となると、通報部隊も今後更にゲームに用いる必要があるとなれば……!」





 と、何かを閃いたのか? 高速で何かを作り上げているではないか。





RO
「……お前は何をしてるんだ?」





NG
「え、新作ゲームを作成してるところだよ?」





RO
「今からやる気か?」





NG
「え、そのつもりだったけど?」





 この野郎。そんな意味合いを込めて、彼の頭の耳がついてる辺りを両手の握り拳でぐりぐりとしてやる。
 彼は痛い痛いと呻き声を上げ、はいはいわかったよ、と溢す。





NG
「要するに休めってことだろ? わかったよ」





 こちらの思惑は伝わったようだ。ならば、いい。





 また後日、彼に呼び出されるとは思ってもみなかったが。




























→後日





RO
「……なるほど、ゲーム時間は短めにしてとにかく色んな通報部隊を試そうという魂胆か」





NG
「まぁ、ちょっとした休憩代わりのゲームだね。ということで、もう粗方セットはできたから始めようか。このゲームを」





RO
「あっ、もう始めるんだ」





NG
「始まらないと終わらないからね」





〔START THE GAME?〕





→〔YES〕 NO





 !!!STARTING!!!



















【前略】












【中略】












【後略】







松野カラ松
「って、おい! それじゃ、内容が何一つ伝わらないじゃないか!」





 ナルシニートにそんな風に言われるのはきついって。





松野カラ松
「いや、カウンターしたそっちの方が火力高かったぞ……?」





 さて、ここは今回のエリア『VISP02(バイサップゼロツー)』になります!





 だだっ広い遊園地をイメージしたエリアになる。(詳細はまた後ほど)





黒澤ダイヤ
「にしても……ルールはすでに聞きましたが、難しいのかよくわかりませんわ」





田中
「……」ポケーッ





結城晴
「というか、アイツは大丈夫なのか? ぽけーっとしてるけどよ」





剣持勇
「少なくとも気絶しているだけ、いやこいつは寝ているな。息はある」





ルパン三世
「そこのおっさんは警察でもしてたりするのか〜?」





剣持勇
「あぁ、そうだが……って、お前は!」





ルパン三世
「まぁまぁ、これから楽しいゲームの始まりなんだから俺を捕まえないでくれって〜!」





エースバーン
「……ってか、オレ喋れるんだ!」
(人語を話せるようにしました)





弦巻こころ
「うさぎさんなのにお話ができるのね! すごいわ!」





ケイエスミラクル
「そう思うと、完全なる人ではない方が何人か見受けられますね」
↑ウマ娘





ちゃちゃまる
「オレのことを言ってるのかー? ふんふーん!」





波野ノリスケ
「僕は夢でも見てるのか? 普通に羊が話してるぞ……?」





ホラーマン
「ホラホラ、怖いですねぇ」





矢澤にこ
「いや、骨が一番怖いわよ!」





ホラーマン
「ホラァ……でもきつねさんもいらっしゃいますし」





ツネナリ
「僕のことですか。でも、骨の方が怖いとは思いますよ」





 怖がらせるのはお前や、の押し付け合いをするな。





千葉龍之介
「……本当に何て場所に来させられたんだよ」





潔世一(U20前の設定で)
「ゲームの内容も普通じゃないし、みんなも……なぁ」





 個性的だね!





超てんちゃん(制作の都合上、略称にて)
「てか、ゲームが始まる気配すらないんだけど……これ始まんの?」





 なんと、始まるんだよな、これが。





プルルルプルルル!





松野カラ松
「……これより逃走中を開始する。今から60秒後にエリア3箇所からハンターが放出され、ゲームがスタートする。尚、通報部隊もゲームスタート時点でランダムに放出される為、注意せよ?」





ホラーマン
「そういえば通報部隊がなんだら〜とかおっしゃってましたねぇ〜」





〔60〕





〔59〕





〔58〕





黒澤ダイヤ
「今すぐ逃げないとですわよ!」





ケイエスミラクル
「でも、どこからハンターが来るのかわからないじゃないですか!」





虹村億泰
「そんなこと言う前にさっさと逃げろぉ!」





ルパン三世
「……お前さんは動けるのか?」ヒョイ





田中
「ゆっくりならね……って、なんか持ち上げられてる?」





ルパン三世
「適当に隠れられそうなところにお前さん連れていくからな」

 



田中
「え、本当に? ありがとう」





 エリア3箇所からハンターが放出、また通報部隊も放出される今回。





〔49〕





〔48〕





結城晴
「……というか、遊園地ってかなり開けてるからヘリとか来られたらかなりまずいよな?」





 通報部隊が15分ごとに追加される特殊ゲーム。





〔42〕





〔41〕





矢澤にこ
「……うわっ、あれハンターよね⁉︎ ここからはさっさと離れないと」





 既にハンター3体はエリアにて起動するタイミングを待っている。





 どの場所でゲームをスタートするか、で命運が決まる。





〔34〕





〔33〕





花咲祐芽
「何の通報部隊が出るのかはわからないんだよね? あ、ゲームがスタートしたらわかるんですか!」





 余計なものは何もいらない、がモットー。ハンターと通報部隊という簡単な組み合わせになる。





花咲祐芽
「だったら通報部隊もいらないよ」





 そうなったら、何が面白いのってなるよ。





〔22〕





〔21〕





ちゃちゃまる
「最初に出てくる通報部隊は決まってるのか?」





 まだ決まってないよ。ランダムだよ、全て。





ちゃちゃまる
「そうなると、上空もやっぱり警戒した方がいいのかー!」





 そうなりますわな。





〔14〕





〔13〕





ホラーマン
「もう始まってしまうのですね……」





 ゲームはまもなくスタートする!





〔6〕





〔5〕





田中
「……ん、ありがとう」





ルパン三世
「まぁな……さて、オレはどうしたもんかな!」





 こちらは運搬完了したみたいだね。





田中
「人を荷物みたいに言わないでよ」





 荷物だったよ、実際に。





〔1〕





〔0〕





 そして、ゲームがスタート!







矢澤にこ、黒澤ダイヤ、結城晴、潔世一、ケイエスミラクル、弦巻こころ、波野ノリスケ、剣持勇、松野カラ松、超てんちゃん、虹村億泰、ルパン三世、花咲祐芽、田中、ちゃちゃまる、千葉龍之介、エースバーン、ツネナリ、ホラーマン

Re: 【RFM~ver.mini#1.5】 ( No.2 )
日時: 2025/07/16 20:42
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: O6cwSsTX)









矢澤にこ、黒澤ダイヤ、結城晴、潔世一、ケイエスミラクル、弦巻こころ、波野ノリスケ、剣持勇、松野カラ松、超てんちゃん、虹村億泰、ルパン三世、花咲祐芽、田中、ちゃちゃまる、千葉龍之介、エースバーン、ツネナリ、ホラーマン





〔60:00〕





〔59:59〕





〔59:58〕





プルルルプルルル!





松野カラ松
「始まったな……で、なんだ?」





千葉龍之介
「警察5組がスタート地点より動き出した……警察?」





黒澤ダイヤ
「彼らは3人1組で行動し、逃走者を見つけ次第笛を鳴らしてハンターに位置情報を知らせる……とにかく警察にもハンターにも注意すればよろしいですわね」





潔世一
「尚、エリア内4箇所にボタンを設置した。このボタンを押すことで1組警察を消滅させることができる……つまり、このボタンを押さない限り警察は減らないんだな」





 ちなみにボタンは消えることはないので、いつでも消せるけど……まぁ、早いうちに押した方がいいよね。





ルパン三世
「……早いうちにボタンを探して押さないと、どんどん動けなくなるな」





 尚、ボタンの場所はモバイルのマップにて確認できる。





ルパン三世
「早いうち、動くか……!」





ツネナリ
「ボタンを探しに行きましょう!」





潔世一
「いやこれさっさと押さないとまずいよな」





 と、早速ボタンを探しに向かう者たち……!





田中
「……」





波野ノリスケ
「まだ序盤は動かなくていいでしょう。ボタンも近くにないので」





 動かない者も当然いる。





 しかし、エリア内にはハンター3体。そして警察が5組。





 そしてゲーム開始15分後には新たな通報部隊が投入される!





〔59:41〕





潔世一
「にしても、もう警察いるのかよ……」





 エリア内にボタンは4箇所、全てを押しても通報部隊がエリアから完全に消えることはない。





潔世一
「ハンターも3体いるから、迂闊に動けないんだよなぁ……遊園地だから見晴らしが良すぎるし」





 今回のエリア:VSIP02は寂びれた遊園地! 暗く、もう何かが出てきそうな雰囲気を出しているが、ここに出るのはハンターと通報部隊のみ。全体的に見晴らしが良く、一部アトラクション内に侵入も可能。





??くん
「いやいや、ボクたちも出てきちゃうよ〜!」





??ちゃん
「じゃ〜ん」





 ほれほれ、君たちはプリンプに帰りなさいよ!





??くん
「えぇ〜、このケチ〜!」





??ちゃん
「……」





 尚、今回はスタート地点となるエントランス前に自首電話が設置。ボタンを押すだけで自首成功となるが、横にはハンターボックスが設置。ボタンが押された瞬間、そこのハンターが放出される。





〔59:28〕





松野カラ松
「にしても、こんなことを聞いていいのかわからないが、教えてくれ」





 なんだなんだ?





松野カラ松
「オレの扱いが想像以上に良くて、怖いんだが……この後、毒を盛られて◯ぬなんてことはないよな!」





 人の優しさを何だと思ってるんだね。





松野カラ松
「いやだって……こんなメタ話するのは良くないけどよ、前回にも番宣って形でお邪魔したり結構映してもらってるよな?」





 映しやすい人の条件って、何だと思う?





松野カラ松
「え? うーん、アイドルちゃんとか俳優さんとかは華があるから映したくなるよな?」





 まぁ、君はそういうのじゃないってのはわかるよね?





松野カラ松
「火の玉ストレート喰らわすなって……だとしたら、いじりやすいってことか?」





 Yes! Exactly!





松野カラ松
「おい! というか、それなら他の兄弟たちでもよかったんじゃないか?」





 いや、大人になった今思うんすよ。人に優しくできて、自己肯定が十二分にできる松野カラ松って存在、とても良いよな、ってことに。





松野カラ松
「えっ、しっかり褒められた……?」





 そういう訳でいの一番に呼ぶなら、カラ松くんだなと思ったわけですよ。





松野カラ松
「ならそんな期待に応えt……通報部隊じゃないか!」





 一瞬の油断が運命を分ける。





 今回のルールとなれば、尚のこと。





松野カラ松
「フッ、ヒヤヒヤさせられたぜ! オレはこのゲームに勝利するぞ! ここに決めた!」





 この男の勇姿は果たして見られるのか?





〔58:58〕





警察×3
『……』





 警察たちは3人1組で活動。





 実は警察たちによって、動き方が違うのだ!





剣持勇
「……自転車部隊か」





警察×3
「……」チャリンコチャリンコ





 2組は自転車で逃走者を捜索。





弦巻こころ
「すごい俊敏な人たちもいるのね!」





 1組は警察の中でも機動力に優れた部隊。





 あと2組は歩き回って探します。





チャリンコ警察×3
『……』





チャリンコ警察
『……!』





 おっ、最初の獲物を見つけたのカナ?





チャリンコ警察
『……』ピー!





 で、どこのどいつが見つかってんだーい?





〔58:13〕






ルパン三世
「おいおいおい! 絶対このゲームの主役はオレだろって! とっつぁん以外の警察になんで見つかってんだよ!」





 まさかの大怪盗様でしたか。





ルパン三世
「さくっと近場で撒かないとまずいな……っと!」





 しかし、流石の怪盗様。隠れることもお手のものと。





チャリンコ警察
『……?』





 どうやら無事に逃げ切れたようだ……?





ルパン三世
「とはいえ、ボタン押しに行かないとかなり動きにくくなるぞ……これは」





 それはそうだね。





チャリンコ警察
『……!』ピー!





ルパン三世
「……んぁ? オレじゃないだろ?」





 しかし、近くにいた誰かが見つかったようだ……!





チャリンコ警察
『……‼︎』ピーピー!!





花咲祐芽
「うるさいってばぁ! とりあえず逃げないと!」ダッダッ





 自慢の運動神経で逃げていく花咲。





ルパン三世
「……大丈夫か? あの子」





花咲祐芽
「うぉぉぉぉぉぉお〜!」





 全力すぎる声を上げながら逃げる花咲、だがしかし……





ハンター
「……!」オレヤデ!





 進行方向には警察の笛に反応しやってきたハンター。





花咲祐芽
「いやっ、まだ行ける! 逃げるんだぁぁぁあ"!」





 しかし、その先には





警察×3
『……!』ピー!





 またも通報部隊だ!





花咲祐芽
「ハンターじゃないからこのまま突っ切っt」





ハンター
「……!」オレモイルデ!





 もう1体。





花咲祐芽
「ちょっと待っt」ポン!





 いや、待てない。





〔57:12〕
花咲祐芽、確保。残り19人





花咲祐芽
「初参戦なんですよ!!」





 こんな回が初参戦なんだから……お察しよ。





〔57:02〕





プルルルプルルル!





黒澤ダイヤ
「う、うるさいですわよ! これ!」





 尚、通報部隊だけが勿論警戒する対象ではない。





ハンター
「……!」





 誰かが確保されたことを知らせるこのメールすら……危険なのである。





ハンター
「……!」ダッダッダッ





プルルルプルルル!





プルルルプルルル!





田中
「……うるさい」





田中
「……あっ」ポン!





〔56:41〕
田中確保、残り18人





 ハンターが3体であろうと油断はならない。





〔56:30〕





結城晴
「……これがボタンか? 早いうちに押さないとだな!」ポチ!





 ここで結城がボタンを発見し、そして押した!





 これにより、今いる警察通報部隊のうち、1組が消滅。





警察×3
『……』シュー





 通常の警察通報部隊が消滅したようだ。





ちゃちゃまる
「これ絶対に早めにボタンを押しに行かないとどんどん辛くなるよなー!」





 そう、15分ごとに通報部隊が追加される為、どう足掻いても時間が経過するごとに状況は悪化していく一方。





 今のうちに動かなければ、もう逃げ場は無くなってしまう。





〔56:08〕





矢澤にこ
「いやこれまずいわよ」





 通報部隊がいるのがデフォなこのゲーム。





矢澤にこ
「……とはいえ、どのボタンも距離があるというか。中間地点にいるから、押す前に見つかりそうで動けないのよね」





 ボタンを押そうにも、位置が悪ければ移動するリスクが増える一方。





矢澤にこ
「……ここはボタンが近い人に任せるべきだわ」





 だからこそ、動くか動かないかは逃走者の自由なのだ。





〔55:47〕





千葉龍之介
「もう2人か……ただ既に俺の近くにあるボタンが押されてる以上、ここで動くと見つかる可能性の方が高いんだよなぁ」





 ボタンが近くにあったとて、移動するのはかなりのリスク。





千葉龍之介
「……ボタンを見つけるよりも先に見つかるな」





 一つ一つの行動が逃走者の運命を分ける。





〔55:31〕





ケイエスミラクル
「これだけ押して隠れますよ!」ポチ!





 そんな最中、ケイエスミラクルがボタンを押して、





チャリンコ警察
『……』





 チャリンコ警察1組が消滅。





 しかし、エリア内には警察通報部隊が3組残っている。





ケイエスミラクル
「……早く隠れましょう」





 やることはやった……とはいえ、隠れるまで無事にやり過ごせるか?





ケイエスミラクル
「……すごい嫌なことを言ってくれますね」





 ナレーションって、そういうものだからね。





ケイエスミラクル
「そうですか……ね?」





 解釈は各々に任せよう。





矢澤にこ、黒澤ダイヤ、結城晴、潔世一、ケイエスミラクル、弦巻こころ、波野ノリスケ、剣持勇、松野カラ松、超てんちゃん、虹村億泰、ルパン三世、ちゃちゃまる、千葉龍之介、エースバーン、ツネナリ、ホラーマン





 早くも2人が捕まったよ。さて、また次回だよ。







Re: 【RFM~ver.mini#1.5】 ( No.3 )
日時: 2025/09/14 18:23
名前: OB ◆nSIj9dk1NQ (ID: O6cwSsTX)











 ここからの冒頭はクズとしてお馴染み、あの方からスタートだよ。





??????
「いや、誰がクズですか! 口が悪すぎますって!」





矢澤にこ、黒澤ダイヤ、結城晴、潔世一、ケイエスミラクル、弦巻こころ、波野ノリスケ、剣持勇、松野カラ松、超てんちゃん、虹村億泰、ルパン三世、ちゃちゃまる、千葉龍之介、エースバーン、ツネナリ、ホラーマン





〔55:19〕





波野ノリスケ
「……これ、動かない方がもういい気がしてきましたよ」





 あまりいい人とは思えないイメージを世間から抱かれている妻帯者。





波野ノリスケ
「そんな言わなくてもいいでしょ……とはいえ、本当に動けないですよ、これ」





 丁度、波野の隠れるすぐそばを通報部隊が素通りしていった。





波野ノリスケ
「……あんな肝の冷える存在がいる中、エリアを動き回ってボタンを押せと? ちょっと厳しいですって」





 本来はこうなのだ。意思の弱き者なんてのは。





波野ノリスケ
「ちょっと⁉︎ 今、悪口言いましたよね⁉︎」





波野ノリスケ
「いやわかってますよ……この段階でも動けなかったら今後どうなるんだって」





波野ノリスケ
「でも今回自首するとハンターが放出されるんですよね? ちょっとひどくないですか?」





 罪悪感を感じてもらうためにそうしてるからね。





波野ノリスケ
「あー、この人終わってるわ」
 




 誰がそれを言う。





〔55:00〕





ルパン三世
「……よし、これだな!」





ポチッ!





 ルパン三世がボタンを押し、チャリンコ通報部隊が消滅した!





ルパン三世
「あとは徒歩の警察と機動力がいい警察か……てか、最後のボタンどこだって思ったら、反対側かよ」





ルパン三世
「……次が追加されるまで10分か。向かいはするか」





 いくら通報のリスクを減らせるとは言え、逃走者が誰も動くなんてことはないからね。





ルパン三世
「それ誰のことを言ってるんだ?」





 さぁね?





 さて、ゲームはまだ始まったばかりだよ。





〔54:42〕





ツネナリ
「……15分ごとに追加されるとすると、ずっと動き続けないといけなくなるんですよね」





ツネナリ
「既にハンターも3体。場合によってはここから増えてくる可能性もあるわけですよね」





ツネナリ
「そうなると……せめて警察通報部隊を減らしたい気持ちはあるのですが、距離がかなりあるのでそれなら次に備えた方がいいのでは? と思ってしまいます」





 長々とありがとうね。





ツネナリ
「いえいえ。とはいえ、こうして誰かにお任せしてしまうのも避けたいですが、体力に自信がない以上……そうせざるを得ないですし」





 考えてるだけではどうにもならないことが、この世にはある。





ツネナリ
「まぁ、どっかのタイミングで誰かが押してくれれば数は減るのなら、今動かなきゃいけないことはないと……したいです」





 その沈黙は罪悪感によるものか?





〔54:20〕





松野カラ松
「……ボタンは遠くはないんだが、ずっとハンターやら通報部隊が近くにいるせいで動けないんだよなぁ」





 こちらは動こうにも動けないという状況。





 アニメの方もそういえば今更だけどおめでとう。





松野カラ松
「あぁ、ありがとうな……って、観ないのか?」





 何クールか観てないから、今更観る気力がないね。





松野カラ松
「えぇ……」





松野カラ松
「まぁ、そういうこともあるか……あれから月日は経ったからな」





 前向きに捉えよう。現状はともかく。





松野カラ松
「まぁ、ハンターに捕まらない。それだけをまずは意識して動くよ」





〔53:51〕





矢澤にこ
「……どうやらエリアには2組の警察が動き回ってるらしいけど」





 こちらは動くつもりのない矢澤。ちなみに自首とかは





矢澤にこ
「正直、場合次第よね。あまりに絶望的な状況なら自首する可能性もなくはないというか。ボタンさえ押してしまえば、賞金を得られるのよ?」





 しかし自首した瞬間、隣に設置されたハンターボックスからハンターが放出されてしまう。





矢澤にこ
「そんな絶望的状況で自首を仲間の為にしません、なんて無理よ。お金が目の前にあるなら、欲しいと思うわ……誰でも」





矢澤にこ
「……まぁ、そんな状況で自首地点にたどり着けますか、って話ではあるけど」





 エリア2箇所(観覧車前、ジェットコースター前)に自首地点はある。





 しかし、ハンター3体と現在警察通報部隊が2組エリアには存在。





 自首地点まで到達するのは、そう容易ではない。





〔53:27〕





超てんちゃん
「いくら超てんちゃんがインターネットエンジェルだからって、賞金をふりふりして外に出さなくてもよくない?」





 でも賞金に釣られたんだね。





超てんちゃん
「だって1時間でいくらだっけ? なんかたくさんもらえたよね?」





 今回1秒300円設定なので、最後まで逃げ切れば108万円ですね。





超てんちゃん
「時給108万円はやるしかなくない?」





 時給換算とすると、かなり破格ではあるよ。





超てんちゃん
「……まぁ、どうにか60分ね。うん、頑張るよ」





 されど1時間、とはいえ1時間。





 長いと思うか、短いと思うか。





〔53:05〕





ちゃちゃまる
「そういえば、どうしてこんな面々にしたんだ? フンフン!」





 メタとは本来1番程遠いはずの獣が何かを言っている。





ちゃちゃまる
「おい! オレの筋肉で脅してやってもいいんだぞフンフン!」





 あの島では凶暴さを隠していたのか。





ちゃちゃまる
「何言ってるんだ? そんなことないんだぜ? フンフン!」





 まぁ、色々考えた結果ですよね、と回答をいただいたよ。





ちゃちゃまる
「でも面子を決めたヤツ、島にオレが来た時に勧誘しなかったよな?」





※実際に島に来たことがあるが、そのままさよならしました。





ちゃちゃまる
「そういうのよくないよな。な?」





 うん、脅さないでね。





ちゃちゃまる
「……まぁ、今回はそれはいいや。今はボタンだよな」





 まだ1箇所のボタンが押されてない為、警察通報部隊は2組のままである。





ちゃちゃまる
「あと5分くらいしたら次が追加されるんだよな?」





 ゲーム時間残り45分になったら追加されるね。





ちゃちゃまる
「……でも誰か動いてくれてると思いたいけどな! ってのと、最後のボタンが遠いから押すまでにハンターとかに見つかりそうなんだよなぁ」





 そう、ただ行こうという意思だけで易々とできることではない。





 動かなければただの尸だけどね。





〔52:41〕





エースバーン
「遠いなぁ……ボタンが」





 残るボタンは1つだが、距離があると迂闊には動かない。





 こちらは動かない獣。





エースバーン
「あんまりボクのこと獣って呼ぶ人いないよ⁉︎ てか、うさぎを獣と呼ぶタイプなの?」





 モンスターではあるからね。つまりは獣だね。





エースバーン
「……でもワンパチとかニャオハをモンスターとは言わないでしょ?」





 そんなこと言ってるとハンター呼び寄せるよ?





エースバーン
「いやいやそんな権限ナレーションにはなtt」





 エースバーンは何を見た?











ハンター
「……!」





エースバーン
「本当にハンター連れてきたの⁉︎ それやり方がずるいって!」





 いや、これは単なる偶然だ。





エースバーン
「いや、こんなところで捕まってられるかって!」





 圧倒的なスピードでハンターとの距離を引き離していく……!





ハンター
「……!」ダッダッダッ























エースバーン
「撒いたか……?」





ハンター
「……?」





 危なげなく、ハンターを撒いてしまった!





エースバーン
「他所みたいに個人的な感情でハンターを呼び寄せるの良くないよ。今のだって偶然かもしれないけど、十分疑わしい状況だったからね?」





 2度目をご所望か?





エースバーン
「……イエ、ナンデモナイデス」






〔52:27〕





弦巻こころ
「ボタンが近いから向かうわよ!」





 こちらはお金になんて興味のない、お嬢様。





 フィジカルも並大抵ではない。





弦巻こころ
「ハンターもかなり速かったわね……でも視界から外れれば追跡を止めるのよね?」





弦巻こころ
「地図はもう覚えたから、とにかく曲がって視線を途切れさせるしかないわね」





 頭脳も並大抵ではない弦巻。





 このゲームで彼女はどんなスマイルを浮かべるのか。





〔52:06〕





 そんな中、警察たちが誰かを発見したようだ。





ピー!ピー!





 彼らは笛を鳴らし、ハンターに位置情報を伝える。





結城晴
「いや、マジかよ!」





 見つかった結城は慌てて逃げて、通報部隊から距離を取る。





結城晴
「少しでも離れて隠れてどうにか凌ぐか……!」ダッダッダッ





 作戦通りに動けるか?





剣持勇
「……通報部隊が近いのか。離れるか」





矢澤にこ
「ちょっと、誰が見つかってるのよ! 隠れてどうにかなるのかしら……」





 近くにいた2人も行動を取る。






















結城晴
「……どうだ?」






ハンター
『……』






 遅れて笛の鳴った地点に到着したハンターは、誰も見つけなかったようだ。





 通報部隊も追ってきてはいないようだ。





結城晴
「……いや、通報部隊が沢山いられたら体力が先に尽きちまうぞ」





 危機感はまだ持っておいてね。





 まだ近くにハンターはいる。





結城晴
「このままボタン押しにいくか……?」





剣持勇
「……問題は次の通報部隊が何処で放出されるか、だが」





矢澤にこ
「……嫌な予感がするわ」






 三者三様の思惑の中、ハンターが誰かを見つけたようだ。






ハンター
『……!』





ハンターは逃走者を見失うまで、確保するまで、執拗に追い続ける。





 見つかったのは、誰だ!

































矢澤にこ
「……誰かが走ってる音がするわよ⁉︎」





結城晴
「よし、ボタンに急ぐか!」





 この2人ではないのなら……






剣持勇
「っ、ハンターか!」ダッ





 少し遅れて反応した剣持がハンターに見つかった。





 タガメのようには走らない、剣持。





 しかし、僅かな反応の遅れがハンターとの距離を既に縮まらせている。





剣持勇
「曲がれないじゃないか! おい!」





 叫んだって、どうにもならない。





 だって、逃走中だもの。いさを。






〔51:40〕
剣持勇確保、残り17人





 通報部隊がいなくとも、ハンターには要注意だ。






剣持勇
「……悲しいな」





 怪盗より逃げられなかったことが?





剣持勇
「あっ、ルパン三世!」





 あ、そんなことはなさそう!




 ちなみに今回はここまでです。





【逃走者(17)】
矢澤にこ、黒澤ダイヤ、結城晴、潔世一、ケイエスミラクル、弦巻こころ、波野ノリスケ、松野カラ松、超てんちゃん、虹村億泰、ルパン三世、ちゃちゃまる、千葉龍之介、エースバーン、ツネナリ、ホラーマン


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