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*47*
〜ボーナスミッションパート3〜
〜続き〜
トラン「次はケーキに参りたいと思います。対戦相手はこびふくろうでーす。」
こびふくろう「ホー、ホー。(よろしく。)」
リノン「(かわいい…。だが、これは真剣勝負。加減はしないぞ。)」
エミ「リノンちゃん顔真っ赤。」
私「それじゃあスタート!」
リノン「(ガツガツ!)」
こびふくろう「(むしゃむしゃ。)」
スタートの合図と共に、リノンもこびふくろうも、ものすごい勢いでケーキをむさぼり、時間が経つにつれてお皿の数が積み重なってゆく。そのスピードはどちらも緩む事を知らない…。
セクトラル「大丈夫とは言ってもふくろうがケーキ食べてるよ。」
まる子「いいなー。ケーキいっぱい食べられて。」
マリオ(セクトラルさんの)「あの子小さいのによく食べるな。」
10…
9…
8…
7…
6…
5…
4…
3…
2…
1…
0…
(ピピー)
制限時間が過ぎると、リノンとこびふくろうのテーブルにはかなりの量の皿が積み上げられていた。1人と1羽が食べたケーキの量に周りは唖然となる。結果は…。
私「32対24でリノンの勝ち…。よってボーナス20万円追加…。」
リノン「(げふっ。)」
こびふくろう「ホー。(悔しい…。)」
リノン「マスター見てたか?私は勝ったぞ。」
リノンはモニターに向かって自分を生み出した主に勝利をアピールする。
リュート「リノンちゃんもそうだけど、それ以前に生み出した人もすごいな…。」
エミ「ああ見えて実年齢は1歳(と2ヶ月)なんだけどね。」
ハヤト「リノンちゃんはアンドロイドみたいだけど、一体どういう構造してるんだろう…。」
こうしてドーナツ・ケーキの大食い対決が終了し、残りはパフェのみとなった。
ヲタク大王「銀時頑張れー。」
トラン「洋菓子部門最後の対戦相手はねんごろねこでーす。」
ねんごろねこ「よろしゅう頼むでー。さすがに3連敗だけは阻止したいもんやなー。」
まりん「jubeatにも色んなキャラがいるんだね。」
リノン「(こいつもかわいい…。ゆびーとにはかわいい奴がいっぱいいるな。)」
しましま「大丈夫かな…?」
自分の扱う作品の作者であるしましまは固唾を飲んでモニターを見つめる。
トラン「ではスタート!」
開始の合図と共に両者はパフェに食らいつくがさすがに量があるからか、ドーナツ・ケーキと比べると食べるスピードは遅い。
カツオ「どれも美味しそうでいいな〜。」
のび太「見てるだけでもお腹がすきそうだよ。」
対決が始まって数分経った頃、しましまはある事に気がつく。
しましま「銀時の食べるペースが落ちてきちゃってるよ。」
ドラえもん「ええっ?」
そう、銀時の食べるスピードが遅くなってきていたのだ。一方のねんごろねこは一定のスピードを保ちながら次々とパフェを完食してゆく。
銀時(しましまさんの)「(さすがにこれはしんどいな…。)」
10…
9…
8…
7…
6…
5…
4…
3…
2…
1…
0…
(ピピー)
私「6対8でねんごろねこの勝利。よって賞金30万円減少…。」
相手より多く食べきれなかったため銀時の逃げ切った時の賞金が148万→118万に減ってしまった。
しましま「ありゃりゃ…。」
当麻(ヲタク大王さんの)「おーい。大丈夫かー?」
銀時(しましまさんの)「腹がいっぱいだ…。」
ねんごろねこ「お疲れさん。けど兄さんもいい食いっぷりやったで。」
銀時(しましまさんの)「ありがとな。」
ねんごろねこと銀時が健闘をたたえ合う中、リノンはただ黙々と残ったパフェの残骸を食べていた。
リノン「なかなかうまいな。(もぐもぐ)」
メタナイト「あれだけケーキを食べたのにまだ食べるとは…。」
たまちゃん「小杉並みに食欲あるね、この人…。」
次は和菓子!
(続く)