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作者: みるく (総ページ数: 39ページ)
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〜9〜相談1
理「いらっしゃいっ!カオリ。」
理子さんが電話すると10分もたたんうちにカオリさんが来た。
カ「こんにちは^^花ちゃん。理子さんじゃまするけぇ。」
一言カオリさんは言ってリビングに行った。
カ「で、相談ってなんじゃ?」
さっきまで理子さんが座っていたソファーにカオリさんが座って言った。
理「相談ゆうのは花ちゃんの事じゃけ。」
花「え、ウチ相談なんかっ...ないですよ。」
うそ、本間はある。翔君の事。
そう思っているとカオリさんと目があった。
カ「花ちゃん..本当はあるんじゃろ?」
にやっと笑われた。
「目がそういっとる。」なんてカオリさんに付け足されて何も言えなかった。
花「...。はい。」
もう諦めた。
カオリさんやたぶん理子さんも分かってると思うし。
理「花ちゃん!カオリに相談聞いてもらい。なんか良い事が分かるかもじゃけぇ」
ポンっと理子さんに肩を押された。
押された衝撃で理子さんの横からカオリさんの前まで来た。
花「あの..。カオリさん..。」
カ「どうしたん..?」
笑顔で答えてくれるカオリさん。
花「し、翔君の事..ぉ、、、ぉ、、///」
顔が赤くなってるのは自分でもわかる。
カ「花ちゃん..。ちょっと待って」
カオリさんが急に真剣な顔になった。
どうしたんだろ..?
カ「花ちゃんが言う..その『翔君』ってもしかして...」
理「そのもしかしての翔じゃよ(笑)」
理子さんが付け足す。
カオリさんが驚いてウチの顔を見た。
カ「翔さん...?龍覇王の...?」
花「あ、はい///」
少しカオリさんが黙ってる。
どうやらカオリさんは『翔さん』って呼んでるらしい..。
ウチ..『翔君』なんてなれなれしく呼んじゃっていいんかな.。
そんな事を考えているとカオリさんが突然声を上げた。
花「カオリさん!?」
カ「花ちゃんって翔さんと知り合いじゃったんか!????」
さっきよりもびっくりしてる..。
って今気づいたんや(笑)
理「ありゃりゃ..。」
理子さんも椅子に座って苦笑い。
ついていけないカオリさんにはちょっと説明が必要みたい(笑)
つづく...