完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

――放課後ロックンロール。ヒステリック姉さん再び。
作者: チョコ★ ◆.zuTcWIMPg  (総ページ数: 112ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~

*101*



チリリリリ……



「うわぁぁぁぁぁぁぁああ」
私は飛び起きた。


「遅刻だよ完全遅刻!!!」
これも、萌依と斉藤のせいだ!!
2人でちょっとおかしいこと言い合ってたから夜うなされて眠れなかったんだぁぁああ

「行ってきまぁあす!!」

あぁ〜どうしよ〜
なんて言い訳しよう〜本当のこという?それともうそつく??

「あぁぁぁぁあああどっちにしろいそがなきゃぁぁああ」


もう死にたいような思いで走り続けていると相原に会った。

「よっ!!いるか!!」
「何のんきにしてんのよ!!遅刻するわよ!!!」

「うん。俺、遅刻する。」
「は?!」
私は、キキキーッと効果音が出そうな勢いでとまった。
いや、音出なかったけどね?


「俺と一緒に遅刻すればおこられないぞ」
「え、それ本当?!」
「うん。神に誓って」
相原は手で肩と額と胸を触り十字架を作った。

「おい。それかなりきもいぞ」
「まぁまぁ。とにかくゆっくりで大丈夫!」
「わ、わかった・・・」
そういうわけでゆっくり学校へ行ったわけですが。



「橋口!相原!遅れすぎだぞ!!」
先生が私たちに怒鳴る。
いや、現に今起こられてますけど?

でも相原は動じない。
「なんで遅刻したんだ?」


「遅刻してみたかったんです。」

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
相原はニヤニヤしているが面白くないです、はい。


「そこはもっと面白いこといおうよ〜!!」
私がいうと、相原は膨れたように私を見た。

「どういう感じ?」
「ふふん♪」

じゃあ、1シーン前にさかのぼって下さい!!
めんど((byチョコ★


「橋口!相原!遅れすぎだぞ!!!」
先生が私たちに怒鳴る。

「わ〜すごい本当にさかのぼれるんだ」
さめたようにいう相原。

そこはだまっとこうよ??

「なんで遅刻したんだ?」

よし!私の出番!!


「ちょっとあの世に行ってました。」

「・・・・・・」
「・・・・・・」

「橋口ふざけてんのか?」

「え、うけない?じゃあ・・・」


「向かい風がひどくて進めませんでした。」


え、うけない?
笑おうよ!そこはハッピールンルンで笑おうよ!


くそっ

「最初の学校なので最後にきて見ました。」


「・・・・・放課後居残り」

「うわぁぁぁあぁぁぁぁぁああああああ」
ちょっと!先生最後らへん投げやりに言ったよね?!
可愛い生徒の話聞いてなかったよね?!

「先生、仕事放棄はいけませんよ!!」
「う、うるさい!!」
「あ、先生真っ赤になってます。
まさかとは思ってたけど本当に仕事放棄してたんだぁふぅ〜」

「なっ・・・!今日から一週間トイレ掃除と居残り一ヶ月だ!!
分かったらさっさと出て行け!!」

もとはといえば、めいと斉藤が悪いと思うんだが。。。

いや、もはやすべてお前のギャグのせいだなbyめい&斉藤

100 < 101 > 102