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*41*
〜ミッション3パート6〜
その後、カービィ・カジカ・銀時・メタナイト・リュート・しらの6人がクリアする中、ミッションの残り時間が10分を切った。まだクリア出来ていないのはまりん・両津・のび太・たまえの4人。果たして間に合うのか…?
零「まさかダジャレが合い言葉なんて思ってもなかったよ。」
一足早くミッションをクリアした零は、やや疲れきった表情でエリアを歩く。しかし、彼女の近くからハンターが接近していた。
ハンター「…!」
零「ヤバッ!」
ハンターが追ってくるのに気づいた彼女は先ほどミッションで手に入れた無敵サングラスを装備する。これにより逃走者との見分けがつかなくなったハンターは別の場所に向かった。
零「あー危なかった。サングラスはまだ一個あるし、当分は捕まらないよね。」
アイテムのおかげで命拾いした零はこの場を後にした。
両津「なかなか同じランプの奴に遭遇しねーな。さっきから色んな奴らに当たってみるが、どいつもこいつも違う色の連中ばかりだったからな。」
出会った逃走者達に合い言葉を聞こうとしても違うランプを持つ逃走者ばかりだったためやや不機嫌気味の両津。そこにミッションをクリアしたカツオがやって来る。
カツオ「あっ、おじさん!ミッションはクリアしたの?」
両津「赤や黄色の奴ばかりに遭遇するから全然先に進まん!青色の奴は他に誰がいるか知らねーし。」
カツオ「僕青だよ。」
両津「本当か!?で、合い言葉は何だ?」
カツオは両津の耳元で合い言葉を言う。
両津「寒いって言っていたのはそういう事だったのかよ。」
カツオ「僕もそれを聞いた時は一瞬寒気がしたよ。」
合い言葉の内容にどん引きするカツオと両津だったが、ミッションをクリアする事に成功した。
一方
リノン「ターキーは最高だったな。(げふっ。)けどまだまだ食べ足りん…。」
出店で買ったターキーを完食したリノンだったが、今ひとつ満腹感がなく、どこか物足りなさを感じていた。そこにミッション1で共に燃料タンクを運んだまりんと再開する。
リノン「お前は確かまりんと言ったな。何か食い物を持ってないか?」
まりん「リノンちゃん、今いっぱい食べたら三ツ星シェフの料理食べられなくなっちゃうよ。」
リノン「腹ごしらえというやつだ。この前RAGEに教わった。」
まりん「(よく食べるね…。)」
リノンの驚きの食欲にびっくりする中、まりんは本題に入る。
まりん「ところでリノンちゃん。赤色の合い言葉知ってる?」
リノン「New Decadeの空耳だ。」
まりん「New Decadeって何?」
リノン「X2のボス曲の1つだ。まりんは知らないのか?」
まりん「ごめん。ポップンには無いから分かんないんだ。」
リノン「そうなのか?一部のフレーズが『かっこい〜〜♪』と聞こえるという事で有名な曲だが、このネタが合い言葉だ。だが曲自体はいい出来なのでいつか聞いてみるといい。」
まりん「ありがとう。」
リノンのおかげでまりんもミッションクリアに成功した。少し経つと、まりんは、再開出来たリノンと今一度会話が出来ないかと話しかける。
まりん「ねえ、もうちょっと何かおしゃべりしない?私、リノンちゃんの事もっと知りたい。」
リノン「ハンターがいつ来るか分からんから無理だ。」
ゲームに集中したいリノンはまりんの要求を断り、どこかに去っていった。
たまちゃん「あった!巻物だ!」
のび太「ありがとう。助かったよ。」
たまえは自力で巻物を発見し、のび太は合い言葉を聞き込み、ミッションをクリアする。これにより現在いる逃走者全員が強制失格を逃れる事に成功した。
ピピピピ
しら「『全員がミッションをクリアし、強制失格は免れた。』良かった。それにしても他の合い言葉は一体何だったんだろう。」
前半3つのミッションが終了し、今後のミッションに備えて気を引き締める逃走者達。そんな中コピアス運河内ではあるビッグイベントの準備が着々と行われていた。
(続く)