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暴走族な彼。 ≪完結≫
作者: みるく  (総ページ数: 39ページ)
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*11*

〜9〜相談1

理「いらっしゃいっ!カオリ。」

理子さんが電話すると10分もたたんうちにカオリさんが来た。

カ「こんにちは^^花ちゃん。理子さんじゃまするけぇ。」

一言カオリさんは言ってリビングに行った。


カ「で、相談ってなんじゃ?」

さっきまで理子さんが座っていたソファーにカオリさんが座って言った。

理「相談ゆうのは花ちゃんの事じゃけ。」

花「え、ウチ相談なんかっ...ないですよ。」

うそ、本間はある。翔君の事。

そう思っているとカオリさんと目があった。

カ「花ちゃん..本当はあるんじゃろ?」

にやっと笑われた。

「目がそういっとる。」なんてカオリさんに付け足されて何も言えなかった。

花「...。はい。」

もう諦めた。

カオリさんやたぶん理子さんも分かってると思うし。

理「花ちゃん!カオリに相談聞いてもらい。なんか良い事が分かるかもじゃけぇ」

ポンっと理子さんに肩を押された。

押された衝撃で理子さんの横からカオリさんの前まで来た。

花「あの..。カオリさん..。」

カ「どうしたん..?」

笑顔で答えてくれるカオリさん。

花「し、翔君の事..ぉ、、、ぉ、、///」

顔が赤くなってるのは自分でもわかる。

カ「花ちゃん..。ちょっと待って」

カオリさんが急に真剣な顔になった。

どうしたんだろ..?

カ「花ちゃんが言う..その『翔君』ってもしかして...」

理「そのもしかしての翔じゃよ(笑)」

理子さんが付け足す。

カオリさんが驚いてウチの顔を見た。

カ「翔さん...?龍覇王の...?」

花「あ、はい///」

少しカオリさんが黙ってる。

どうやらカオリさんは『翔さん』って呼んでるらしい..。

ウチ..『翔君』なんてなれなれしく呼んじゃっていいんかな.。

そんな事を考えているとカオリさんが突然声を上げた。

花「カオリさん!?」

カ「花ちゃんって翔さんと知り合いじゃったんか!????」

さっきよりもびっくりしてる..。

って今気づいたんや(笑)

理「ありゃりゃ..。」

理子さんも椅子に座って苦笑い。

ついていけないカオリさんにはちょっと説明が必要みたい(笑)

                        つづく...

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