二次創作小説(新・総合)
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- Fate/stay night リミテッドゼロオーバー
- 日時: 2018/02/21 16:16
- 名前: ジャガーマン (ID: 9yNBfouf)
どうもです。 ジャガーマンです。
Fate/stay nightを書かせていただきます。
これは、凛ルートに限りなく近いがセイバールートとしての要素もあった 世界線とします。だから全て遠き理想郷も知ってますし勝利すべき黄金の剣も投影可能ということにしておいて下さい。
これは新たな聖杯戦争。
倫敦に行く前に起きた、突然起きた異常の聖杯戦争そして
衛宮士郎の更なる高みを、アーチャーの答えを越える。 正義の味方新たな物語、存在しなかったであろう物語
それではお楽しみくださいませ!
- Re: Fate/stay night リミデッドゼロオーバー ( No.1 )
- 日時: 2017/10/17 16:43
- 名前: ジャガーマン (ID: 9AGFDH0G)
プロローグ「この道に」
聖杯戦争が終結した。この戦いは自分の中では特別に満ちたものだったのかもしれない。
セイバーとの出会い、遠坂との出会い、様々な奴らとの出会い、そして奴(オレ)との出会い。
得るものが確かにあった。 だが失っていくものもあった。
特に奴との出会いは俺の中の理想を再確認できた気がした。
この道を歩き続ける。しかし失ったものに大事な存在がいた。
それはイリヤだ。 戦争後にいろいろ調べてその子が切嗣の娘だということを確認した。
イリヤは義姉だったことになる
無力な自分だ、近くにいておいて助けることさえかなわなかった。
それだけが心残りといえばそうなる。
しかし遠坂が「知らなかったんだし、考えていたって仕方ない」と檄を飛ばしてくれた
そうだ。なら俺がやることは姉の分まで精一杯進み続けることだ。
そして これから起きる出来事は俺にとってはかけがいのない物語となるだろう。
運命に刻まれし物語が今始まる。
───────────────────────
次から物語がはじまります。
それでは!
- Re: Fate/stay night リミデッドゼロオーバー ( No.2 )
- 日時: 2017/10/18 10:50
- 名前: ジャガーマン (ID: Ft4.l7ID)
一訓 「心は鉄」
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身体は剣で出来ている
血潮は鉄で 心も鉄
いくたびの戦場で不敗
たった一度の敗走もなく
ただの1度も理解されない
担い手はここに1人 剣の丘で理想を怨む
故に人生に意味さえ捨てて
この体は堕ちた剣で出来ていた。
「.......」
夢を見た。
剣の丘に刺さってる剣はどこか脆くて、どこか危なくて、堕ちた剣製と言えよう
そしてこの男は、目の前の風景など見ていない
風景に意味は無い。見ているものは標的一つ
理由はただ一つ。危険を排除する、それだけ
全のために一を消す、その理想を迷いなく叶えた男が俺の前に立っていた。
「大事なものを切り捨てる覚悟はあるか?」
その男は俺にそう問いかけた。
「全てを救いたいなどと間違えてる。お前はそういう人間だ。いくら答えを得ようがな、全部を救うことだなんて出来やしない」
「それでも俺は全部を救いたい。それが俺の願いだからだ。 迷わず進んでいくと決めたから」
俺はその男の問にそう答えた、迷いはない
「大事なものを護れない奴に何を護るというのだか、まぁいい。その愚かな願いをもって生きるがいい。だがお前とは近々再開するだろう。その時までその愚かな願いをもっていたのなら真っ先にお前を消す」
包帯で顔が見れなく、フードを被り髪型すら見れない。誰だか分からない。でも俺はわかる、奴のことが....
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夢から覚めた。
この夢の事を考えるのは今はやめておこう。
それよりもやるべきことは
「朝飯作らないと....」
そう。時刻は朝の5時30分 少し早いが鍛錬もしたかったので始めよう。
ここは武家屋敷で 俺1人今はここに住んでいる
だが間桐桜や藤ねぇはいつもながら作り、ご飯を食べにくる。 藤ねぇは作らないけど…
台所に向かうと衛宮士郎のスイッチが変わる
エプロンを手に取るともう人間になりたいロボットとなどどはない。 人間そのものだ。
食材をみて心が満たされる。包丁持てば絵になる
今日は無難に鮭を焼き、サラダをつくり 朝餉とネギの味噌汁などいかがだろうか? 昨日の残りのほうれん草の胡麻和えがあったっけなとブツブツ考え出す。
「ウィンナーも添えるか 味付け海苔もあった方がいいな。漬物も確かあったな」
いまどき男子高校生と思えない風格をだし
包丁をもちあげて
「別に朝食を豪華に作っても構わないだろう?」
奴(オレ)顔負けの発言をしだした。
朝でよかったと思える。こんな発言誰かに聞かれたら。土に埋まって星を見ることになるよ
───────────────────────
朝食作りが終わり、道場にむかった。
ここで筋トレをするのが我が日課だ。
魔術師だからって接近戦しないとは限らないし
身体を動かす自体気持ちいいしな。
懐かしいなと思い、身体を動かす
そう半年前はここにアルトリアがいたんだと
半年前 聖杯戦争というものが起きた
俺も参加することになった。
聖杯、願いが叶う万能の器それをめぐっての魔術師たちのバトルロイヤル
魔術師達はサーヴァントを引き連れ 戦いに望む。
自分の欲望のために
サーヴァントとは使い魔のことでもあるかただの使い魔などではない、伝説上の英雄だ
そんな中俺は勝ち残った。 遠坂凛とそしてアルトリアと。
この出来事は俺を強くしたといってもいい
この出来事がなければ多分奴(オレ)とはあえなかった。会いたくもねぇけど…
───────────────────────
時は過ぎ、深夜ここはとある豪邸
「さてと。行きましてよ? 」
金髪のドリルみたいな髪型をした女性は
魔法陣を作成し 何かを呼び出そうとしている
何かと言うと、
「こんな島国でやるとは思わなかったですけど仕方ありませんわ。 ここの聖杯戦争はまだ終わっていなかったってことですわね。 まだ聖杯をこの手に出来る。数人の魔術師は気づき出してますわね」
心を落ち着かせ、覚悟を決める。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
みたせ みたせ みたせ みたせ みたせ
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
「―――――Anfang」 (セット)
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
光が輝きだし、するとそこに現れたのは
「サーヴァント・アサシン 召喚に応じ参上した、
問おう?君が私の依頼人(マスター)かね?」
顔は包帯で見えない そして黒のフードをかぶり
髪型さえもわからない こんな英雄いたのだろうか
「ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトと申しますわ。ミスターアサシン」
「ならルヴィアと呼ぼう。 俺にはこの呼び方が相応しい」
「一つ聞いてもよろしくて?あなたはどこの英霊なのです?」
「俺か? 俺は名も無き英霊ということにしておいてくれ。 それが妥当だし。俺の名前に価値なんてない」
ルヴィアはそれ以上は詮索はしなかった
元々情が深いのであろう。 悲しい目をしたアサシンにこれ以上聞き出すのはダメと感じたのだ
「一つ約束しよう。 君を勝たせると。アサシンとして君に勝利を提供しよう」
「三騎士を呼べませんでしたけど、安心しましたわ私には最高の騎士(ナイト)がついてますもん」
戦いがまた始まろうとしてる。
───────────────────────
時はまた少し進み とある森
「サーヴァントルーラー参上いたしました。今回の聖杯戦争はどこかおかしいというわけですね」
ルーラーと呼ばれる少女が召喚された。
───────────────────────
今度は時をさかのぼり 昼間
遠坂の家に呼び出された
「士郎。落ち着いて聞いて」
「なんだよ?遠坂」
深刻そうな顔で俺を見つめてくる。
「聖杯戦争がまた、開始されるわ」
「は...!?」
聖杯は壊したはずだ。 アルトリアが
「完全に壊れてなかったとしたら? 一時的に消えてたとしたら?そうだと知らず再開にこぎつけたのか
魔術師らしき気配も感じるのよ。女の勘だけど」
女の勘.......遠坂のこういう時はほんとに危ない時だ。
「だから確かめようと思うの、士郎協力してくれるかしら?」
「あぁあんな歪な聖杯のせいでまたも犠牲者がでたらたまらない。俺も協力するよ」
「ありがとう。士郎」
─────────────────────────────────────────────────────────
そして夜、遠坂邸にて
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
すると輝きだし現れたのは
「サーヴァント・セイバー召喚に応じ参上した!アンタがオレのマスターか?」
士郎は驚愕した。アルトリアそっくりだなんて
「えぇあたしがマスターよ。 セイバー」
「こりゃまたいいマスターだこと。魔力量も充分、思う存分暴れらるな」
「.......」
アルトリアの中の夢で見たことがある。
こいつの名前は.......
「サー・モードレッド...」
「あぁ? てめぇ何者だ?なんでオレの名前知ってんだ?」
モードレッドといえば 円卓の騎士であり、最後にアーサー王、いや、アルトリアに叛逆した騎士だ
「んだよ? そんな変な目で見つめてくれんな」
「あぁすまない。気をつけるよ」
「士郎もサーヴァント呼びましょう。と言いたいところだけど。今回は私のサポートしてくれない?」
「かまわないよ。 よろしくな遠坂・セイバー」
ここに3人 戦いに望む
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士郎はサーヴァント無し!?という訳ではありません。
組むサーヴァントがいます。
誰かはお楽しみに!
今のところ
セイバーとアサシンだけですねぇ… あと誰にしようか
- Re: Fate/stay night リミデッドゼロオーバー ( No.3 )
- 日時: 2017/10/17 21:36
- 名前: ジャガーマン (ID: WCufagws)
2訓 予期せぬ再開 衛宮の誓い
オリキャラ回ですと別世界のあの人参戦です
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俺は芸術というのが好きだ。
一瞬に弾け飛ぶその瞬間が好きだ。
ビルであろうと何であろうと人の命であろうと
弾け飛ぶ瞬間そこに俺のエクスタシーを感じる
俺の創る芸術は誰も理解してくれないが理解されなくてもかまわない。俺にしか分からないものだから
俺は爆弾魔 テロリストと影で噂されている。
最近目をつけたのは魔術師という類だ
「聖杯? 何でもかんでも願いを叶える願望器ときたか? 世の中なんでもありだねぇこれ?」
魔術師を目につけ ターゲットを消した今
そこに聖杯戦争というなんとも興味深い資料が出てきた。
「面白い。魔術師同士で潰し合うとか、欲望のためにねぇ? 」
といいつつ。俺は昔は魔術師の家系で魔術も会得してる。俺は魔術師が嫌いだ。
俺の親父は封印指定をうけそうになり、命をたった
魔術は隠さなければならないもの。人を喜ばそうと
人のために使おうとしたせいで
俺の親父は魔術師見習いだったからそこが甘かったのだ。
だが命をたった原因は魔術協会であり、魔術師だ
そんな奴らが欲望のために潰し合う。こんな面白い話のっかんないわけにはいかねーよな?
「なになに?――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
と光を放ち召喚に応じる。
「サーヴァント キャスター 召喚に応じ参上した
マスターあんたは大当たりをひいたぁ!!!」
なんだこいつ? ピエロみてぇなやつだな?
「お前みたいなぁ!やつ見てると好きだなぁァ!
俺はおもしろいもんがすきでねぇ!?」
こいつとは気が合うのかも?と思った瞬間だった
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遠坂邸
「やはり俺も召喚するべきだな」
遠坂にはサポートしろと言われたが もしものためには必要だ。
同調開始(トレースオン)
サーヴァントをよびだす。遠坂には後で言うとして
そこに現れたのは赤い外套で黒のボディスーツの少女だった。
「サーヴァント・アーチャー 召喚に応じ参上したわ! 問うわ。あなたがあたし...」
「イリヤ....義姉さん!?」
肌は黒いが間違いないイリヤだ!
何故サーヴァントかは知らないけどイリヤだ
「会いたかった… 義姉さん...」
「シロウ.......?」
俺はイリヤにとびついた。俺が護れなかった子が
今ここにいる。涙が出そうになる
「私も会いたかったわ お兄ちゃんに...でもね私はあなたが知っているイリヤじゃない。英霊エミヤの力を借りている。別の世界のイリヤ.....いえ....クロよ」
別の並行世界のイリヤということか…
でもよかった。並行世界でもなんでも、イリヤが生きれる世界はあるってことに。
「クロだっけか? 俺と協力してくれないか…この聖杯戦争を止めたいんだ」
「お兄ちゃん....いえ、マスターの指示ならば、あたしの願いはもう叶えてるも同然だから。」
色々話したいことはある。でも今はクロと聖杯戦争を止めるためにも、俺自身の誓いのためにも話すべきことがあった。
「クロ、俺誓うよ。お前が危ない時は俺が護ってやる。お兄ちゃんだからな」
「仮にもサーヴァントなのに。どこへ行っても変わらないのね。お兄ちゃんは。でも嬉しい。私も誓う
この戦いどんなことがあっても士郎の味方になるって。」
この2人は誓う。お互いを護ると。
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ここから物語が動き始めます。
ちなみにキャスターはメフィストフェレスでございます。