【第16回 SS小説大会 参加ルール】■目的基本的には平日限定の企画です(投稿は休日に行ってもOKです)夏・冬の小説本大会の合間の息抜きイベントとしてご利用ください■投稿場所毎大会ごとに新スレッドを管理者が作成し、ご参加者方皆で共有使用していきます(※未定)新スレッドは管理者がご用意しますので、ご利用者様方で作成する必要はありません■投票方法スレッド内の各レス(子記事)に投票用ボタンがありますのでそちらをクリックして押していただければOKです⇒投票回数に特に制限は設けませんが、明らかに不当な投票行為があった場合にはカウント無効とし除外します■投稿文字数400文字以上〜1万5千字前後(1記事約5000文字上限×3レス記事以内)⇒ざっくり基準目安ですので大体でOKです■投稿ジャンルSS小説、詩、散文、いずれでもOKです。⇒禁止ジャンルR18系、(一般サイトとして通常許容できないレベルの)具体的な暴力グロ描写、実在人物・法人等を不当に題材にしたもの、二次小説■投稿ニックネーム、作品数1大会中に10を超える、ほぼ差異のない投稿は禁止です。無効投稿とみなし作者様に予告なく管理者削除することがありますニックネームの複数使用は悪気のない限り自由です■大会期間、結果発表等第16回SS小説大会 2023年9月12日から2024年1月8日まで(期間延長するかもしれません) 優秀作品発表…2024年1月9日(トップページ予定) お題(基本)…旅 お題(思いつかない人用)…自由 、■その他ご不明な点はこの掲示板内「SS大会専用・連絡相談用スレッド」までお問い合わせくださいhttp://www.kakiko.cc/novel/novel_ss/index.cgi?mode=view&no=10001******************************平日電車やバスなどの移動時間や、ちょっとした待ち時間など。お暇なひとときに短いショートストーリーを描いてみては。どうぞよろしくお願い申し上げます。******************************
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少し肌寒い風の中で僕は君の名前を口に出す『日向君……』そして僕は君の部屋のベランダに身を任せて落ちようとしただけど君が僕を置いて行くなんて考えられなくて…結局は未遂で終わり『日向君...君は一体何処にいるの?逢いたいよ...』それでも日向君は来ない...日向君は僕が名前を呼んだらいつも呆れた様に来てくれるのに『日向君……日向君……』僕はそう呟き最後に涙を流して...『日向君は…もうこの世には居ないの?』泣いても泣いても日向君は来ない……だったら...もうこの世界に意味なんて……そう思って身を投げ出して空中へ────数秒後、全体に痛みが広がった……あれ?……僕...生きてる?目を覚まし僕は最初に看護師と目が合う今の状況を説明された...全く、お節介だよそのどうでも良い現状整理の後にその看護師がそうそう...と思い出した様に僕に一通の手紙を寄越したその手紙は...紛れも無く日向君からだった全身が痛い事なんて気にせずに無理矢理に体を起こし手紙を読む事にした〜1ヶ月も居なくてゴメンな、お前との約束の為に色々と準備してたんだ ほら、お前生きる意味がないと生きて行けないって言ってただろ?だからその為に色々とな なぁ、今から俺とお前の生涯掛けて隠れんぼでもしないか?範囲はこの地球全体で〜〜飛行機とかのお金とかは気にしなくても良いぞ、俺が全額負担するからな それに...さ、地球を回ってる間にお前の生き甲斐ってやつが見つかるかもしれないだろ? お前なら見つけてくれるって信じてるぞ!〜そんな君からの無茶振りが、そんな君からの提案が何よりも嬉しかった数ヶ月掛けて僕は病院を退院、そしてから僕は日向君の部屋に行き『…負けないからね……日向君』僕はそうして日向君を探しに……旅に出た□□□「はぁ、バレたのかと思った...」アイツが去ったのを確認して部屋のタンスから出たするとアイツから電話が...此処は無視した方が良いのか?それとも出た方が良いのか?……考えた結果出る事にした『日向君……見っけ』後ろから声が聞こえたその声は紛れも無くアイツだった「……見つかったな」『大体日向君が全額負担って、まず日向君の稼ぎじゃ考えらんないよね〜』「お前っていつも人の地雷を踏み抜くよな...」『あはは〜』「……で?生き甲斐ってヤツは見つけられたか?」『うん、見つけられた』「そうか」『そうだよ……僕の……...僕の生き甲斐は』────紛れも無く君だよ、日向君────□□□「……それに何の意味が有るんですか?日向」「俺はもうすぐ死ぬ、だから……お前が俺の代わりに...」「……日向の頼みなら仕方ありませんね、私もあの人の面倒くささは知ってます」「ははっ……どうせなら俺が幸せにしてやりたかった...」「……」□□□『ねぇ?日向君?』「何だ?」『日向君ってさ、いつもお節介だよね』「お節介って...ご飯作ってやってるだけだろ」『そうだよ、それがお節介何だよ』「じゃあ、作るの辞めればいいか?」『ううん、違う……ありがとね、日向君』「ははっ何だよそれ」(なんて、私は日向じゃ無いですが……)
わたしは、旅に出る。見たことの無い、花を探して。わたしは旅に出る。見たことの無い、不思議な力を求めて。かつて、貴方が話してくれたお話。__この世の何処かにどんな病気も治す未知の花が咲いている。その花の蜜を口にすれば、弱っていた鳥も、傷だらけの熊も、踏み潰されてしまった虫も、重い病気の病人だって、あっという間に元気になるのだ。そう、これはわたしが幼い頃に、貴方が優しい声で聞かせてくれた素敵なお話。..おとぎ話じゃないんだ。それを証明するために、私は..。「旅に出る」そう決めたのに、貴方は首を振るのだ。「探さなくてもあるから」病床でうっすらと微笑んで、私の頭をそっと撫でた。その手は細くて、可笑しいくらいに白くって。何言ってるの?いったいどこに咲いてるのよ、探さなくちゃ見つからないじゃない。あなたが蜜を飲まなくちゃ、意味がないのに。もうわずかな時間しかないのに___幼い頃、私は何度も聞いたじゃない。「このおはなは本当に咲いてるの?」そしたら貴方は満面の笑みで「咲いてるわ、この世界の何処かに。わたしは信じてるの。」と答えた癖に。私が暗唱できてしまうくらいにずーっと、何回も、何回も、楽しそうに語っていた癖に。今更、咲いてないなんて言うの?諦めろって言うの?散々聞かせておいて。....私を置いていくつもりなの?(ひどいよ。)「もう知らない」頭を撫でられた白い手を振りほどいて、私は病室を出た。そして、高原に出ると、その後少し歩いて近くの森に入っていった。どんどん早足になっていく。貴方にはもう時間がない。それは貴方が一番分かっているはず。悠長に暇を潰していられない。私の足が動く限り、心臓が働く限り、私は探すの、未知の花を。__貴方の命が、尽きてしまう前に。気がつけば、朝だった。目の下は隈だらけで、睡魔に襲われ、それでもずるずると森の中を探し回る私は、森をさ迷う亡霊のようだった。もしかしたら、もう、亡霊になってしまったかもしれない。..亡霊になれば、これからもずっと、貴方の側に居られるのかしら。なんて、考えながら私は足を動かす。「急がないと。探さないと...」でも。ふと、頭の中をよぎったのは貴方が暗い病室の中で、貴方が苦しむ姿。この瞬間も、貴方の寿命は削られている。なんだか嫌な予感がして、不安が一斉に込み上げてきた。貴方はいつも、花を育てていた。花が大好きだった。「きっとあなたは、このお花みたいに綺麗で、凛とした可愛らしい女性になれるわ」貴方はいつも優しかった。周囲の人間にも、動物にも、植物にも、そして、私にも。私が眠りにつくときはいつも、私の頭を撫でながら、不思議なお話をゆっくりと優しい声で聞かせてくれた。(本当に必要なもの...探さなくても、そばに..。)今まで進んできた方向とは逆向きに、全速力で走った。睡魔が吹き飛ぶくらい必死で、森の中を一直線に走った。何本もの木とすれちがって、やっと、光が見えた。息を切らして病室の扉を開けたのは、貴方が深い眠りについた後だった。「「おかあさん!!」」ごめんなさい、なんかじゃ済まない。謝ったって変わらない。もう二度と、お母さんは戻ってこない。私、お母さんの言ってること分かってなかった...!!ほんとは。ほんとは、あんな森の中に行ったって、花なんか見つからないこと分かってた。今更母の病気が治らないことも、知ってた。分かってたのに、母が消えるという事実から逃れるために、私は病室を飛び出した。どんな傷も病気も癒す花なんて、あるわけないのに。私ってほんと、馬鹿だ。「咲いてるわけないじゃん....」私の馬鹿。最低。親不孝者。結局私はお母さんに何もしてあげられず、最期の最期まで迷惑をかけてる。もう二度と会えないのに、意味の無いことをして、最期の大切な時間を無駄にした。「おかぁさぁん....」すすり泣いて、わめいて、床にうずくまって...。そうしているうちに、机につっかかって、その反動で机の上に置いてあった紙が床にひらひら落ちた。拾ってみると、懐かしい母の優しい文字が並べられていた。手紙だ。握った紙に涙が染み込んでいく。[娘へ小さい頃に話した未知の花の話、覚えてくれていて嬉しいな。小さい頃あなたがとても気に入っていて、何度もお話しして、って頼んできたのよ。私とっても嬉しかった。お父さんもいなくなっちゃって、私一人で頑張っていたつもりだったんだけどね、貴方に沢山嫌な思いさせちゃったよね。ごめんね、私が、あの花は咲いてる、信じてるとか言ったから貴方に無茶をさせてしまった。本当意味の分からないバカな親だね。最後まであなたに辛い思いをさせてしまった。本当にごめんなさい。それでも、私は、この話をあなたに聞かせて良かったと思ってる。癒しの花のお話は、若い頃に本で読んで知ったの。どんな傷でも病気でもあっという間に治せる花。不思議で素敵なお話だと思った。大好きな話だから、何度もあなたに話した。ちょっとしつこかったかしら...。おかげであなたも花が好きな子に育ってくれて、良かった。ずーっと、あなたに話していた未知の花だけど、その花の名前までは教えてなかったはずなの。花の名前はね、____。そう、あなたの名前と同じなの。あなたには、皆を癒せる人であってほしいから。優しくて明るい人であってほしい。そしてあなたは、私の、最大の癒しだから。この名前をつけたのよ。あなたにはこれからも、皆を癒せる優しい人でいてほしい。直接伝えられなくてごめんなさい。ずっと側にいてあげられなくて、ごめんね。でもあなたは一人じゃないから。花はいつでもあなたに自信や、希望をくれるから。どうか、幸せになってね。そして何より、あなたも花好きで本当に嬉しい。これからも好きでいてね 母より]__お母さんが最期に欲しかったのは、私との最後の時間だったんだと思う。「探さなくても、あるから」って、私がそこにいるからて、ことだったんだ。花って、私自身だったんだ。最期まで側に居てあげればよかった。ほんとに、なんてことしちゃったんだろう。私。「もう、あぇないのに..」散々泣いたあとに目に入ったのは、手紙と一緒に机に置いてあった一輪の花。ほんと、最後まで花が大好きだね。添えられていた花の名前はアイリス。名前の由来のWイリスWとは、ギリシャ語でW虹Wという意味がある。花言葉は...「希望」「この花、お母さん好きだったなぁ」家の鉢に必ず植えてあって、お母さんが大切に育てていた花だった。「ありがとう、おかあさん」窓の外では、大きくて綺麗な、"虹の橋"が空に架かっていた。 おわり*この話はフィクションです*花言葉は諸説あります
広告やインターネットでピアスを見るとと今は亡きあの人のことを思い出してしまう。今は亡きあの人とは私が付き合っていた元彼の事だ。私の元彼は世界を駆け巡る写真家であり、私と同じ21歳で、赤髪でツーブロックの髪型、耳と唇にピアスをしており、その容姿が女性からの人気が高く、実は私もひっそりとファンとして見守っていた。非公式のファンクラブまで立ち上がっており、私もその会員だ。しかし、交際を始めた時にはそのファンクラブからは次第に離れていった。その彼が写真撮影のために押上にしばらく在中していた。私は、女性記者の仕事をしているのだが、その仕事で彼に取材を行う事になった。その取材が終わった数時間後私は北千住駅の近くにあるカフェにいたのだが、彼もたまたまそのカフェにおり、そこで出会ってしまった。そして私たちの交際が始まってしまった。彼とはアニメや漫画、映画の話で気が合い、お互い仕事で辛いことがあったり、楽しかったこと、面白かったことは朝が明けるまで同居しているマンションの窓際で景色を見ながら語り合ったり、そんな毎日を送れて幸せだった。しかし、彼は半年間アメリカに写真撮影に行くことになった時、飛行機の墜落事故にあってしまった。そして彼は亡き者となってしまった。翌日、飛行機墜落事故のニュースがテレビで報道されたとき、私は涙が出るよりも先に馬鹿野郎。なんで死ぬんだよ。まだ、まだ、世界中の景色を撮影するんだろう。それがおめえの仕事だろう。それを果たさずに何がイケメン撮影家なのか。という気持ちが込み上げていた。そして会社側には1日休みをいただけないかという連絡をして1日中マンションの部屋にぽつり、と、やり過ごしていた。その中で彼の未装着の蝶のピアスが見つかった。「あーあ、また変なピアス買ってきて…」と発した後に涙がいまさらポロポロ出てきてしまった。ピアスを見て、彼とキスをしたときに必ず唇のピアスが触れてた。そして口を離したときにいつも、「大丈夫、お前の事はいつも見守っているから。世界で一人だから」とキザな発言をしていて痛いなと思いつつも嬉しかった。もうあのセリフは聞けないのかと思うとますます辛くなって涙があふれ出た。立ち上がるのすら辛くなった。明日の出勤大丈夫かな…という心配も浮かんできた。瞬時にもう一つ浮かび上がってきたものがある。それは確か、3週間前に彼と居酒屋に二人きりで行ったときに、彼は妙に引っかかるような発言をしていた。「なあなあ、もし俺が死んだらどーんな反応するのかにゃあ?おめえは」とへらへら酔いながら私に向かって言ってきた。私はどうせ酔っぱらっているのだから冗談だろう、翌日には私が何を言っていたのか忘れているのだろう、と思いながら私は「死んだらいやだ。私にはお前しかおらんもん。愛している。大好き。」と言いながら抱きしめていた。そのとき彼は幸せそうな顔をしていた。「そっかあ。俺はアメリカに行く途中、飛行機墜落事故に巻き込まれない限り死ねないなあ。」暖かくて愛らしい思い出かと思いきや、アメリカに行く途中で飛行機墜落事故というワードがあったな、と思い出した瞬間ぞっとした。彼のあの発言が本当になってしまった。いや、偶然かもしれない偶然かもしれないと数分間脳内で繰り返し唱えてた。でも彼は口には出さないけどいつもどこか苦しそうだった。そういえば彼の家庭は幼い時に母が亡くなっており、有名企業の社長である父と二人暮らしだ。その父とはあまりうまくいってないように思えた。「親父から1日に何回か俺の企業にいい加減入らないかってLINEがきてしつこいんだよなー」と言っていた。父親は写真家になることは大反対で父親が経営している企業に就職することを幼い時から頻繁に勧められてきていたが彼はそれを押し切って夢だった写真家になった。そしてそれを機に父親と絶縁しようとしたが、GPSであっという間に見つかってしまい、有名企業の社長だということもあり圧を押され、市役所側は、参りました、というようにへこへこしていた。そして彼は俺の逃げ場はどこにもないのだな。父親に追われながらもなんとかやっていくのしかないのだな。と断念し今の彼があるというわけだ。もしかしたら彼は死にたいと考えていたのかもしれない。ずっと。彼の部屋から大量の薬と、カッターもあったが、きっと風邪だよね、カッターも仕事の関係で使うよね、と強く思うようにし逃げてきた。やっぱり、死にたかったのかな。私は彼の気持ちを全くわかってなかった。いや片隅ではわかっていたけど逃げていて、彼の気持ち全部受け止めていたふりをしていただけに過ぎなかったのだ。彼が乗っていた飛行機に不具合が生じたから墜落事故に巻き込まれてしまった。墜落事故があるかどうかの予測なんて出来っこないのだから、自殺にもなっていない。だから私が責任を負わなくてもいいのか?いや違う。彼はもし今回の墜落事故がなく生き延びたとしても十数年後にはこの世から本当にいなくなっているのかもしれなかったのだ。脳内でよぎる大量の薬とカッター、そして居酒屋のあの思い出が語る。私は、一生これを背負いながら生きていくしかないのだ。そう、愛する人の本当の苦しみから逃れていて、受け止めているふりをしていただけの罪をー1年後、墜落事故に巻き込まれた人々の正式なお墓がアメリカで作られていた。私はそれを知り、長期休暇を使い、彼の墓参りに頻繁に訪れている。そして、63歳になった今、結婚に関してはどうなったかというと、あの時大切な彼を失った時から孤独に生きる。異性とはせいぜい友人関係でいる、と決意した。動物を家族として迎えた動物が亡き者となってしまったら、もうこのような経験はしたくないと思い二度と動物を家族に迎えられない、と思うように私も、二度と異性を恋人として迎えられないというわけだ。親に孫を見せることができず申し訳ないと思っているが、私は一人で、ベテラン女性記者として生きていく。強く、たくましく。そして今日も長期休暇を使い、42年目、84回目の墓参りに行く。彼の未装着の蝶のピアスを身に着けて
『8月8日水曜日。今日の天気は1日中晴れになる予想で予測最高気温は31度、予測最低気温は――――――――――――』 毎日同じことの繰り返しで、デジャヴとはこのようなことなのだと思う。 学校に行く勇気はある。それだけでも自分をほめている。自分を自分の中で上に持っていくことが大事だと思っている。 私は、予知能力がある。と思う。多分。例えば授業中次に先生が言う言葉が分かる。「P308のGの中の一つを訳して…、じゃあ八雲。言ってみて」と次先生は言う。「P308のGの中の一つを―――――――――――――――――――――」ほらね。 それはともかくあてられてしまった。発表する勇気はないから毎回、毎日、同じことを小声で言う。 昼休み。屋上前階段で一人で弁当を食べる。毎日同じ内容だ。毎日飽きて味がしない。それが人生だ。 ‪家に帰る。自由時間だ。一人で動画を見ながら絵を描く。絵は自分にとっての支えになるし、共に歩んでいくものだと思う。本も同じだ。時間を忘れてついつい読んでしまう。同じような話でも飽きない。また違う観点から見ることができる。一冊の本で1日一時間読んでも1ヶ月は十分すぎるほど楽しめる。 夜だ。寝ることも好きだ。安らかに心情を安定にすることができる。最高だ。今日も眠る。今がまた、過去になる。夢は自分に新しい想像力をくれる。結局自分が脳が作っているものだとは知っているが、それでも最高だ。それは十中八九、必ずだ。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――『8月8日水曜日。今日の天気は1日中晴れになる――――――――――――』
__俺は旅に出る。今は亡き君を探す旅に。俺には彼女がいた。とても愛していたんだ。でも、君は自殺をした。別に喧嘩とかをしたわけではない。君は、どうやら虐められていたらしい。彼氏である俺がこのことを知らなかったという罪悪感に、襲われた俺は自殺をしようとしたが、飛び降りれなかった。君に失礼だと、思った。君は頑張って生きたのに。どこに行けばいいか分からないけど、どこに行くかは決めている。君との思い出の場所を周る。君と始めてのデートをした遊園地、一緒に花火を見た場所など色々な場所に行った。どんな場所でも何があったのか思い出せる。どこに行っても君の笑う声を思い出せる。その度に俺は悲しくなる。それでも泣かない。君の分も強く生きようと思うから。色々な所を周っていたら、ふと思い出した。まだ君と始めて出会ったあの場所に行ってない。君と出会ったのは確かこの公園だった。ブランコに乗って俯いている君に俺が声をかけたのがきっかけだった。そんなことを思い出しながらブランコに座る。そよ風と共に君の声が聞こえる。俺の名前を呼んでいる。周りを見渡しても、君はいない。そりゃそうか。だって君はもういないんだから。もう一度ブランコに座る。目の前に半透明の君の姿。思わず抱き締めたが、君に触れられない。死んでいるからか。「ごめん。俺のせいで死んだのに、俺は何もできなくて……」君は首を振る。「あなたのせいじゃないよ。あなたは何も悪くない。私を愛してくれた」いや、全部俺のせいだ。俺が君に何も出来なかったからだ。「あなたがいなかったから、もっと早く死んでたと思う。あなたといる時だけは、楽しかったよ」君は少しずつ透明になっていく。「ねぇ、最後に伝えていいかな?本当は生きている時に言いたかった。ずっと大好き……愛してる」そう言って君は消えた。俺は家に帰り屋上へ向かう。俺の家は10階建てのマンション。強い風が吹く中、君の声が頭の中を回る。柵を越える。__俺は旅に出る。君が居る遥か遠い 場所に向かうために。
私はリオナ・シュタイン。[あるセカイ]から逃げ延びてきた[最強]。正直言って容姿には自信がある。私美少女リオナ☆リオナ「はぁ、、、異世界って、あんがい魔物多いのね、、、」スタスタリオナ「やっぱり、私この世界向いてないか、、、完全なる作業ゲー、、、」スタスタリオナ「次の街に行ったらでっかい剣が手に入るらしいからね。忘れ物はない。れっつごーー!!」ー移動中ーリオナ「大剣だ!!金額はっと、、、300G!?安!」リオナ「今日はどこに泊まろうか、、、」?「え、えっと、、、」リオナ「、、、??どうしたの?」?「私を仲間にして下さい!!」リオナ「へ?」?「私一応魔法使いですから!!魔法だって使えるし回復もできます!!」リオナ「いや、、、別にいいけど」?「やったぁ、、、」リオナ「なんで私、、、???」?「優しそうでしたから!!」リオナ「何その理由」ー宿屋ー?「よろしくお願いします!!」リオナ「よろしくね。」?「私、コリネっていいます!!」リオナ「分かったわ。コロネって呼ぶわね」コリネ「何故に?」リオナ「私ね、旅をしてるの。[理想郷(ユートピア)]を目指して」コリネ「ユートピア、、、ですか??」リオナ「ええ。[理想郷]では自分がしたいことが叶う訳じゃないけど、、、自分の本当に叶えたい願い事が[一つだけ]叶うの」コリネ「一つだけ、、、、、、」リオナ「見たことがある人はいない。だけど、、、あるのは事実なの。なら私はそこを目指したい。」コリネ「お手伝いします!!」リオナ「コロネは何叶えたい?」コリネ「、、、私は、亡くなったお兄ちゃんに会いたいです!」リオナ「いい願い事ね」リオナ「お腹すいちゃったわね。ご飯食べに行きましょうか。」コリネ「待って下さーい!!」ダッダッダッー料理店ーコリネ「おいひいれふ(美味しいです)」リオナ「そうね。ここのお店美味しいわ」コリネ「リオナさんは料理は何が好きなんですか?」リオナ「うーん、、、カルパッチョ?」コリネ「私も好きですカルパッチョ!!美味しいですよね!!」リオナ「あとはハンバーグね」コリネ「美味しそうです、、、」リオナ「もしかしてコロネ食いしん坊?」コリネ「太ってません!!」リオナ「そんなこと言ってないわよ」リオナ「なんかアクセサリー買いましょ」コリネ「うーん、、、何にしましょうか」リオナ「私このイヤリングにしましょ。」コリネ「おお!!(すごい、、、めっちゃ似合ってる。)」リオナの髪は薄めの翡翠色に深い青の目。そのイヤリングは青い紺色の宝石に金の縁で、その髪と目に良く映えた。リオナ「コロネちゃんは何にする?」コリネ「、、、どうしましょう、、、あ、これにします!!」リオナ「可愛いじゃない!!」コリネが手に取ったのは金に紫の宝石の指輪。コリネは金髪に紫のメッシュ、ピンクの目で、指輪とよく合っている。リオナ「これとこれ、お願いします」コリネ「え!?そ、そんな、、、奢って頂かなくても」リオナ「奢ってあげるから、戦って返して。」コリネ「あ、ありがとうございます!」リオナ「そろそろこの街、出ましょうか」コリネ「はい!!」スタスタコリネ「そういえば、、、」リオナ「?」コリネ「リオナさんは理想郷で何を願うんですか?」ーーーーーーーーーーーーーー?「リオナ。お前は[最強]だがそれを背負いすぎるな。」リオナ「ね、、、ねえ!!」?「なあに、案ずるな。俺なら大丈夫さ」ーーーーーーーーーーーーーーリオナ「、、、秘密!!ほら早く来てー!!私走るよーー!!」ダッダッダッコリネ「ま、待って下さい!!」リオナ「はははっw置いてくよーー!w」コリネ「リオナさん速すぎますって!!」これは、歴代最強とまで謳われた、勇者パーティーに加入するまでの女戦士と賢者の長い長い物語である。続編なしです☆
「私は深沢(ふかざわ) 由紀愛(ゆきあ)です。趣味は、絵を描くことです。半年くらいでまた転校すると思うけど、よろしくお願いします。」私は由紀愛。小5の女子。これで…10回目の転校だ。年に2回ほど転校するのだ。なぜなら…日本を旅しているから。とりあえずいつも通り自己紹介を終えた。「じゃあ、深沢さんは、浅野(あさの)さんの隣に座ってください。あそこです。」「あ、はい。」「由紀愛さん、よろしくね。」「あ、はい、浅野さん。」「莉里(りり)でいいよ。私、浅野 莉里だから。由紀愛でいい?」「あ、うん、いいよ、莉里。」「ありがと、由紀愛。」「はい、朝の回を終わります。礼。」「ありがとうございましたー」ちなみに、私はよく“冷たい”と言われる。口調が原因かな?ま、どうでもいいけど。「由紀愛さんってさ、莉里と仲良いよね…」「騙されてるじゃんw」「莉里って性格ゴミだよね…」「いやいや、顔も性格も存在もゴミでしょ。」「確かにー」…とんでもないことを聞いてしまった。そういえば、莉里、最近おかしいな…。これが原因?「由紀愛さんもさ、なんか冷たいよね〜」「分かる!感じ悪いし…」「…ねえ、二人とも、すぐそこに由紀愛さんいるけど大丈夫そ?」…やばい。私はその場を飛び出した。「うわー、逃げた!」そう言われたけど、気にしなかった。半年後。この時には私はあまり“冷たい”と言われないようになっていた。でも、未だに莉里はいじめられていた。止められないのが悔しかった。「ねえ、由紀愛!」「なに、莉里?」「由紀愛、転校してきたじゃん?その時、『半年くらいでまた転校すると思う』って言ってたじゃん。もしかして、もうすぐ、、転校、するの?」「…う、ん。」すごく言いにくかった。でも…言うしかなかったのだ。だって、本当のことだから…。「あと、一週間くらいで、転校するんだ。」「…隠してた、でしょ。」「うん…」「私もね、隠してたことがあるんだ…」なんなんだ。莉里は、隠し事をするような人じゃない。でも隠してたことがあった。それは、とんでもないことなのではなかろうか?そして私の予想は…的中した。「私、余命、あと、1ヶ月なの…」「…え?」最初は聞き間違えかと思った。でも、確実に、余命1ヶ月だと言った。「嘘、でしょ…」「本当、だよ。今まで隠しててごめんね。」…信じられない。私の目から、涙が溢れた。「うっ…ううっ…うわーんっ!」情けなかった。でも、悲しかった。「由紀愛。私が死ぬまで、転校しないで欲しい。」「…うん。何としても、絶対守るから、その約束。」私たちは、家に帰った。私はそのことで、夜、寝ようとしても、どうしても寝れなかった。…お母さんに、言わないと、あのことを。お母さんはまだ起きていた。「由紀愛。まだ起きてたの?早く寝なさい。」「お母さん、ちょっと、お願いが、あるの…」「どうしたの?」「…あの、ね。莉里が、あと、余命、1ヶ月、なの…」「え…!?莉里って、あの莉里ちゃんよね…?」「そ、う」苦しかった。認めるのが。「だか、ら。転校するの、莉里が死んでからにしてほしい…」「…分かった。お父さんにも言っておくわ。」「うん、ありがとう、お母さん…」次の日。「あれ、莉里が、いない。」嫌な予感がする。さては…でもそんなこと、あと1ヶ月も、あるんだから……暗い顔で、先生が入ってきた。「皆さん、よく聞いてください。」私は息を呑んだ。「浅野 莉里さんが、亡くなりました…」嘘。まだ、1ヶ月、あったんじゃないの…?「ううっ…うわーんっ…うわああーんっ!!」私は声を上げて泣いた。みんなは私を驚くように見ていた。きっと、莉里が、いじめられていたから、だと思う。それでも構わない。私はずっと、ずっと、泣き続けた。「そして、深沢さん。」「は、はいっ」「浅野さんから、この手紙を深沢さんに読んで欲しいと渡されました。だから、読んでくれませんか?」「は、はいっ」私は手紙を受け取り、開いた。そして…読み始めた。「私は、いじめられていました。 とても辛く、死にたいと思うこともありました。 その時、余命が残り一週間なことを知りました。 余命最後の日、由紀愛に、伝えないとと思い、伝えました。 でも、怖くて、『余命1ヶ月』と嘘をついてしまいました。 そう言ってしまったことに、とても反省しています。 死にたいと思ったことは、由紀愛に出会って、なくなりました。 そうしてくれた由紀愛に、感謝しています。 そして私をいじめていた人に言いたいことがあります。 他の人に絶対にしないでください。 そして私は由紀愛がいじめられていることを知っています。 絶対に辞めてください。 私が言えることはそれくらいです。でも、本当に、やめてほしいです。 そして、今まで余命のことを隠していてごめんなさい。」私は読みながら泣いていた。ずっと、ずっと。すると、みんなが、泣き始めた。「り、莉里、ごめん、なさい…」「莉里、由紀愛…ほんとに、ごめんなさい…」「り、り…」「…みなさん、いじめは絶対にいけないことです。」「莉里、ごめんなさい…由紀愛も、本当に、ごめんなさい…」「うっ、うわーんっ!ごめんなさいっ!」みんな、ずっと、泣き続けた。私も泣き続けた。「さて、こんな状態で授業を受けても何も耳に入らないでしょうから…特別に帰ってもいいですよ。」私達は帰った。「由紀愛、なんでこんな時間に帰ってきたの?」お母さんに事情を説明すると…「…そう、だったのね…」私はそれから10年が経ち、成人した。でも未だに引っ越してはいない。引っ越したら、莉里と、離れてしまう。そう思ったからだ。私が死ぬまで、この街を出ない。それは、莉里に、感謝を伝えるためだ…。
朝日が昇る。ボクらを照らす。「よし、出発だ」「ワン!」ドアを開け、駆け出した。広い世界へ、、ようこそ俺の名は、キビ。代々受け継がれる旅人の子孫として、旅に出る!隣のヤツ、ケビンという名の犬。だっだっだ「ケビン、お父さんの書いた伝記によれば、ここは元気にしてくれる水が流れる滝なそうだ」「クーン」 ピチョ「!?この水、何か違うな!飲んでみるか、、」「ワン!」がぶ飲みした「プハー」「ワン!」ケビンが水滴だらけの顔を上げた。「可愛いな」 俺はゴシっと拭き、パンを出した。「ケビン」「ワン」もぐもぐお父さんの旅の仕方。パンは相棒と仲良く隣で食べること。しっとりしたパンが有難い🍞ザクザク行くほどどんどん難易度は上がってくる。でも、進む。「ここは、猛進の壁。」ゴツっなんか凸凹していて登りづらい。ケビンを抱えて頂上に着いた。「ふう、、アップルパイ食べよっか🥧」「ワン!」もぐもぐカリッ空気が涼しく気持ちいい。テクテク降りるのもキツく、ケビンをリュックに入れ、縮こまってしまった。「ヤベェ。ここで落ちたらどうしよう」そんなことを言っていると、、ポツンザーザーピシャゴロゴロと雷雨が。「なんだよう。こんな時に、、!」しっかり岩を持ち慎重に岩を降りていく。ズルッえ?一個の岩が滑ったのか?落下していくようだ。「ワン!」ケビンがさけぶ。「け、ケビン、、!!!」ケビンは飛び出した!「おい、!よせ、、」「ワン!」ケビンは何をしたのか。すごい光が起こった。「うっ、、!ケビーン!」ばたり次に目を覚ましたのは川原だった。「ケビン?」隣を見ても誰もいない、、。「ケビーン!」ぺたん「そんな、、。俺のせいだ。」バックを悔しくて掴んだ。リンゴを出す。「探すんだ、、。」足に力が入らない。よく見ると、少し出血をしていた。「ケビン、、。」ただケビンと呼ぶだけ。「お前がいなかったら、!」「ワン!」「ケビン、、!!!!」ケビンだ!無事だったんだ、、!俺とケビンは抱き合った。涙が額に落ちる。やっぱり最高のバディだ、、。「ずっと一緒な」ケビンの顔をムチッとした。後は、、いや旅を続ける。リンゴを齧った。ケビンを撫でた。歩く。走る。見える新世界、、!お父さんの伝記にも書いていないところ。「行けた!ユートピア、、!!!」ケビンと一緒だからだ!走り回る。子供のころのように、ケビンと戯れあった。まぁ、今も子供だけど、大人になった気分だ、、、!「ケビン!お前のおかげだ」
Re: 削除依頼スレッド 7コ目 ( No.274 )日時: 2019/08/06 00:25名前: ツカミ (ID: w9Ti0hrm)いつもお世話になっております。kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=22493スレごと削除お願いします。理由は、好きでもない人がずっと出入りしている現状がうっとおしくなったので。もうこのスレもない方がいいかなって気持ちになってきましたので、よろしくお願いします。
『だから俺が見えるんだね…w』『…』『………は?』この文章だけじゃ、今話している会話の意味はわからないと思います。今から話すのは、このような会話になった経緯です。遡ること数時間前俺は浅葱ただの中学生!今日は,俺の1番の親友、恣意と一緒にサッカーをしに行く。小学生の時はこんなことなかったから,すごく楽しみにしている。集合時間になって,俺は公園で恣意を待っていた。『おー恣意!遅かったな』『あはwお待たせー』その後,俺たちは予定通り,その公園でサッカーをした。結構白熱したし,公園にたまたまいたクラスメートも入ってきたから,俺が今までやってきたサッカーの中で一番楽しかった気がする。夕方になって,俺と恣意以外はみんな帰ってしまった。俺はベンチに座って,さっき自販機で買った麦茶を飲み干した。『あーー美味しい!』『あれ,恣意は飲まないの?』と言って,俺はもう一本,リュックから麦茶を出して,恣意に差し出した。『いや,俺はいいよ』あんなに動いて顔も真っ赤なのに,なんで飲まないんだろうと一瞬不審に思ったが,まぁ本人が飲みたくないのならいいだろうとあまり気にしてなかった。サッカーが楽しくてテンションがおかしくなってしまったのか,血迷ったのかはわからないが,俺は恣意にあることを打ち明けた。『実はさー。俺霊感あるんだーw』俺には霊感がある。しかもかなり強いらしい見ようと思えば霊も見えるし,霊とコミニュケーションを取ることも可能だ。別に話す必要のなかったことだが,恣意は少し驚いた顔で,『へぇ……』少し目を細めて俺を見た後,一息ついて,こう言った。『だから俺が見えるんだね……w』『…』『………は?』
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