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――放課後ロックンロール。ヒステリック姉さん再び。
作者: チョコ★ ◆.zuTcWIMPg  (総ページ数: 112ページ)
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萌依side 幼少期

「いるかぁ」
あたしはいるかを呼んだ。

「なあに、めーちゃん」
もう、そのいるかが可愛くて仕方がないこと!

ますますいじめたくなっちゃうねw

「今日のご飯はピーマンとピーマンご飯とピーマンジュースだよ♪」
あたしがいうといるかは笑った。

でも、一瞬死んだような顔をしたのを見逃さなかった。

「えへへうそだよねえ、めーちゃん?」
いるかはどんどん涙声になってきている。

はい、そうです。

いるかはピーマンが嫌いです。

たとえ、教育テレビで『ぴーまんっ!』ってアンパンマンみたいなのが出てもリモコン投げるね。

「うそじゃないよぉ?いるか、ちゃんと食べてね?」
あたしは精一杯何気ない風にいった。
本心、机たたいて笑いたいんだけど。


それじゃあレッツクッキング☆(悪魔のような笑いで)

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