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――放課後ロックンロール。ヒステリック姉さん再び。
作者: チョコ★ ◆.zuTcWIMPg  (総ページ数: 112ページ)
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「う〜ん…。」

私は鉛筆を加えながらうなった。

ピアノを弾いてみる。

「…あ〜♪…」

「うわぁぁぁぁぁ」

私は頭を抱え込んだ。

ピーンポーン♪♪

「あ〜もうっ、さいな」

私はでででと階段を下りて行った。


ーガチャッ

「はい。」

「あ〜もうっ、さいな」

目の前には部活の野郎たちが私の真似をしてたっていた。

「何っ?!今取組中なんだけどっ」

私がヒステリックに叫ぶとみんな手を挙げた。

「うわぁ、誰かさん、超機嫌良い」

「笑顔がたまんない」

高井、菊池、斉藤はわざとらしく皮肉った。

が…相原だけは「うわ〜、ヒステリッ」と叫んだ。

さすがKY。やるな。

「っで、何の用?」

「あ〜、それがねお前歌つくんのに苦戦してるかなって思って。

応援しに来た。はいアイス。」

応援ネェ、何をしてくれるのかな野良犬ども。


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