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*35*
〜次の日〜
「(一体…誰がリヴァイアサンの封印をといたのかしら………)」
ルリィは、陸で考えていた。
「(リクが言ったことも考えられる。けれど、どうして目覚めさせたの
かしら…)」
わざわざ、リヴァイアサンの封印をといて連れてこなくても、津波を起こさせることなどできるのだ。
「………鈍いプリンセス様だなぁ。」
海の底で黒い瞳の少年がそうつぶやいた。
「ルリィ…」
「……リク…」
「リクー?一体何……え?」
「リク?誰?紹介したい人って………えッ…」
リクの後ろから茶髪の男の子と赤毛の女の子が来た。
私のことを見て驚いたらしい。
それもそうか、今の私の姿マーメイドだもん。
「「人魚?」」
クスッ…
「はじめまして。私は、マーメイドプリンセスルリィって言うの
よろしくね。」
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