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プロローグ4 『さやこ、再びさらわれる!』
さやこランドでは朝になっていました。
さやこ「おはよう、ヒカリーノ。」
ヒカリーノは、朝から元気がありません。
ヒカ「・・・・・・。」
さやこ「どうしたの、朝から元気がないってどういうこと!?」
ヒカリーノは、昨日会ったロゼッタのことをつぶやいた。
ヒカ「ロゼッタ・・・。」
さやこはため息をつき・・・。
さやこ「はあ・・・ヒカリーノ、まだ、ロゼッタのことで頭がいっぱいなの?」
ヒカリーノは、何も答えられなかった。
ヒカ「・・・・・・。」
さやこは、ヒカリーノが持っている物に気がつきました。
さやこ「あれ?それ、どこで拾ったの?」
ヒカ「何か知らないものなんだ・・・。この鍵・・・。」
さやこ「・・・・・・。不思議ね・・・・・・。変わった鍵だ・・・・・・。」
ヒカ「僕には、関係がないんだ・・・・・・。良かったら、あげるよ・・・・・・。」
さやこ「本当?うれしいな・・・・・・。」
ヒカ「ああ・・・・・・、本当さ。(小声)でも、どうしてこんな鍵が?」
そのとき、背後から何かが出てきてさやこをさらった!
さやこ「キャ!」
ヒカ「さやこ・・・、あれ?さやこが消えた!?」
と、そのとき!!!
?(男)「ヒ、ヒ、ヒカリーノさん!」
ヒカ「どうしたんだ!!キノピオ!」
キノピオはアタフタだった。
キノピオ「さやこさんがいなくなったんです!」
ヒカリーノは思い・・・。するとヒカリーノは、あいつだと思った。
ヒカ「?!待ってよ!きっと、あいつのしわざかもしれないぞ!行こう!」
ヒカリーノは、もうダッシュしていった。
キノピオ「がんばってください、ヒカリーノさん!」
しばらくして・・・。
ヒカリーノは人数を確認した・・・。
ヒカ「みんな集まったか?」
ヒカリーノは、タマゴッチたちやエドたちをそろうのを待っていた。
マメッチ「はい!大丈夫です!メメッチさんも、クチパッチさんもいます。」
ウラマメ「こっちもちゃんといますな〜。」
エッド「もちろんです、ヒカリーノさん!」
ウラさやこは遅れてきて・・・。
ウラさやこ「遅れてごめんなさい!大丈夫?」
ヒカリーノは大丈夫だった。
ヒカ「もちろんさ!よし!みんながそろったところで、あいつの城に行くぞ!」
ヒカリーノ以外「おー!」
ウラさやこ「お、お・・・。(なんか違う気がする・・・。)」
ここは、イジワルさやおキングのお城・・・。
イジ「よし!皆のもの!今日は、俺たちのピクニックだ!」
イジワル族「やった!ピクニックだ!」
イジワルさやおたちも大喜び!
イジワルさやおキングも喜んで・・・。
イジ「フフフ、たまにはイジワルをお休みして楽しくしたいぜ!」
すると、ウライジワルさやこがたずねてきて来ました。
ウライジさ「イジワルさやお父さん。イジワルさやおがいません!」
イジ「確か『俺は、魔法の本を取りに行ってくる!それまでは待ってろ!』といってた。」
ウライジワルさやこクイーンは心配そう・・・。
ウライジ「それにしても、イジワルさやお・・・遅いな・・・。」
イジさやJr「いったい何か起こったのかな?」
そのとき!ヒカリーノの声がした。
ヒカ「イジワルさやおキング!!」
イジ「?!」
近くには、ヒカリーノが立っていた。
イジ「どうしてここに来た?」
ウラマメ「城のドアが開けっ放しだったし、イジワルさやおキングたちの間抜けだ!」
イジ「なぬ!?イジワルさやお!開けっ放しに出かけるな!」
イジワルさやおキングは、何回も足を慣らした。
ヒカ「そんな事より、さやこを返せ!」
イジ「? はあ?俺は、ただピクニックに行くだけだ・・・。それに・・・俺何にもしてないぜ。」
ヒカ「じゃあ・・・、誰がやったの・・・?」
さやこの声「ヒカリーノ・・・・・・助けて・・・・・・。」
さやこが現れた。
ヒカ「?!さやこ!?」
?(男)「フフフ・・・、久しぶりだな・・・・・・ヒカリーノ。」
ヒカ「お、お前は・・・タ・タ・タ、タブー!」
タブー「久しぶりだ!ヒカリーノ、さやことトゲッチはおりの中だ。」
トゲッチ「ゲッ!俺たちを利用するな!」
ヒカ「二人に何する!?」
ヒカリーノは、攻撃をしたが不思議なバリアではじいてしまいました。
ヒカ「うっ、何だこれは!?」
タブー「ヒカリーノは、ここで寝てろ!」
タブーは、眠りの魔法をヒカリーノに浴びせた。
ヒカ「うわっ!ううっ・・・。」
ヒカリーノはあっという間に深い眠り・・・。
ウラさやこ「ヒカリーノ!」
イジ「どうしてくれるんだ!せっかくのピクニックが台無しになったではないか!」
タブー「イジワルさやおキング、実はお前も必要なんだ!!」
イジ「?!俺様が???」
タブー「そのとおりです。さあ、いくぞ!」
ヒカリーノ以外「うわああああああ!」
ヒカリーノ以外は、なぞのブラックホールに吸い込まれました。
タブー「さて、これで十分だ・・・。さて・・・、あそこに行くか・・・。」
プロローグ5に続く・・・。