完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~
*23*
3人が話していると、
ーゴォォォォッー
「!何!?この音!!」
「まさか………海王リヴァイアサンが目覚めた………?」
「海王リヴァイアサン?」
リクが問うとルリィは頷いた。
「海に住む魔物………大津波や、渦を巻き起こす危険な魔物よ。」
「なんでそんなのがここにいる!?」
「わからないわよ!!けど……このままじゃ全員……」
飲み込まれるわ。ルリィの言葉に全員凍りついた
ルリィとリコはまだしも、リクが一番危険だ。
何せリクは人間、息がどれだけ続くかわからない。
「………仕方ない《あの歌》を歌うか………」
「姉様………?……!あの歌ってまさか!!」
「?」
なんのことかわからないリクの元に小さなガラスの玉が渡された。
「それで耳せんをして!!この歌まともに聞くと、神経をやられるわよ!!」
そして、二人が耳せんをしたのを確認するとある歌を歌い始めた。
PR