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*31*
〜ミッション3パート2〜
CAUTION!
今回の話は皆さんにとって寒くなる表現がありますので注意してください。
ここから本編スタート
BGM:Mother Ship
エリアのどこかにある赤・青・黄の巻物を探し、そこに書かれている合い言葉を腕の認証装置に言わなければ残り時間70分になった時点で強制失格になってしまう。ただし、ランプの色に応じた巻物の合い言葉でなければ装置は反応しないため注意しなければならない。果たして逃走者達は失格を免れる事が出来るのか…?
マリオ(セクトラルさんの)「俺のランプは赤だから赤い巻物か。作者のランプは何色だろう。出来れば同じがいいが…。」
合い言葉が描かれた巻物を探すマリオの近くにから…。
ハンター「…!」
ハンターが猛スピードで接近していた。彼はそれに気づいていないため徐々に距離は縮まるばかり。そして…。
ポン
92:43 マリオ確保残り 25人
マリオ(セクトラルさんの)「いつの間に来ていたの…?マンマミーヤ…。」
ハンターはいつどこで現れるか分からない…。
ピピピピ
セクトラル「『マリオ確保。』あちゃー。マリオ捕まっちゃったか。」
自分の同行キャラが確保された事に、セクトラルは苦い表情を浮かべていた。
その頃
パワプロ君「青色の巻物を見つけたぞ。僕のランプも青だし、グッドタイミングだね。合い言葉は…。」
さい先よく巻物が見つかったパワプロ君は巻物を広げて合い言葉を調べるが、次の瞬間、彼は一瞬背筋が凍った様な感覚がした。その近くにいたのび太は不審に思ってパワプロ君の元に寄る。
のび太「合い言葉が見つかったの!?」
パワプロ君「うん…。まあ…。」
自分のランプに合った合い言葉が見つかったものの、彼の様子はどこかがおかしかった。
のび太「ならいいじゃない。どうしてそんなに顔色が悪いの?」
パワプロ君「これを本当に言うのかなーって思ってさ…。」
のび太「これはミッションだから隠す事はないだろ〜?ねえ何が書いてあったの〜?教えてよ〜。」
合い言葉が気になるのび太はパワプロ君に巻物に書かれていた内容を教えてくれるようせがむ。すると彼は真剣な眼差しでのび太に向かってこう言い放つ。
パワプロ君「本当に聞きたい?」
のび太「うん。」
パワプロ君「絶対に後悔しない?」
のび太「うん。」
パワプロ君「じゃあ言うよ。合い言葉は…。」
パワプロ君は思い口を開いて言う。青の巻物に書かれていた合い言葉は…。
『母艦がぼっかーん』
(ピコーン)←装置が反応した音
のび太「要するに、ダジャレって事…?」
パワプロ君「青のみんなはこれを言うのか…。ミッションをクリアしたのは良いけど、すごく複雑だ…。」
のび太「青か…。僕のは黄色だから違ったみたい。仕方ないから次を当たってみよう。じゃあね。」
巻物の色とランプの色が違ったのび太は次の巻物を探しに向かった。
パワプロ君「合い言葉をメールで知らせる事は出来ないけど、注意書きはしておこう。えーっと青のランプの人は…。」
青色用の合い言葉が寒いものだと知ったパワプロ君は青のランプの逃走者を調べてメールを一斉送信する。
ピピピピ
両津「メールか。…ん?あの野球野郎からだ。何々?『青のランプの皆さんへ。青色用に設定されている合い言葉はすごく寒い事になってます。詳しい事はルール上言えません。』寒いって一体何の事だ?」
零「それってどんな合い言葉なの…?」
カツオ「本人に会って聞いてみるしかないね。」
青色の合い言葉が見つかったものの、見つけた本人以外はその内容が寒い要素が含んでいる事など知るはずもない…。
(続く)
確保者の一言
マリオ「セクトラすまない。あとは任せた。」
逃走者が持つランプの一覧
赤:まりん・リノン・ヴィオラ・カービィ・Troyhorse・しましま・黒子・当麻
青:パワプロ君・カツオ・メタナイト・両津・エミ・零・しら・銀時
黄:歩・カジカ・リュート・たまちゃん・みさえ・のび太・ヲタク大王・セクトラル・ルイージ