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*4*
第4話 生活
リュックの中を見ると水だらけだった。おそらく津波の影響で水が入ったんだろう。がっかりしていたら子供たちが話しかけてきた。
「お兄ちゃん、何がっかりしてるの?」
7歳ぐらいの女の子だ。
「いや・・・」
「がっかりしないでよ。私までがっかりしちゃうじゃん」
というとその子の親っぽい人がやってきた。
「すいません。この子は話好きなんで・・・」
「いいですよ。楽しいですし。」
「すいません私と話ませんか?」
明らかによけている。まあいいが。
「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
この人と顔見知りになった。
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