二次創作小説(紙ほか)

日常日和。4
日時: 2018/08/31 23:10
名前: 桜

新しい日常日和。4に来て下さりありがとうございます。このたび前の掲示板のデータがいっぱいになったことにより後継掲示板で日常日和。を4として再開することになりました。なのでブタのヒヅメとの戦いやぷよクエ実録も今後はここですることになります。それでも私は変わらないし変わるつもりもありませんので見ていただければ幸い!


「目次」


「短編」
多才のわらじ>>1-2
賢者大作戦!>>38-43
成りすましアラビア二番手>>49-50
ツキノちゃんと孤高な天騎士さん>>73
サックスとリンゴ>>78-79
恋愛裁判地獄絵図>>85-89
Ai:birthday>>146-147
可愛い可愛いメイドさん>>177-179
栄光の天騎士ロード>>183-190
隠しの天才>>196-197
疑惑のラブレター>>203-204
悪魔さんの歌と少女のオーボエ>>248-249
2番手vsローティーン共の大戦争>>265-267
フルートの約束>>276-278
海水浴での休暇>>338-342
ふうりんアフェットゥオーソ>>365-369
月光の進化と共に>>374-377
王ドラ、イーブイ達を拾う>>382-383
とっておきのうた>>389-392
ある日降り立ったウーベルチュール>>410-411
学☆芸☆会☆大☆騒☆動>>415-416
サウンド・ショウ・タイム>>420-421
大量の楽器紛失事件>>425-429
龍笛を巡る運命(さだめ)>>434-435
今時の温泉パークはプールも付いているらしい>>451-452
トラブルな仙女!>>467-468
影の怪盗と妹の姫君と操りのポケモン>>471-475
お花見は時に危険なこともあるらしい>>478
争奪のシナリオ>>515-519
Nebula from Sunny>>522-525
勘違いにご用心!>>528-530
舞い降りた花>>543-545
桜版裸族による裸族のための講座2>>548-550>>552-553
解き放たれた恋愛のもつれ>>558-561
8月31日のポルックス>>605-606(更新)


「やってきた。」
音大生漫画家がスマブラ屋敷にやってきた。>>439-440


「ぷよクエキャラで料理対決!」
その2>>10-16
結果発表>>22-25
オシオキ編>>32


「テストネタ」
テストネタ1>>443-448
テストネタ2>>455-462


「フルート実録」
フルート実録2>>128
フルート実録3>>173


「闇天使の“重責”の呪縛」
猫と踏切と闇天使>>208-209
恋したサックス>>212
一旦の別れ>>215-216
事件の波乱>>221-223
神様も止められない紅蓮の羽四つ>>227-228
ウサギランド出現>>231-234
“願い”の先>>238-244


「ブタのヒヅメ決着」
月長石と星の水晶と黄玉物語>>283-284
全ては「キミ」のため>>289
慕う気持ち、向上心と小さな籠>>292-293
夕焼けの空と曇りの空>>296-298
青空はいつでも夕陽を待っている>>301
ゾーアの覚醒>>307-308
未来への絆>>313-314
悲しみはここに置いて>>318-320
さようなら、ありがとう>>324-326
終わりの始まり>>331-332


「全国学生音楽コンクールでの絆」
夏の花の嵐>>564-565
紅葉からの条件>>568-569
圧倒的な表現力がボレロを貫く>>574-575
四葉宮高校との対面>>578-579
四葉宮高校とのアンサンブル対決!>>582-584
棟梁と魔人と黒音と>>587-589
黒音学園とのアンサンブル対決!>>592-594
それぞれの動向と彼女から手を引いて>>597-598
本来の音>>601-602


「ぷよクエ実録」
時空の旅人クリアまでの道のり>>254
マーベットの挑戦状日和>>270


「前後編」
旋律幻想曲>>56-58>>64-66
果てなき命の宴>>132-134>>139-140
フルートのショコラティエ>>151-152>>156-157
吸血鬼の赤き洗礼>>257-258>>261-262
オルガンストレッタ>>348-351>>356-360
秋のポケモンコンテスト!>>397-400>>405-406
愛と涙のサッカーバトル!>>533-535>>538-540


「特別編5」
序章:八奇人>>94-95
第一章:わがまま>>101-102
第二章:見てきたもの>>107-109
第三章:夢涙>>115-117
第四章:絆>>121-122
終章:響く>>123-124


「特別編6」
序章:オーボエの王子様>>481-482
第一章:小さな店で>>486-488
第二章:シグレの覚醒>>492-495
第三章:目には目を、口撃には口撃を>>500-503
第四章:オーボエの涙>>507-509
終章:運命の奇妙な巡り合わせ>>510-511

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本来の音(その2) ( No.602 )
日時: 2018/08/27 21:59
名前: 桜
参照: http://sp.nicovideo.jp/watch/sm33308723

アナウンス「ただいまの結果をお知らせします。優勝校は星ノ宮学園!」






自分達が優勝したことに宮島は驚きを隠せずにいた。


宮島「本当に・・・俺達が優勝?夢じゃないよな?」
夏目「夢じゃないよ!本当に優勝だよ!」
アナウンス「優勝校の代表者は出てきて下さい」
金城「シグレ、いけ」
シグレ「いいのか?」
金城「今回も俺もお前に助けられた。だから、代表者として行け」
シグレ「・・・ああ。ありがとう!」


シグレが代表者として舞台に立ち、そこに銀のトロフィーを持って現れたのはファイナルの特別審査員である千秋だった!


シグレ「千秋さん・・・!」
千秋「おめでとう。今回はお前も成長したな。その成長に讃えての優勝だ。受け取ってくれ」


千秋はそう言ってシグレに銀のトロフィーを渡し、会場は大拍手に包まれる中で彼は舞台裏に戻る。


雨季「これが銀のトロフィー?思ったよりも小さいわね」
まほろ「でも、これが優勝した証だよ。私、もう泣いちゃう!」
金城「・・・ああ」


大半の星ノ宮学園のアンサンブルメンバーが銀のトロフィーを手にしたことで嬉しすぎて泣く中でその全国学生音楽コンクールが終わった後に会場から出たシグレ達にフラウトを始め観客席で見ていた人達やTVで見た人達が駆けた。


理人(フラウト)「シグレ!おめでとー!」
ナルカミ「帰ったら星ノ宮学園のホールで祝賀会ですね」
シグレ「そうだな」
空「あ、シグレ君!これ」


空がシグレにあげたのはリボンに包まれた一箱。シグレはその箱を開けると、そこにはムラマツの総銀製フルートとかなり高級な龍笛・・・!


シグレ「これ、どうしたんだ!?」
空「実はねー」






咲『素晴らしい演奏をありがとう。キミの音楽に心からの感謝を』
舞『コンクールの演奏を聴いてあんな優しい気持ちになれたのは初めてよ。もう一度オーボエを頑張ってみようと思えたよ』
咲『これは私達からの心ばかりのお礼だ。受け取ってくれ』
舞『この夏のミカエルに、愛を込めて・・・』






宮島「あいつらか」
金城「やれやれ、シグレにとんでもないファンができてしまったな。天川を通して渡すとはなかなかに正式な連絡事項だ」
シグレ「ああ。大切にするよ」


そしてシグレがアイオーンに抱えられ、彼らに胴上げをされる!


シグレ「えっ!?」
クルーク「よーし、次は金城だ!」


掛け声を上げながら次々と星ノ宮学園のアンサンブルメンバーが胴上げをされる中ですると、チームムーンライトが出てきたことをあいりは気付く。あいりはみくるに声をかける。


あいり「お、お疲れ様!」
みくる「ああ」
あいり「あの・・・」
みくる「ありがとう」
あいり「えっ?」
みくる「苦手だったヴァイオリン続けられたのはあいりのおかげだから」






みくる「私、ヴァイオリンが好きだ。楽しくてしょうがない」






あいり「みくる・・・」
みくる「ああ、それと。お前を想う人とお幸せに。あいり」


みくるがようやく自分の気持ちに決着を着く中でタクトは人知れずに場を離れた。彼は思う。


タクト(優勝は逃したんやけど、みくるが本来のヴァイオリンの音色を取り戻してくれてよかった。結局鳩宮先生が何かしたんやなあ。つか、そもそも鳩宮先生はーーー)


すると・・・






タクトの方に無数の矢が飛んできた・・・!!!


タクト「!!?」






タクトは辛うじて避ける中で矢を放った人物はその場に降り立つ。


???「あーあ、あなた達の茶番を見るのは楽しかったですねえ。ーーーでも、そろそろあなた達の茶番を見るのは飽きましたねえ」
タクト「な、なんや・・・」
???「僕達はずーっとあなたを待っていたんですよ」


すると、矢を放った人物はローブを脱ぎ、正体を現した!それはリトルモンスターのメンバーがよく知るフラウトの護衛・・・!






新堂(ヴィオロン)「あの男の転生を・・・」






タクト「!?あんた・・・噂の青の吸血鬼一族やったんか?新堂さんが洗脳されて偽物になりすましてーーー」
新堂(ヴィオロン)「新堂?ヴィオロン?ああ、あれは僕がなりすました既に任務で死んだ男になった姿ですよ。まあ、それなりに僕のお得意の記憶魔法でヴィラリン軍はおろかヴィラリンの人達も「ヴィオロンは生きている」ことにしましたが」


すると、ヴィオロンになりすましていた男は青の吸血鬼一族の藍色の髪と牙を持った美青年に変身する!彼は人目に付かないようにタクトを異空間に連れ出した後に言う。


新堂(ヴィオロン)「真の名前だけ教えますよ。僕の名前はクロラ。そしてあなたは僕達の先祖が親友と思っていたヴァイオリニストのリッチ=ミアリラの生まれ変わり」
タクト「!?」
クロラ「これでも先祖はあなたの前世の人のことを親友だと思っていました。ですが、彼は次第に先祖に見向きもしなくなり、恋人同士となるはずだった彼とその女性は口づけをした後に先祖に狼になる魔法をかけられて恐れた人々は彼とその恋人を銃弾で殺された・・・これに怒りをきたした赤の吸血鬼一族は先祖に呪いをかけ、そして・・・」






クロラ「僕達末裔は満月の夜になると痣だらけになる呪いとともに生まれるようになった!」






クロラの顔に微かに浮かんだ痣を見せ、タクトを困惑させる中ですぐに元の顔に戻り、クロラは言う。


クロラ「そしてあなたは僕の呪いを解く配剤です。さぁ、大人しく条件は飲んでもらいますよ」
タクト「待ち!俺は本当に何も知らないんや・・・前世のことも、あんたらのことも・・・どうして・・・」
クロラ「どうして・・・雫石みくるに手を出したかって?嫌ですねえ、それは僕のせいじゃありませんよ☆ただ彼らは自分の作戦のままに行動しているだけですっ。彼らのリーダーのエルドゥールの狙いは月島あいりの奪還と自分の国を滅ぼしたというオレンジの悪魔と究極の魔力を持った占い師の捕獲した上での処刑です。まあ、まさかそれは僕が呪いを解くための作戦だったことは知りませんが・・・」
タクト「そんな・・・!それはあの二人には関係ないで。なのに・・・!」
クロラ「まあ、僕が呪いを解くために利用させてもらいますよ。でも、その前に・・・金城景吾には嫌われてもらわないとですね」


一方、祝賀会ではタクトがいなかったことに金城は苛立っていた。


金城「・・・遅い。あいつは何してんだ!?」
シグレ「きっと外の空気を吸いたくなったんじゃないか?」
まほろ「タクトさんって飄々としているからねえ」


すると、タクトが祝賀会にやってきたことを金城は気付いた。


金城「タクト!どこに行ったんだよ!また女を弄んで・・・」
タクト「何でもないで。何も・・・知らんで」


ついに呪われた五英雄を操っていた今回の黒幕が判明する中で彼らは呪われた五英雄もとい既に任務で亡くなっていたヴィオロンになりすました青の吸血鬼一族の一人のクロラの思惑に翻弄されることになった・・・!!!


FIN






「後書き」


さて、ようやく終わりました。ここからは呪われた五英雄もといヴィオロンことクロラの暗躍が主体となります。短編もちょいちょいと挟みますけどね。
ちなみに今回の黒幕がタクトだと思った人は挙手。多分そういう人が多いんじゃないかと;






感想OK

Re: 日常日和。4 ( No.603 )
日時: 2018/08/28 11:38
名前: パール

こんにちは。

パールです。

今回は最終回でしたね。

まさかの黒幕が
クロラという
新キャラだったとは・・・。
意外でしたね・・・。

コメント返し! ( No.604 )
日時: 2018/08/31 22:57
名前: 桜

〉パールさん
今回はこの話の最終回でしたが、まさかの黒幕が既に死んだヴィオロンになりすましていたクロラだったことは誰も想像が付かなかったのだろうと思います;これからの話をお楽しみに!

8月31日のポルックス(その1) ( No.605 )
日時: 2018/08/31 23:05
名前: 桜

今回はある某少女ファンタジー漫画の話を元にしたポルックスとエルドゥールさんの過去のお話です。ポルックスとエルドゥールのコンビ(カップリング?)はツイッターで見かけてからめちゃくちゃ可愛いです。さくら先生・・・(´;ω;`)






野菜王国の王族の城のある部屋ではエルドゥールは自分の生まれ育った国を滅ぼした敵討ちのための「悪魔狩り」の合間に義妹のポルックスにクッキーを作っていた。そのクッキーを持ちながら彼女の部屋に入ろうとする。


エルドゥール「・・・・・・ポルックス。クッキー焼けたぞ」
ポルックス「えっ?ああ。お兄ちゃん、ちょっと出かけてくるっ」
エルドゥール「・・・・・えっ?ああ・・・・・・えっ!?どこに行く気だ!」
ポルックス「すぐに戻って来る!」


ポルックスが出かける中でエルドゥールは何事かと頭を抱えていた。



エルドゥール「・・・・・・全く何があったんだ・・・」


すると、エルドゥールはふと八月のカレンダーを見る。その8月31日を見た時に彼は気付く。


エルドゥール「・・・・・・そうか、今日は・・・・・・」






それは1、2年前。エルドゥールは既に野菜王国の国王であるサルザーゾに剣の実力を見出されめきめきと頭角を現していた中で同じく頭角を現した同僚であるフリードがエルドゥールの方に駆ける。


フリード「エルドゥール!ピョンっ★」
エルドゥール「・・・・・・なんだ、フリードか」
フリード「なんだとは失礼な!ピョンっ★今日は他国の音楽学校のパーティにチェロ奏者として招かれたって?ピョンっ★」←ちなみにうちのフリードはクラリネット奏者も兼ねています
エルドゥール「・・・・・・ああ。今や呪われた五英雄のトップである俺が呼ばれたんだからな、来るなよ。・・・・・・また女性を口説く気だろう?」
フリード「ケチー、ピョンっ★」


そしてエルドゥールがチェロを持って、そのパーティに出席する中でチェロを弾いた後に多くの女性に囲まれていた。


女性A「可愛いー!目つきは怖いけどチェロを弾けるギャップを持ってるなんてー!」
女性B「あなた、どこの国のチェロ奏者?」
エルドゥール「・・・・・・野菜王国だ」
女性C「へぇー」


すると、人々の叫び声がした!叫び声をあげた男性の近くには巨大な鳥だった!


女性D「な、何!?」
エルドゥール「!?」


すると、その巨大な鳥はエルドゥールに向かった途端に消えた。エルドゥールはこれに戸惑う。


エルドゥール「・・・・・・?」
???「クス、クスクス、クス」


すると、エルドゥールの前にいたのはハープで巨大な鳥を出現させたオッドアイのまだ幼い少女だった。彼女は言う。


???「こーとりさんがにーげたヨー♪」
エルドゥール「・・・・・・あ」


すると、少女が笑顔のままその場から逃げ出す中で大半の女性達が彼の無事を確認しに駆け寄った。


女性E「エルドゥールさん、大丈夫ですか!?」
エルドゥール「・・・・・・今の子、誰だ?」
女性F「パーティを主催している音楽学校の生徒のポルックスよ」
エルドゥール「・・・・・・じゃあ、なんであんなことを?」
女性G「いつもの悪戯よ、ああいう子なの。ハープの実力はかなり優秀だけど、親が生まれつきいない子だったのよ。あの子が入学してから怖いわよね、その音楽学校に不幸なことばかり起こるんだもの。ヴァイオリン首席だったユノが病気になったのはきっとあの子のせいよ。呪われてるわ」
女性H「そうなの?なんか不吉ね・・・あんな子と関わったらダメですよ、エルドゥールさん」
エルドゥール「・・・・・・え・・・?」


エルドゥールは話の内容と彼女を見た瞳からある空気を感じ取る。


エルドゥール(呪われた子・・・?あの子のせいで不幸が起きるのか?だから、みんなあの子が嫌いなのか?)






エルドゥール(だから、あの子は・・・あんなに悲しそうな目をしていたのか・・・?)






エルドゥール「・・・・・・すまん、ちょっと抜ける(あの子を探しに行こう。なぜか気になるーーー・・・」


一方、ポルックスは鳥が飛ぶ際に落ちた羽根を数えながら歌っていた。


ポルックス「小鳥さん、おいでなさい、来ないと、足をもぎ取るよ」


すると、ポルックスはエルドゥールに気付く。彼女は言う。


ポルックス「誰?」
エルドゥール「・・・・・・あ・・・・・・歌が聞こえたから、ここかと思って・・・・・・」
ポルックス「?」
エルドゥール「・・・・・・よかったら・・・俺のチェロと合わせてくれないか?」
ポルックス「アタシと・・・遊んでくれるの?あなたはだあれ?」
エルドゥール「・・・・・・俺はエルドゥールだ。呼び名はなんでもいい。・・・・・・よろしく、ポルックス」


エルドゥールに優しく接されたことに内心戸惑いつつもポルックスは彼に対して愛らしい笑顔を見せた・・・。






それからエルドゥールがその国に滞在する中でポルックスはとある日にハープの音色が鳴らないことに気付く。


ポルックス「エルドゥールさん!音が鳴らないよ!」
エルドゥール「!・・・・・・いくら万能なハープでも音色は星座だからな。夜の星が必要か?」


そして夜になった後にポルックスのハープは音が星座の力により鳴ることに成功した。


ポルックス「エルドゥールさん!アタシのハープの音色が鳴るよ!」
エルドゥール「・・・・・・そうか(たまに星座の力を借りないとダメなのか・・・」
ポルックス「エルドゥールさんもチェロに星座の力を与えてもらおうよ!」
エルドゥール「・・・・・・えっ、ちょっ・・・うわっ!」


すると、引っ張られた途端にエルドゥールは崖に落ちた!エルドゥールは幸いにも無事だったが。


エルドゥール(痛い・・・;でも、ポルックスが受けてきた傷を考えると・・・)
???「あら?異国の方?」


すると、エルドゥールはガラス越しの部屋でベッドで寝ている少女を見つける!


???「何か御用?」
エルドゥール「・・・・・・いや、何も・・・」


すると、ポルックスがエルドゥールを探しにその場所に駆けると、少女を発見する!


ポルックス「エルドゥールさん!あっ!ユノ!」
ユノ「ポルックス!」
エルドゥール(えっ;この美少女がお前の親友なのか!?でも・・・ああいう笑顔もするのか・・・)


すると、ガラス越しに話す二人にある怒声が挟んできた。とある国の音楽学校の理事長だ。


理事長「そこで何をしている!ユノと会うなと言っただろう、ポルックス!早く行け!」
ユノ「待って、理事長!もう少しだけ話を・・・!」


ユノの叫びも虚しく二人は理事長に別の場所へ連れ出される中で理事長は呆れながら言う。


理事長「全く油断も隙もないな。明日からはガラスの窓はなくして部屋一面壁にしよう。もう二度と会うなよポルックス!お前が近づくとユノの病気が重くなるんだ。呪われた子め」


理事長が立ち去る中でエルドゥールはその言葉に反論しようとするが、ポルックスはエルドゥールの袖を掴む。


ポルックス「・・・いいの、エルドゥールさん。言いつけを守らなかったアタシが悪いの」
エルドゥール「・・・・・・ポルックス・・・」


エルドゥールはとある国の音楽学校の理事長のポルックスに対して横暴な態度に腹が立っている中で二人は星空を見ながら話していた。


エルドゥール「・・・・・・あれがお前の学校の理事長か。何かすごく嫌な感じだったな。偉い人じゃないのか?」
ポルックス「理事長はアタシのことが嫌いだもん。ユノの病気はアタシのせいだから。アタシは「呪われた子」だから・・・アタシがそばにいるとユノが死んじゃうんだって」
エルドゥール「・・・・・・そんなのおかしいな・・・」


ポルックスは振り向きながらあることを言う。


ポルックス「でもね、おまじないをしてるの」
エルドゥール「・・・・・・おまじない?」
ポルックス「ユノがね、いつも笑ってたらいいことがあるのよって、言ってくれたんだ。アタシが笑うとユノの病気も治るかもしれないから、いつも笑ってるようにしているんだ」


しかし、彼女は穏やかな声色ながら言う。


ポルックス「・・・でもね、いくら笑ってもユノの病気が良くならないの。いいことが起きないの。いつも笑ってるはずなのに。なんでかなあ」


彼女の暗そうな顔にエルドゥールは口には出さないまま思う。
違うよ、ポルックス。いくら笑ってても、ユノの病気は良くならないし、笑顔も楽しくなくちゃ意味がないんだ。俺は思ったけど、お前を傷つけない、言葉が上手く見つからなくて。ただそばにいて、ただ手を繋いで、ずっと隣に座ってた。






ずっと、ずっとーーー・・・。

8月31日のポルックス(その2) ( No.606 )
日時: 2018/08/31 23:08
名前: 桜

その数日後、誰かの葬儀が執り行われていた。そう、ポルックスの唯一の友達だった・・・


女子生徒A「ホント急だよね」
女子生徒B「可哀想に・・・」
女子生徒C「将来を嘱望されてたのに・・・ユノが死んだなんて。やっぱり呪われてるのかなあ」


ユノの葬儀に参列していたエルドゥールはポルックスに声をかける。


エルドゥール「・・・・・・ポルックス」
ポルックス「エルドゥールさん」
エルドゥール「・・・・・・大丈夫か?」
ポルックス「何が?」
エルドゥール「・・・・・・何がって・・・」


すると、涙ひとつ見せようとしないポルックスに女子生徒達が陰口を叩いた。


女子生徒E「聞いた?今の」
女子生徒F「友達だった人が死んだっていうのに、あの子には心っていうものがないのかなあ」
エルドゥール「・・・・・・!!バカなこと言うな!!ポルックスは普通の子だ呪われてなんかいない!いい加減なこと言うなよクソガキ!!」
女子生徒E&女子生徒F「ク、クソガ・・・!!?」
エルドゥール「・・・・・・行くぞ、ポルックス!」
ポルックス「エルドゥールさん!?」


エルドゥールとポルックスが葬儀を抜け出す中でエルドゥールはポルックスの手を掴みながら歩いていた。


ポルックス「一体なんなの、エルドゥールさん。痛いよ手。エルドゥールさん?」
エルドゥール「・・・・・・泣きたい時は、泣いていいんだ。悲しい時は・・・・・・」


すると、エルドゥールは振り向きながら自分の受けた呪いと戦いながら言う。


エルドゥール「我慢しなくていいんだ。笑うのは楽しい時だけでいい。俺の妹として一緒に来い。ずっとそばにいる」






エルドゥール「ポルックスの心の一番奥にいるから、俺の前では、泣いていい」






すると、ポルックスは目を閉じながらエルドゥールに抱きつく。その開けた目から・・・






透明な雫が流れていた・・・。






ポルックス「うわあああああーん!!!あああああー!!!」






ーーー後にも先にも、ポルックスが泣いたのを見たのはこの時だけだった。






そして現在。エルドゥールの義妹となったポルックスはある墓の前に花を置きながら座り込んでいた。そこにある声がした。


エルドゥール「・・・・・・ーーー今日はユノの命日だったな」
ポルックス「お兄ちゃん・・・」
エルドゥール「・・・・・・日本の花束だ。野菜王国とは違ってすぐに枯れてしまうが、綺麗だろう?枯れてしまってもそこに心は残る、だろう?」
ポルックス「・・・そうだね」
エルドゥール「・・・・・・なあ、ポルックス」


すると、彼は当時のことを思い出しながら言う。






エルドゥール「俺があの時言った言葉も、変わってない」






すると、エルドゥールは立ち上がりながら言う。


エルドゥール「・・・・・・帰るぞ。今日はクッキーが焼けたんだ。今日のは特別に美味しいんだ」


エルドゥールの言葉にポルックスは微笑みながら立ち上がる。


ポルックス「じゃあ、アタシはチーズケーキとフルーツケーキも食べたい!」
エルドゥール「・・・・・・;それならケーキ屋で・・・」
ポルックス「お兄ちゃんの手作りがいいのー!」


ーーーこれからもずっと、






ポルックスの心の一番そばにいるから。






おしまい






「オリキャラ紹介」


・ユノ
とある国の音楽学校でのポルックスの友達。将来を嘱望されたヴァイオリニストで病気を抱えながらも決してポルックスを色眼鏡で見ずに優しく接していた。


「後書き」


今回は合間を縫ってクロスオーバー要素はなしでポルックスとエルドゥールの過去話を書いてみました。差別は本当にダメで受けた側は一番辛いな・・・。
ちなみに差別を受ける理由は残念ながら色々とあります。容姿だったり、落ちこぼれだったり、あるいは身体や心に病気を持っていたり・・・。私も差別を受けた側の一人ですから、こういった差別は本当に受けた側の気持ちがわかります。差別、ダメ、ゼッタイ。






感想OK

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