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――放課後ロックンロール。ヒステリック姉さん再び。
作者: チョコ★ ◆.zuTcWIMPg  (総ページ数: 112ページ)
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 イッツ ア すいか割り〜♪


「着替えてきたよ・・・ってか何そのスイカ!でかっ」

「だろ?宿のおばさんが届けてくれた。」

斉藤はスイカをポンっとたたいた。

「ってことは〜〜〜〜??」

「・・・スイカ割りか。」

「ピンポーン!」

私ははしゃいだ声を出した。



「右右右!いやぁ違う!」「もっとあっち!」
「左いけ!」「そうそのまま!」

いろんな方向から声がする。

私は、今目隠しをしていて何も見えない状態。

歩き回ってるうちに足がほつれて・・・・

「きゃあっ」

―――ドサッ

倒れてしまった。

けど痛くない・・・。

目隠しを片方めくるとそこには高井が・・・

「あんま無理すんなよ」

高井はよっこらせと起き上がった。

「ありがとう」

「別に・・・///」

高井はテレながら言った。

「飯、早くいかねえとなくなるぞ。」

「あ、うん」

私は砂を払って立ち上がった。

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