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*8*
第7話 別れ
家は俺の家より悲惨な感じだった。周りにはビルがあってそれが倒壊しているのが家にあたり、二次被害が出たのだ。
無我夢中だったのでそれに気づかずに、跡地をあさった。
しばらくすると手が臭くなってきた。なんだろうと思い下を覗いた。
そこには腐死体があった。路地裏に家があったのでみんなが忘れていたのか。
よく見ると友達だった。分かってはいたけどやはりショックだった。
高台に戻った。遥がいた。
「また落ち込んでいるの?」
「・・」
「まあいいよ。」
「・・・」
話すのがめんどくさくなった。
鬱になった。
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