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――放課後ロックンロール。ヒステリック姉さん再び。
作者: チョコ★ ◆.zuTcWIMPg (総ページ数: 112ページ)
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*20*
■第6章■
「「・・・・・お前ってスゲぇぇぇぇぇ!!!!!!」」
「・・・やっちゃった。」
「「え?」」
斉藤と新汰のきょとんとした声。
「・・・やっちゃった。」
「「何が?」」
「ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
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菊池side
「ざけんなよ?お前らみたいなのにギャーギャー、ギャーギャー
騒いでるやつは世界一嫌いなんだよ、消え失せろ」
え・・・・?
今・・・、今あいつなんていった・・・?
あの、純粋で世間をしらない可愛くてバカなあいつが・・・。
怒った?
信じられない。
十秒後、オレはこう思った。
・・・かっけ〜〜〜〜〜〜〜!!!
なんだあいつ!
「「・・・・・お前ってスゲぇぇぇぇぇ!!!!!!」」
あ。
ハモってしまった。
「・・・・・やっちゃった。」
は?
「・・・・・やっちゃった。」
どういう意m「ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
あいつは怪物のような、犬のウ○コを踏んでしまったような、
そんな甲高い声で叫んだ。
「ハァ、ハァ、ど〜しよ!!ど〜しよ!!クラリネット壊しちゃった
的にやばいよ、アァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
あんなに大勢な女子に見られてたからいつかは仕返しされる、
ハァ、ハァ、だれか助けて!!ねぇ、助けてぇぇぇぇ〜〜!!!!」
一気にしゃべった後、アイツはぶっ倒れた。
「「だいじょぶか?」」
おれは思った。
ホントに可愛くて
バカだな。
☆続く☆
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