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*4*
ガシャーン・・。ガシャ、ウィーン・・ガコン。
「うわっ、うるせぇ!」
ウソップが耳を塞ぐ。
「あぁ、マジでやべぇな・・・。」
フランキーはまだ工場に圧倒されている。
・・・と、工場とは全く別のものに目が行った。
「おい、おめぇ・・。」
社員を呼び止める。
「その、尾みてぇなヤツァ・・・。ここの工場に何か関係あるのか?」
ウソップもそれに気づき、
「ほんとだ!何だ?それ。」
と、触ろうとしたとき、
「さ、触らないでください!!」
「あ、すまん・・。」
社員に、怒鳴られた。
「じゃ、オレらはもう行くわ。ありがとな。」
「えっ!もう行くのか!?まだいてぇよ〜!」
ウソップが駄々をこねるが、フランキーは軽々と持ち上げ、工場の出口を目指した。
「こちらこそ。ありがとうございました。」
ウソップの「まだ居たい、まだ居たい」という声が聞こえたが、すぐに
見えなくなった。
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