二次創作小説(新・総合)
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- 仮面ライダースターレイ
- 日時: 2017/12/26 18:38
- 名前: いちごの魔女 (ID: nkrYcvPM)
二次創作の映像が過去ログになるので、予め建てておきました。
本当に書けなくなったら困りますもんね…
まあとりあえず、何卒よろしくお願いします。
アテンション
・オリジナル仮面ライダーがドッペルとか変な力を使います
・荒らしと誹謗中傷は違反行為だよ!
・なんかシンフォギアだのモンスターハンターだのそんな感じっぽいです
・作者はつばさ文庫を参考にして書いてます
これらを理解いただけた方のみごゆっくりどうぞ
- Re: 仮面ライダースターレイ ( No.6 )
- 日時: 2018/01/02 23:11
- 名前: いちごの魔女 (ID: nkrYcvPM)
神歴2000年。謎の怪奇現象により架空のものが現実に流れこんでくるようになった時代。
あるいは共に共存し、あるいは敵対し戦い、あるいは教えられるなど…これまでない出会いが生まれた。
その中でも岐阜県は自然が囲まれた世界から超大都会へと生まれ変わったという。
人々は岐阜県を『幻想都市』と呼んだ。
そして現在では…
「おはよっ!昨日のあれ見たか?」
虹星学園。小中高までの学生が通うマンモス学校である。
昨日見た番組のことを話している、炎崎来士(ほむらざき こいし)はこの学校に通う高校2年生の少年。
「あー、あれか!俺も見たよ!」
来士「だよな?あれすっげぇ面白かったな~!」
「はいはい、そこまで!みんな席に着きなさい!」
男の教師の声で生徒たちは席につく。
「今日はビッグニュースだ。このクラスに転校生が来るぞ!」
クラスに新しい人が来ると聞き、生徒たちの胸が膨らんだ。
来士「転校生?」
「誰だろう…?」
「可愛い子か!?」
「いやいや、かっこいいイケメンよ!」
「はい静かに!もうすでにスタンバイしてるから、今から挨拶してもらう。
おーい、来なさい!」
ガラガラ…
教室に現れたのは、長い黒髪に整った顔立ちの美少年。制服は男物なので男子であることが分かる。
「なんだこいつ…」
「かっこいい!」
来士「男…なのか?」
「さて、みんなに自己紹介してくれ」
その少年は黒板に自分の名前を書いた。
スカイ「星堂スカイと申します」
名前はきっちり丁寧に書かれており、より美しさが引き立つ。
「えーと、星堂君だね?席は、炎崎君の隣だ」
来士「え!?」
「おいよかったじゃん。こんなかっこいい人と隣でさ」
「いいな~!」
いきなり新しい生徒と隣で来士は困り顔になる。
来士「お、俺…大丈夫かな?」
そんな焦ってる来士の隣にスカイが席に座った。
スカイ「炎崎さん、よろしくお願いします」
来士「え、えっと…こちらこそ、よろしくな!」
来士はスカイに握手しようとしたがすぐに無視された。
来士「無視かよ…」
そして、授業が終わると、来士はスカイのことを知りたいために、スカイと会話をしようとする。
来士「なあ、スカイって名前かっこいいよな!」
スカイ「…」
来士「なあ、お前誕生日はいつ?でもなんかよく見ると蠍座っぽいよなお前。
ちなみに俺は7月23日の獅子座だけど…」
スカイ「6月29日。星の王子様の日に生まれたAB型」
と、スカイは答えた。
来士「AB型!?お前てっきりA型かと思ったぜ。
俺は大雑把なO型なんだ…って、こうやってやるとなんか俺しつこく見えるかな…」
すると、スカイが来士の方にくるっと向いた。
スカイ「炎崎来士…君はこの学校をどう思う」
来士「え?楽しいけど、あれが問題なんだよな…」
スカイ「いじめ」
来士「そうそう…ってなんで知ってるんだよ!?」
スカイ「誰かに聞いたよ。いじめが問題になってると。
その元凶は道端アリナ。高級セレブブランドのアパレル会社の令嬢」
来士「おう…」
スカイ「彼女には逆らえない。その美しさに先生たちも同じだ。彼女は傲慢で狡猾にして非道な女であり…」
と、この学校の事実を詳しく言うスカイ。あまりの細かさに来士は止める。
来士「うわああ!もういいもういい!これじゃあ丸聞こえになって大問題が来るぞ!」
なんとか来士は会話をストップさせようとするが…
スカイ「この学校ではアリナに目をつけられてはいけない」
来士「はいはい分かった!だからもうやめてくれ。な?」
スカイ「…わかった」
いつも通りの学校の時間も終わり、スカイという不思議な少年と出会った来士は夕焼けの道を歩く。
来士「はあ、今日はいろいろあったな…。まあいいや、家に帰ればあいつらが待っているし!」
来士は幼い頃家族を亡くし、スマイル児童施設で暮らすことになった。最初は不安だったがたくさんの友達に教えられ、今では年下の子供たちの面倒を見る兄貴的存在だ。
来士「さーて、全力ダッシュで…」
その時、建物の上から、黒い影が来士の前に現れた!
来士「うわぁっ!怪物!?」
黒い影の正体は、オレンジのトサカに青いシマシマ模様の肌に裂けた鳥のような口のいかにも怖そうな異形の人物。
「なんだ人間か。まあいい、ちょうど腹が減ったところだ。出てこい、野郎共!!」
「ギャオオ!」
すると、人物に似た怪物たちがたくさん現れた。
来士「な、なんだよお前ら!」
「ん?俺か?俺はランポス・ハンター!大魔女様のために生まれた存在だ!!」
来士「だ、大魔女?」
ランポス「俺は腹が減っている。だからここでお前を食ってやる!!
野郎共、かかれぇ!!」
「ギャオーー!!」
来士「う、うわああああ!!」
来士はもう終わったかと思った、その時。
銀色の一筋の閃光が突如放たれた。
「ギャイィ!?」
ランポス・ハンターのしたっぱたちは消し去られ、来士の前に現れたのは…
- Re: 仮面ライダースターレイ ( No.7 )
- 日時: 2017/12/13 16:41
- 名前: いちごの魔女 (ID: nkrYcvPM)
「…何のつもりだ、ランポス」
銀色の鎧を纏った、いかにも強そうな戦士だった。
ランポス「なっ、バルファルクだと!?」
来士「バルファルク?」
バルファルク「そう。僕はバルファルク・ハンター。君とは違う思考の持ち主だ」
見た目とは裏腹の少年のような声で喋るバルファルク・ハンター。
それを見た来士は唖然とする。
ランポス「そういえばお前の血を飲めば強くなれると聞いてな。
せっかくのチャンスを逃すわけにはいかん!血はもらっておくぞ!!」
と、ランポス・ハンターは彼にとびかかる。
しかし、彼は見切ったのかのようにかわす。
来士(すげぇ…)
バルファルク「悪いけど、血は渡さない」
ランポス「血をよこせ…!血をよこせぇぇぇぇ!!」
ランポス・ハンターは素早い身のこなしで惑わそうとする。
来士「おい、気をつけろ…!」
バルファルク「わかっている」
すると、バルファルク・ハンターはランポス・ハンター以上のスピードで片足だけで叩き落とす。
ランポス「ぐはぁ!!」
バルファルク「この程度か…」
来士(強ぇ…)
あまりの強さに来士は言葉が出なかった。
ランポス「チッ、この程度で終わらせると思うな!こうなったら、何があろうと全力で血をもらってやる!!」
と、またランポス・ハンターはダッシュで襲いかかる!
バルファルク「無駄だと言ったはずだ…」
ガシッ!
バルファルク・ハンターは片手でパンチを受け止めるが、少々押されている。
ランポス「ククク…これでお前の血を…!」
どんどん押され、バルファルク・ハンターは押されそうになった。
バルファルク「(ここで負けるわけにはいかない…!
あの時の、絶望を無くすために…!)
うおおおおおおおお!!!」
その時、また違う光がバルファルク・ハンターを包んだ。
バルファルク「…!?」
その光は一瞬で彼を仮面の戦士へと変えた。
バルファルク「まずはここの問題だ…!
うおおおおおお!!!」
パワーを押しきり、ランポス・ハンターを吹っ飛ばした。
ランポス「ぐはっ!
…おのれ、今日はここまでにしてやれからな!!」
と、ランポス・ハンターは去っていった。
バルファルク・ハンターは仮面の戦士から通常の姿に戻った。
来士「な、なんなんだよ一体…」
すると、バルファルク・ハンターは自分の姿を人の形に変えた。
その人は、来士も見覚えのある少年かのように見えたが…
来士「お前…スカイ!?」
星堂スカイだった。
スカイ「ごめん、正体見せてしまって」
来士「い、いいぜ…。それに、さっきのなんだったんだ?」
スカイ「僕は神の血を持っているからだ」
来士「!?」
スカイ「だから狙われる。僕の血を飲むと強くなると…ね」
来士「え…?」
スカイ「今のはハンターという影が具体化した怪物。
本音が露になった瞬間、ハンターになる」
彼によると、ハンターはソウルハートというものが汚れに染まると生まれるらしい。
スカイ「僕は過去にあったことから、アビスドールになった。
そして僕は、一度この世界を滅ぼした」
来士「せ、世界を!?」
スカイは過去にいじめに会い、忌み嫌われていたという。
そのせいでソウルハートに汚れが溜まり、世界を灰にしたという。
スカイ「だから、僕は二度とそのことが起きないようアビスドールを消している」
来士「な、なあ…それって…」
来士はスカイに詳しく尋ねようとした。
その時…
「過去の記憶と引き替えにな」
スカイと来士の目の前に現れたのは…!
スカイ「ディケイド…」
- Re: 仮面ライダースターレイ ( No.8 )
- 日時: 2017/11/12 19:57
- 名前: いちごの魔女 (ID: nkrYcvPM)
次回予告
突如現れた謎の戦士ディケイド。
「スカイが言ってることは本当だが、未来は間違っている」
彼はスカイの過去を知っている人物だった!
「僕は…二度と絶望が起きないように…」
戸惑うスカイだが…
「俺、虹星学園からいじめと差別を消したい!!」
来士の願いが新たな力へと変わる!!
届け!希望の星よ!!
- Re: 仮面ライダースターレイ ( No.9 )
- 日時: 2017/12/13 16:46
- 名前: いちごの魔女 (ID: nkrYcvPM)
第2話『英姿颯爽なリオレウス』
これまでのあらすじ。
虹星学園に転入することになった星堂スカイ。実は彼、バルファルク・ハンターに変身する者でもある少年だった。
そんな彼は炎崎来士と出会うが、なぜかディケイドという男とも出会うことに…
来士「過去の記憶!?お前、まさか…」
スカイ「そのために過去の記憶も消した…一歳ずつだけどね」
すると、ディケイドと名乗る男は二人に近づく。
門矢「俺は門矢士(かどや つかさ)。またの名を、
『仮面ライダーディケイド』だ」
来士「か、仮面ライダー!?それって…ショッカーと戦ったヒーローだろ!?」
スカイ「かつては…ね。今は僕を狙っている獣だ」
門矢「星堂スカイ、今のお前は…」
来士「おい待てよ!何なんだよアンタは!!」
スカイ「仮面ライダーディケイドは世界の破壊者と呼ばれる危険な存在。
ハザードレベルは100を越える」
門矢「スカイが言ってることは本当だが、未来は間違っている…
とでも言おうか」
と、彼は謎のアイテムを腰につけ、一枚のカードを持つと…
来士「な、なんだ!?」
スカイ「来士、ここは帰ったほうがいい」
来士「けど…」
スカイ「これは僕の問題だ」
来士「…わかった」
と、来士はすぐに去っていった。
門矢「変身!!」
と、門矢はカードをアイテムにセットすると、そのアイテムに両手で触れた。
門矢はマゼンダ色の体に緑色の複眼の仮面をつけた戦士に変身した。
スカイ「やはり殺る気か…君は」
ディケイド「ああ、通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」
スカイ「そんなの知っている。君は僕の妨げなのだから…!」
するとスカイは胸からソウルハートを取りだし、それに触れると一瞬でバルファルク・ハンターへと変わった。
バルファルク「さあおいで、あんたの未来を変えてあげる」
一方来士は…
来士「ごめんな!遅くなって!」
スマイル児童施設でご飯の支度をしていた。
「もう、来士にいちゃんったら~!」
「すぐ来て仮面ライダーごっこしようとしたのに!」
来士「えっと、なんかコンビニ寄りたくなって…」
来士はさっきの出来事を必死に隠す。
「じゃあご飯食べ終わったら仮面ライダーごっこしよ!」
来士「おう!」
バルファルク「フンッ!ハッ!」
夜が来ても、バルファルク・ハンターと仮面ライダーディケイドの戦いは続いていた。
バルファルク「さすが世界の破壊者とでも言おうかな…!」
ディケイド「そっちこそ、輪廻を繰り返す神って言うべきだな!」
バルファルク「輪廻?何言ってる、そんなものじゃないさ」
バルファルク・ハンターは光のファンネルを召喚し、ディケイドに放つ。
ディケイド「くっ…」
回避することも許されず、ディケイドはファンネルをくらってしまう。
バルファルク「なんだ、弱すぎるね」
ディケイド「くそっ…」
バルファルク「僕はD.ホムリリイと出会って強くなった。全ては絶望を消すためにね」
ディケイド「お前…D.ホムリリイは……」
バルファルク「あと特別に教えてやるよ。ハンターは仮面ライダーの闇を狙っている。
その闇で世界を絶望に変えようとしているんだ」
ディケイド「…!!」
その言葉を聞いたディケイドは一瞬で凍りついた。
バルファルク「さらに、ハンターになった者は元には戻らない。世界を救うにはハンターは殺さなきゃいけないってこと」
ディケイド(まさか、ハンターが…俺たちの闇を狙っていたとは……)
バルファルク「僕は絶望を消すために、仮面ライダーに触れさせないために、ハンターを消している。
そのためなら過去を消したっていい」
彼は、この世界で絶望が二度と起こらぬようハンターを消していく…それが彼がやることである。
バルファルク「今日はこれで失礼するよ。じゃあね」
と、バルファルク・ハンターは去っていった。
翌日。今日は休日で、来士は小さな子供たちを連れて散歩していた。
「来士にいちゃん!あれ、病院だよね?」
5歳くらいの男の子が病院に指をさす。
来士「そうだぜ。ちなみにドクターの仮面ライダーもいるんだけど、知ってるか?」
「エグゼイド!」
来士「そうそう!ゲームとドクターの異色コラボのやつ!」
「ゲンムって言う変なおじさんが出るんでしょ?あれなんかいやだなぁ」
来士「だよな。あいつうるさいし、ナルシストだもんな」
そんな楽しく会話を弾ませる来士たちだが、一人ベンチで座っている人物を目にする。
来士「スカイ…?」
長く黒い髪の少年、スカイだった。
「ねぇ、あの人女なの?」
「来士にいちゃんの友達?」
来士「あ、えーと…そうだな」
「あたし、あの人とお話がしたい!」
来士「うう…わかった」
と、来士はスカイの隣座った。
来士「なあ、スカイ…」
しかしスカイは読書に集中しており、全く耳を向けない。
来士「って、聞いてねぇし…」
スカイ「何か用?」
来士「おわあぁ!?」
「あははは!来士にいちゃん面白い!」
来士のリアクションに思わず笑う子供たち。
スカイ「明るい子たちだね」
来士「ま、まあそうだな…。で、お前は何してんの?」
スカイ「日記読んでいる」
来士「日記か、珍しいな」
「お姉ちゃん、大好きなものある?」
女の子の質問にスカイは答える。
スカイ「お姉ちゃんじゃなくてお兄ちゃんだよ。
大好きなものなら、未来。あと、絵を描くことや音楽も大好きさ」
「へえ、すごいね。お姉ちゃん!」
来士「だからお兄ちゃんだっての…」
「じゃあ仮面ライダー知ってる?」
スカイ「仮面ライダー…!!」
すると、スカイの表情がいつもと違う風に変わった。
スカイ(仮面ライダー…僕を助けてくれなかった裏切り者…!
あいつらを、信じるわけにはいかない…!)
「お兄ちゃん?」
スカイ「あっ…ごめん。苦手なんだ」
「なんで?仮面ライダーかっこいいじゃん!」
スカイ「ごめん、仮面ライダーが信じられなくて…」
来士「スカイ?」
スカイ「僕は…二度と絶望が起きないように…」
まるで怯えてるかのようにスカイは小さく呟いた。
来士「おい、スカイ!?」
スカイ「!!」
「お兄ちゃんなんか変なの」
来士「こ、こういうヤツだから仕方ないってば!」
「顔も笑ってないし、なんか気持ち悪いよ」
来士「おいお前ら!」
スカイ「いいよ、それで」
叱ろうとする来士にスカイは止める。
来士「スカイ…」
スカイ「今日はもう帰ったほうがいい」
来士「お、おう…お前ら、もう帰ろう」
「はーい」
と、来士はスカイが気になるものの、子供たちを連れて帰った。
- Re: 仮面ライダースターレイ ( No.10 )
- 日時: 2017/11/12 22:11
- 名前: ルイージ (ID: j/F88EhV)
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